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2010年2月17日 (水)

地下鉄走行中にPHS(ウィルコム)の電界強度を測定してみました

 以前、福岡の地下鉄でトンネル内走行中に携帯電話で通話している人がいるのを見て一寸びっくりしたことがあるのですが、ネットで地下鉄走行中の電話の使用について調べていたら、東京都内でも副都心線ならウィルコムは駅間もカバーしているという記事を見かけました。
 もし本当に地下鉄の走行中に通信(ウェブ、メール等)ができるのであれば、この点をセールスポイントにすれば、現用の携帯に追加してサブ用あるいはバックアップ用として使用することを考える人もいるのではないかと思います。
 自分もDDIポケットの時代から実験用(タダベル、電測等)兼バックアップ用としてNTTパーソナルと共に結構長い間PHSを契約していましたが、遊べる要素が少なくなってしまったので解約してしまいました。

 万一事故などで車内に長時間閉じ込めらたような場合には、トンネル内から外部に連絡できるのは非常に心強いと思います。
 また、特にPHSであれば空中線電力が携帯電話に比べて桁違いに小さいので、電磁波の影響を殆ど心配することなく使用することができると思われます。
 下の方のasahi.comの記事には、ウィルコムに対する支援について、”電磁波の弱いPHSは特に医療機関や救急医療の現場で活用されている。機構はこうした「公益性」を考慮したようだ。 ”と書かれています。

 今まで、都内の地下鉄走行中の携帯電話による通信(ウェブ、メール等)に関する情報は、殆ど見かけたことがなかったので、実際はどのようになっているのかをチェックしてみることにしました。
 ところが残念ながら現在ウィルコムと契約している端末はありません。どうにかしてお金を掛けずにPHSの信号を検出する方法はないか考えてみました。

 Wikipediaによれば、公衆制御キャリアの周波数は現在は1915.85 - 1918.25 MHz ということなので、手元にあるIC-R3で直接信号を受信することも考えました。
【IC-R3】

Icr3  しかし、実際に自宅でスキャンしてみると、何かのキャリアかスプリアスのようなものは受信できするのですが、PHSの信号であるかどうかは判りません。地下鉄内に持ち込んでも、多分何を受信しているのか判らなくなることが予想されるので、この案は却下です。なお、自宅がPHSの圏内であることは、以前契約していたときに確認済みです。
 次に、昔購入したPHSのデータカードMC-P200を利用することを考えました。既に解約済みですが、どこかで解約済みの端末でも電測は可能であるというような記事を見た記憶があったので、早速試してみました。
 PC(ThinkPad X40, Windows XP)にドライバをインストールしてカードを挿すと取敢えず正常に認識してくれました。
【MC-P200】

Mcp200a Mcp200b

 次に、MC-P200のコマンドリファレンスガイドが参照して、ATコマンドが通るかどうか試してしました。
 結果は以下の通りです。(応答のOKと空白行は削除しました)

ati1
PHS LINK 64
ati2
PHS
ati3
Seiko Instruments Inc.
ati4
MC-P200
ati5
Version 1.40
ati6
070********

 ATコマンドは無事に通りました。
 端末の電話番号が残っているということは灰ROMということでしょうか?
 次に、自宅で電測コマンドを試して見ました。
 結果は以下の通りです。

at@k
8188********,44
8188********,43
8188********,40
8188********,31
8188********,31

at@k10
8188********,48
8188********,42
8188********,41
8188********,32
8188********,32
8188********,30
8188********,30
8188********,22
8188********,21
8188********,20

