最悪のタイミングで外付けHDDが壊れました
故障するのに最良のタイミングがあるにかと突っ込まれそうですが、状況は以下のとおりです。
(1)PC不調
(2)PCのリカバリのためPCデータを外付けHDD(HD-120U2)に移動
(3)PCのリカバリ処理
(4)外付けHDD故障(PCにデータを戻す前)
故障するのがもう少し前であれば、別の外付けHDDにPCのデータをバックアップすることが出来たし、逆に故障するのがもう少し後であれば、外付けHDDのデータをPCに戻すことが出来たという意味で最悪のタイミングかもしれません。
まさにマーフィーの法則(Murphy's law)「不都合を生じる可能性があるものは、いずれ必ず不都合を生じる」("Anything that can go wrong, will go wrong")です。
故障の症状としては、完全にクラッシュしたのではなく、一部分のファイルは読み出すことができますが、使用頻度の高かった多数の動画ファイルが全滅です。
動画ファイルを入れていたフォルダ自体は残っていましたが、フォルダの中身は、更新日が2106/08/23という訳が判らない大容量のひとつのデータになっていました。
【壊れたファイル】
巷の話によれば、HDDの寿命は約5年ということなので、もっと早く対策するべきだったのでしょうね。
HD-120U2の発売日は2003年末のようなので、約7年は経過していると思われます。
ファイルの読み出しに以前よりも時間が掛かるようになっていたので、これを故障の兆候と認識すべきでした。
いくつか無料のデータ検査・復元ソフトを試して見ましたが、大部分のものが処理の開始さえもできませんでした。
資料を色々調べてみると、磁性の極性変化による物理的エラーまで修復可能な「HDD Regenerator」いうソフトの記事がありました。
説明によると、1セクタ分を修復してくれるデモ版があるようです。
壊れたセクタ数が少なければ、無料で復元できる可能性があるので、取り合えず不良セクタ数を調べてみました。
検査にはフリーソフトのHDD-SCANを使用しました。
検査結果は以下のとおりです。
【検査開始直後】
残り時間が約500時間となっています。なお、検査セクタは2億セクタ以上あります。
進行率はやっと1%ですが、殆どのセクタが赤いBADの判定になっています。
この分では検査が終わるのに20日以上かかることになるので、途中でやめました。
1万円以下のソフトで本当に修復可能なら購入も検討したいのですが、現時点では修復の可能性の有無も判らないので、先に進めません。
プロに依頼すると数十万円~百万円以上という話なので、これは論外です。
結局、いまのところは、生き残ったファイルを調べながら、新たに購入した別の外付けHDDに移すという作業をやっていますが、なかなか大変です。
【参考外部リンク】
HD-120U2
http://buffalo.jp/products/new/2003/065_1.html
HDD の寿命はどれくらいか
http://direct.pc-physics.com/hddlifetime.html
2007年03月28日 04時21分15秒
ハードディスクの物理障害、果たして本当に復旧できるのか?~前編~
http://gigazine.net/news/20070328_hdd_repair_01/
2007年03月28日 04時24分00秒
ハードディスクの物理障害、果たして本当に復旧できるのか?~後編~
http://gigazine.net/news/20070328_hdd_repair_02/
2006年08月11日 11時46分02秒
使用不能になったハードディスクを復活させる「HDD Regenerator」
http://gigazine.net/news/20060811_hdd_regenerator/
HDD-SCANとは
http://www.hdd-data.jp/software/hdd-scan/harddisk-technologies.html
| 固定リンク
「パソコン・インターネット」カテゴリの記事
- Amazon EchoのウェイクワードにZiggyが追加されていました(2021.07.18)
- スマホ用Zoomの「安全運転モード」を解除(2021.07.07)
- Alexaの言葉が日英ちゃんぽん(2021.07.01)
- BluetoothキーボードでEcho Show 5の再生曲名を指定(2021.06.27)
コメント