« 2010年9月 | トップページ | 2010年11月 »

2010年10月29日 (金)

潜水艦で台風を抑制?

 台風14号が近づいて来ています。
 明日(10/30)は出かける予定あるのであまりうれしくないです。

 天候を制御できると都合がいいのですが、今のところ雨雲が目的地に達する前にヨウ化銀をロケットで打ち込んで、予め雨を降らしてしまう方法くらいしか聞いたことがありません。(真偽は不明ですが、某国の軍事パレートの際に使用したとか・・・)

 旧聞になりますが、潜水艦で台風を抑制する特許の記事を思い出したので、内容を確認してみました。

毎日新聞 2010年9月20日 12時26分(最終更新 9月20日 13時30分)
台風:潜水艦使い海水温度下げて抑制 三重の会社が特許
(キャッシュ) http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:cjn_U6WoqjAJ:mainichi.jp/select/wadai/news/20100920k0000e040021000c.html+%E5%8F%B0%E9%A2%A8+%E6%BD%9C%E6%B0%B4%E8%89%A6+%E7%89%B9%E8%A8%B1&cd=6&hl=ja&ct=clnk&gl=jp

 UFO、永久機関、呪文を唱えて天気をよくする方法など、トンデモ系の公開特許は多数ありますが、気候制御関係の発明で登録になったものはあまり無いように思います。

 上記新聞記事にある特許(特願2006-21005、特開2006-254903、登録4559978)は、出願時はかなり広い権利を狙ったようですが、審査の段階で複数隻の潜水プラットフォームなどが限定されて登録になっています。

【発明の名称】海面の水温低下装置
【要約】
【課題】 海面の水温を効率良く低下させ、海面の水温の低下によって海面からの水蒸気の蒸発を抑制し、低気圧の発生を防止ないしは勢力を弱める。また、海面水温の上昇を抑制することで赤潮や青潮の発生を防止ないしは軽減する。
【解決手段】 海面の水温を低下させるための装置として、送水用のパイプを海中に設置し、そのパイプ11の吸入口18を目的海面Aの水温よりも低温の冷水帯Lに配置し、またパイプ11の噴出口19を海面下の所要の位置に配置するとともに、吸入口18から冷水を吸引し、噴出口19から噴出させるために、パイプ11にポンプ15を接続し、目的海面Aの領域の海面下に供給し、より高温の暖水と混合させるように構成する。
【選択図】 図2
Jp4559978

【特許請求の範囲】(出願時)
【請求項1】
海面の水温を低下させるための装置であって、送水用のパイプを海中に設置し、そのパイプの吸入口を海面の水温よりも低温の冷水帯に配置し、またパイプの噴出口を海面下の所要の位置に配置するとともに、吸入口から冷水を吸引し、噴出口から噴出させるために、パイプにポンプを接続し、海面下の目的領域に供給し、より高温の暖水と混合するようにしたことを特徴とする海面の水温低下装置。

【書類名】特許請求の範囲(登録時)
【請求項1】
海面の水温を低下させることによって低気圧の発生を防止するか、或いは、既に発生している低気圧の勢力を弱めるための装置であって、目的領域の海面又はその近くに配置する移動機能及び潜水機能を有する複数隻の潜水プラットフォームと、目的領域の海中に設置するために上記個々の潜水プラットフォームに設置した複数個の縦の送水用のパイプと、それらのパイプの吸入口を海面の水温よりも低温の冷水帯に配置して吸入口から冷水を吸引し、また、海面下の位置に配置したパイプの噴出口から冷水を噴出させるためにパイプに接続したポンプとを具備し、吸入口から吸引した冷水を海面表層の暖水帯又はそれに近い目的領域の海面に水中供給することで、より高温の暖水と混合するようにしたことを特徴とする海面の水温低下装置。

 実際に効果があるのかどうかはよくわかりませんが、明細書には以下のように書いてありました。
「本装置10を20台配置すると毎分480トン、毎時28800tの送水能力があるので、暖水帯Hの深さを10mとすると2880平方メートルの海域を1時間で冷却できることとなり、温度低下については、暖水帯Hの水温を26℃、冷水帯Lの水温を20℃とした場合、暖水、冷水等量として23℃に冷却し得る計算となる。」

