2018年5月26日 (土)

ネックストラップ・ループアンテナ受信テスト@NRT/JL782/HNL/JL781

 先日作ったネックストラップ・ループアンテナをハワイ旅行で使ってみました。

 ハワイ便の航空会社は受信機の使用が禁止されていることが多い(主に外国航空会社)のですが、今回はJALだったので、GNSS(GPS等)やSDR等の受信機が利用できました。

 受信環境
  アンテナ:自作ネックストラップ・ループアンテナ
  チューナ:DVB-T+DAB+FM USBドングル (R820T+RTL2832U) 改
    スマートフォン:Covia Fleaz Que(CP-L45s)
    SDRアプリ:RadarSick+RadarMaps(ADS-B用)

  受信場所
  成田国際空港(NRT)
    JL782(NRT-HNL)
  モアナ・サーフライダー(Waikiki)
    ダニエル・K・イノウエ国際空港(HNL)
    JL781(HNL-NRT)

  超手抜きで略略写真のみです。

-------------- NRT --------------
【成田国際空港(NRT)】Gate 62
01nrt_g62_jl782_1

02nrt_g62_jl782_2

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【ADS-B受信テスト@NRT】
05nrt_adsb_radarmaps_1

06nrt_adsb_radarmaps_2

 30km程度までは受信できているようです。

【GoogleMapsのTimelineで見たJL872のタキシングと離陸の様子】
07googlemaps_timeline_1

08googlemaps_timeline_2

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【GPS Essentialsによる測位】(ホノルル接近中)
10jl782_hnl_app_gps_essentials

【ホノルル接近中の搭乗機のADS-B信号】
11jl782_hnl_app__adsb_radarstick


12jl782_hnl_app_radarmaps

 ハワイ島では噴火のために飛行が制限されているエリアもあるようですが、ホノルルがあるオアフ島より300km以上先なので影響はないようです。

【ホノルルのホテル(Moana Surfrider)でADS-B信号を受信】
13moana_surfrider_gps

14moana_surfrider_adsb_radarstick_a

15moana_surfrider_adsb_radarstick_a

  島内線の機材(アロハ・エア・カーゴ N301KH)しか見えていません。
 窓が南向きなので、主要路線の機材に対しては受信条件が悪いのかもしれません。

-------------- HNL --------------
【ダニエル・K・イノウエ国際空港(HNL)】

17daniel_k_inouye_international_a_2

ローマ字に引っ張られてInoueと書きそうになります。

【 免税店の前のベンチで受信中】
18hnl_dfs_adsb_radarmaps

19hnl_g17_adsb_radarstick_n92ng_thr

20hnl_g17_adsb_radarmaps_n92ng

  免税店の前のベンチで受信。受信環境が悪い割には結構受信できています。
 高度が確認できる4機の中の3機がon groundとなっています。
 on groundの機材の座標が変ですが、成田でも同じような状態になるので、そのような仕様?
 但し、基準となる座標は、アフリカだったり中近東だったりするので、どのようになっているのかわかりません。

【HNL_G17_JL781】 
21hnl_g17_jl781


 駐機中に搭乗機のADS-B信号が受信できるではないかと思ってRadarStickの画面を見てみると、自機の信号は見えませんが、RadarStickのSメータが振り切れるような強い信号が受信されています。
 機材の登録番号を見ると、N174DZ となっています。
22dal599_n174dz_adsb_radarstick_thr

 機窓から外を見ると、丁度Delta航空の機体がタキシングしています。
 もしかしたらこの機材の信号を受信しているのでないかと思って機材に表示されている登録番号を確認すると"N174DZ"となっています。

23dal599_n174dz_1

24dal599_n174dz_2


25dal599_n174dz_3

 スマホのRadarStickの画面に表示されている登録番号と同じです。
 目の前を通過している機体のADS-Bを受信したのは初めてでした。

 肝心の搭乗機のADS-B信号ですが、今までの経験では離陸前は送信されない場合があるので、離陸後に再度確認してみました。

--------------JL781 --------------

【GPS Essentialsによる測位】(ホノルル離陸直後)
26hnl_jl781_inflight_gps


【搭乗機(JL781)で受信したADS-B信号】
(12:57)
27hnl_jl781_inflight_radarstick_1

28hnl_jl781_inflight_radarmaps_1

 離陸直後から受信できるようになりました。
 搭乗機を含めて飛行中の2機と地上の2機が見えます。

(12:59)
29hnl_jl781_inflight_radarstick_2

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  地上の機材は見えなくなりました。

(13:00)
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32hnl_jl781_inflight_radarstick_3

