« 『東京総合車両センター 一般公開』(2014)は8月23日(土) | トップページ | DARPAの曲がる銃弾"EXACTO"のデモ動画 »

2014年8月24日 (日)

FRG-965のメモリーバックアップ用バッテリを交換しました

 昔買ったYAESUの広帯域受信機FRG-965を今でも使っていますが、メモリーバックアップ用のバッテリの寿命が尽きて、メモリの内容が全部消えてしまいました。

 ということで、バッテリを交換することにしました。
 取説を引っ張り出してみると、「バックアップ機能」の説明の余白にに"CR1/3N"と手書きでメモが書いてあります。
 全く記憶が無いのですが、以前バッテリを交換したことはあるようです。
 とりあえずCR1/3Nの価格を調べてみると、結構なお値段がします。

 CR1/3Nは、仕様では、リチウム電池、3V、160mAh、2mA(連続標準負荷)となっているようです。

  Coin Type Primary Lithium Batteries
  http://www.fdk.co.jp/battery/lithium/lithium_coin.html

 安い代替品はないかと思ってネットで調べてみるとCR2032を使った例がありました。
 仕様では、リチウム電池、3V、220mAh、0.2mA(連続標準負荷)となっています。
 放電電流が1/10というのが一寸気になりますが、安さ優先でこれを第1候補にしました。

 ドスパラを覗いてみると、ボタン電池が安く売られていました(期限切れ?)。
 目的のものとは異なりますが、1シート100円だったので、使えたらラッキーというつもりで以下の3種類を買ってきました。
   CR2450(4個)
   CR1620(5個)
   AG13(10個)

  なお、AG13は今回の件とは関係ないてすが補充用です。
 ついでに近くの100円ショップに寄ってみると、目的のCR2032が2個100円だったので、これも買ってきました。

【左から、CR2450、CR1620、AG13、CR2032】
Battery_cr2450_cr1620_ag13_cr2032


  純正の電池と候補の電池を比べてみると以下のようになります。

  CR1/3N   160mAh、2mA(連続標準負荷)  11.6φ
  CR2450   610mAh、0.3mA(連続標準負荷)24.5φ
  CR2032  220mAh、0.2mA(連続標準負荷)20.0φ
  CR1620  80mAh、0.1mA(連続標準負荷)16.0φ

 CR2450とCR2032が候補になりそうです。

【左:CR2450、右:CR2032】
Battery_cr2450_cr2032


 電気特性的にはCR2450がよさそうですが、サイズが大きいので取り付けに苦労しそうです。
 また、電池の鮮度がどの程度なのか判りません。
 あまり当てにはできませんが、開放端子電圧を測ってみたら以下のようになりました。

  CR2450   3.317V
  CR2032   3.328V

  誤差やバラツキの範囲かもしれませんが、CR2032の方が僅かに高いです。
 また、ジャンクよりも100均の方が鮮度がよいであろうということで、CR2032を使うことにしました。
 容量はCR1/3Nの1.4倍ですが、連続標準負荷が1/10なので、全体ではどうなるのかよくわかりません。

 とりあえず交換してみました。
  以下、交換の手順です。

 (1)上カバーを外す。(ねじ4本)

 (2)下カバーを外す。(ねじ8本)
Frg965_memory_backup_battery_repair

Frg965_memory_backup_battery_repa_2
 
(3)フロントパネルを外す。(ねじ4本)
Frg965_memory_backup_battery_repa_3

 (4)元のバッテリを取り外す。
Frg965_memory_backup_battery_repa_4

Frg965_memory_backup_battery_repa_5


 (5)新しいバッテリにリード線の一方を半田付けして、他方を基板の端子に半田付けする。
 40Wの半田こてを使いましたが、熱容量が不足していたのか、あるいは、バッテリの電極の素材が半田になじまなかったのかは判りませんが、バッテリへの半田付けは”芋半田”状態になってしまいました。
 大容量の半田こてに変更して再度半田付けすることも考えましたが、半田付け後の電圧が若干低下していたので、これ以上劣化しないようにそのままにしました。
 半田付けというよりも半田の接着力(?)で貼り付いている感じで、強い力が加わると外れそうですが目を瞑ります。

 (6)バッテリを両面テープで基板に固定する。Frg965_memory_backup_battery_repa_6

 かなり手を抜いているので、確実性(安全性)には問題があるかもしれません。
 専用の電池ホルダを使用して絶縁に注意して取り付けたほうが望ましいと思われます。

 (7)ケースを取り付ける前に、メモリ書き込みを行った後に電源コード抜いてしばらく放置し、再度電源を入れたときにメモリ内容がバックアップされているかどうか確認する。

 (8)バックアップ動作が確認できたら、フロントパネルと上下ケースを取り付けて出来上がりです。

 連続標準負荷の値が純正のものは大きく異なっているので、一寸心配ですが、現在のところは正常に動作しているようなので、しばらく様子を見ることにします。

|

« 『東京総合車両センター 一般公開』(2014)は8月23日(土) | トップページ | DARPAの曲がる銃弾"EXACTO"のデモ動画 »

無線」カテゴリの記事

コメント

オークションでFRG965を入手したのですが、やはりバックアップ電池が切れているようなので中を開けて電池を確認したのですが、電池が分からずにいましたが、ここの記事を読み分かりました、前オーナーが電池を外してそのままだったようで、電池の位置はなんとなくこの辺かと思ったのですが電池が分からなかったのですが、これで納得です大変参考になりました、早速ボタン電池を(3v)を探して取り付けてみます。

投稿: | 2016年12月 2日 (金) 16時47分

Kです。
お役に立ってなによりです。

 当方のFRG-965は、その後、電源スイッチを切っても蛍光表示管が点灯したままになるという不思議な故障が発生しました。
 ネット情報では、ケミコンを交換すれば修理できそうなのですが、作業が結構面倒そうなので、手付かずのままです。
 手抜きで修理する方法を模索中です。

投稿: K | 2016年12月 4日 (日) 17時11分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/117933/60201834

この記事へのトラックバック一覧です: FRG-965のメモリーバックアップ用バッテリを交換しました:

« 『東京総合車両センター 一般公開』(2014)は8月23日(土) | トップページ | DARPAの曲がる銃弾"EXACTO"のデモ動画 »