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2015年1月23日 (金)

Funan DigitaLife MallでSingTel "hi! SIM Card "を買いました

 海外旅行の際には現地で携帯電話が使えると色々と便利ですが、当方が常用しているAUのCA007は残念ながらCDMAにしか対応していません。
 念のためにAUのHPで確認すると、きっぱりと「CA007は、シンガポールでご利用いただけません。」と書いてあります。

  エリア・料金:海外で使う・国際ローミングサービス(GLOBAL PASSPORT)
  アジア/シンガポールの対応状況と料金
  http://www.au.kddi.com/mobile/service/global/global-passport/area-charge/view-country/dp/asia/Singapore/?area_name=asia&country_id=as07

 CA007の他にバックアップ用の携帯(スマホ)としてfreetel Priori FT132A(IIJ音声SIM)を持っているので、IIJのローミングがどうなっているのか調べてみました。

  IIJmio
  海外での利用(国際ローミング)は可能ですか?
  https://help.iijmio.jp/app/answers/detail/a_id/1577/session/L3RpbWUvMTM5OTE0NTc2Ny9zaWQvVXZQYTZtVGw%3D

  国際ローミングの対応エリアを教えてください。
  https://help.iijmio.jp/app/answers/detail/a_id/1612/related/1

  海外で利用できますか?
  https://help.iijmio.jp/app/answers/detail/a_id/282/related/1

  NTTdocomo
  WORLD WINGとは
  https://www.nttdocomo.co.jp/service/world/roaming/about/

  海外でつかうときの通話・通信料・サービスエリア検索
  https://www.nttdocomo.co.jp/service/world/roaming/area/index.html

  渡航先:シンガポール[シンガポール]
  https://www.nttdocomo.co.jp/service/world/roaming/area/view.html?country=5250000&city=%83V%83%93%83K%83%7C%81%5B%83%8B&seriesCategory=sp&series=&term=&term_i=&term_ipad=&x=16&y=12

 どうやらシンガポールでローミングできそうですが、ローミングで動画再生をしたら大変なことになりそうということで、ローミングはやめました。

 現地での通信料金を節約するためには、現地のプリペイドSIMを利用するのが手っ取り早いということで、ネット上の情報が多いSingTelのSIMを購入することにしました。
 ネットの記事では到着時にチャンギ国際空港で購入する例が多いようですが、今回は夕方到着で当日のスケジュールがタイトだったので、翌日市内で購入することにしました。

 SingTelのSIMが販売されている場所をSingTelのHPで調べてみました。

  SingTel
  Phones & Plans - Mobile - Prepaid - Support  
  Where to Buy?
  http://info.singtel.com/personal/phones-plans/mobile/prepaid/support#where-to-buy

    SingTel Shops:
    SingTel Retail Shops and SingTel Exclusive Retailers
    Locate your nearest store
    http://info.singtel.com/Store-Locator

  結構あちこちで入手できるようですが、以下の条件で探してみました。
 ・ホテル(Marina Bay Sands)から遠くないこと。
 ・地下鉄の駅から遠くないこと。
 ・開通からデータプラン設定までの手続きをお願いできること。
 ・SIMカードの選択の幅が広いところ。
 ・信用できそうなこと。

 ネット情報によると、シンガポールには秋葉原的な場所が3か所(Sim Lim Square, Sim Lim Tower, Funan DigitaLife Mall)あるということで、どれかに行ってみたかったので、これらの場所の近くの店を候補にしました。
 どんなところなのかよく判らなかったので、一寸調べてみました。

 ・Sim Lim Square [Bugis MRT]
    http://www.simlimsquare.com.sg/
    Consumer Complaints filed with CASE (テナントのブラックリスト?)
      http://www.simlimsquare.com.sg/images/complaints.jpg
    Google Maps
   https://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&rlz=1T4GGHP_jaJP422JP422&um=1&ie=UTF-8&fb=1&gl=jp&cid=14360337968340631357&q=Sim+Lim+Square+google+maps&sa=X&ei=qOS-VPH8E4mR8QWa5IH4BA&ved=0CBQQtQMwAA&output=classic&dg=brw
    Reviews(星一つが最多! プロの詐欺師には敵わないとか、スキミングされるとか・・)
   https://plus.google.com/100152101282495890936/about?gl=US&hl=en#100152101282495890936/about?gl=US&hl=en