 もし実際に気候が制御できるようになると、誰にとって都合がいい天気なのかが問題になりそうです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年10月24日 (日)

昔のパンナム(PAN AM)のチケット

 先日、羽田空港(東京国際空港)の新国際線旅客ターミナルを見に行ったですが、昔(1976)羽田から初めて米国に行ったときのことを一寸思い出しました。
(ブログのネタのために無理やり関連付けているという気もしますが・・・・)

  使用した航空会社は、今は亡きPAN AMでした。"PAN AM"のブランド自体はどこかで生き残っているようですが・・・。
 昔の資料を引っ張り出したらチケット控えとホルダが出てきました。

【チケット控え】
Pan_am_ticket

【チケットホルダ】
Pan_am_holder

 チケットのFROM/TOを見ると TYO→NYC→WAS→NYC→CHI→LAS→SAN→LAX→TYO となっています。昔は元気があったのでしょうね。仕事3割、遊び7割というような感じだったので出来たのかもしれません。(仕事でラスベガスに行く人は余りいないかも・・・)
行きはPA002、帰りはPA003だったようです。
 チケットホルダに印刷されている、"America's airline to the world."は1970年代後期の会社のスローガンだったようです。

【パンナムビル】
Pan_am_building  ニューヨーク市内の散歩の途中で見かけたパンナムビルです。(1976年)
 ハーフサイズカメラ(36枚撮りフィルムで72枚写真が撮れる)で撮影したものをL版プリントしてアルバムに貼ってあった退色した写真を剥がして、スキャナで読み込んだものなので画質がかなり悪いです。



【参考外部リンク】
Pan American World Airways
http://en.wikipedia.org/wiki/Pan_American_World_Airways

Pan Am Railways
http://en.wikipedia.org/wiki/Pan_Am_Railways

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年10月21日 (木)

羽田空港新国際線旅客ターミナル(モノレール車内→出発ロビー)

 ミーハーなのでとりあえず行って撮ってきました。
 確かに改札口から近いです。

 自作のステディカムマーリンもどきを使用しましたが、浜松町駅でのバランス調整が不十分で水平が出ていません。ドロップテストは知らない人が見たら怪しいかも・・・

東京モノレール羽田空港国際線ビル駅ライブカメラ
http://114.160.215.99/viewer/live/ja/live.html

【帰りは京急】
Cimg0794_keikyu1s Cimg0795_keikyu2s

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年10月18日 (月)

これも生物多様性?(サギソウ)

 かなり前になりますが、TVの季節ネタニュースとしてサギソウ(鷺草)の映像が流れていました。
 珍しい形だと思っていたら、家人によればウチのベランダでも咲いているということだったので、とりあえず撮った写真です。
 神のなせる技か、あるいは、偶然と必然の結果かは判りませんが不思議な形をしています。
 人間から見るとなぜこのような形をしているのだろうかと不思議になりますが、それは単に人間の眼で見た印象であって、鷺草自身から、あるいは他の動物から見れば不思議でも何でも無くて、普通の存在として認識されているのかもしれません。

【サギソウ】
Habenaria_radiata_1

【変形フィンガーチップフォーメーション?(1機逆向き!)】
Habenaria_radiata_2

【参考外部リンク】
AFPBB News
生態系保全を協議するCOP10開幕、「美しい地球を次世代に」
2010年10月18日 17:35
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2767428/6340776

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年10月17日 (日)

故障したRD-XD91が980円のジャンクDVDドライブで修理できました

 先日、HDD&DVDビデオレコーダーRD-XD91が3回目の故障となったので、ジャンクのLG製GSA-4040Bを探してきて換装したところ、制限はありますがアナログ・デジタルともにディスクに焼くことができるようになりました。
 ところが、不用意にRD-XD91のソフトウエアをVer.13にバージョンアップしたために、「ER7051」のエラーが出てドライブが認識されなくなってしまいました。
 LG以外のDVDドライブであれば使用できる可能性はあるのですが、前回ジャンク屋巡りをしたときの感触では、あまり出てきそうにもありません。
 量販店を覗いて見ると昔に比べてかなり安くなっているので、新規購入を検討することにしました。
 とりあえず、各社のカタログを集めてきて眺めてみました。
【各社DVDレコーダカタログ】
Photo

