アナログレコードはCDより広帯域?
以下の記事を見て一寸気になりました。
朝日新聞デジタル
(いちからわかる!)「ハイレゾ音源」、CDより高音質だって?
2014年10月31日05時00分
http://www.asahi.com/articles/DA3S11430875.html
http://www.asahi.com/articles/photo/AS20141031000335.html
記録媒体による記録・再生帯域の違いを示すグラフがあるのですが、上限周波数はハイレゾが48~96kHz、アナログレコードが40~50kHz、CDが22kHzとなっています。
このグラフだけ見ると、CDよりもアナログレコードの方が広帯域ということになり、通常の認識とは異なっています。
登録無しの電子版では全文は見えませんが、紙版の記事を見てもアナログレコードについての説明はありません。
RIAAカーブから考えて通常のアナログレコードの上限が40~50kHzというのは一寸考え難いです。
昔のCD-4は上限が45kHz程度だったようですが、これは変調された信号の帯域なので別の話です。
アナログレコードの上限が40~50kHzという話がどこから出てきたのかよく判りません。
【関連外部リンク】
レコード - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89
4チャンネルステレオ - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/4%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AC%E3%82%AA
サンプリング定理
http://www.tij.co.jp/dsp/jp/docs/dspcontent.tsp?contentId=53936
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