 ・Sim Lim Tower [Bugis MRT]
    FOURSQUARE
      https://ja.foursquare.com/v/sim-lim-tower-%E6%A3%AE%E6%9E%97%E5%A4%A7%E5%BB%88-singapore/4b3c506df964a520c98325e3
    Google Maps
   https://www.google.com/maps/d/viewer?mid=zRarvKyZcowI.kIkwpfMa5HHo&ie=UTF8&om=1&source=embed&oe=UTF8&msa=0

 ・Funan DigitaLife Mall [City Hall MRT]
    http://www.funan.com.sg/
  Getting Here
    http://www.funan.com.sg/en/how-to-get-there/
    Store Locator List
    http://www.funan.com.sg/en/store-locator-list/
    Google Maps
      https://maps.google.com/maps?cid=6086294360330781869&q=Funan+Digitalife+Mall&output=classic&dg=ntvb
    Reviews
      https://plus.google.com/107859510494495942355/about?gl=US&hl=en#107859510494495942355/about?gl=US&hl=en


 Sim Lim TowerやSim Lim Squareには色々ジャンクがありそうで面白そうですが、Sim Lim Squareには相当に危ない店もあるようです。
 個人的にはSim Limエリアは一寸興味がありますが、今回は電気に興味がない同行者と一緒ということと、地下鉄の駅(Bugis MRT)から少し歩く必要があるということで、今回は、駅(City Hall MRT)から近くて安全(?)と思われるFunan DigitaLife Mall付近で探すことにしました。

 SingTelのHPで確認してみると、同じ建物の中に店があったのでFunan DigitaLife Mallで購入することにしました。

    SingTel Exclusive Retailer
  109 North Bridge Road
  Funan DigitaLife Mall #01-11
  Weekdays: 11am to 9pm
  Weekend: 11am to 9pm

 前置きが長いです・・・・

  ホテルの最寄駅であるBay FrontからBugis乗り換えでCity Hallに行きました。
 地下鉄の駅の出口Bから出ると近いです。
 長いバス停留所に沿って歩くと建物が見えます。

【Funan DigitaLife Mall (Google Street View)】
Funan_digitalife_mall_google_street


 SingTelのHPには11時開店と書いてありますが、時間になっても閉まったままです。
 仕方がないので、ビルの中を一回りして12時頃戻ってくると営業していました。
 11時半頃開店したようです。
 下を向いて椅子に座っているスタッフに声を掛けたのですが反応がありません。
 少し声を大きくして再度声を掛けると反応がありました。休憩中(?)だった?
 購入するプリペイドSIMは音声/データ兼用の"hi! SIM Cards "に決めていたので、その旨を伝えました。

  Phones & Plans - Mobile - Prepaid - Prepaid Mobile SIM & Top-up Cards
  http://info.singtel.com/personal/phones-plans/mobile/prepaid/prepaid-mobile-cards#hi!-sim-cards

 最初は$28(シンガポールドル)のSIMを買うつもりだったのですが、ここでは扱っていないということです。
 後で調べたら、$28のSIMはチャンギ空港だけで売っているようです。

  hi! SIM Card   $28
  Pay $28 and get $28 value. Available at Singapore Changi Airport (RHB Bank Currency Exchange Counters & Changi Recommends)
  http://info.singtel.com/personal/phones-plans/mobile/prepaid/prepaid-mobile-cards#hi!-sim-cards

 4Gは不要なので、$15のSIMを買うことにしました。

  hi! SIM Card   $15
  Pay $15 and get $18 value. Available at all Singtel Shops, SingPost, Sheng Siong Supermarket and Authorised Prepaid Retailers.
  http://info.singtel.com/personal/phones-plans/mobile/prepaid/prepaid-mobile-cards

 次に通信プランを決める必要があります。

  Prepaid Data Plans | SingTel
    http://info.singtel.com/personal/singtel-prepaid-data-plans

