NHKの技研公開に行ってきました
半分はブログのネタのためのような気がしないこともありませんが、NHKの技研公開2009に行ってきました。
今までは、東急の用賀駅からバスで行っていたのですが、今年の春に砧公園で花見をしたときに技研が見えたので、歩いても行けるのではないかと思い、用賀駅から技研まで歩いて見ました。今日は日差しも割と弱く風もあったのでそれほど暑くなく、あまり疲れませんでした。普通の速度で歩いて30分位で着きました。行程の半分程度は公園の中を歩くので気持ちが良いのはいいのですが、カバンを提げたおじさんが一人で公園の中を歩くのは一寸怪しいかも知れません。
展示の内容は多岐にわたっていますが、やはり(15)スーパーハイビジョンシアターが見ごたえがありました。7680×4320画素、フレームレート60Hz、22.2マルチチャンネルの映像はさすがに迫力があります。20分待つ価値はあると思います。
もうひとつの目玉と思われる(18)インテグラル立体テレビも並んで見ましたが、こちらは一寸期待外れでした。観るほうはどうしても従来の眼鏡式の目の前に画像が派手に飛び出す立体映画/テレビとの比較になるので、映像が地味に見えてしまいます。また、立体視可能な水平角度の範囲が狭い(デモでは横並びに二人)なので、かなり改善しないと普及しないかもしれません。
その他気がついたもの。
(3)高度衛星ダウンロード放送
専用のトラポンを1本使うそうです。昔、電話で14.4kとか28.8kで通信していたころに、衛星(スカパー?)経由でPCにダウンロードするサービスがあったのを思い出しました。
(36)NHK技術の活用と実用化開発の紹介
緊急時対策用の1セグギャップフィラーの説明があったので、地下鉄用のギャップフィラーについて聞いたところ、説明員の方は知らないとのことでした。
技術は既に完成しているようなので、地下鉄で1セグが受信できるようになれば、安心&便利だと思うのですが・・・
チャンネルイレーサー(簡易ギャップフィラー)「凸凹くん」
http://www.jrc.co.jp/jp/product/broadcast/digital/product/dekoboko/index.html
地下鉄車両内におけるワンセグ受信に関する調査結果
~全国で初めて鉄道トンネルの車内でワンセグ電波の直接受信を検証~
http://www.soumu.go.jp/soutsu/kinki/new/2009/090416_01.html
ワンセグギャップフィラー専用チャンネル
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/2006/pdf/060606_1_103.pdf
(37)放送博物館コーナー
昔のテレビが展示してありましたが、自分の記憶にある最初のテレビは、チャンネルが6個しかなかったような気がします。
外部リンク:NHK技研公開展示資料 PDF版(6.37MB、54ページ)
http://www.nhk.or.jp/strl/open2009/tenji/open2009.pdf
【本日のお土産】NHKのURLが印刷されたエコバッグ(のようもの?)

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コメント
インテグラルテレビの究極かたちは鏡のような映像を目指しているかに思われます。私は鏡を個と無と全体の諸相として捉えています。個がひとつのレンズでありそれらを全体として関わらしめるのが干渉縞ではないかと思われます。私は物理の知識は皆無なのですが無学ながら恥を忍んで申しあげますなれば個の究極の形は円球なのではなかろうかと思った次第です
投稿: ごんべー | 2009年7月12日 (日) 15時27分