遅まきながらSOHLA-1(まいど1号)のビーコンを受信しました
雨の休日ということで外の出るのも億劫なので、SOHLA-1のビーコンの受信(デコード)を試してみることにしました。
まず、軌道情報が必要ということで、SOHLAのキーワードで検索したのですが、なかなかヒットしません。PRISMやKKS-1はキーワード検索でTLEがすぐに判ったので今回も何も考えずに検索したのですが、SOHLAでは登録されておらず2009-002Eで登録されていました。SOHLAのサイトにはTLEが記載されていたので、先にこれを見れば良かったです。なお、REAL TIME SATELLITE TRACKINGの方がデータが若干新しいようだったので、あまり関係ないと思いますが、こちらの方を使用しました。
軌道情報(NASA Two-Line Elements)
2009-002E
1 33496U 09002E 09111.86837701 -.00000088 00000-0 -65947-5 0 2726
2 33496 098.0313 222.0714 0007956 100.8128 259.3971 14.69429195 13006
(2009/4/22 12:00現在)
http://www.sssrc.aero.osakafu-u.ac.jp/HP_M/html/about.html
REAL TIME SATELLITE TRACKING
Two Line Element Set (TLE):
(NORAD ID: 33496 Int'l Code: 2009-002E)
1 33496U 09002E 09114.72834656 .00000113 00000-0 27236-4 0 2815
2 33496 098.0325 224.8850 0008051 093.8665 266.3465 14.69430647 13420
http://www.n2yo.com/satellite/?s=33496
受信には以下の装置を使用しました。
・自作の500円6エレ八木アンテナ
・ICOM IC-23 144/430MHzハンディFMトランシーバ
・TASCO TNC-22 ターミナル・ノード・コントローラ
・VAIO PCG-505(初代) ハイパーターミナル用(ポートリプリケータにレガシーI/FのRS-232Cコネクタが装備されていたので、数年振りに電源を入れて使用しました)。
・Think Pad X40 CALSAT32表示用
【使用装置】 【TNC-22 & PCG-505】
軌道情報をCALSAT32に入れて今日(4/25)の衛星の通過予定パスをみてみると、12:55に天頂を通過して13:02に南に沈むようになっています。
とりあえず、アンテナを南向きに仰角45度位に設定して437.505MHzを受信していると、以下のデータが受信できました。空白のみの行は詰めました。なお、データ本体はバイナリで送信されているようなので、ASCIIで送信されているコールサインしか表示されていません。コールサイン以外の文字部分はエラーデータと思われます。とりあえず送信局のコールサインであるJL3YUSは確認できたので、一応の目的は達成です。
TNC-22でバイナリを受信できるかどうかは、もう少し勉強してみます。
cmd:JL3YUS>JL3YUK <UI>:`w
JL3YUS>JL3YUK <UI>:p
JL3YUS>JL3YUK <UI>:p
JL3YUS>JL3YUK <UI>:`
JL3YUS>JL3YUK <UI>:`+
JL3YUS>JL3YUK <UI>:`
JL3YUS>JL3YUK <UI>:`
JL3YUS>JL3YUK2<UI>:p
JL3YUS>JL3YUK <UI>:`
%
JL3YUS>JL3YUK <UI>:q-*+**)*(+(,)+&+)**+(*), ,+*,,-,-+.-.-//1255;:?@DHJJNS
JL3YUS>JL3YUK <UI>:`
【つくば宇宙センターの特別公開でもらったSOHLA-1のペーパーモデル】
【関連外部リンク】
SOHLAアマチュア無線クラブJL3YUK
*アマチュア無線運用情報*
http://www.sssrc.aero.osakafu-u.ac.jp/HP_M/html/about.html
Two-line elements ; TLE
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