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2015年3月28日 (土)

DVB-T+DAB+FMチューナで1090MHzの微弱信号を発生させてみました(VCO Ver.)

 DVB-T+DAB+FMチューナ(R820T+RTL2832U)のアンテナ端子から1090MHzの局発信号が漏洩していることは確認できましたが、このままではアンテナのテストに利用できそうにもありません。

  R820Tのデータシートで、局発信号の漏洩経路を想像してみました。

  Rafael Micro
  R820T
  High Performance Low Power Advanced Digital TV Silicon Tuner Datasheet
  http://superkuh.com/gnuradio/R820T_datasheet-Non_R-20111130_unlocked.pdf

  Figure D:Simplified R820T Block Diagramを見ると、周波数変換回路関係の回路ブロックは以下のようになっています。

   RF_IN→LNA→RF_Filter→Mix→IF_Filter→(fIF=3.57MHz)
    (fRF)                              ↑
                          Div(fLO=fVCO/N)
                                         ↑
                                        VCO (fVCO)          

 漏洩経路としては、VCO→Div→Mix→RF_Filter→LNA→RF_IN という経路が考えられますが、LNAは逆向きのバッファ(アイソレータ?)として動作するように思われるので、この経路での漏洩は少ないのかもしれません。
 一般的には配線(パターン)間の容量結合が問題になることが多いので、こちらの方が原因かもしれません。
 データシートの 4.2 Application Notes にもRF tracesやcrystal tracesについての注意書きが色々書いてあります。

  上記のデータシートでは、VCOの発振周波数やPLLの分周比が判りませんが、関係がありそうな以下の記事がありました。

  Mobile Osmocom SDR
  Using the R820T above 1.77 GHz?
  http://t142.mobile-osmocom-sdr.mobiletalk.us/using-the-r820t-above-1-77-ghz-t142.html

 上記URLから抜粋引用
--------------------------------------------
  From the source code, it looks as if the VCO runs in the range 1.77 to 3.54 GHz. The actual mixer frequency sent to the IF stage is the VCO frequency divided by a number between 2 and 63 -- so the possible center frequency tuning range ends up being in the range of ~24 MHz to 1.77 GHz.
--------------------------------------------

  これによれば、VCOの周波数は1.77~3.54GHz、分周比は2~63、受信周波数は24MHz~1.77GHzのようです。

 VCOの出力を分周する分周器(Div)の出力(ミキサへの入力)が目的周波数の局発信号ですが、チップの外に直接取り出すことができません。
  もともと局発信号は極力外部に漏洩しないように設計されている筈なので、局発信号を利用することにかなり無理がありますが、下記の記事によれば、無線で1270MHzの信号を飛ばしているようなので、工夫すればどうにかなるのかもしれません。
 
  OH2FTG Labs
  RTL-SDR Transmitter experiments
  https://sites.google.com/site/oh2ftg/home/rtl-sdr-transmitter-experiments

 この記事には以下のような記載があります。

 上記URLから抜粋引用
--------------------------------------------
Interestingly the 4th "harmonic" of the frequency at the mixer leaks the best, this is likely result of the LO actually being on a higher freq inside the tuner and then divided to get the I and Q LO's
So the strongest output is at <transmit frequency>/4 - 3.57 MHz.
Also quite interestingly there is strong LO leakage at the VCC input of the tuner.
--------------------------------------------

 実験の動画ではかなりのレベルで受信できているようです。

 RTL-SDR Transmitting on 1270MHz .

  基板のどのポイントから信号を取り出しているのかはよく判りませんが、OH2FTG氏のサイトに書かれていた以下の点を参考にして、色々試してみました。
 (a)最も強い出力の周波数は、送信周波数/4-3.57MHzである。
  (b)チューナのVCO入力に強い漏洩局発信号が存在する。

  RTL-SDRチューナでは、VCOの出力を1/4に分周して局発信号(ミキサへの入力信号)を生成しているようなので、VCOの出力の出力が最も強いようです。

 RF周波数をfRF、IF周波数をfIF、VCO周波数をfVCO、局発(分周後)周波数をfLO、分周比をN、ヘテロダインは上側とすると、以下のようになります。
  fLO-fRF=fIF
    fLO=fVCO/N
  従って、
    fVCO/N-fRF=fIF
  fRF=fVCO/N-fIF
となります。

 局発(分周後)信号を利用して1090MHzの信号を発生させる場合には、
  fLO-fRF=fIF
  fRF=fLO-fIF=1090MHz-3.57MHz=1086.43MHz
となるので、送信用受信機の受信周波数は1086.43MHzとなります。
 先日の実験で、送信用受信機の受信周波数を1086.43MHzにすれば、送信用受信機で1090MHz付近の信号が受信できることは確認しました。

 これに対してVCO(分周前)信号を利用して1090MHzの信号を発生させる場合には、
  fRF=fVCO/N-fIF =1090MHz/4-3.57MHz=268.93MHz
となります。
 OH2FTG氏の説明によれば、この信号の方が強いはずなので、実際に受信してみました。
 実験条件は前回と同じです。
  なお、正確な周波数較正はしていませんので、数値は目安です。

