JJY(40kHz)検波出力モニタ用電波時計
最近はJJY福島局が停波したり再開したりすることが多いので、部屋に置いてある40kHz専用の電波電波時計が自動較正されないのは、電波伝搬状態のせいなのか、もともと標準電波が送信されていないのか迷うときがあります。
このようなときに、信号の受信状態をリアルタイムでモニタできると便利です。
下の写真は、以前JJYのモールス信号を聞くために、市販の電波時計(OREGON SCIENTIFIC RM219。取説には受信感度100μV/mと書いてありました)に強制連続受信スイッチ(写真左)と検波出力端子(写真右)を増設したものですが、最近はもっぱらJJY(40kHz)の停波モニタ用として使っています。
検波信号の立ち上がりと立下りでコツコツと音がします。
JJYの信号を振幅検波した出力を可聴音化した音
http://kenshi.air-nifty.com/ks_memorandom/files/JJY.MP3
また、ノイズはジリジリという音になります。
電波時計は雑音の影響が大きいので、40~60kHz付近のノイズレベルの低い場所を探すときにも役に立ちます。
なお、電波時計の検波出力は低レベル且つ高インピーダンスなので、普通の低インピーダンス(4~32Ω?)のイヤホンでは聞くことができません。
大昔のクリスタルイヤホンは、高インピーダンスで結構感度もいいので、このような用途には丁度いいです。
SONYのロゴが入ったクリスタルイヤホンは、今となっては一寸珍しいかもしれません。
手元にあったデジタルテスタ(METEX P10)の抵抗レンジで測定してみたら無限大でした。
最近、秋葉原で「クリスタルイヤホン」と書いてある箱の中にたくさんイヤホンが入っていたので、珍しいと思ったのですが、クリスタルデザインの普通のイヤホンでした。
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