  搭乗機しか見えなくなりました。

【HNL-NRT】
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 搭乗機の信号が受信できるのは当然かもしれませんが、空港の建物内でも、ある程度受信できているので、空港での出発待ちや飛行中の暇つぶしに少しは役に立つかもしれません。

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2018年5月20日 (日)

IDカード用Edy付きネックストラップを作ってみました

 仕事場ではIDカードとEdyカードの両方が必要であるため、両方のカードをそれぞれ別のカードケースに入れて、ネックストラップにぶら下げて使っています。
 供与される標準のカードケースは硬質プラスチック製なので、2枚重ねると結構厚みと重みがあるし、使い勝手もあまりよくありません。

 最近、コイン型のEdyがあるのを知ったので、これを使ってカードケースをID用の1枚だけに減らしました。

  Edyを単体で購入したかったですが、Amazonでは見当たらなかったので、Edy付きのバンドを購入してEdyの本体部分を取り外しました。
 なお、商品紹介のページでは、Edy付きバンドとEdy用バンド(Edy無し)が同じように並んでいることがあるので要注意です。

【イーマネーバンド/コイン型Edy】
Edy_1_2Edy_2

Edy_3Edy_4


Edy_5

 
  IDカード用ネックストラップにEdyを取り付ける仕組みは非常に簡単で、100円ショップで買ってきた「伸縮リール付ネックストラップ」(412-NSK)のリールの部分にコイン型Edyを両面接着テープで貼り付けるだけです。

 ねじなどで機械的に固定している訳ではないので、接着剤の経年劣化や低温硬化で剥離して落下する危険性があります。
 このため今回は屋外用の強力接着テープを使ったので一寸厚くなりましたが、Edy≒現金なので安全性を優先しました。


【IDカード用Edy付きネットストラップ】
Idedy_1


Idedy_2

【Edyの内容を読み取っている様子】

 スマホのNFCリーダで読み取ってみました。
 新品なので「未使用」となっています。
 アプリによっては「¥0」と表示される場合もあります。

 カードが1枚になったので、すっきりしましたが、本当に使い勝手がよくなっているかどうかは、しばらく使ってみないと判りません。

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2018年5月 7日 (月)

スマホSDR用ネックストラップ・ループアンテナ

 航空機を利用して移動する際には、機内で受信機の使用が許されている場合(外国航空会社は禁止の場合が多い)には、スマホ(Fleaz Que等)に入れたSDR TouchでATCを受信したり、RadarStick+RadarMapsでADS-Bを受信して暇を潰しています。

 SDR用のチューナとしては、DVB-T+DAB+FMチューナドングル (R820T+RTL2832U) を使っています。
 アンテナは自作のネックストラップアンテナを使用しています。
 最初は、単純にビニール被覆電線を使用しましたが、その後、同軸ケーブル(1.7C2V)を使用したスリーブアンテナもどきに変更しました。
 しばらくこれを使っていたのですが、なんとなくノイズやスプリアスの影響で受信特性が劣化しているような感じがします。測定した訳ではなく、単なる体感特性です。

 耐ノイズ特性を改善する簡単な方法が何かないかと調べていたら、以下の記事を見かけました。
 
  ループアンテナに関する考察
  スモールループアンテナはノイズに強い 
  http://member.tokoha-u.ac.jp/~kdeguchi/hobby/radio/loop2.html

 ここには、「家庭内から発生する雑音のほとんどは,近傍の電界成分が強い電界型の雑音と考えられます. このため,ループアンテナはアンテナ近傍から発生する雑音の電界成分を拾わないアンテナということになります.」と書いてあります。

 この考え方がネックストラップアンテナに適用できるのかどうかは判りませんが、作るのにそれ程手間が掛るものでもないので、ループ型ネックストラップアンテナを作ってみました。

 材料
  100円ショップのネックストラップ(中空偏平のもの) 
  同軸ケーブル (1.7C2V等、長さはネックストラップの全周長に対応)
  アンテナプラグ (チューナ付属のアンテナのものを流用)

 ループアンテナなので同軸ケーブルの必要はないのですが、或る程度剛性があった方が、開口面積を確保しやすいので、心線と外皮シールドをパラに接続し、ケーブルの両端を同軸コネクタの心線電極と接地電極にそれぞれ接続してループを形成しました。

Neckstrap_loopantenna_for_smartphon

Neckstrap_loopantenna_for_smartph_2

Neckstrap_loopantenna_for_smartph_3


 スリーブアンテナとループアンテナの受信比較実験をしてみました。
  左がスリーブアンテナとSH-01Fの組み合わせ、右がループアンテナとFleaz Queの組み合わです。
 SDRアプリはRadarStick+RadarMaps、受信場所は2F南側窓際です。

