"re-entry"は再突入? 帰突入?
小惑星探査機「はやぶさ」は無事に地球に帰還し、カプセルも回収できたようで何よりです。
機械にも人間と同じように運があるのかも知れません。
衛星などが大気圏に突入するときは、「再突入」と表現されることが多いですが、何か違和感があります。
最初の突入なのに「再」突入と言うのはロジックがおかしいような気がします。
同じような疑問を持つ人がいるようで、WEBのQ&Aに質問が上がっています。
色々な回答がされていますが、今ひとつ納得できません。
「再突入」はre-entryの翻訳と思われますが、"re-"は「再」の他にも色々な意味を持っている接頭語です。
手元にあるGENIOUSを見ると、たとえば"return"は[元の場所に(re)戻る(turn)]となっています。
"return"は「帰還」と訳されることがありますが、「再還」と訳されることはありません。
素人考えですが、たとえば「帰突入」という表現であればロジックは合うように思われます。(字面があまり良くありませんが・・・)
最近は、単に「突入」という表現をしている場合も多いみたいです。
なお、「帰突入」という用語は自分が考えた訳ではなくて、かなり昔に科学評論家の方(名前は忘れました)が、「再突入」は変ということで、雑誌か書籍に書かれていたものです。
蛇足:ASAHI.COMの写真を見て、昔見た映画「アンドロメダ」(小説名:アンドロメダ病原体)を思い出しました。
【参考外部リンク】
産経ニュース
【はやぶさ】カプセルが帰還、大気圏に再突入
http://sankei.jp.msn.com/science/science/100613/scn1006132308005-n1.htm
ASAHI.COM
「イトカワ」の砂入り?はやぶさカプセル回収 破損なし
http://www.asahi.com/science/update/0614/TKY201006140412.html
楽天 みんなで解決!Q&A > 学問&教育 > 国語
大気圏に「再」突入
http://qanda.rakuten.ne.jp/qa5419278.html?order=DESC&by=datetime
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