 安くなったとはいえ、直ぐにポケットマネーで買えるような額ではありません。
 また、自分の不注意で修理に失敗したことが一寸悔しいです。
 ということで、最後の望みをかけて再度互換性のあるジャンクを探すことにしました。
 前回と同様に神田キリスト教会の通りにあるジャンクを片っ端から覗いて見ました。
 なお、互換性のあるDVDドライブは、以下のサイトを参考にして確認しました。

RD-Wiki  DVDドライブ換装
http://rdwiki.rd-style.info/wiki.php?DVD%B4%B9%C1%F5

 LG製の互換性のあるDVDドライブは時々見かけるのですが、LG以外の製品は中々見当たりません。
 十数軒目でやっとLG以外のDVDドライブを見つけました。
 見つけたのは日立のGSA-H42Nです。価格は980円です。
 安いのはいいのですが、ケースに錆が出ている正真正銘のジャンクです。ジャンクというよりゴミに近いかも・・・。
 一寸躊躇しましたが、もし980円で修理できるのなら万々歳ですし、修理できなくても勉強にはなるであろうということで買ってきました。
【GSA-H42N (全体)】
Gsah42n

【ケースには錆が・・】
Photo_2

【GSA-H42N(ラベル)】
Gsah42n_2

 家に持って帰って早速RD-XD91に接続してみると、認識はされるようでER・・・・というエラーは出ません。
 もしかしたら使えるのではないかと甘い期待をしてディスクを入れてみると、「表示する内容がありません」という表示がでました。
 残念ながらそう甘くはないようです。
  何か手は無いかと調べてみると、上記のRD-Wikiに緊急手段として「レーザ出力調整」の話が書いてありました。
 現状で使用できないのであれば、レーザ自体が破損したとしても失うものは無いということで、GSA-H42Nでレーザ出力調整が可能かどうか調べてみました。
 分解は非常に簡単で、ネジを4本外すだけで、上蓋、メカ部分、電気回路基板、底板の四つの部分に分解できました。
 なお、電気回路基板とメカ基板の間は、細いフラットケーブルで接続されているので、コネクタから引き抜くときは注意が必要です。
 抜けるケーブルと抜けないケーブル(もっと力を入れたら抜けたのかも知れませんが)があるようです。

【内部構造(電気回路基板側)】
Photo_3

【内部構造(ディスク側)】
Photo_4

【メカ部分(上側)】
Photo_5

【光学ヘッド(表)】
Photo_6

【レンズ部分】
Photo_7

【光学ヘッド(裏)】
Photo_8

  光学ヘッド付近を見たのですが、可変抵抗器らしきものは見当たりません。
 もしかしたら、老眼で見落としたのかもしれません。(後で光学ヘッドのクローズアップ写真を見てみると、調整孔のようなものが二つ見えますが、分解したときには気が付きませんでした。) (2011.05.07追記:別の場所に調整用可変抵抗器らしき部品がありました)
 折角、ここまで分解したので、気休めですが内部の埃をエアブロアーを使用して丁寧に吹き飛ばしました。なお、光学ヘッドのレンズ部分は、フォーカスサーボとトラッキングサーボのために弱いスプリングで宙釣りになった状態になっているので、レンズ部分に余り強いガス圧をかけると変形・破損する恐れがあります。
 もし埃でレーザの光量が低下してエラーが発生しているのであれば、光学ヘッドのクリーニングで回復する可能性があるので、とりあえずメカ部分に電気回路基板をセロテープで貼り付けるととに、ディスクがどっかに飛んで行ってしまわないように、ディスク押さえが取り付けられている上蓋を被せました。なお、上蓋は被せただけで、ネジ止めはしていないので、ディスクが回転するとブーンという大きな音が発生するとともにかなり振動があります。このため制振用に辞書を上蓋の上に載せました。
 電源ケーブルとIDEケーブルを接続し、電源を入れると普通に立ち上がりました。
 記録済みのディスクを入れると正常に再生されます。これぞ「ラッキー」です。
 DVD-Rの初期化も正常に行われるようです。
 普通であれば、DVDドライブを元通りに組み立ててRD-XD91に取り付け、RD-XD91も元通りに組み立てるのでしょうが、バラック状態では正常に動作するが綺麗に組み立てると動作しなくなるという経験を何回もしているので、とりあえずこの状態で、HDDに残っている大事なコンテンツをディスクにせっせと焼きました。
 また、RD-XD91の温度、特にHDDの温度がかなり高いので、PC用の冷却パッドで冷却しながらディスクに焼く作業をしました。
【バラック】
Photo_9