 利用形態としては、インターネット利用の地図や動画の表示がメインで、音声通話は待ち合わせの連絡用ということで、"3-Day Ultimate 6GB Data $15"というプランにしました。
 開店直後で他の客がいなかったので、全部の設定をスタッフにやってもらいました。
 持参したfreetel Priori FT132Aを渡してSIMを入れてもらったのですが、SIMが認識されないという返事です。
 FT132AはSIMフリーの筈なので原因はよく判りません。
 幸いなことに、バックアップ用のスマホとしてIOSYSのIODESUも持って来ていたので、これにSIMを入れてもらうと無事に認識されたようです。
 これで現地料金でインターネットと通話が可能になりました。
 $18-$15=$3 ということで、残りは$3ということになりますが、音声通話は殆どしない予定なので、多分大丈夫でしょう。

 念のため、ホテルに戻って確認してみると正常に動作していました。

【IODESU+SingTel SIM】
Iodesu_singtel_1

Iodesu_singtel_2


 IODESUからSIMを抜いてFT132Aに挿してみると、今度はSIMが認識されて正常に動作しました。

【SingTel hi! SIM Card】
Singtel_hi_prepaid_sim


【FT132A+SingTel SIM】
Ft132a_singtel_1

Ft132a_singtel_2


 最初に動作しなかった理由はよくわかりません。接触不良? SIMスロットは二つありますが、店員が挿し間違えるということはないだろし・・・

 回線速度を測ってみると大体1Mbps程度は確保できているようで、動画再生には問題がなさそうです。

【参考外部リンク】
 アジアエックス
 シムリム・スクエア管理組合、不正直店の取り締まりを当局に要請
 シンガポール2014年11月04日 12:26
 http://www.asiax.biz/news/2014/11/04-122611.php

 シムリム・スクエアの悪徳業者に注意 苦情が多い店と最近の主なトラブル
 シンガポール2014年11月06日 09:02
 http://www.asiax.biz/news/2014/11/06-090235.php

 シムリム・スクエア、悪徳商人は一掃も客足は激減
 シンガポール2015年01月13日 14:15
 http://www.asiax.biz/news/2015/01/13-141534.php

 外務省 海外安全ホームページ
 シンガポール|Singapore >
 安全対策基礎データ  2014年09月25日

 http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=5#3
以下上記URLから抜粋引用
----------------------------------------------------
・滞在時の留意事項
3 その他
(1)当地では商品購入に関するトラブルが多発しています。特に最近,邦人旅行者や在留邦人の方が,IT機器量販店でスマートフォン等を購入する際のトラブルが増えています。トラブルに至るまでの経緯は概ね次の通りです。
 ア 気に入った機種を客に選ばせ,先に,携帯電話端末費用を現金やクレジットカードで支払わせる。
 イ その後,事前に説明のなかったメンテナンス保証書,付属品,アプリケーションなどのプレ・インストール費用,OSライセンス,インターナショナルSIMカード等々名目で高額な追加請求が行われる。
 ウ これら支払いを拒否すると購入した携帯電話端末の引き渡しを行わない。
 エ 購入のキャンセル希望に応じない。費用返還請求にも応じない。
----------------------------------------------------

 トリップアドバイザー
 Just avoid sim lim square
 http://www.tripadvisor.jp/ShowUserReviews-g294265-d1459192-r121578731-Sim_Lim_Square-Singapore.html

 Consumers Association of Singapore (CASE)
 https://www.case.org.sg/
 Consumer Complaints Filed With CASE - Sim Lim Square
 https://www.case.org.sg/consumer_guides_consumeralerts.aspx

 Channel NewsAsia
 Police raided Gadget Terminal at Sim Lim Square because of complaints:
 POSTED: 04 Dec 2014 17:58
 http://www.channelnewsasia.com/news/singapore/police-raided-gadget/1510014.html

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2015年1月18日 (日)

