2017年5月13日 (土)

SDRplay RSP2+室内ループアンテナでBPMとCODAR(?)を受信

 SDRplay RSP2には、三つのアンテナ端子(port A、port B、Hi-Z port)があり、 周波数や用途に応じて使い分けることができるようになっています。

  周波数帯ごとの主な用途と電波の特徴
  http://www.tele.soumu.go.jp/j/adm/freq/search/myuse/summary/

  November 22, 2016
  SDRPlay RSP2 Release Announcement and Review
  http://www.rtl-sdr.com/sdrplay-rsp2-release-announcement-and-review/ 
   ・2 x SMA Software Selectable 50Ω RF ports (1.5 MHz - 2 GHz)
   ・1 x High Impedance RF port (1 kHz - 30 MHz)

  port A, Bは不平衡型なので、適当な変換コネクタを使用すれば、VHF/UHF用のホイップアンテナや八木アンテナの同軸ケーブルを簡単に接続することができます。

 HF/MF/LF/VLF/ELF用には平衡型の高インピーダンス入力端子が用意されています。
 どんな感じか試してみようと思いましたが、ざっと見まわした範囲では平衡型のアンテナは見当たりません。
 当方がアマチュア無線を始めた頃(7MC/フォールデッドダイポールの頃)は平衡型のアンテナが普通(当時同軸ケーブルが高価だった)でしたが、最近は平衡型のアンテナはあまり見かけません。

 以下の資料には、同軸ケーブル(coax)を直結しても損失は大したものではないと書いてあり、確かにその通りなのでしょうが、なんとなく気持ちが悪いです。

  RSP2 - Guide to using the High Z Port - SDRplay
  http://www.sdrplay.com/wp-content/uploads/2016/12/161201HighZPortGuidev2.pdf

 ジャンク箱を漁ってみたら、漏洩磁界のサーチコイルとして使って使っていたループアンテナが出てきました。
 このループアンテナは、もともとはミニコンポのAM放送用のものですが、本体は故障して廃棄しましたが、ループアンテナは何かに利用できるのではないかと思って捨てないでいたものです。
 直径は約35cmでビニール被覆線が十数ターン巻いてあります。
 仕様は不明ですが、インダクタンスを測定したら29.1μHでした。
 平衡型で周波数帯はMFなので、高Z入力端子の使用条件は満足しています。

 実際にループアンテナに繋いで受信してみました。

 受信条件は以下の通りです:

    受信場所:鉄筋構造物2F室内
  アンテナ:AM(中波)ラジオ用ループアンテナ(北側金網入りガラス窓の内側にガラス面に直角に取り付け)
  SDR受信機:SDRplay RSP2
  受信アプリ:SDRuno
  PC:lenovo ThinkPad X230 (Windows 7 Pro, 64 bit)

 帯域を0~2MHzに設定して、中波を受信してみました。

【AFN(810kHz)受信中】
Mw_band_sdrplay

 東京近辺の主要放送局は受信できましたが、今回の受信環境では、普通のポータブルラジオに比べて高感度とは言えないような感じでした。

 なお、最初はループアンテナの面をガラスの面に平行にしていましたが、直角に変更したところかなり(数dB?)信号強度が強くなりました。

 中波が受信できるのであれば、短波も受信できるのではないかということで、同じ受信条件で短波を受信してみました。

 最初から何も聞こえないのは寂しいので、簡単に受信できそうな局を狙いました。
 常時送信、局ID確認容易、比較的近距離の局として、BPMがあったので、これを受信することにしました。

    BPM
    http://www.sigidwiki.com/wiki/BPM

    BPM(中国科学院国家授时中心短波授时台)
    http://baike.baidu.com/item/BPM/7484282

  帯域を4.4~6.4MHzにして受信してみました。

【BPM(5MHz)受信中】

 アンテナが貧弱な割には、よく聞こえているような気がします。

 5MHz付近のスペクトルを見てみると、5235KHz付近と5255kHz付近に周期的且つ相補的に変化するノイズが見えます。
 信号の挙動から考えて人工的な信号のようです。
 もしかしたら、 CODAR(Coastal Ocean Dynamics Applications Radar)かもしれません。