 CSIDと信号レベルらしき数字が表示されるので、電測コマンドも無事に通るようです。
 ついでに、発呼コマンドも入力してみました。

atd117
NO CARRIER

 当然接続はできませんが、データカードからは一瞬電波が送信されるようです。
 秋月で買った電磁波検出用ボールペンのランプが短時間光ります。
【発呼中?】

Atd117  ここまでで、やっと準備作業が終了です。
 実際に地下鉄走行中に電測することを考えると、キーボードからat@k10を繰り返して入力するのは手間が掛かるし、電測結果が表示されても電測した位置との対応がわかりません。
 そこで電測作業を自動化することを考えました。
 昔、パソコン通信の時代に自動的にキー入力を自動巡回ソフトがあったので、これを利用すれば簡単と思っていたのですが、現時点では、マクロを使うことができる無料のターミナルソフトがあまりないようです。色々調べてみるとTera Termというターミナルエミュレーターが目的に合っているようなので、これを使うことにしました。
 電測コマンドの入力は、これでどうにかなりそうですが、電測位置との対応をどのようにするかが問題です。
 地上であれば、GPSで測位した座標と電測結果を一緒に撮影するという方法も考えられますが、地下鉄ではこの手は使えません。
 最終的には、電測した時刻を伝測結果と一緒にPCに記録し、これに並行して各駅の発着時刻を紙のメモに記録して後で照合することにしました。
 ところが電測した時刻を記録するといっても、具体的どのようにすればよいのか判りません。これも色々と調べた結果、以下のTera Termのマクロでどうにか実現できることがわかりました。

while 1
sendln  'AT@K10' 
sendln
pause 10      
gettime timestr   
send timestr    
endwhile      

AT@K10を入力し、10秒待機し、時刻を取得し、時刻を入力する、という動作を繰り返します。

 実際の測定結果は以下の通りです。
測定区間:東京メトロ副都心線各駅停車(渋谷駅ー池袋駅)
測定場所:最後尾車両左側中央部付近のシートに着座。PCは膝の上。

各駅発着時刻:
渋谷駅                            16:21:19発
明治神宮前駅  16:23:00着 16:23:37発
北参道駅        16:25:15着  16:25:45発
新宿三丁目駅  16:28:00着  16:28:50発
東新宿駅        16:30:40着  16:33:59発
西早稲田駅     16:35:43着  16:36:17発
雑司が谷駅     16:38:09着  16:38:39発
池袋駅           16:40:00着

渋谷駅→明治神宮前駅
 渋谷駅では10個のCSIDが検出され、明治神宮前駅では5個のCSIDが検出されました。
 各電測点で最高レベルとなった渋谷駅と明治神宮前駅には、それぞれ異なった色(4色)をつけてあります。
 電波の強さを示すと思われる数値の変化を見ると、赤色のCSは渋谷駅から離れるに従って低くなり、青色のCSは明治神宮前駅に近づくのに従って高くなっています。
 また、オレンジ色のCSはトンネルの途中で最高になっているので駅間にCSが配置されているのかもしれません。

【渋谷駅→明治神宮前駅の電界強度変化】
(画像クリックで拡大)

Csid

【渋谷駅→池袋駅の電界強度変化】
(画像クリックで拡大)

Csid_2

 測定結果をみる限りでは、トンネル内でもかなり電波が受信できているようですが、実際に通話や通信が可能かどうかは未確認です。
 昔のGIGAZINEの記事を見ると、ウィルコムは前向きなコメントなので、それが部分的に実現しているのかもしれません。

【関連外部リンク】
GIGAZINE
2007年11月18日 00時40分00秒
地下鉄のトンネルで携帯電話やPHSを使える日は来るのかを各社に聞いた
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20071118_mobile_subway/

asahi.com
ウィルコム、18日にも会社更生法申請 再生機構支援へ
2010年2月17日3時6分
http://www.asahi.com/business/update/0216/TKY201002160554.html

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2010年2月16日 (火)

"ドラえもんジェット"就航記念グッズ

どこかからか廻ってきたので、取敢えずブログのネタに撮って見ました。

【ドラエもんジェット ビニールプレーン】
(膨らませるのがめんどうなので手抜きです・・)

Dora_ap

【マンタドラストラップ】
Dora_st

【ドラエもん どら焼き】
(ドラえもんジェットとは直接関係ないかもしれませんが・・・)

Dora_dr

そのうち、KG-ACARSでポケモンジェットと同様に運行状況がサーチできるようになるかも?

