今朝は珍しく電波時計が佐賀/福岡局(60kHz)を受信していました
今朝起きて電波時計(SEIKO PYXIS NQ501S)の表示を見てみると、いつもの”E”ではなく”W”となっています。
ということは、福島局(おおたかどや山標準電波送信所(40 KHz)ではなくて、佐賀/福岡局(はがね山標準電波送信所(60 KHz))を受信したということになります。
毎日起きるときに、電波時計(SEIKO PYXIS NQ501S)が直前に受信した送信所を確認しているのですが、地震直後の福島局が停波していたときには、ときどき佐賀/福岡局を受信できていましたが、通常運用になってからはほとんど受信したことがありません。今年になって3回目位でしょうか?
福島局が保守作業や落雷対策のために停波しているのかと思って、JJY transmitted log (http://jjy.nict.go.jp/Pub/JJY40/index_.html)を見てみましたが停波報告はありません。
ということは、福島局の信号よりも佐賀/福岡局の信号の方が強かったということでしょうか?
以下の各局の東京における信号の電界強度のデータを見ると相当に差がありますが、電波の挙動は不可解なことが多々ありますので、逆転することがあるのかもしれません。(根拠のない単なる想像です)
以下、http://jjy.nict.go.jp/fs/Data1211/otakado14.txtから抜粋引用
************************************************
2012 年 11 月
東京都 東京 電界強度予測値
送信所:おおたかどや山標準電波送信所
受信点緯度(Degree): 35.68 受信点経度(Degree): 139.68
おおたかどや山標準電波送信所との地表距離(km): 215
時刻(JST) 電界強度(mV/m) 電界強度(dBμV/m)
0:00 6.063 75.7
1:00 6.063 75.7
2:00 6.063 75.7
3:00 6.063 75.7
4:00 6.059 75.6
5:00 5.511 74.8
6:00 5.388 74.6
7:00 4.680 73.4
8:00 3.493 70.9
9:00 4.294 72.7
10:00 5.013 74.0
11:00 4.948 73.9
12:00 4.927 73.9
13:00 5.024 74.0
14:00 4.593 73.2
15:00 3.169 70.0
16:00 5.450 74.7
17:00 5.525 74.8
18:00 4.463 73.0
19:00 5.998 75.6
20:00 6.063 75.7
21:00 6.063 75.7
22:00 6.063 75.7
23:00 6.063 75.7
************************************************
以下、http://jjy.nict.go.jp/fs/Data1211/hagane14.txtから抜粋引用
************************************************
2012 年 11 月
東京都 東京 電界強度予測値
送信所:はがね山標準電波送信所
受信点緯度(Degree): 35.68 受信点経度(Degree): 139.68
はがね山標準電波送信所との地表距離(km): 902
時刻(JST) 電界強度(mV/m) 電界強度(dBμV/m)
0:00 0.815 58.2
1:00 0.815 58.2
2:00 0.815 58.2
3:00 0.815 58.2
4:00 0.815 58.2
5:00 0.791 58.0
6:00 0.848 58.6
7:00 1.640 64.3
8:00 0.467 53.4
9:00 0.974 59.8
10:00 1.255 62.0
11:00 1.281 62.2
12:00 1.262 62.0
13:00 1.267 62.1
14:00 1.284 62.2
15:00 1.206 61.6
16:00 0.757 57.6
17:00 0.855 58.6
18:00 1.603 64.1
19:00 0.726 57.2
20:00 0.815 58.2
21:00 0.815 58.2
22:00 0.815 58.2
23:00 0.815 58.2
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なお、両局とも受信できない場合には”E”も”W”も表示されません。
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