  CODAR
  http://codar.com/

  The Unique Nature of HF Radar
  http://www.codar.com/intro_hf_radar.shtml

  Coastal ocean dynamics applications radar
  https://en.wikipedia.org/wiki/Coastal_ocean_dynamics_applications_radar
 
    Long-Rang SeaSonde  仕様
    http://www.3s-ocean.co.jp/page028.html

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2017年5月 6日 (土)

SDRplay用のタブレットとしてTeclast X80 Powerを買いました

  先日購入したSDRplay RSP2は、約10MHz帯域を同時にモニタできるので、色々便利です。
 現在はSDRplay用のアプリとしてSDRunoをThinkPad X230に入れて使っていますが、X230はノートPCとはいっても、旅行に持って行くには一寸邪魔になります。

 タブレットなら小型なので、手元にあるAndroid端末を利用しようと思ったのですが、現時点ではRSP1に対応しているアプリ(ドライバ)はあるようですが、RSP2用のものは未だ無いようです。

    SDRplay - Android
    http://www.sdrplay.com/android.html

 Windowsが動くタブレットとして手元にPloyer momo8W(Windows 10 + Android 5.1)があったのでこれを使ってみることにしました。
  以下のサイトからSDRUNO - VERSION 1.13 をダウンロード/インストールしました。

    SOFTWARE
    http://www.sdrplay.com/downloads/

 画面が8インチなので一寸見にくいですが、表示は許容範囲内です。

【SDRplay RSP2+Ployer momo8W(Windows 10)+SDRuno】
Momo8w



 ところが、SR(Sampling Rate)を10MHzにすると、受信音が周期的に断続します。
 帯域を狭くすると音は正常になりますが、もう少し広い帯域で受信したいです。

 受信音が断続する理由としては色々あると思いますが、プロセッサの処理能力の問題かもしれません。
 momo8Wのベンチマーク(Antutu/Android)を調べてみると、35000程度のようです。

  Ployer MOMO8W ベンチマーク&ハードウェア情報
  http://www.lives.okinawa/2015_momo8w_benchmarks/

    Android+Windows中華タブレット比較6機種。ベンチマーク、スペック、不具合など
    http://socius101.com/post-11495/

  この35000という数字がどの程度のものかはよく判りませんが、当時の他のタブレットでは50000とか60000とかもあるようなので、高速とはいえないようです。

 素人考えで処理能力が高いWindowsタブレットであればSR 10MHzで再生できるのではないかと妄想して、使えそうな安い機種を探してみました。

 Teclast X80 Powerという機種が目にとまりました。

  メタルボディ採用、質感が向上したWindows 10タブレット「X80 Power」が発売
  8インチ1,920×1,200ドット表示、実売16,980円
  AKIBA PC Hotline!編集部
  2016年6月27日 00:10
  http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/1007163.html

 

 以下の記事によれば、ベンチマーク(Antutu/Android)は64000程度のようです。

  Teclast X80 Power ベンチマークテスト
  http://bey.jp/?p=25848#AnTuTu

  【実機レビュー#5】8インチWUXGAでメタルボディ『TECLAST X80 Power』レビュー! ベンチマーク編
  http://butsuyoku-gadget.com/teclast-x80-power-review5/

 数字の意味はよく理解していませんが、単純比較で約2倍です。
 グラフィック処理や3D処理は、多分SDRには関係ないだろうし、Antutuのバージョンによって数値が大幅に異なるようなので、どの程度改善されるかは判りませんが、少しは復調特性が改善されるかもしれないということで、購入することにしました。

【TECLAST X80 Power】
Teclast_x80_power_0

Teclast_x80_power_1



【SDRplay RSP2+TECLAST X80 Power(Windows 10)】
(SDRunoとHDSDRをインストール)
Teclast_x80_power_2