Search_list

【関連外部リンク】
JAL:ドラえもんジェットが完成 報道陣に公開
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100214mog00m040015000c.html

JAL特別塗装機 "ドラえもんジェット"就航記念、JALUX オリジナルグッズを「BLUE SKY」で販売開始!!
http://bluesky.jalux.com/news/2010/2010215.html

「映画ドラえもん」 x JAL コラボレーション
http://www.jal.co.jp/doraemon/

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2010年2月14日 (日)

散歩の途中でログペリ・アンテナを見かけました

 今日は天気も良いし、気温もそれ程低くないようなので、日頃の運動不足を解消するために、都内を2時間半ほど散歩して来ました。
 主に裏道を通りましたが、散歩の途中で一寸珍しいアンテナを見かけました。通称ログペリ・アンテナ、日本名では対数周期アンテナ(Log-Periodic Antenna)と呼ばれています。
 教科書や文献では時々見かけますが、実物を見る機会は殆どありません。下の写真は、某国大使館に設置されていたアンテナを撮影したものです。

【ログペリ・アンテナ】

Logperi_ant

 写真を良く見ると、針金が共振しないようにステーの途中に卵碍子が挿入されています。
 ログペリ・アンテナの利点は、教科書的には使用可能な周波数帯域が広いことがあげられますが、もう一つの利点として通信に使用する周波数が推測されにくいことがあります。単一周波数のアンテナの場合には、エレメントの全長は基本的には1/2波長×短縮率となるので、エレメントの長さで使用周波数がある程度推測可能です。
 この点、ログペリ・アンテナでは長さの異なるエレメントが多数あるので、使用周波数が推測しにくくなります。しかし、実際の送信状態になれば、広帯域のスペアナで一発で判ってしまうので、今となっては、あまり効果はないかもしれません。もっとも最近のスペクトル拡散通信では信号が雑音レベル以下になるので、電波が存在することを検出すること自体が困難な場合もあるようです。
 写真から判断するとHF(短波帯)のアンテナのようですが、通信衛星が飛んでいる今の時代に、いまどき短波なんて過去の遺物という気がしないでもありません。
 しかしながら、最近また軍事用の短波が見直されてきているという噂も・・・。

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2010年2月13日 (土)

KSLV-1(ナロ号)のフェアリング分離失敗の原因は電気系?機械系?or 気圧系?

昨年、衛星を軌道に投入することに失敗した韓国のKSLV-1(ナロ号)の調査報告に関する記事がいくつかあったので、拾い読みしてみました。

◎KBS WORLD
ナロ号の失敗原因発表 5月にも再発射 
2010-02-09
http://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_Sc_detail.htm?No=35981

あまり詳しく書いてありません。

◎朝鮮日報 chosun Online
記事入力 : 2010/02/09 10:38:16
羅老号:「失敗の原因は電気・分離装置の欠陥」
教育科学技術部の最終調査、原因究明は不十分
早ければ今年5月に2度目の打ち上げ
http://www.chosunonline.com/news/20100209000033

以下抜粋引用
**********引用開始**********
 教育科学技術部(教科部)は8日、羅老号発射調査委員会の最終調査結果を発表し、「羅老号が軌道進入に失敗した直接的原因となったフェアリング(衛星保護用カバー)未分離は、電気配線や機械の欠陥によって引き起こされた現象とみられる」と語った。しかし調査委は、それ以上の詳細な原因については究明できなかった。
 (中略)
 調査委のイ・イン委員長は、「フェアリング分離の際、内部の気圧が当初の予想より1万倍以上高かった。気圧が予想と違ったため、電気信号が放電してしまった可能性がある」と語った。
**********引用終了**********

