LT-DT306(FC0013+RTL2832U)+HDSDRでアナログTVの音声搬送波を受信してみました
HDSDRは受信信号を音声として聞くことができるだけでなく、スペクトルを目で見ることができるのでなかなか面白いです。
テレビ放送波のスペクトルも見ることができますが、デジタルTVのOFDM変調では、番組内容の変化が放送波ではほとんど判らないのであまり面白くありません。
下の写真はnottvの上端周波数付近を受信したものです。
【nottv】
スペクトルの上端がシャープにカットされているというOFDM特有のパターンを確認することはできますが、時間の変化に対する信号の変化があまりないにので、視覚的に一寸さびしいです。
アナログTVであれば、番組の内容の変化と放送波のスペクトルの変化が対応しているので、こちらの方が判りやすいであろうということで、アナログTVの信号を受信してみることにしました。
幸なことに加入しているケーブルTVではでデジタル放送をアナログ放送(NTSC)に変換して昔と同じ物理チャンネルで再送信しているので、この中の信号(NHK Eテレ CH3)を利用しました。
最初は、映像搬送波信号(103.25MHz)を受信したのですが、思ったほどにはスペクトルの変化がありませんでした。
【103.25MHz】
こんなVSBのパターンを期待していたのですが、2MHz程度の表示帯域では無理ですね。
次に音声搬送波信号(107.75MHz)を受信してみました。
【107.75MHz】
音声レベルに応じて側帯波が広がっているのが判ります。
なお、聞こえている音は携帯電話のW33SAのアナログTVチューナから出力されているものです。
スペクトルの位置と周波数の目盛りが少しずれてますが、どちらが正しいのかはよく判りません。
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