"SDR Touch"でポケッタブルFMラジオ(DT305+LT4304)
4.3インチの中華Pad(Curtis Klu LT4304)とワンセグチューナ(DS-DT305)と"SDR Touch"の組み合わせで、小型のタブレットで広帯域オールモード受信機として一応使用できるようになりました。
外部アンテナ(2Fベランダの1.5mホイップ)を使用すればどうにか東京のFM放送が受信できます。
これで簡単に持ち運びができるようになったのですが、自宅の環境ではチューナ付属のロッドアンテナでは全く実用になりません。
東京タワーが見える場所まで行けば受信できるであろうということで、都内まで出かけました。
JRの駅では浜松町が最も近いと思われたので駅のフラットフォームで適当な場所を探してみましたが、アンテナはよくみえません。駅を出れば良く見えると思われますが、落ち着いて撮影できるような環境ではありません。
隣の田町駅でも確認してみましたが、ここも構内からはアンテナはよくみえません。
仕方がないので、三田口の2Fのペデストリアンデッキに出ると東京タワーの上部が見えます。
田町駅 駅構内図
http://www.jreast.co.jp/estation/stations/976.html
ここならとりあえず落ち着いて撮影できそうだということで、受信テストを行なってみました。
タブレットを手摺の上においてアンテナを伸ばした状態で受信してみました。
東京タワーのFM送信アンテナが見えているので、いくら低感度でも受信できないことはないだろうと思ったのですが、80.0MHzに周波数を設定してもスペクトラムが見えません。
タブレットを手摺から浮かすとやっと受信できました。
場所を変えると手摺に載せたままの状態でも受信できましたが、超強力という感じではありませんでした。
【"SDR Touch" Pocketable FM Radio】
音が悪いのはNFMで復調しているためです。本来ならばWFMで復調すべきですが、周囲の騒音で放送音声が聞こえないので、復調利得が高いNFMを使用しました。
あまり実用になりそうにもありませんが、チューナ付属のアンテナ、チューナ、4.3インチのタブレットという最小構成のSDRでポケッタブルFMラジオが実現できたという実証実験のようなものです。
動画の最後の方でエラーが発生して"SDR Touch"が停止しますが、これはバッテリの容量が不足したのか、タッチパネルの誤動作(画面の左上が勝手にタッチ状態になっている)なのかよくわかりません。
なお、チューナを接続するとLT4304の内蔵バッテリでは100%充電状態でも20分位しか持ちません。
使用環境
場所:JR田町駅三田口 2Fデッキ
アンテナ:チューナ付属ロッドアンテナ(21cm)
ワンセグチューナ:ZOX DS-DT305(FC0012+RTL2832U) ISDB-T対応
Android端末:4.3インチ Curtis Klu LT4304 (V4.0.4)
SDRアプリ:SDR Touch v.1.5(PRO KEY)
ドライバ:RTL2832U driver
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