「電気配線や機械の欠陥」についてはなんとなく理解できますが、「気圧が予想と違ったため、電気信号が放電」が判りません。

他のニュースソースも探して見ました。

◎聯合ニュース YONHAP NEWS
 2010/02/08 16:10 KST
「羅老」失敗原因、放電または分離装置の不具合
http://japanese.yonhapnews.co.kr/itscience/2010/02/08/0600000000AJP20100208002500882.HTML

気圧に関する記載はありませんが、電気配線装置について以下のような記載がありました。

以下抜粋引用
**********引用開始**********
 このため、フェアリング分離命令後、フェアリング分離駆動装置からフェアリング分離装置に高電圧電流が供給される過程で電気配線装置に放電が発生し、分離火薬が216秒で爆発しなかった可能性があると分析された。
**********引用終了**********

「高電圧電流」と「放電」が一寸気になります。この「放電」が電池の自己放電や配線間の漏電を意味するのか、配線間の短絡を意味するのか、あるいは、絶縁破壊によるスパークを意味するのかが良くわかりません。もし後者だとするとプライマに相当に高い電圧を印加する設計になっているのでしょうか?
朝鮮日報の記事と併せて考えると、気圧が高かったので放電したということでしょうか? 良くわかりません。

◎DAUM
절반만 연 하늘門, 이번엔 활짝 연다
半分開いた空门、この時間を大きく開ける(Googleによる翻訳)
入力2010.02.10 13:05
http://media.daum.net/digital/game/view.html?cateid=1008&newsid=20100210130510382&fid=20100210130510382&lid=20100210120402600
( Googleによる翻訳)
http://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=ko&u=http://media.daum.net/digital/game/view.html%3Fcateid%3D1008%26newsid%3D20100210130510382%26fid%3D20100210130510382%26lid%3D20100210120402600&ei=7pZ0S-qxMpPi7APp2LmgCA&sa=X&oi=translate&ct=result&resnum=11&ved=0CFUQ7gEwCg&prev=/search%3Fq%3D%2522kslv%2B1%2522%26hl%3Dja%26lr%3Dlang_ko%26rlz%3D1T4GZEZ_jaJP235JP236%26sa%3DG%26tbo%3Dp%26tbs%3Dqdr:w

機械翻訳なので意味が不明な部分が多数ありますが、最後の方に具体的改善策が書いてあります。

◎KoreaTimes
02-08-2010 20:12      
Rocket Failure Remains Mystery
http://www.koreatimes.co.kr/www/news/nation/2010/02/133_60524.html

以下抜粋引用
**********引用開始**********
``The flaw in the wiring of the fairing separation drive unit (FSDU) may have caused the discharge. Another possibility is that a flaw in the mechanical structure may have jammed the `near' fairing and prevented it from separating from the launcher, despite the explosives going off on time.''
**********引用終了**********

flawが、傷、ひび、割れ目という意味であれば、高電圧による放電(discharge)というストーリーである程度納得できますが、単に想像に過ぎません。もし、flawが、欠点、弱点という広い意味で使用されてているのであれば、話は別になります。

◎한국일보 > 뉴스 > 경제
韓国日報 " ニュース " 経済 (Googleによる翻訳)
"나로호 5~6월에 2차발사" "
ナロホ5〜6月2チャバルサ"(Googleによる翻訳)
조사위 "1차 실패는 위성덮개 분리 오작동·방전"
調査委、"1回の失敗は、衛星のカバーの取り外しの不具合放電" (Googleによる翻訳)
http://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=ko&u=http://news.hankooki.com/lpage/economy/201002/h20100208220142111720.htm&ei=JIh2S52DII3c7AO97ZWeCg&sa=X&oi=translate&ct=result&resnum=3&ved=0CEQQ7gEwAg&prev=/search%3Fq%3D%25EA%25B8%25B0%25EC%2595%2595%2BKSLV%26hl%3Dja%26lr%3D%26rlz%3D1T4ADBF_jaJP293JP294%26sa%3DG%26tbo%3Dp%26tbs%3Dqdr:m