JL037(B777-200 HND-SIN)エコノミークラスの電源

 昔は機内での受信機の使用は禁止でしたが、現在は日本の航空会社の場合は使用可能となっています。なお、外国の航空会社では使用禁止の場合もあります。
 Androidタブレットに"SDR Touch"や"ADS-B on USB SDR RTL"SDRアプリをインストールし、ワンセグチューナ(DS-DT305,LT-DT306等)や非ワンセグチューナ(DVB-T+DAB+FM)を接続すると、機内で各種の放送や通信が受信できるので、結構暇つぶしになります。
 しかしながら、DVB-T+DAB+FMのチューナの消費電流は動作時で約280mAもあるので、Hyundai T7の内蔵バッテリの場合には、1時間程度で電池切れになってしまいます。

 今回はHyundai T7とDVB-T+DAB+FMの組み合わせで利用する予定なので、利用する便の機材(B777-200)で電源が使えると有り難いと思って、一寸調べてみましたがよくわかりません。

  JAL 日本航空
  JAL国際線 - シート(エコノミークラス)
  https://www.jal.co.jp/inflight/inter/economy/y_seat/index1.html
  パソコン用電源のご案内
  https://www.jal.co.jp/inflight/inter/popup.html

 航空会社は違いますが、ANAのHPにはもう少し詳しい説明がありました。

  ANA
    シート電源のご利用方法
  http://www.ana.co.jp/int/inflight/battery/howto/

 ボーイング777-200ERという記載があるので、使えそうな気もしますが、やっぱりよくわかりません。

 今までは、機内持ち込みの荷物の量を少しでも減らすために、ACアダプタや変換アダプタは預ける荷物の中に入れていたのですが、今回は電源が使えるかも知れないということで機内に持ち込みました。

  ざっと見渡した限りでは、それらしいものは見当たりませんが、アームレストの根元を見ると小さな緑のランプが点灯しています。
 アームレストを引き起こすとACアウトレットが出てきました。

【B777-200 ACアウトレット】
B777200_ac


 AC110V, 60Hzです。
 プラグは日本用のものがそのまま使えそうです。

 Hyundai T7の充電はUSB経由ではなくて専用のDC入力端子があり、ACアダププタからDCプラグで充電するようになっています。
 一寸不便なようですが、SDRの場合にはチューナ用のドングルをUSB端子に接続したままの状態でタブレットに給電でき、何時間でも動作させることができるので結構便利です。

 早速、ACアダププタ(5V,3A)を接続してみました。

【Hyundai T7 ACアダププタ】
Hyundai_t7_ac


【Hyundai T7充電中】
Hyundai_t7


 Hyundai T7は正常に充電されているようです。
  赤い線の部分が充電期間です。
 着陸態勢のアナウンスがあるまで接続したままでしたが、特に問題はありませんでした。
 使用シートはエコノミーの24Hでしたが、他のシートでも同じかどうかは不明です。
 なお、ACアウトレットの使用中は、アームレストの根元の使用可能表示のランプとは別に、シートの通路側下部の側面にランプが点灯しており、どの列で電力を消費しているのかCAさんが目視で確認できるようになっているようです。

 後はどの機材でもWi-Fiが利用できるようになれば、巡航中の機内で日本のテレビを自前の端末でリアルタイムで視聴することができるようになるかもしれません。(帯域の問題はありますが・・・)

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2015年1月17日 (土)

ADS-B on USB SDR RTL TEST@JL037(HND-SIN)

  シンガポールに遊びに行くことになったので、巡航中の機内でADS-Bを受信してみました。
 利用便はJAL 37便(B777-200 羽田→シンガポール)です。
 羽田空港の国際線ターミナルから出発するのは初めてですが、かなり広いです。
 ゲート番号が3桁です。
  羽田空港国際線ターミナル144番ゲートから搭乗しました。

【144番ゲート】
http://www.haneda-airport.jp/inter/map/floormap/map.html?floorId=MAP010
Hnd_inrernational_terminal_gate_144

Hnd_inrernational_terminal_gate_1_2

Hnd_inrernational_terminal_gate_1_3

Hnd_inrernational_terminal_gate_1_4


[受信環境]
場所:JL037(HND-SIN) B777-200 24H
アンテナ:430MHz用ホイップアンテナ(ベースローディング)
チューナ:DVB-T+DAB+FM(R820T)
Androidタブレット:Hyundai T7(Rooted)