 とりあえず緊急退避が終了したので、DVDドライブとRD-XD91を元通りに組み立てて修理完了です。
 ところが家人がDVDドライブにディスクを入れたまま電源を切ってしまったようで、次に電源を入れたときにエラーが発生して、全く操作出来なくなりました。
 「トレイ開/閉ボタン」が効かないので、ディスクを取り出すこともできません。
 仕方がないので、RD-XD91の前面の蓋を手で開いて、DVDドライブの手動エジェクト部分をゼムピンで押して強制的にトレイを引っ張り出してディスクを取り出しました。
 この状態で、一度ACブラグをコンセントから抜いて再度挿入すると、操作可能になりました。
【手動エジェクト】
Photo_10

 我が家の場合には、スカパーからのアナログ映像をHDDに溜めて、その後DVD-Rに焼くというパターンが多いので、しばらくは生き延びることができるようです。

RD-XD91(2006.01購入) DVDドライブ交換履歴
(1)2007.07 SW-9574-E (F/W=MA30) メーカー修理 \30030
   → 当然問題なし。
(2)2009.08  SW-9576-C (DVR-AM16CV) 新品・換装 \9970
   → 問題なし。ただし、ディスク装着方法変更あり。
(3)2010.09  GSA-4040B  ジャンク・換装 \1980
   → 部分的に使用可能だった(バージョンアップしてER7051となるまでは・・)。
(4)2010.10  GSA-H42N  ジャンク・換装 \980
  → DVD-Rに焼くことは可能。ディスクを入れたまま電源を切るとエラー発生。

【関連内部リンク】2011.05.07追記
これがDVDドライブ(GSA-H42N)のレーザー出力調整用可変抵抗器?
http://kenshi.air-nifty.com/ks_memorandom/2011/05/dvdgsa-h42n-ca6.html
 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010年10月11日 (月)

「駅.Locky」で停車駅名表示(福岡近郊編)

 福岡に行く機会があったので、iPod touch 8G(A1288)に入れた時刻表アプリ「駅.Locky」で鹿児島本線(博多→福間)で現在位置が表示可能かどうか調べて見ました。

 結果は以下の通りでした。1回しか調べていないので、条件が違えば異なる結果になるかもしれません。なお、乗車したのは快速です。

博多   ×
吉塚   ×
箱崎   ×
千早   ×
香椎   ○
Photo_3   
九産大前 ×
福工大前 ○
Photo_5 
新宮中央 ×
古賀   ×
千鳥   ×
福間   ○
Photo_6

 「駅.Locky」はWi-Fiによる測位技術を使用しているので、もしかしたら「MotionX-GPS Lite」でも測位できるのではないかと試してしましたが、残念ながら1箇所も測位できませんでした。

【参考外部リンク】
駅.Locky
http://eki.locky.jp/site/top

MotionX GPS Lite
http://itunes.apple.com/jp/app/motionx-gps-lite/id293935935?mt=8

2010年10月10日 (日)

福岡付近で撮った写真

  福岡に行ったついでに何枚か写真を撮ってきました。

【JL319から見た富士山】
Jl319s

【巡航速度779km/h】
779kmhs

【キャナルのホテルの10Fから見えたRWY16への着陸機(夜)】
10frwy16s

【キャナルのホテルの10Fから見えたRWY16への着陸機(昼)】
10frwy16s_2

RWY34/16
http://www.twin.ne.jp/~watanabe/satjpn/files/RJFF.pdf

【ヒルトン福岡シーホーク(EX-V7 ワイド側)】
Exv7s

【ヒルトン福岡シーホーク(EX-V7 テレ側・光学10.5倍)】
Exv7105s

【ヒルトン福岡シーホーク(EX-V7 テレ側・デジタル42倍】
Exv742s

【JR鹿児島本線で見かけた試運転中のSEA SIDE LINER】
Sea_side_liners

【羽田に着いた時に見えたJAL嵐JET】
Jals

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年10月 7日 (木)