機械翻訳なので判りにくいですが、説明が一番詳しいように思われます。
朝鮮日報の記事に書かれていた「フェアリング分離の際、内部の気圧が当初の予想より1万倍以上高かった」の意味が判りませんでしたが、この記事では、以下のようになっています。
http://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=ko&u=http://news.hankooki.com/lpage/economy/201002/h20100208220142111720.htm&ei=JIh2S52DII3c7AO97ZWeCg&sa=X&oi=translate&ct=result&resnum=3&ved=0CEQQ7gEwAg&prev=/search%3Fq%3D%25EA%25B8%25B0%25EC%2595%2595%2BKSLV%26hl%3Dja%26lr%3D%26rlz%3D1T4ADBF_jaJP293JP294%26sa%3DG%26tbo%3Dp%26tbs%3Dqdr:m

以下Google翻訳の抜粋引用
**********引用開始**********
216秒のときナロホウイの高さは177km。
韓国航空宇宙研究院ジョグァンレ発射体の研究本部長は"この高さからペアリングがあったナロホの上部(2段)内部の気圧を1万分の1トール(torr ㆍ 760torr = 1気圧)に期待し、打ち上げ前の性能試験を実施した"と述べた。
しかし、実際の状況で、気圧は1〜3トールだった。予想よりも気圧が高い状態で放電現象が起こり、このため、電流が2つのペアリングに均等に供給されず、片方が落としていない可能だろうというのが、調査委の推定である。
**********引用終了**********

この説明であれば、ストーリーの流れがかなり良くなりますが、依然よく判らない部分があります。
下記の資料によれば、地表で約1013hPa(760Torr),高度120kmで約0.00001hPa(0.0000075Torr)となっています。1Torrは高度約50kmに相当します。

大気の鉛直構造
http://gakuen.gifu-net.ed.jp/~cont1/kou_rika/data/sido/s35.pdf

確かに1トール(1.3hPa)は1万分の1トール(0.00013hPa)の1万倍ですが、大気圧(760トール,1013hPa)に比べれば桁違いに低いので、大気の影響は考えにくいように思われますです。
また、下のフェアリング分離試験の動画を見ると、真空チャンバではなく大気中で試験しているようなので、空気抵抗が大きい大気中の試験で問題がなければ、気圧が低い状態であれば少なくともフェアリング分離時の空気抵抗に起因する問題は少ないように思われます。
気圧が低くなって問題になりそうなのは、絶縁材に含まれていた非常に小さな気泡が膨張して破裂し、絶縁不良になること位しか思いつきませんが、使用する部品は当然真空中での性能を確認済みと思われるので、この可能性もないかもしれません。
気圧が低くなって問題になりそうな他の要因として、放電し易くなることがありますが、今回の場合は、「気圧が高い状態で放電現象が起こり」ということなので状況が合いません。
気圧が高くなるとなぜ放電現象が起きるのかよく判りません。放電は、低圧の気体中ではより低い電位差でおこるとされています(http://ja.wikipedia.org/wiki/放電)。

また、気圧が予想よりも高くなった原因がよくわかりません。全くの素人考えですが、下のフェアリング分離試験の動画を見ると、ボルトが爆発したときに発生したと思われる煙がフェアリングの内側に溜まっていたように見えます。もしかしたら、爆圧が内側に抜ける設計?