【ADS-B on USB SDR RTL@JL037(HND-SIN)(駿河湾上空)】

 シートは通路側なので余り受信条件はよくありませんが、自機(表示はJAL37)の機影は表示できました。
 便名が表示されない複数の受信データが見えますが、これらは他機のデータなのか、あるいは自機の不完全デコードデータなのかよくわかりません。
 データの値を見ると自機のデータのような感じがしますが、正確なことはわかりません。
 一応機影のシンボルは表示されていますが、周囲の地図は表示されていません。
 自宅でインターネットに接続している場合には、北海道から九州までは地図が表示されるのですが、地図をスクロールしても沖縄や東南アジアは表示されません。
 機内でWi-Fiが利用できれば表示されのかもしれませんが、残念ながらこの便ではサービスされていません。
 ある程度の地図はキャッシュされるようですが、どのような条件でキャッシュされるのかよくわかりません。

【ADS-B on USB SDR RTL@JL037(HND-SIN)(フィリピン上空)】

 フィリピンの地図は表示されていますが、機体の向きが反対です。
 自宅で使用するときは、大体正常に表示され、時々横になったり、逆になったりする程度ですが、今回の機内での表示では、殆どが逆向きの表示になりました。
 "ADS-B on USB SDR RTL"はbetaの文字はなくなりましたが、完成版とは言えないような感じです。

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2015年1月16日 (金)

夕暮れの羽田空港へのB767の着陸風景(約10分)

背景雑音が・・・・

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2015年1月 2日 (金)

中華ステディカムもどき(DN-11630)テスト@小田急線渋沢駅

 デジカメ用のメモリをDosparaに買いに行ったら、店頭に「VIDEO STABILIZER」と書かれた箱が置いてありました。
  パソコンショップに置いてあるので、映像信号の時間軸補正装置や同期信号の波形整形装置かと思いましたが、それにしては箱が大きいです。
 箱に印刷されている写真を見ると、どうもステディカムもどきのようです。
 仕様が書いてあるのですが、荷重がポンド表示なのでピンときません。
 "Designed For Use with Camcorder & DSLRs"と書いてあるので、一眼レフ程度の重さのカメラを対象にしているようです。
 荷重の最大値は書いてありますが、最小値は書いてありません。
 ということは、コンデジのような軽いカメラでも使える可能性があります。

 以前、三脚の雲台のボールヘッドとホームセンタで買った金属プレートでステディカムもどきを自作したことがあるのですが、回転軸受け部分の摩擦が大きくてあまり実用にはなりませんでした。
 自作品でも重心の調整は時間をかければどうにかなりますが、ボールヘッドと本物のステディカム等で使用されているジンバルでは、摩擦が大きく異なります。
 ボールヘッドの場合でも、重心と支点が離れている場合は結構滑ってくれますが、重心と支点の距離が数ミリ以下になって辛うじてバランスを保っている状態になると、グリップをゆっくり傾けるとカメラも傾いてしまいます。
 ジンバルを自作することも考えましたが、当方の技術力では一寸難しそうです。
 ということで、途中で放置状態になっていました。

 「VIDEO STABILIZER」の価格を見ると税込で4500円です。
 最近はステディカムもどきが1万円程度で売っているようですが、4500円なら結構安いかもしれません。
 箱を見てもメーカ名やモデル名は見当たりませんが、Made in Chinaという印刷はあります。
 ケースの写真を見るとジンバルではなくボールヘッド構造ですが、雲台のボールヘッドよりも摩擦は少ないであろうと勝手に期待して、安さに惹かれて衝動買いしてしまいました。
  店頭では中身を見ることは出来なかったのですが、結構重いという印象はありました。

【外箱】
Hand_stabilizer_dn11630_box_2


 箱自体にはモデル名は印刷されていませんが、箱に貼ってあるシールにそれらしい以下の記載がありました。

【シール】
Hand_stabilizer_dn11630_label_2


  11630 DN-NCAM-hand Stabilizer CS08
  Made in China 

  レシートは以下のようになっていました。

【レシート】
Hand_stabilizer_dn11630_receipt_2


$DN-11630(カメラ用ハンドスタビライザー)