福岡高速1号線(呉服町→西公園)西鉄バス車窓風景

 所用で福岡に行ったので、空いた時間に割と眺望が良い306番系統(博多駅交通センター→福岡タワー南口)の西鉄バスに乗りました。
 福岡都市高速を走行する普通バスの最後部座席で撮影したので揺れがかなりあります。
 遠くに博多湾に浮かぶ能古島が見えます。
 2010.10.04 EX-V7で撮影。

  地図の左上の「福岡高速1号線(呉服町→西公園)」の文字の部分をクリックすると大きな地図と高度変化が表示されます。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2010年10月 2日 (土)

HDDが触れないほど熱くなるのは普通のこと?

 RD-XD91のDVDドライブが故障(3回目)したため、どうにか自分で修理しようとして悪戦苦闘しています。
 去年故障したときは、運良くPC Depoで箱入新品のDVR-AM16CV(SW-9576-C)を1万円程度で入手できたのですが、現時点では互換品が中々見つかりません。
 Amazanで調べてみるとDVR-AM16CVを扱っているようですが、「新品2点¥ 25,800より 中古品1点¥ 23,800より」(2010.10.02現在)となっており、メーカーに修理に出す場合とあまり変わりません。
 現時点でRD-XD91のメーカー修理が可能かどうかは判りませんが、もしメーカー修理が不可能になった場合は選択肢として残るかもしれません。

 現在は、RD-XD91の蓋を外して色々試しているところですが、たまたまHDDを触って見るとかなり熱いです。ケースの表面を触り続けているのが苦痛になる位の熱さです。
 一般的にHDDは温度が高くなるほど故障率が高くなると言われています。(そうではないというGoogleの報告もあるようですが・・・)
 
日経トレンディネット
Q&A/周辺機器
HDDは高温になっても大丈夫?
2005年07月28日
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/qa/parts/20050727/112945/

Proceedings of the 5th USENIX Conference on File and Storage Technologies (FAST’07), February 2007
Failure Trends in a Large Disk Drive Population
Google Inc.
http://labs.google.com/papers/disk_failures.pdf

 ネット情報によればRD-XD91はDVDドライブだけではなくHDD も故障し易いという話があるので、HDDの方も心配になってきました。
 DVDドライブの方は最悪でも費用を掛ければ修理可能と思われますが、万一HDDの方が故障したら、未だDVDに焼いていない数十時間のコンテンツが利用不可能になります。
 とりあえず現用のHDDを互換品と交換して保管しておけばコンテンツは保護できるかもしれないと考えました。
 ところが、HDD 換装のサイトを見てみるとHDDを一度取り外すと再度接続してもHDDが認識されないようなことが書いております。
 これでは迂闊にHDDを交換することもできません。

 素人目には、HDDの温度が高すぎるように思えますが、仕様的に問題がないのであれば、とりあえずHDDの方は静観してDVDドライブの方に集中できるので、一寸調べて見ました。
 HDDのケースの表面温度を正確に測定できるような洒落た温度計は持っていないので、以前秋葉原で300円位で買った接触式の熱電対型と思われる電子温度計で測定してみました。
【HDDのケースの表面温度は41.8℃】
418degree

 電子温度計精度は不明ですが、今までの使用経験では、20~30℃の範囲ではアルコール温度計との差が0.5℃以内だったので、約42℃と考えてもそれほど間違っていないように思われます。体感的にはアッチッチという感じなので、もう少し高いように思われるのですが・・・
 
 次に、手元にあるRD-XD91のHDDを調べてみました。
 ケースのラベルによれば、SeagateのST3400832SCEというモデルのようです。
【Seagate ST3400832SCE】
Seagate

 Seagateのサイトを覗いてみたら、HDDの信頼性に関する説明がありました。

以下、下記URLのSeagateサイト記事を抜粋引用
http://seagate.custkb.com/seagate/crm/selfservice/search.jsp?DocId=174791&NewLang=en

***** 引用開始 *****
Hard disk drive reliability and MTBF / AFR

Hard drive reliability is closely related to temperature. By operational design, the ambient temperature is 86°F. Temperatures above 122°F or below 41°F, decrease reliability. Directed airflow up to 150 linear feet/min. is recommended for high speed drives.

