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2014年7月22日 (火)

デジタルバッテリーテスタ(BT-168D)を買いました

 現在、バッテリの残量チェックには、SONY EVEREADYのBATTERY CHECKER MODEL BC-551を使っています。

【BC-551】
Sony_eveready_battery_checker_model

Sony_eveready_battery_checker_mod_2

Sony_eveready_battery_checker_mod_3

Sony_eveready_battery_checker_mod_4

 40年くらい前に買ったものですが現役で働いています。
 以下の点が気に入っています。
 ・電池(単1、単2、単3、単4、単5)を半筒状の溝に放り込めば、位置決め(センタリング)が自動的に行われるので電極の位置あわせ作業が不要。ただし、006Pは電極構造が別であるため、位置合わせが必要。
 ・電池の種類に応じた以下の値の負荷抵抗が使用されるので、残容量が比較的正確に表示される。
   単1、単2:2Ω
   単3   :4Ω
   単4、単5:10.2Ω
   006P   :300Ω
 ・スプリングの圧力の抗してケースを軸方向に押して電池の電極とチェッカの電極を接触させているので、意図せずに連続的に接続されることがない。

 基本的な機能は十分ですが、最近では電池の電圧をある程度正確に計る必要があります。
 表示が緑でも黄色に近い場合には、動作する機器と動作しない機器があります。
 負荷が直流モータの場合はかなり使えますが、GPSロガーなどの電子機器の場合は新品に近い状態でないと動作しない場合が多いです。

 ということで、正確な電圧を確認する場合は普通のデジタルテスタで測定していたのですが、測定のたびに適当な値の負荷抵抗を探して接続するのは面倒です。

 デジタル表示で負荷抵抗付きの安いバッテリチェッカはないかと思っていたら、それらしいものがありました。

  BT-168D Portable Digital Battery Tester-Black
  http://www.amazon.com/BT-168D-Portable-Digital-Battery-Tester-Black/dp/B00KKNITLE

 説明の中に"Bulti-in on-load resistor for accurate results"と書いてあります。
 なお、日本版のAmazonにも同じ商品がありますが、商品の説明がありません。

  Candy LCD液晶画面バッテリーチェッカー Battery Tester BT-168D
  http://www.amazon.co.jp/Candy-LCD%E6%B6%B2%E6%99%B6%E7%94%BB%E9%9D%A2%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC-Battery-Tester-BT-168D/dp/B00KVZKZA4

 同じ商品を秋月電子通商が扱っているようなので説明を見てみましたが、負荷抵抗についての記載はありません。

  デジタルバッテリーチェッカー BT-168D - 秋月電子通商
  http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-05896/ 

 この製品ははかなり前から売られているようですが、ネット情報ではあまり評価は芳しくないようです。
 一寸心配ですが、400円程度であれば1台あっても無駄にはならないだろうということで買ってきました。

  とりあえずIKEAの単3電池(新品)を測ってみました。

【METEX P-10(左) VS BT-168D(右)】
Bt168d_portable_digital_battery_tes


  BT-168は1.56V、P-10は1.538Vになっています。
 有効桁数を揃えて比較するとBT-168の方が約0.02V高く表示されます。
 1.5Vに対しては約1.3%の誤差になります。
 BT-168Dの精度は判りませんが、P-10の直流電圧精度は1.5%±2digitのようなので許容誤差の範囲かもしれません。

 次に、使用途中の電池を測定してみました。
 BC-551の表示では、緑と黄色の境目付近になっています。
 なお、この電池ではGPS(Holux M-241)は電源が入りません。
 測定結果は以下の通りです。
 なお、電池の端子電圧は、負荷を掛けている間は徐々に低下し、無負荷になるとゆっくり上昇するので、電圧の値は目安です。

  P-10で測定(無負荷)              :1.23V
  BT-168で測定(負荷状態不明) :1.16V(BT-168の表示)
  P-10で測定(BT-168とパラ )  :1.175V(=1.18V)
    BC-551(負荷4Ω、P-10で測定) :0.975V(=0.98V)

 BT-168で負荷を掛けたときは50mV(1.23V-1.18V)低下し、BC-551で負荷を掛けたときは250mV(1.23V-0.98V)低下しています。
 この結果から見ると、BT-168の負荷はかなり軽いようです。

 どのような負荷を使用しているのかと思って分解してみましたが、よくわかりませんでした。

【BT-168Dの基板】
Bt168d_pcb_1

Bt168d_pcb_2

Bt168d_pcb_3

Bt168d_pcb_4

 チップ抵抗のどれかが負荷抵抗でしょうか? 

  ネットで調べてみると、負荷抵抗を外付けした方も居られるようなので、そのうち試してみたいと思います。

 ここまでの測定では、一応P-10を基準にして話を進めましたが、P-10の測定結果が正しいという保証はありません。
 基準となるような電圧源もないので、手元にあるデジタルテスタを総動員して、多数決で精度を確認することにしました。
 新品の単三2本を直列にしたときの電圧を測定しました。

【デジタルテスタ測定値比較】
_1

_2

 測定結果は、以下の通りでした。

    KEW MATE MODEL 2001(左上):3.165V
  GBW 7000A (右上):4.80V
  METEX P-10 (左下):3.155V
  METEX P-09 (左下):3.157V 
    DSO NANO V3 (左端):3.12V

  GBW 7000Aの4.80Vは明らかに異常(故障?)なので、残りの4個の平均をとると約3.15Vとなります。
 これから判断するとMETEX P-10の測定値はある程度信用できそうな感じがします。

 自分で測定した範囲では、BT-168の表示電圧はわずかに高めだけれども誤差の範囲内のように思われます。
 しかし、負荷抵抗は軽すぎるので、ほかの方が改造されているように外付けの負荷抵抗が必要かもしれません。

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