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2010年11月14日 (日)

日本人が初めて取得した米国特許

 asahi.comに以下のような記事があったので、どんな特許かと思って調べてみました。

asahi.com
弁理士の首相へ、オバマ氏からの贈り物は…
2010年11月13日21時45分
http://www.asahi.com/politics/update/1113/TKY201011130284.html

 内容「昼花火」と登録年から考えるとこれ(↓)のようです
Patent Number: US000282891   
Us282891 
http://patimg2.uspto.gov/.piw?Docid=00282891&homeurl=http%3A%2F%2Fpatft.uspto.gov%2Fnetacgi%2Fnph-Parser%3FSect1%3DPTO1%2526Sect2%3DHITOFF%2526d%3DPALL%2526p%3D1%2526u%3D%25252Fnetahtml%25252FPTO%25252Fsrchnum.htm%2526r%3D1%2526f%3DG%2526l%3D50%2526s1%3D0282891.PN.%2526OS%3DPN%2F0282891%2526RS%3DPN%2F0282891&PageNum=&Rtype=&SectionNum=&idkey=NONE&Input=View+first+page

【参考外部リンク】
特技懇
tokugikon 82 2007.11.14. no.247
日本人として初めて米国特許を得た男の話 ~平山甚太 ふたたび~
http://www.tokugikon.jp/gikonshi/247bridge2.pdf

Vintage Reprints
1883 HIRAYAMA Daylight Fireworks
http://www.vintage-reprints.com/catalog/1883-hirayama-daylight-fireworks-patent-5836-5836.html

【2010.11.19追記】
下の写真から判断してUS000282891 で間違いないようです。
【日本人が初めて取得した米国特許の複製と日米の国旗をあしらったAPECのプレート】
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/usa/visit/president_1011/pdf/present2.pdf

  ついでにクレーム(特許請求の範囲)をOCRで読み取って見ました。
1. The daylight fire-works herein shown and described, consisting of a shell packed with images or designs cut out of some light and flexible material, and provided with a  charge of powder and a fuse, the shell being adapted to be projected into the air and to expel its contents, substantially as set forth.
2. The casing d, having the charge of powder F and fuse E, in combination with the lid G, posts H H, lid J, and cover K, the casing being packed with paper images or designs and powdered mica or soapstone, and adapted for projection into the air, substantially as described.

 一応誤認識は訂正しましたが、間違いがあるかもしれません。
 "herein shown and described"の表現が時代を感じさせます。
 独立クレームが二つで、クレーム1は"daylight fire-works"となっていますが、クレーム2は"daylight"と"fire-works"の限定を除いた"casing"となっています。

 クレーム1のみであると、デッドコピーをしておきながら、「我が社の製品は夜に使用するから(あるいは昼夜兼用であるから)"daylight fire-works"ではなく非侵害である」とか、「我が社の製品は装飾品を打ち上げるだけであって空中では光らないから"fire-works" ではなく非侵害である」というような屁理屈のような反論をされる可能性がありますが、クレーム2のような構造主体のクレームがあるとこのような反論を封じやすくなります。現在でも通用する戦略的クレームドラフティングかもしれません。

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