【SDRuno待機中】
Teclast_x80_power_3
SDRplay RSP2の消費電流:90mA

【SDRuno受信中】
Teclast_x80_power_4

Teclast
SDRplay RSP2の消費電流:170mA

  SRを10MHzにしてみると、残念ながらやっぱり受信音が周期的に断続します。
 全く改善されていないのでは一寸悲しいので、Ployer MOMO8WとTECLAST X80 Powerを比べてみました。
 受信周波数はエアバンド(120MHz付近)、復調モードはAM、DECは1です。
 SRを2~10MHzで順次切り替えて、音声の断続回数/分をカウントしました。
 結果は以下の通りです。

 SR(MHz)  Ployer MOMO8W  TECLAST X80 Power
 2           0              0
 3         0             0
 4         0             0
 5        36                        0
 6        83                       49
  7        110                       94
 8        114                      125
 9        117                      135
  10          116                      138

 
  正常に受信できるSRが4MHzから5MHzになりましたが、対費用効果は低かったです。残念・・・

 タブレットが少し薄くなったので、旅行に持っていくのには少し便利になったかもしれません。

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2017年5月 2日 (火)

ホノルル国際空港がイノウエ国際空港に改名

  いつの間にかホノルル国際空港がダニエル・K・イノウエ国際空港に改名されていました。
 滑舌が悪いと機内アナウンスがしにくいかも・・・

  Honolulu airport renamed after late Sen. Daniel Inouye
  Published: April 28, 2017, 6:13 pm  |  Updated: April 28, 2017, 9:51 pm
  http://khon2.com/2017/04/28/honolulu-airport-renamed-after-late-sen-daniel-inouye/

   改名履歴
   1927  John Rodgers Airport
   1947  Honolulu Airport
   1951  Honolulu International Airport
   2017  Daniel K. Inouye International Airport

  Honolulu Airport Renamed for Inouye
  May 1, 2017, at 10:38 a.m.
  https://www.usnews.com/news/best-states/hawaii/articles/2017-05-01/honolulu-airport-renamed-after-late-sen-daniel-inouye

  ホノルル空港、イノウエ空港に改名 日系人議員にちなみ
  2017年5月2日20時32分
  http://www.asahi.com/articles/ASK5264GPK52UHBI02Z.html

 この種のニュースは同日か翌日に日本で報道されることが多いと思いますが、このケースは結構遅くなっているのはハワイ→米国本土→日本と伝わってきたからでしょうか?

 空港データも更新されていました。

  DANIEL K INOUYE INTL Airport (PHNL)
  https://www.globalair.com/airport/apt.weather.aspx?aptcode=HNL

    AIRPORT DIAGRAM
    https://resources.globalair.com/dtpp/globalair_00754ad.pdf

 空港の公式サイトには繋がりませんでしたが、アクセス集中でしょうか?

Daniel K. Inouye International Airport (HNL)
http://airports.hawaii.gov/hnl/
Daniel_k_inouye_international_airpo


 たまにホノルルに遊びに行くので、次の機会に機内アナウンスを録音してこなくては・・・

旧(!)ホノルル国際空港着陸風景 (7分29秒)
 5:50付近から日本語のアナウンスが始まります。

 現在は、「ホノルル国際空港」→「ダニエル・K・イノウエ国際空港」となっているのでしょうか?

余談:改名もいいけれどもターミナルをどうにかしてほしいです。

蛇足:井上空港前センターというのは何でしょうか?
   https://www.houjin.info/detail/7470002001050/

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2017年4月30日 (日)

米海軍・海自共催(厚木基地)「日米親善春まつり2017」に行ってきました

 バスの車内で見かけた米海軍厚木航空施設/海上自衛隊厚木航空基地共催「日米親善春まつり(2017 Spring Festival)」のポスタ-

Naf_atsugi_spring_festival_2017_bus

 
 健康寿命の有効期限もそろそろ切れそうなので、長い距離を歩くのは一寸しんどいですが、来年からは展示内容が変わるかもしれないという噂(真偽不明)を聞いたので、最後と思って行ってみることにしました。

