数合わせで借りたDVD「宇宙人ポール」が結構面白かったです
レンタルビデオ店でDVDを3枚借りようとしたら、「5枚借りた方が安いです」と言われました。
枚数合わせ用のビデオを探していたら、「宇宙人ポール」(Paul)というB級的なタイトルのDVDがたまたま目にとまりました。
以前、「宇宙人の解剖」(ALIEN AUTOPSY)という怪しげなタイトルのビデオを見たときは結構面白かったので、同種の映画かと思って借りてきました。
内容は”英国SFオタク2人、ETに会う”という感じのものですが、オマージュ、パロディ、ジョークが満載です。
元ネタと思われる映画がいろいろ思い浮かびましたが、ラストシーンの「歯ブラシ」のネタが判りませんでした。
調べてみたらIMDbのTriviaに書いてありました。
Paul (2011)
http://www.imdb.com/title/tt1092026/
http://www.imdb.com/title/tt1092026/trivia
上記URLから抜粋引用
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When Paul says, "Toothbrush? Where we're going we don't need teeth" is an homage to Back to the Future; Doc Brown say, "Roads? Where we're going we don't need roads."
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「歯ブラシ」ではなくて「不要」の方がポイントだったのですね。
”空を飛ぶから道路が不要”というのは理解できますが、「歯が不要」というのはどんなシチュエーションなのか一寸想像できません。
映像ではポールには歯があったし・・・。もしかしたら、人間に見えているのは単なる意識の投影であって、実体(本質?)は霊的(魂的?)存在なのかもしれません。
このセリフを聞いて笑えるためには、相当のSF映画オタクで且つ英語堪能でないと難しそうです。
映画版の字幕はDVD版より親切だったそうですが、映画版では何かヒントはあったのでしょうかね?
"Lorenzo Zoil"のようにセリフが何回も繰り返されれば "Lorenzo's Oil"のパロディと気がつくのですが・・
シガニー・ウィーバー(Sigourney Weaver)はあんな役がぴったり? 「僕らのミライへ逆回転」(Be Kind Rewind)でも憎まれ役だったような気が・・・
一寸微妙な内容(進化論等)を含んでいるので、米国では別の意味での議論もあるみたいです。
進化論を教えるのは違法という州法があった国ですので・・。
拡大版では宗教的な理由で父親がルースの眼の治療をしなかったということになっているようです。
【参考外部リンク】
Paul, the movie ≪ Why Evolution Is True
http://whyevolutionistrue.wordpress.com/2011/03/25/paul-the-movie/
進化論裁判
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%B2%E5%8C%96%E8%AB%96%E8%A3%81%E5%88%A4
Butler Act
http://en.wikipedia.org/wiki/Butler_Act
Men's Paul Evolve This Jesus vs Darwin T-shirt
http://www.amazon.com/Mens-Evolve-Jesus-Darwin-T-shirt/dp/B004Q72TDY
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