中華周波数カウンタ(VC2000)を買いました
周波数カウンタとしては、大昔に買った鶴留電子製作所のTC-530Dを持っていますが、上限が320MHzなのでアマチュア無線バンドの430MHzが測定できません。
上限が500MHz程度の安い周波数カウンタはないかと探していたら、9000円弱でVC2000というのがありました。
中国製ですが、周波数測定範囲が10Hz~2.4GHzとなっています。また、3.5MHz~16MHzのクリスタルの発振チェックもできるようです。
ネット上の評価も、「価格を考えれば悪くない」という感じです。
念のためにメーカのサイトも一寸調べてみました。
Victor Electronics
Frequency Counter
http://www.victorelectronics.com/products/frequency_counters.htm
Model VC2000 - Frequency Counter
specifications.
http://www.victorelectronics.com/specifications/vc2000_specs.htm
VC2000 Frequency Counter
http://china-victor.com/english/en/product_data.aspx?ClassID=213&ID=242
下記のサイトはメーカーのものではありませんが、仕様がかなり詳しく書いてありあす。
Model VC2000 - Frequency Counter
http://www.china-total.com/Product/instrument/FREQUENCY-COUNTER/frequency-counter.htm
ネット上に英文の取説がありましたが、公式のものかどうかはわかりません。
VC2000 INTELLECTIVE FREQUENCY COUNTER OPERATION MANUAL
http://cdn1.globalmediapro.com/att/a/2/f/a/a2fac6/vc2000_manual.pdf
サトー電気さんのサイトの下記のページの下の方にも簡単な操作説明がありました。
トランス類,キット、測定器
http://www.maroon.dti.ne.jp/satodenki/kit.html
下記のAmazon(米)の評価は悪くないようです。
VC2000 Bench Frequency Counter with AC Power Cable, BNC Test Leads
http://www.amazon.com/VC2000-Bench-Frequency-Counter-Power/dp/B0078MYO00/ref=pd_sxp_f_pt
下記のeHam.netの評価はVC200ではなく、姉妹機種(?)のVC3165に対するものですが、悪くないようです。
配送中にトランスが外れてケースの中を飛び回っていたというレポートもあるようですが・・・
Reviews Summary for Victor Frequency Counter VC-3165
http://www.eham.net/reviews/detail/7839
信頼性はよく分かりませんが、趣味で色々遊ぶには十分であろうということで、これを買ってきました。
ネット上で見かける写真は英語表記のものもありますが、当方が買ったのは中国語表記でした。取説も中国語です。
中国語は読めないので英文の取説を参考にしましたが、これも読みにくいです。
仕方がないので、自分のメモ用に手抜きで英文取説をコピペして早見表を作りました。
最小必要限の情報をA4サイズ1枚で一覧できるように作ったので正確さは犠牲にしています。
【VC2000 Frequency Counter Quick Reference】
とりあえず、電源を入れてみると数字が表示されるので、電源が入らないという最悪の状況にはなりませんでした。
次に、周波数測定機能を確認して見ました。
手元には信頼できそうな基準周波数源がないので、TC-530Dの自己チェック端子(1MHz)の出力を利用しました。
TC-530Dの定格によれば、基準発振確度は±0.0025%@0℃~40℃ということなので、手元にある高周波信号源のなかでは良いほうかもしれません。
測定結果は以下のとおりです。
【電源投入直後(1000.0034kHz)】
信号源側が変動しているのか、測定器側が変動しているのか判りませんが、+3.4Hz~-4.6Hzの範囲で表示が変化しています。
趣味で使用する分には問題ないと思われます。
左側に見えるのは10MHzまで測定可能なMETEX P-10です。
次に、所期の目的である430MHz帯の周波数を測定してみました。
【C501 436MHz (436.0049MHz)】
C501に自作のダミーロードを接続して436.00MHzで送信すると、436.0049MHzが表示されました。
表示は約+5kHzですが、C501が原因なのかVC2000なのかよく判りません。
430MHz帯の信号の周波数が測定できることが確認できたので、とりあえず一安心です。
測定上限が320MHzのTC-530Dの価格は55000円(@1974)だったですが、上限が2.4GHzのVC2000は8925円でした。
安くなったものです。
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コメント
すみませんが質問です。
測定方法は、
赤と黒のクリップを接続して
その中に被測定同軸ケーブルを通すのでしょうか
よろしくお願い致します
福岡の荒巻です。
投稿: HIDE | 2016年5月15日 (日) 09時36分
HIDEさん
Kです。
お尋ねの件ですが、写真の測定方法は変則的なものです。
送信機(トランシーバ)と周波数カウンタを接近させて撮影する必要があったので、入力端子に過大電圧が印加されないように、入力同軸ケーブルの両方のクリップをショートさせてワンターンコイルとして作用させ、ダミーロードからの漏れ電磁界をピッピアップするようにしました。
通常の使い方であれば、黒クリップを測定対象装置(回路)のアース端子に接続し、赤クリップを信号出力端子に接続することになります。
数100mW程度の送信機の送信周波数を少し離れて測定するのであれば、両方のクリップを開放したまま、何も接続せずに測定できます。
なお、測定対象の出力電圧、周波数、信号源インピーダンス等によって測定方法はかなり変わってきますのでご注意ください。
投稿: K | 2016年5月15日 (日) 15時46分
Kさん
早速のご回答ありがとうございました。
では、通常の周波数測定では、
黒のクリップをリグのアース端子に接続し
赤のクリップをリグのANT端子の芯線に接続する、ということで良いでしょうか
ちなみに、リグは、FT-1000です。
HFの7MHzを実施しております。
稚拙な質問で恥ずかしいのですが
どうぞよろしくお願い致します。
HIDE
投稿: HIDE | 2016年5月15日 (日) 18時21分
当方はFT-1000は使ったことがありませんが、取扱説明書(http://www.yaesu.com/jp/manuals/yaesu_m/ft_1000.pdf)によれば、送信出力200Wとなっています。
送信時にはANT端子にはかなりの高電圧が発生すると思われますので、直接赤のクリップを接続すると、周波数カウンタが故障する可能性が高いように思われます。
VC2000の取説(https://www.globalmediapro.com/att/a/2/f/a/a2fac6/vc2000_manual.pdf)には「Max. safety voltage : 3 V」と書いてあります。
安全のため、ANT端子にはダミーロードを接続し、カウンタの入力ケーブルクリップには1ターン(または2ターン)のコイルを接続して測定したほうが良いと思います。
送信周波数の測定については、他の方が書かれた下記のページが参考になると思います。
第12回 周波数カウンターの製作 5
http://www.fbnews.jp/201405/rensai/ja3fmp_electronics_workshop_12_01.html
(2ターンコイルの説明があります)
ご参考まで。
投稿: K | 2016年5月15日 (日) 22時02分
Kさん
どうも、アドバイスありがとうございます。
ダミーを繋いで2ターンコイルで測定を
してみます。
常置場所と現住所が違うので
帰ってから試したいと思います
どうもありがとうございます。
HIDE
投稿: HIDE | 2016年5月16日 (月) 07時51分
赤と黒のクリップを直接接続し
リグのアンテナ付近に置き
CWで送信したところ
送信周波数がちゃんと表示されました
ありがとうございました。
投稿: HIDE | 2016年5月25日 (水) 17時52分
書き込みを見落として返事が遅くなってすみません。
無事測定できたようでよかったですね。
投稿: K | 2016年6月11日 (土) 10時57分