ThinkPad X40用の格安互換バッテリを使ってみました
サブのノートPCとしてIBMのThinkPad X40を使っているのですが、最近はバッテリ(92P1000)をフルに充電しても15分位しか持ちません。バッテリー情報(スタート→コントロールパネル→ThinkPad機能設定→システム情報→バッテリー情報)でチェックしてみると、製造日が2005-02-03、サイクルカウントが297、定格容量の27.36Whに対して満充電容量が僅か1.92Whとなっています。バッテリの寿命が尽きたようです。
バッテリを交換しようと思いましたが、現時点で入手できそうな純正品(92P1009、約3.5時間)は非常に高い(13,000円~15,000円)です。互換品であればかなり安くなりますが、それでも、1900mAhのもので8,000円程度します。大容量(4400 mAh)のものはもう少し高いようです。
秋葉原に行った際にときどきジャンク屋を覘くのですが、ThinkPad X40で使用できるバッテリ自体が中々見つかりません。
正月に秋葉原に行ったときに、今まであまり行ったことがないジャンク屋(神田キリスト教会がある通りです)を覘いてみると、格安(3,980円)の互換バッテリ(2200mAh)がありました。ビニール袋には中古互換バッテリと書いてあったのですが、同じものが7~8本置いてあり、あまり汚れていないように思われたので、普通の中古品ではなく、訳有りで放出されたものであるような感じでした。また、保証期間が30日ある(ただし完全な故障に限る)ということなので、買うことにしました。
外見(写真上)は大容量バッテリですが、容量は標準(写真下)の1900mAhとあまり差が無い2200mAhです。手で持ったときの重量バランスから判断すると、標準バッテリに対応する部分はがらんどうで、外側にとびだした円筒部分のみにバッテリが収納されているような感じです。
バッテリの表面には、Replace:92P1002, 92P1005, 92P1000, 92P0998, 92P0999, 92P1009と印刷されていました。ちなみに、Made in China です。
購入直後のバッテリをThinkPad X40に装着して使用したところ、以下のようになりました。
経過時間 残容量 残時間
0分 100% 24分
1 100 23
2 100 19
3 100 17
4 電源断
挙動が一寸怪しげです。
次に、3時間ほどかけて満充電した後に再度調べてみました。
経過時間 残容量 残時間
0分 100% 02:21 (時間)
60 63 01:15
90 42 00:53
120 22 00:26
130 14 00:17
133 10 00:13
135 電源断
今度は、残容量の表示もまともで、2時間15分もちました。
何回か充放電テストを行ったところ、ときどき残容量が100%のままだったり、残時間が逆行したりすることはありましたが、2時間強動作可能でした。
純正バッテリよりはかなり短めですが、X40の主な用途が空港やホテルのロビーでの短時間のインターネット利用なので、価格を考慮するとそれほど悪い買い物ではなかったように思われます。
バッテリー情報をチェックしてみると、製造日が2007-01-08、サイクルカウントが5、定格容量の31.68Whに対して満充電容量が27.74Wh、製造者名が4SEAとなっていました。何回か充放電テストを行った後なので、購入直後のサイクルカウントは1(0?)だったと思われます。ただし、サイクルカウントは後で操作される可能性がないとはいえないので、未使用品かどうかはわかりませんが、新古品だったかもしれません。
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