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2015年3月22日 (日)

DVB-T+DAB+FMチューナで1090MHzの微弱信号を発生させてみました

  昨日のネタの続きです。
 以下のHPの情報によれば、R820Tを採用したRTLチューナを1GHz帯の微弱出力発振回路として流用できそうです。

  OH2FTG Labs
  RTL-SDR Transmitter experiments
  https://sites.google.com/site/oh2ftg/home/rtl-sdr-transmitter-experiments

  "For those who cannot wait for the code to drop, the dongle leaks without anything done, it is just not modulated. The leaking LO should be visible +-3.57MHz form the receiving frequency indicated in the software used. This applies to the Rafael Micro R820 tuner, other tuners ware not tested. "

 上の記事によれば、 [受信周波数+3.57MHz]または [受信周波数-3.57MHz]で漏洩局発(LO:local oscilltor)信号が見えるということなので、早速試してみました。

 目標の出力周波数は1090MHzなので、受信周波数を1093.57MHz(下側ヘテロダインの場合)または1086.43MHz(上側へテロダインの場合)に設定すればよいはずです。
 やってみました。
 実験条件は以下の通り。

漏洩局発信号送信用受信機
  チューナ:DVB-T+DAB+FM(R820T+RTL2832U)
 Androidタブレット:Nexus 7
  SDRアプリ:SDR Touch(v2.3)

漏洩局発信号受信用受信機
  チューナ:DVB-T+DAB+FM(R820T+RTL2832U)
 Androidタブレット:Hyundai T7
  SDRアプリ:RF Analyzer(v1.12)
  復調モード:USB(Upper Side Band)

 なお、両方のチューナのアンテナ端子間は同軸ケーブルで直結しています。

 実験結果は以下の通りです。

【受信用受信機(左)と送信用受信機(右)】
1090mhz_weak_signal_transmitter_tes



【送信用受信機の受信周波数:1086.43MHz】
Nexus_7_and_sdr_touch_for_1090mhz_l

【受信用受信機の受信周波数:1090MHz付近】
Hyundai_t7_and_rf_analyzer_for_1090


 送信用受信機の受信周波数を1086.43MHzにすると、受信用受信機では1090MHz付近で信号が受信できました。
 送信用受信機の受信周波数が1093.57MHz付近では受信できなかったので、上側へテロダインのようです。
 送信用受信機のSDRアプリをオンオフすると送信用受信機の受信信号もオンオフするので、スプリアスではないと思われます。

 アンテナ端子直結の場合は、信号のピークが確認できる程度の強さで受信できますが、両方に簡易アンテナを接続した状態では、殆ど認識できない程度に弱くなります。
 もともと局発信号が漏洩しないようにチューナは設計されているはずなので、これは当然のことかもしれません。
 
 とりあえずアンテナ端子から1090MHz付近の微弱信号が取り出せることが確認できたので、チューナの受信感度の比較実験程度には使えるかもしれません。

 アンテナの特性を比較できるようにするためには」、もう一工夫必要なようです。

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