【KSLV-1のフェアリング分離試験の動画】
(再生にかなり時間を要する場合があります)
登録日:2008.04.03(23:30)
http://www.tagstory.com/video/video_post.aspx?media_id=V000178870

【参考外部リンク】
robot.watch.impress
JAXA、H-IIBロケットフェアリング分離試験を公開
http://robot.watch.impress.co.jp/docs/news/20090818_309115.html

H-IIBロケット試験機の準備状況について
5.フェアリング分離放てき試験概要
http://www.jaxa.jp/press/2009/08/20090819_sac_h2b.pdf

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2010年2月 8日 (月)

映画「ラブリーボーン」を見てきました

 家人のお供で映画「ラブリーボーン(The Lovely Bones)」を見てきました。
 この種の映画は好みの影響が大きいと思われるので、あくまでも個人的な印象ですが、折角見たので感想を一言二言。
 この映画についての予備知識は殆どなく、テレビのCMで一寸見かけたのと、「ラブリーボーン」というタイトルが一寸不思議だと思った程度でした。

 見終わった後の印象は、この映画ではどのようなテイストを味わえばよかったのかが、よく判らなかったということです。
 サスペンス?、ミステリー?ホラー?スプラッター(直接的な映像はありませんが・・)?家族愛?初恋?あるいは、丹波哲郎の世界?・・・
 別に霊的な話に拒否反応はないのですが、今ひとつ感情移入ができませんでした。
 死後の世界から現世を見守るというパターンでは、かなり雰囲気は異なりますが「ゴースト/ニューヨークの幻」がありますが、これは結構楽しめました。「ゴースト」の場合には、ウーピー・ゴールドバーグが演じる半偽霊媒師の存在が結構大きかったような気がします。
 「ラブリーボーン」の場合にも霊感を持っている少女が出てくるのですが、ストーリーに対する関与が一寸薄いような気がしました。最後の方で霊的体質を持っていることとストーリーの絡みがやっと判ってきますが・・・・。
 金庫を陥没穴に廃棄するシーンで金庫を転がす場面の描写が結構長く、そのときに霊感少女も出てくるので、何か(悪事露見など)が起きるのかと予想したのですが、別の展開になってしまいます。
 最初にゴミ廃棄用の陥没穴が出てきたときは、星新一の「おーいでてこーい」を連想してしまいました。
 映画の中での陥没穴の存在理由がよく判らなかったのですが、証拠を隠滅したと思っても「天網恢々疏にして失わず」ということでしょうか?

 また、少女(スージー)の祖母のキャラクタが結構濃いのですが、ストーリーへの関与が一寸ものたりないような気がします。
 最後のほうで、スージーの妹が犯罪計画のノートを見つけるのですが、父親や母親にではなく、祖母に渡すのは、両親が通常状態ではないあの状況では祖母に渡すのが適していると考えたから?

 そのほか、一寸気になった点をいくつか。
・映画の中では、当時(1973年)はこの種の犯罪は少なかったので、少女が食事に遅れても家族は余り気にしなかったような説明になっていたような気がしますが、治安の状態にかかわらず、事故の可能性もあるので、普通は食事に遅れたら心配すると思いますが・・・。
・死後の世界の先輩(?)の少女(英語版のWikipediaによればベトナム系アメリカ人?)の名前が一寸変わっていて、且つ、昔聞いたことがあるような名前だったので、後で調べてみたら、トルーマン・カポーティの小説「ティファニーで朝食を」の主人公のホリー・ゴライトリーと同じ名前でした。Wikipediaを見ると、やはり小説からとったようです。ホリー・ゴライトリーは、高級娼婦だったような気がするのですが、少女の名前をホリー・ゴライトリーにすることにどのような意味があったのかよく判りませんでした。
・映画の最初の方でスージーが自転車に乗って片手で110カメラで撮影するシーンがあり、撮影した写真が後で物語に関係してくるのですが、自分が昔使用した時の記憶では、とてもあのように綺麗には撮影できるようには思われません。現在の手ぶれ補正付きコンデジでも一寸難しいかも・・・。
110フィルムを何十本も撮り溜めていましたが、何のためにそのようにしたのかがよく判りませんでした。それ以上に判らなかったのは、事件前にした1本づつ現像するという約束を事件後も守ることの意味が判りません。母親の方はそんな約束を守ることは意味が無いと言っていましたが・・・。

