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2011年4月26日 (火)

JJY福島局は停波後に落雷?

 以下のニュースによれば、「おおたかどや山標準電波送信所」が落雷のために、25日午後0時6分に送信停止になったとのことです。

 読売新聞
 2011年4月25日18時52分 
 電波時計の標準電波、落雷で送信停止…福島
 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110425-OYT1T00963.htm

 asahi.com
 2011年4月25日20時10分
 電波時計、今度は雷で停波 原発事故からの復旧4日後
 http://www.asahi.com/national/update/0425/TKY201104250424.html

 また、日本標準時プロジェクトのHP(http://jjy.nict.go.jp/index.html)にも以下のように書いてあります。
*****引用開始****
おおたかどや山標準電波送信所(40kHz)は停波中です
 おおたかどや山標準電波送信所では、4月21日13時54分に暫定的に送信を再開しましたが、4月25日12時06分に発生した落雷による影響で送信できなくなりました。復旧の見通しは立っておりません。
 標準電波をご利用の皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご理解をお願い申し上げます。
 なお、はがね山標準電波送信所(60kHz)は通常通りの運用を行っています。
*****引用終了*****

  これらの記事を読む限りでは、落雷で停波したということで、特に不思議なところはありません。
 ところが、以下のJJY transmitted logを見ると、そう単純な話でもないように思われます。

 以下、JJY transmitted log(http://jjy.nict.go.jp/Pub/JJY40/index_.html)から抜粋引用。
 なお、空白行は詰めました。

*****引用開始*****
停波のご報告(速報)
40 kHz
2011年
おおたかどや山標準電波送信所での標準電波の送信については、4月21日より暫定的に再開しておりますが、落雷による被害を避けるために、下記の日時(日本時間)に停波しました。
2011年04月23日(土)17時03分頃から 2011年04月24日(日)09時13分頃まで
2011年04月24日(日)16時03分頃から 2011年04月24日(日)18時44分頃まで
2011年04月25日(月)11時43分頃から停波中
電波時計や周波数基準源として標準電波をご利用の皆様にはご不便をお掛けしております。
2011/4/25 (Mon) 16:42
*****引用終了*****

 このログによれば、停波したのは午後0時6分より前の11時43分頃ということになります。
 停波したのが11時43分頃で落雷が午後0時6分ということになると、落雷対策のために遠隔操作で停波操作を行った後に落雷があって、復帰不能になったということでしょうか? 非常に細かい話ですが一寸気になりました。

 手元の電波腕時計の最終較正時刻をチェックしてみると、4月26日 00:04となっていました。
【CASIO PROTREK 3069*JA (PRW-1300ARJ)】
3069ja_prw1300arj
 この時刻は福島局(40kHz)が停波した後なので、九州局(60kHz)が受信できたということでしょうか?
 今まで、室内で九州局が受信できたことはなかったので一寸不思議です。

  念のため、PYXIS NR525Wを窓際において手動受信したら、はがね山標準電波送信所を意味するW(west)が表示されていました。
【PYXIS NR525W】
Pict0004 Pict0005

 JJYの落雷対策がどのようなものか興味が出て調べていたら、以下のようなかなり詳しい資料がありました。

Overview of JJY
National Institute of Information and Communications Technology(NICT)
Space-Time Standards Group
Japan Standard Time(JST) Project
2009/10/19
http://www2.nict.go.jp/w/w114/2009TrainingProgram/Time%20Keeping/2009TP_training_091019.pdf

 この資料の22~26頁に落雷に関する記述がありました。
 1か月あたりの雷数は、多いときは、おおたかどや山標準電波送信所で約100回、はがね山標準電波送信所で約300回もあるようです。

 落雷と言えば、昔夏休みに福岡県と佐賀県の境にある脊振山の頂上付近でアマチュア無線の運用をしたときのことを思い出しました。
 一応頂上まで車で登れるのですが、当時は荒れた山道で、デフを路面の岩にガリガリ擦りながら軽自動車で登りました。
 高度があるので電波の飛びはよいのですが、当然落雷の可能性も高いです。
 山頂には航空自衛隊のレーダーサイトがあるのですが、ときどき自家発電機の発動機の音がします。話によれば、センサで雷雲の接近が検出されたら自動的に自家発電機が起動するとのことでした。
 向こうは避雷針付きの安全な建物の中にいるので問題ないのでしょうが、こちらは誘雷針になるアンテナの直下に設置したテントの中で運用していたので、自家発電機の音がする度にビクッとしました。

【参考外部リンク】
msn産経ニュース
電波時計への送信再開 原発事故で停止していた送信所
2011.4.21 18:40
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110421/biz11042118410038-n1.htm

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