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2009年4月21日 (火)

TNC-22でナビトラ®の信号を受信(デコード)しました

 最近、衛星受信に興味が出てきて、ちょこちょこと受信を試しています。

500円八木アンテナで東大衛星PRISMFMテレメトリ(ピーギャー)と航空高専衛星KKS-1のCWビーコン(トツー)は受信できましたが、テレメトリのデータのデコードはまだしていません。

 以下のサイトの情報によれば、テレメトリのデータのプロトコルとしては、AX.25と呼ばれるパケット通信 (アマチュア無線)のプロトコルが使われていることが多いようです。

 パケット無線は、20年位前に電話代をかけずにBBS (Bulletin Board System、電子掲示板)を利用できるということで一寸やったことはありますが、インターネットが使えるようになってからは、TNCなどの関連装置は物置の奥に捨てられる寸前の状態で放置されたままとなっていました。

 以前使用していたTASCOTNC-22FMテレメトリのデコード(復号)に利用できそうなので、物置の奥から引っ張り出してきたのですが、電源ケーブルや接続ケーブルがありません。電源のジャックはマイナスセンターの12Vとなっているので、電源プラグを新たに用意しました(追記:後で取説を読んだらプラスセンターでもOKでした)。また、PCとのインターフェースはRS-232Cの25ピンDサブコネクタとなっており、いまどきこれに合うようなケーブルは手元にありません。ISDNTAを使っていた頃はRS-232C用の各種のケーブルや変換コネクタが転がっていたのですが、こんなものはもう使うことがないだろう思って殆ど捨ててしまいました。

TNC-22】 
Tnc22_front_2 Tnc22_back_2       

さらにPC側もRS-232Cのインターフェースはありません。幸いなことに、GPS受信機(Garmin eTrex Legend)用に以前購入したUSB-RS232コンバータ(U232-P9)があったのですが、9ピンDサブコネクタとなっています。

U232-P9
U232p9_2

25ピンー9ピンの変換コネクタを作るのは面倒だと思ってネットで探してみたら、下記のような便利なものがありました。価格も320円と安かったので早速買ってきました。

RS232Cケーブル】
Rs232c_2 Label_2

 PCをターミナルモード(スタート→すべてのプログラム→アクセサリ→通信→ハイパーターミナル)にし、TNC-22ケーブルで接続し、TNC-22の電源を入れると無事に以下のオープニングメッセージが表示されました。

TASCO Packet Radio TNC-22

AX.25 Level 2 Version 2.0

Release 1.1.5TJ 08/29/88 - 32K RAM

message board Ver 1.23

20年前の製品ですね。送信する訳ではないのですが、バックアップ電池を入れ替えて、一応コールサインを入れて時間を合わせました。

 プログラムはまともに走っているようですが、デコード機能が正常に動作しているかsどうかわかりません。

 いまはパケット通信によるRBBSは見かけないし、どうやってチェックしようかと思いましたが、ナビトラが同じプロイトコルだったような気がするので、調べてみたところ同じAX.25であることが判りました。また、使用周波数は431.00MHzが使用されることが多いようでした。とりあえず、FRG-965の周波数を431.00MHzに合わせてFMモードにし、スケルチをオープンにし、イヤホン出力をTNC-22DCDランプが点灯する直前くらいのレべルに合わせて待ち受け受信をしていると、運良く下記のようなデータ(一部修正あり)が受信できました。なお、アンテナは2階のべランダのホイップです。

cmd:=-10>521.*6-14 <????>

*E1___-5>GPS,JA1___-3*,WHDE,KING,WIDE <RNR R R0>

lfWrIy-6> =$%H6-9­QU$7_-15>Ky‑A-11 <RNR C P R5>

:Hh#`%-1>0^

           Hw-15,8^ jIY-6*,M6u-14>s\z-10LbGIw-13>mWVE)-12JI1___-9>GPS,JA1

xxx-3*,WIDE,KING,WIDE <UI R>:$PNLS,1,0,__,__,2009,052127,35__.382,N,139__.148,E,

62,0011,3,ケイジドウシャ RX145 8.84,000,1*E8

文字化けはありますが、デコードは正常に出来ているようです。

 座標データも見えるので、適当なソフトを使用すれば地図上に車両の位置を表示できるのかもしれませんが、今回はナビトラが目的ではないので、TNC-22の動作を確認して一段落です。

 SOHLA-2(まいど1号)が2009324日より通常運用を開始したようなので、衛星のパスがよさそうなときに、FMテレメトリのデコードを試して見たいと思います。

参考外部リンク:

日本のCubeSat衛星

http://www.jarl.or.jp/Japanese/7_Technical/cubesat/cubesat.htm

GOSAT相乗り打上衛星初期受信協力(公開用)

http://www.astro.mech.tohoku.ac.jp/~gsn/jp/index.php?GOSAT%C1%EA%BE%E8%A4%EA%C2%C7%BE%E5%B1%D2%C0%B1%BD%E9%B4%FC%BC%F5%BF%AE%B6%A8%CE%CF%28%B8%F8%B3%AB%CD%D1%29

AX.25 Link Access Protocol for Amateur Packet Radio

http://www.tapr.org/pdf/AX25.2.2.pdf

《ナビトラのデータフォーマット》

http://www.hi-ho.ne.jp/~jf1qci/dformat.htm

なお、「ナビトラ」はケンウッドの登録商標のようです。

(111) 【登録番号】 第4031003号 

(151) 【登録日】 平成9年(1997)7月18日 

(210) 【出願番号】 商願平7-120909 

(220) 【出願日】 平成7年(1995)11月21日 

    【先願権発生日】 平成7年(1995)11月21日 

    【最終処分日】 

    【最終処分種別】 

    【出願種別】 

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    【商標(検索用)】 ナビトラ\NAVITRA 

(541) 【標準文字商標】 

(561) 【称呼】 ナビトラ 

(531) 【ウィーン図形分類】 

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(732) 【権利者】 

    【氏名又は名称】 株式会社ケンウッド 



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