 最後のほうで「ラブリーボーン」の意味についての話が出てきたのですが、良くわからなかったので確認してみました。小説の中では以下のような説明があるようです。
"These were the lovely bones that had grown around my absence; the connections--sometimes tenuous, sometimes made at great cost, but often magnificent--that happened after I was gone. And I began to see things in a way that let me hold the world without me in it. The events that my death wrought were merely the bones of a body that would become whole at some unpredictable time in the future. The price of what I came to see as this miraculous body had been my life."
http://film-dramas-based-on-books.suite101.com/article.cfm/the_lovely_bones_a_unique_crime_thriller

 これを読んでもまだ良くわかりませんが、少女の死後に生じた家族の絆のようなものでしょうか?
 どこかに他の人が、この映画は観客がこうなるはずだと思っている方向を外して作っていると書いていましたが、そう考えると納得できないこともありません。
 思いつくままに書き飛ばしましたが、自分のようなおじさんの場合には、この映画を楽しむのは一寸難しかったです。
 小説を読めばもう少し納得できるのかもしれませんが、そこまでの元気はありません。
 下記のURLで、原作(英文)の1ページから10ページまで閲覧できるようなので、一寸見てみましたが、即挫折です。英語は難しいです。
http://www.amazon.co.jp/gp/reader/0316168815/ref=sib_rdr_ex?ie=UTF8&p=S00G&j=0#reader-page

【2010.02.10追記】
日本語の小説の一部も、下記のURLで閲覧できることがわかったので、こちらをざっと読んで見ました。

Villagebooks
『ラブリー・ボーン』 第2章(文庫P27-34)より
http://www.villagebooks.co.jp/lovelybones/book/read.html

この公開されている部分を読むと、この物語の雰囲気が少し判ってきたような気がしますが、この感じ(「大霊界」?」)を映画から読み取るのは一寸難しいです。
なお、この部分にホリー(ルームメイトなんですね)のことが書いてあります。

映画の話からは離れますが、この公開されている部分で「クールエイドが入ったディキシーの紙コップ」と言われてもピンときません。
意味が判らないと気持ちが悪いので一寸調べてみました。

“Don't drink the kool-aid”というイディオム
http://www.anemo.co.jp/life/abbott/20.html

DIXIE CUPS
http://www.ideafinder.com/history/inventions/dixiecup.htm

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2010年2月 7日 (日)

羽田空港への着陸機を見ることができるライブカメラ(現在休止中)

 今朝、国土交通省の羽田再拡張関係のホームページにある下記のライブカメラを見てみると、富士山が比較的綺麗に見えています。

 http://122.249.127.89/haneda/sanai/index_sanai_live.html

(2011.07.23:現在見えないようです)

 富士山と着陸機を一緒にキャプチャできないかと思って試して見ました。
 富士山にフォーカスしたまま待ち続けるのは一寸しんどいので、まずカメラをワイド側にして左に振って進入中の着陸機を見つけ、ついで、カメラを富士山の位置までパンしてズームし、着陸機が画面を通過した瞬間をキャプチャしました。
 カメラを操作するためにはコントロール権を確保しなければならないので、ユーザ数が多いと一寸大変です。
 画質はあまり良くないし(ライブカメラとしてはかなり綺麗なほうだと思いますが)、インターレースのためか移動する着陸機が短冊状に左右にぶれていますが、自宅の暖かい部屋の中から飛んでいる飛行機をリアルタイムで見ることができます。

Hnd_livecamera

【2011.07.27追記】

多摩川河口(羽田三愛石油から)
http://122.249.127.89/haneda/sanai/index_sanai_live.html
(現在停止中?)