 米海軍厚木航空施設のイベントには、Wingsのころから行ったことがありますが、状況の変化に応じて展示内容も変わるのかもしれません。

  例によって手抜きでほぼ写真のみです。

【Cardboard Camera(SH-01F)で撮影した360度画像】
(三角ボタンを押した後に、左上の"Roundme"の文字をクリックすると拡大表示されます。)

【日米協調国旗?】
Mixed_national_flag_2
 以前からあったのかも知れませんが初めて気が付きました。

【強風で外れかかった国旗の再固定】
National_flag_rehoisting
 デモ用のPierce 100'が活躍していました。

【PokeStop】
Pokestop_f4s_1

Pokestop_f4s_2

F4s


PokeGoMapの地図ではゲート付近のA-4EとF-4Sがポケストップになっていましたが、F-4Sしか見当たりませんでした。

 本日のお買い物
【2016 DIAMONDBACK CRUISE VFA-102のDVD】
2016_diamondback_cruise_vfa102_1

2016_diamondback_cruise_vfa102_2

  以前、買い損なった“Shoot‘Em If You Got‘Em!”が未だあればと思ってRoyal Macesの販売テントに行ったのですが、残念ながら置いてありませんでした。
 別のテントを覗いてみたらDiamondbacksのDVDが置いてありました。
 目的のものとは異なりますが、来年は無いかも知れないとうセールスト-クに釣られて買ってきました。

【本日の歩数】
13154_steps
  いつもの約2倍です。
  疲れました。
  老人には一寸つらいです。

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2017年4月23日 (日)

SDRplayで見た充電開始時のQiの出力周波数変化

 最近、SDRplay RSP2を購入したので、SDRunoとの組み合わせで、色々な信号を受信して遊んでいます。
 今までは、DVB-T用ドングルとSDR Touchの組み合わせだったので、下限周波数が20MHz付近だったのですが、RSP2では下限周波数が1kHzとなっています。
 手元にある電子装置で、低い周波数の信号を発生するものはないかと探してみたら、Qi規格のワイヤレス充電器(Seneo 3 Coils Wireless Charger Model:SWC2)がありました。

 下記の資料によれば、Qiでは「スイッチング周波数は100kHz程度」とのことです。

  Qi規格に準拠したワイヤレス充電器のノイズ対策手法
  http://www.murata.com/ja-jp/about/newsroom/techmag/metamorphosis18/appnote/02

 また、以下の資料によれば、出力制御のために出力周波数が100-200KHzの範囲で制御されるようです。

  Introduction to Wireless Power
  http://www.emcchicago.org/pres/ti0415.pdf
  Resonant Power Transfer - Switching Frequency Variation (p.22)

Qi_resonant_power_transfer_switchin
  "Power control by changing the frequency, moving along the resonance curve; about100-200KHz for Qi"
(上記URLから抜粋引用)

 受信側の共振周波数は固定(約100kHz)で、送信側の周波数は受信側の共振周波数より上側(100-200KHz)で可変になっているようです。
 負荷が重くなって電圧が低下すると、送信周波数を下げることにより共振カーブの山を登って電圧を高めて安定化動作を行っているようです。

 周波数の変化を実際に確認してみました。
 実験環境は以下の通りです。

  Qi Wireless Charger: Seneo SWC2
  充電対象スマホ:ELUGA X P-02E 
    受信機:SDRplay RSP2(1kHz-2GHz)
    SDR表示アプリ:SDRuno
    PC:ThinkPad X230 (windows 7)
    アンテナ:ミニコンポ付属のAM用ループアンテナ(29.1μH)

 結果は以下の通りです。

【YouTube動画】

【待機中】(約240kHz帯域で表示)
Qi_spectrum__no_load

【充電中】(約240kHz帯域で表示)
Qi_spectrum__charging

【充電器電源オフ】(約10MHz帯域で表示)
Qiharmonics_power_off

【待機中】(約10MHz帯域で表示)
Qi_harmonics_stadn_by

 待機中は約170kHzであり、負荷が掛かると約110kHzまで下がっています。
 待機中でも高調波が結構発生しているようなので、充電が必要なときのみ電源を入れるようにしたほうがいいかもしれません。

 低調波(?)も発生しているように見えますが、単に見えているだけ?

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