Neckstrap_sleeve_ant_left_vs_neckst

Neckstrap_sleeve_ant_left_vs_neck_2

Neckstrap_sleeve_ant_left_vs_neck_3


 アンテナの設置方法がいい加減なので、概略の比較しかできませんが、識別機体数、座標確定機体数、パケット受信数はループアンテナの方が良好でした。

 現時点では、ADS-B(1090MHz)に関しては特に問題はないようですが、他の周波数での特性は未確認です。
 また、実際の巡航中の機内(ノイズだらけです)での挙動は不明です。
 そのうちに実験してみたいと思います。

【関連内部リンク】
2015年10月10日 (土)
スマホSDR用にネックストラップ型アンテナを作ってみました
http://kenshi.air-nifty.com/ks_memorandom/2015/10/sdr-7dfb.html

2015年12月 2日 (水)
SDR用ネックストラップアンテナ(Sleeve Ant Ver.)
http://kenshi.air-nifty.com/ks_memorandom/2015/12/sleeve-ant-ver-.html

2016年7月 7日 (木)
SDR用DVB-Tチューナを改造(USB直結、アンテナコネクタ方向変更)
http://kenshi.air-nifty.com/ks_memorandom/2016/07/sdrdvb-tusb-b06.html

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2018年5月 3日 (木)

Finow X5 AirをRoot化してGPS受信地をAsia-Japanに設定しましたが・・・

 Finow X5 Air(MT6580)はGPS(GNSS)受信特性が悪いので、改善策を試行錯誤中です。
 ネット情報を見てみると、素の状態での改善は難しいようで、Root化してシステムデータを弄る改善案がいくつか見受けられます。

  一寸情報が古いですが2013年頃の記事を見ると、mtkgps.datの更新やEPO(Extended Prediction Orbit)データのダウンロードに関するものが多いです。
 必要なツールとして"Mobileuncle MTK Tools"が挙げられているのですが、これが一寸曲者で似たような名前のものが沢山あり、しかも怪しそうなものも多いです。
 幾つか試してみましたが、適正に動作するものを見つけることができませんでした。
 
 改善の別の手段として、受信地を手動で設定する手があるようです。
  昔、オーストラリアに遊びに行ったときに成田から3000km程度離れている位置で、GarminのeTrex Legendで測位しようとして、機内で1時間程度窓に押し付けていても全く測位できなかったものが、現在地(機内ビデオの飛行情報で確認)をポインタで指定したら数分で測位できたことがあります。
 もしかしたら、Finow X5 Airでも効果があるかもしれないと思って”FasterGPS”(要Root化)で受信地を設定してみることにしました。

【KingRoot】
1_kingroot

【Rooted】
2finow_x5_air_rooted
(今までもこの表示までは来たことがあったのですが・・・)

【ROOT】
3root

(今回はRoot化できているようです)

【FasterGPS】
4fastergps

【Asia-Japan】
5asiajapan

【GPS TEST (no fix)】
6gps_test

  Finow X5 Airを30分程度ベランダに放置してみましたが、残念ながら全く受信できませんでした。
 この改善策は効果が無いようです。

 取り合えずRoot化は出来ているようなので、他のツールを試してみるつもりです。
 ゴールは遠そう・・・

【参考外部リンク】
 How to Fix Slow GPS Lock on Mediatek MT65xx based Smartphones
 November 27, 2013
 https://www.cnx-software.com/2013/11/27/how-to-fix-slow-gps-lock-on-mediatek-mt65xx-based-smartphones/

 How to fix poor GPS on Mediatek phones
 July 23, 2013
 https://www.gizchina.com/2013/07/23/how-to-fix-poor-gps-on-mediatek-phones/

 Get your MTK6589 GPS Working - Method B
 http://www.chinaphonearena.com/forum/Thread-Get-your-MTK6589-GPS-Working-Method-B

 GPS Fix for Chinese Smartphones without EPO and AGPS
 Jun 10, 2014.
 http://vondroid.com/threads/gps-fix-for-chinese-smartphones-without-epo-and-agps.23995/

  Fix GPS Problems - China Smartphone Review
  2013/02/10
  http://www.chinasmartphonereview.com/fix-gps-problems/

 MTK GPS and EPO solution - XDA Forums - XDA Developers
 25th June 2013
 https://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=2337664

  Make MTK Devices GPS Work (mt65xx ANDROID gps fix)
  http://bosboy.blogspot.jp/2014/01/make-mtk-devices-gps-work-mt65xx.html