多摩川河口(花王川崎工場から)
http://122.249.127.89/haneda/kaou/index_kaou_live.html
(管制塔と駐機中の航空機と離陸機が見えます)
(現在見えません。故障?)
Hnd_to
Momorail
Hnd_jal_2
Hndhgr
Landing
Hnd_taxing
Hnd_night

多摩川河口(京浜河川事務所 羽田第一水門)
http://122.249.127.89/haneda/suimon/index_suimon_live.html
(遠くに航空機が見えました)
(現在休止中)
Hndwg1

平成17 年度冬季調査の実施内容
http://www.tbeic.go.jp/Mente/download/03_%E8%B3%87%E6%96%99-1.pdf
(「三愛石油」と「羽田第一水門」の位置が分かります(p15(16/23)。上記ライブカメラとの関係は不明)
Hndmap
(上記資料から抜粋引用)

【2011.11.26追記】
国土交通省のライブカメラのリンクが切れてしまったので、羽田空港に関係しそうなライブカメラを集めてみました。

モノレール羽田空港国際線ビル駅ライブカメラ映像
http://114.160.215.99/viewer/live/ja/live.html
飛行機は見えませんが・・・
遠いですが駐機中の飛行機が見えました。
Tyomonorail_hnd

ホテル グランパシフィック LE DAIBA(お台場)29Fからの眺望
http://www.grandpacific.jp/livecamera/
羽田空港(近景・遠景)がプリセットされています。かなり遠いですが・・・
(2013.08.16追記:説明では、「羽田空港のほか、東京のシンボルタワー、東京タワーと東京スカイツリー®、お台場から見る東京のランドマークの風景をご覧いただけます」と書いてありますが、羽田空港のプリセットはなくなったようです。)
Hnd_frm_gphtl

東京臨海風力発電所『東京風ぐるま』のライブ映像
http://www.j-wind.jp/webcamera.html
「羽田空港に進入する旅客機の姿も見ることが出来ます。」と書いてありました。
(現在休止中)
Jwind_landing1
Jwind_landing2

【2011.11.27追記】
 今日見てみたら、以下の二つは見えるようになっていました。
 リンク切れは一時的な現象だったようです。
・多摩川河口(花王川崎工場から)
・多摩川河口(京浜河川事務所 羽田第一水門)

 しかしながら、下記のカメラは依然見えません。
 リンクは切れていないようですが、JAVAが進みません。
・多摩川河口(羽田三愛石油から)

【2011.12.04追記】
  離陸機がキャプチャできたので写真を差し替えました。
【2011.12.17追記】
  着陸機がキャプチャできたので写真を追加しました。
【2011.12.25追記】
J-WINDのライブカメラで着陸機がキャプチャできたので写真を追加しました。
【2013.08.16追記】
ほぼ全滅状態です。リンク自体は生きているようですが・・・

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2010年2月 6日 (土)

ブラウン管テレビを1000fpsで撮ってみました

 廃棄処分待ちとなっていたCRT-TV(Sharp 14C-S14S、動画右)があったので、最後のご奉公に、EX-FC100によるハイスピード撮影の被写体になってもらいました。
 比較用にアナログLCD-TV(Sharp LC-13S4-S、動画左)も一緒に撮りました。

 大昔に物理の授業で、テレビ(当然ブラウン管)の原理説明があり、電子が蛍光体に衝突して発生した光の点が、水平方向に移動して走査線が表示され、この走査線が垂直方向に移動し、蛍光体の残光と目の残像で画面全体(ラスター)が光って見えるという、講釈師みたいな説明を聞いた覚えがありますが、いままで実際の発光の状態をゆっくり見たことがありませんでした。
 下の動画を見て見るとCRT-TVは走査線が移動するというよりも、走査線の束または帯が移動するという感じです。
 NTSCの場合、走査線が垂直方向に1往復する時間は約1/60秒(約17ms)なので、画面から見る限りでは蛍光体の残光は数msある感じです。

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