 また、箱に書かれた仕様は以下のようになっていました。

【仕様】
Hand_stabilizer_dn11630_spec_2


 Load capacity: 5 lbs. (注:2.27キログラム)
  Dimensions: 15"(38.1センチメートル)Hx8.5"(21.6 センチメートル)Wx1.2"(3.05センチメートル)D
 Unit Weright: 15 oz.  (425 グラム)
  Counter Weights: 2x6.5 oz(184グラム), 1x9.5 oz(269グラム)
  Total Unit Weight: 28 oz. (2.4 lbs.)  794グラム(1.09キログラム) 

 後で調べてみたところ、どうも以下の製品が対応しているようです。
 同じ製品と思われますが、仕様が微妙に違います。

---------------------------------------------
  ・カメラ用ハンドスタビライザー DN-11630
  販売価格 4,499円(税込)
  http://www.donya.jp/item/26720.html

  【製品仕様】
  サイズ 横20.3×縦24.1×厚3 (cm)
  重量 約650g (本体のみ340g)
  対応カメラ重量 0.95kg
  ウェイト重量 294/200/190g (合計3個付属)
  対応カメラネジ 1/4-20UNC
  素材 アルミなど
---------------------------------------------
 ・Camera DSLR Stabilizer Video DSLR Photo Studio Accessories for Compact DSLR Camera Video Camcorders Steadicam
  Price:US $30.0 / Piece
  http://www.made-in-china.com/showroom/dingshengstudio/product-detailEeOmJDLxuPkg/China-Camera-DSLR-Stabilizer-Video-DSLR-Photo-Studio-Accessories-for-Compact-DSLR-Camera-Video-Camcorders-Steadicam.html

  Features
  Supports up to 1.5KG
  Comfortable handle grip
  Super-smooth gimbal
  Universal camera mount screw
  Adjustable and addable counter weight
  Spirit level
  Lightweight and compact
  Very easy to install and use
---------------------------------------------

【中身】
Hand_stabilizer_dn11630_content_2



 箱の中には、約300gのカウンタウェイトが取り付けられたアーム(カメラホルダ付き)と、追加用の約200gのカウンタウェイトが2個入っていました。
 想像していたよりも結構重くて大きいです。
 支持機構は、ジンバルではなく、ボールヘッドです。

【ボールヘッド】
Hand_stabilizer_dn11630_ballhead

 バランス型のスタビライザの特徴は、重心の僅かに上を支持することによりバランスが崩れる寸前の状態に維持することにあるので、最初に、約300gのウェイトが取り付けられたスタビライザの重心の位置を調べてみました。
  スタビライザを紐で吊るしたときの紐の延長線(垂線)上に重心が存在します。
 本来はグリッブを取り外す必要がありますが、面倒なのでグリップを取り付けたままでチェックしました。

【アーム(カメラ無)+300g】
300g


 グリップの下端のかなり下に重心があります。
 次に、アームのカメラホルダにカメラ(EX-ZR10 約176g)を取り付けました。

【アーム(カメラ有)+300g】
300g_2


  重心はグリップの下端よりも上側になりましたが、支点よりもかなり下側です。
 次に、ウェイトを300gから200gに変更しました。

【アーム(カメラ有)+200g】
200g


 重心は少しだけ支点に近づきましたが、依然かなり距離があります。
 次に、ウェイトを取り外しました。

【アーム(カメラ有)+ウェイト無その1】
1_1

1_2

1_3


 重心はかなり支点に近づきました。
 しかしながら、カメラの重心とカメラの三脚取り付け孔の位置が異なっているので、カメラが左右方向に傾きます。
 本物のステディカムでは前後左右に取り付け位置を調整可能ですが、この「もどき」では前後方向しか調整できません。
 仕方がないのでカメラの向きを90度回転して取り付けました。