  [FAQ18702][GPS]What is EPO and how to get it?
  6th April 2017 - MT2523
  https://labs.mediatek.com/en/faq/FAQ18702

  中華スマフォのGPS感度を改善してみた: 斜め上の日常
  2013年11月 9日
  http://ironical.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/gps-5ebf.html

「Lenovo A820」その2  GPS有効化
  2013/08/14
  http://kgoto.net/modules/wordpress/?p=671

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2018年4月29日 (日)

FINOW X5 Airが充電不能になったため応急処置

 FINOW X5 Air(Android Watch)のGPS(GNSS)の調子が悪いので、どうにかならないものかと思って試行錯誤しています。
 ネット情報によれば、Root化が有効なようなので、いくつかのRoot化アプリを試してみましたが、Rootedの表示が出るところまでは行きました。

【Rooted(?) FINOW X5 Air】
Rooted_finow_x5_air_1Rooted_finow_x5_air_2


 ところが、そのうち勝手に非Root状態に戻ってしまいます。

 現状では、Root化は当方の手に余るようですし、別の問題もあるようなので、とりあえず棚上げにして別の手段を考えることにしました。

 今までの経験では、購入直後は衛星の捕捉性能が悪くても、長時間かけて一旦測位可能な状態になると、それ以降は捕捉性能が改善されることがあったので、FINOW X5 Airに外部バッテリを接続して、ベランダのフェンス側に放置してみました。
 設置したときは日陰だったのですが、数時間後に確認してみると直射日光を浴びて相当熱くなった状態で電源が切れていました。
 電源ボタンを押してもオンにならないので、バッテリが切れたようです。

 充電しようと思って、充電用マグネットアダプタを接続したのですが反応がありません。
 通常であれば、画面に充電中のマークが表示されるのですが、何も表示されません。
 念のために充電電流を測定してみると、アダプタを接続した瞬間に500mA程度の電流が流れるのですが、すぐに電流が流れなくなります。
 何回か繰り返してみましたが、似たような挙動です。
 接続後に数分間放置してみましたが、状況は変わりません。

 充電不良の原因としては、下記のブログに書いてあるように、USBケーブルの不良や、アダプタ・裏蓋間の接点の接触不良が疑われますが、通電テストや目視確認のレベルでは、断線や電極酸化の状況は見当たりません。 
 USBケーブルや外部接点が原因ではないように思われます。

  Gearbest
  FINOW X5 3G smartwatch phone charge & boot problems
  2017-08-02
  https://www.gearbest.com/blog/how-to/finow-x5-3g-smartwatch-phone-charge-boot-problems-1852

 他の原因としては、充電回路の故障、保護回路の故障、バッテリ自体の不良が考えられますが、どれもハードウエアが絡んでいる可能性があるので、簡単には対応できない感じがします。
 もし文鎮化しているとすると、更に面倒なことになりそうです。

 FINOW X5 Airを購入したのが昨年の12月だったので、約4ヶ月遊べたことになります。
 工数をかけて再度利用できるようにするか、このままあきらめるか迷いますが、復元は難しいような感じです。

 一寸高いおもちゃでしたが、好奇心はある程度満足されたので、これであきらめようと思ったのですが、最後の努力(あがき?)をしてみました。
 以前、FINOW X5 Airに中華電信のSIMを装着するために、裏蓋を開けたことがあるのですが、裏蓋側の電極とと基板側の電極がコイルスプリングによる圧接構造になっており、コイルの圧縮力で電気的接続を行っているような構造でした。

【FINOW X5 Air基板】
Finow_x5_air_charge_contact


  このような圧接により電気的接続を実現している場合には、外力や高温による変形で接触不良が発生する可能性があリます。
 ということで、安直に洗濯用のピンチで腕時計を両面から挟んでみました。
 最初は反応が無かったのですが、挟む場所を色々変えてみると、充電が開始される場所がありました。

【ピンチで挟んで充電】
Finow_x5_air_pinch


 一寸面倒ですが、とりあえず充電できるようになりました。
  通常状態では、充電初期には300mA程度流れているようです。
 本当は裏蓋を開けて接触不良の原因を確認して対応措置をとりたいのですが、なるべく裏蓋を開けたくないので、しばらくは様子見です。

 FINOW X5 Airの裏蓋は4本のねじで固定されているのですが、構造が脆弱で一寸強く締めるとねじ山がつぶれそうになるし、ゆるく締めるとすぐに外れそうになります。
 既にねじが1本行方不明になっています。
 ねじのスペアが4本も付属していたので、あと3個は紛失してもOK???
 現在はねじ脱落防止用のシールを貼ってあります。

【ねじ脱落防止用シール】
Finow_x5_air_screw_seal

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