The product shall achieve an Annualized Failure Rate - AFR - of 0.73% (Mean Time Between Failures - MTBF - of 1.2 Million hrs) when operated in an environment that ensures the HDA case temperatures do not exceed 40°C. Operation at case temperatures outside the specifications in Section 2.9 may increase the product Annualized Failure Rate (decrease MTBF). AFR and MTBF are population statistics that are not relevant to individual units.

AFR and MTBF specifications are based on the following assumptions for business critical storage system environments:
8,760 power-on-hours per year.
250 average motor start/stop cycles per year.
Operations at nominal voltages.
Systems will provide adequate cooling to ensure the case temperatures do not exceed 40°C. Temperatures outside the specifications in Section 2.9 will increase the product AFR and decrease MTBF.
***** 引用終了 *****
注:
86度(華氏) = 30 度(摂氏)
122度(華氏) = 50 度(摂氏)
41度(華氏) = 5 度(摂氏)

 これによれば、ケースの温度40°Cが故障率の一つの判断基準になっているように思われます。40°Cを超したら急激に劣化するということもないと思いますが・・・・
 なお、Seagateでは聞きなれたMTBFに代わってAnnualized Failure Rate - AFRが使用されていますが、聞き慣れないせいか数値を見ても余りぴんときません。
 AFRは初めて聞きましたが、下記の記事(第5ページ)が判りやすかったです。

日本ヒューレット・パッカード株式会社
インターネット環境におけるハイアベイラビリティの考え方
http://h50146.www5.hp.com/products/software/oe/hpux/developer/document/pdfs/PDFHS03_021_01.pdf

 さて、肝心のSeagateのST3400832SCEの仕様ですが、下記のURLに関連情報がありました。
http://www.seagate.com/staticfiles/support/disc/manuals/ce/DB35%20Series/DB35(.1)%20Series/100362348e.pdf

Product Manual
DB35 Serial ATA
100362348
Rev. E
August 2007
ST3400832SCE
ST3300831SCE
ST3250823SCE
ST3200826SCE

以下、上記Product Manualから抜粋引用

***** 引用開始 *****
2.9.1Ambient temperature
Ambient temperature is defined as the temperature of the environment immediately surrounding the drive. Actual drive case temperature should not exceed 69°C (156°F) within the operating ambient conditions for standard models. Recommended measurement locations are shown in Figure 6.
Above 1,000 feet (305 meters), the maximum temperature is derated linearly to 44°C (112°F) at 10,000 feet (3,048 meters).

Operating: 0° to 60°C (32° to 140°F)
Nonoperating: -40° to 70°C (-40° to 158°F)

2.12Reliability
Nonrecoverable read errors   1 per 1014 bits read, max
Annualized Failure Rate (AFR)   0.34% (nominal power, 25°C ambient temperature)
Contact start-stop cycles   50,000 cycles
(at nominal voltage and temperature, with 60 cycles per hour and a 50% duty cycle)
Service Life   5 Years
Preventive maintenance   None required
***** 引用終了 *****

   これによれば、かなりの高温でも使用可能なようですが、最初の方で引用した日経トレンディネットの記事によれば、25℃でMTBFが60万時間のHDD1が、45℃では半分の30万時間になっているので、高温を避けた方が良いようです。
 しかしながら、上記のGoogleの報告の"Figure 4: Distribution of average temperatures and failures rates."を見ると、35~45℃あたりでAFRは最低になっており、25℃より低くなると急にAFRが上昇しています。
 これを見ると冷やしすぎも良くないように見えます。
 故障の原因は色々考えられますが、下記の資料によれば、温度が上昇すると半導体の故障率が急激に上昇するようなので、とりあえずは、PC用の安い冷却ファンを買ってきてRD-DX91全体を冷やすことにします。

株式会社アピステ
HOME > サポート・技術情報 > 技術情報
半導体の周囲温度と故障率の関係
http://www.apiste.co.jp/support/a-a-04-09.html

 なお、RD-XD91には冷却ファンが内蔵されていますが、1年間で想像する以上に埃が溜まっていました。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2010年9月 | トップページ | 2010年11月 »