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2009年9月28日 (月)

LCRメータを買いました

 135kHzの送信機を作る計画は頓挫した訳ではないのですが、色々寄り道が多いので中々先に進みません。
 同調回路は、高インダクタンスのコイルとコンデンサを組み合わせて作るつもりですが、共振周波数をどのようにして測定しようか悩んでいます。
 HFやVHFならば、40年位前に購入した骨董品的なグリッドディップメータ(TRIO DM-6)で測定可能(1.7~180MHz)なのですが、今回は周波数が非常に低いので測定不可能です。
 1MHz程度まで発振可能な中古の低周波発振器を買うことも考えましたが、結構なお値段がします。
 結局、コンデンサの容量CとコイルのインダクタンスLから、大昔に習ったf=1/(2π*(L*C )**0.5)の計算で共振周波数を計算することにしました。
 コンデンサは容量を指定して購入することが可能ですが、Lが大きなコイルをインダクタンスを指定して購入するのは難しそうなので、自分で巻くか、あるいは既存のコイルを加工するしか方法がないようです。
 自分で巻く場合には、パラメータが判っているので長岡の式でインダクタンスを計算することも可能ですが、既存のコイルを加工する場合には、インダクタンスの見当がつきません。
 ということで、インダクタンスを測定するためにLCRメータを買うことにしましたが、これも結構いい値段がします。安いものはないかと秋葉原で探していたら、ラジオセンターの測定器専門店でCUSTOM ELC-100というLCRメータが、キャンペーン期間中ということで6300円で売っていました。送信機本体よりも測定器の方が高くなりそうですが、測定器は他の実験でも使うことがあるだろうと思ってこれを買いました。
 取り合えず本当にインダクタンスが測定できるのかどうかを確認して見ました。
600microh  丁度手元に600μHのラベルがついたRFC(高周波チョークコイル)があったので、これを測定してみたところ、20mHレンジで0.59mHと表示されました。



059mh_3 0421mh_2

 ラベルに印刷されたインダクタンスの値と実際の値の誤差はわかりませんが、割と正確な値を表示しているように思われます。しかし、レンジを2mHに下げると表示が0.421mHとなり、ラベルの値より約10%小さい値が表示されます。

 どちらの値が真の値に近いのか判りませんが、誤差が最大10%程度であれば実用上問題ないように思われます。なお、取扱説明書には、精度は±3%±3dgtと書いてありました。
 ついでに、手元にあるいくつかのコイルのインダクタンスを測定してみました。
 ミュー同調式のゲルマラジオ(CHERRYゲルマラジオキットGR-1)の可変インダクタンスコイルの最大値が0.36mH、最小値が0.02mHでした。

036mh_max 002mh_min

 表示部が故障して、映画「プレデター」の自爆カウントダウンタイマー風になった電波時計(40kHz)があったので、バーアンテナを取り外して測定してみたら、5.06mHありました。さすがにインダクタンスが大きいです。

Clock 506mh_ant

 135kHzに同調させるための容量を計算してみました。
 C=1/((2πf)**2*L)=1/((2π*135*10**3)**2*5.06*10**(-3))=2.74676946×10**(-10)≒275pF
 (「1/((2π*135*10**3)**2*5.06*10**(-3))」をGoogleの検索窓に放り込むと計算してくれます)
 この程度の容量なら、バリコンを使って周波数可変の同調回路が実現出来そうです。
 そのうち、このバーアンテナを出力タンク回路にして実験して見たいと思います。

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