【アーム(カメラ有)+ウェイト無その2】
2_1

2_2

2_3


 これでどうにか左右の静的なバランスはとれましたが、動的なバランスが取れていないので、スタビライザを前後左右に動かすと、カメラが妙な方向に揺れます。
 上下のバランスに関しては、重心は支点から少し離れているようです。
  また、主にアームの重さだけで上下のバランスをとっているので、慣性モーメントによる安定化が難しいようです。

 色々試行錯誤の結果、アームのカメラホルダ部分に200gのウェイトを2個取り付け、アームの先端に回動可能に取り付けてあった調整用プレートの代わりに、補助ストロボ用プレートを取り付けて、重心の上下左右の微調整を行いました。
 プレートを傾けると重心が上に移動するのですが、同時に重心が左右方向にも移動するので、調整が一寸面倒です。

【アーム(カメラ有)+ウェイト無その3】
3_1

3_2

3_3


 なお、最初に使ったEX-ZR10は、市街地での撮影テストのためにスタビライザに取り付けている時に手が滑って、50cm程度の高さからコンクリートの床の上に落下して不調になったので、EX-ZR500(約205g)に交換しました。
 約30g重くなったので重量バランス的には少しは有利かもしれません。
 カメラのストラップは「転んだ後の杖」です。
 

 以下のステディカム マーリンのマニュアルを参考にして、どうにか"Drop Test"による降下時間が1秒程度になりました。

  Steadicam Merlin Setup and Operation Manual
  http://www.steadicam.com/images/content/Merlin%20Manual%20Nov8_Lo.pdf

 上記マニュアルには、重心について以下のような説明があります。

  Page 11 Sec2:11(13/48)
  *****引用開始*****
  4. Pre-Setting Balance
  When your camera is mounted onto the Merlin, the entire unit must be set-up and balanced so that the combined center-of-gravity (camera plus Merlin), ends up just below the center of the fulcrum (the Gimbal), and precisely adjusted to be slightly bottom-heavy.
  *****引用終了*****

 水平方向のバランスをとるのは比較的簡単ですが、重心の1~2ミリ上に支点(DN-11630の場合にはボールの中心ではなくボールと受部との接触点)を設定するのがなかなか難しいです。

 実際の効果はどの程度のものなかのか、小田急小田原線の渋沢駅で試してみました。
 なぜ渋沢駅かというのは、動画に「写り込んだ」背景音を聞いて頂くと判ると思います。
 風が結構強かったので、音声(「負けないで」)はAGCで抑圧され、映像はゆらゆらです。
 風が無ければもう少しマシになっていたかもしれません。

【中華ステディカムもどき(DN-11630)テスト@小田急線渋沢駅】

 
 DN-11630は、比較的重たいカメラを対象にしているようなので、軽いコンデジで使うのは無理があったのかもしれません。
 対応すると思われる製品の英文の説明では、"And it can be used for smart phones when connecting with smart phone adapter. "と書いてありましたが・・・・
 また、"Super-smooth gimbal"と書いてありましたが、これもジンバルと呼ぶのでしょうか?
 現時点での印象としては、自作のものとあまり差がないような感じがしますが、一眼レフサイズのカメラであれば、スムーズに撮影できるのかもしれません。
 残念ながら、動画撮影可能な一眼レフは持っていないので未確認です。

「安物買いの銭失い」だったかどうかは、もう少し様子を見てみます。

【参考外部リンク】
朝日新聞デジタル
駅メロに「負けないで」 ZARDゆかり小田急・渋沢駅
2014年11月26日17時51分
http://www.asahi.com/articles/ASGCT55HCGCTULOB01R.html

文化庁
いわゆる「写り込み」等に係る規定の整備について
(第30条の2,第30条の3,第30条の4及び第47条の9関係)
http://www.bunka.go.jp/chosakuken/utsurikomi.html

ジンバル - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%AB

【関連内部リンク】
2010年11月 5日 (金)
これがステディカムマーリン特許?
http://kenshi.air-nifty.com/ks_memorandom/2010/11/post-772f.html

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2015年1月 1日 (木)

迎春 2015

2015_happy_new_year

新年の“初雪
Photo

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