【送信用受信機(Nexus 7)の受信周波数:1086.43MHz】
Transmitting_receivernexus_7108643m

【受信用受信機(Hyundai T7)の受信周波数:1090.03MHz】
Receiving_receiverhyundai_t7109003m


【送信用受信機の受信周波数:268.93MHz】
Transmitting_receivernexus_726893mh

【受信用受信機(Hyundai T7)の受信周波数:1090.07MHz】
Receiving_receiverhyundai_t7109007m

  VCO出力を分周した後の出力(低調波?)を利用した場合の信号の値が-14dBであるのに対して、VCOの原発振出力を利用した場合の信号の値が-10dBとなっています。
 数値の正確な意味はよくわかりませんが、VCOの原発周波数(局発周波数から見れば4次高調波?)の信号の方がかなり強いようです。
 
 実験では両方のチューナのアンテナ端子間を直結しましたが、両方に簡易アンテナを接続した状態でもどうにか受信できているので、希望的観測ですが、局発信号の取り出し方を工夫すればどうにかなるかもしれません。
 

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2015年3月22日 (日)

DVB-T+DAB+FMチューナで1090MHzの微弱信号を発生させてみました

  昨日のネタの続きです。
 以下のHPの情報によれば、R820Tを採用したRTLチューナを1GHz帯の微弱出力発振回路として流用できそうです。

  OH2FTG Labs
  RTL-SDR Transmitter experiments
  https://sites.google.com/site/oh2ftg/home/rtl-sdr-transmitter-experiments

  "For those who cannot wait for the code to drop, the dongle leaks without anything done, it is just not modulated. The leaking LO should be visible +-3.57MHz form the receiving frequency indicated in the software used. This applies to the Rafael Micro R820 tuner, other tuners ware not tested. "

 上の記事によれば、 [受信周波数+3.57MHz]または [受信周波数-3.57MHz]で漏洩局発(LO:local oscilltor)信号が見えるということなので、早速試してみました。

 目標の出力周波数は1090MHzなので、受信周波数を1093.57MHz(下側ヘテロダインの場合)または1086.43MHz(上側へテロダインの場合)に設定すればよいはずです。
 やってみました。
 実験条件は以下の通り。

漏洩局発信号送信用受信機
  チューナ:DVB-T+DAB+FM(R820T+RTL2832U)
 Androidタブレット:Nexus 7
  SDRアプリ:SDR Touch(v2.3)

漏洩局発信号受信用受信機
  チューナ:DVB-T+DAB+FM(R820T+RTL2832U)
 Androidタブレット:Hyundai T7
  SDRアプリ:RF Analyzer(v1.12)
  復調モード:USB(Upper Side Band)

 なお、両方のチューナのアンテナ端子間は同軸ケーブルで直結しています。

 実験結果は以下の通りです。

【受信用受信機(左)と送信用受信機(右)】
1090mhz_weak_signal_transmitter_tes



【送信用受信機の受信周波数:1086.43MHz】
Nexus_7_and_sdr_touch_for_1090mhz_l

【受信用受信機の受信周波数:1090MHz付近】
Hyundai_t7_and_rf_analyzer_for_1090


 送信用受信機の受信周波数を1086.43MHzにすると、受信用受信機では1090MHz付近で信号が受信できました。
 送信用受信機の受信周波数が1093.57MHz付近では受信できなかったので、上側へテロダインのようです。
 送信用受信機のSDRアプリをオンオフすると送信用受信機の受信信号もオンオフするので、スプリアスではないと思われます。

 アンテナ端子直結の場合は、信号のピークが確認できる程度の強さで受信できますが、両方に簡易アンテナを接続した状態では、殆ど認識できない程度に弱くなります。
 もともと局発信号が漏洩しないようにチューナは設計されているはずなので、これは当然のことかもしれません。
 
 とりあえずアンテナ端子から1090MHz付近の微弱信号が取り出せることが確認できたので、チューナの受信感度の比較実験程度には使えるかもしれません。

 アンテナの特性を比較できるようにするためには」、もう一工夫必要なようです。

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2015年3月21日 (土)

ADS-B(1090MHz)用簡易テスト信号発生器を検討中

 趣味でADS-Bの信号(1090MHz)を受信して遊んでいます。
 現在使っているアンテナは、目の前に建物がある2Fのベランダのエアコンの室外機の上に置いた自作の針金細工の3段コリニアアンテナなので、受信環境はあまりよくありません。
 羽田空港に離着陸する飛行機は高度が300m以上であればどうにか見えますが、高度が下がると見えません。
 自宅の環境では一寸無理ですが、近所の高所(標高約100m)で羽田空港の滑走路上の機影を表示することを目標として、アンテナを色々自作して実験していますが、測定器がないのでアンテナの特性の比較が困難です。

 RTL1090とadsbScopeを使用して、それぞれのアンテナで長時間受信したときの受信距離をプロットしたパターンを比較すれば、ある程度判断できますが、リアルタイムでの比較はできません。
 アンテナを切り替えながら、RTL1090で受信局数(機体数)をチェックすれば、ほぼリアルタイムで比較できますが、受信状態は数秒単位で変化するので、アンテナAで受信した局数がアンテナBで受信した局数より多いからアンテナAの方が良いとは簡単には判断できません。
 ADS-Bの受信状態は、航空機の種類、高度、距離によって大きく異なっており、しかも高速で移動しているので、変化が非常に大きいです。
 また、深夜はADS-Bの信号がほとんど受信できないので、比較が可能な時間がかなり制限されます。

 航空機からの応答信号の受信強度は大きく変化しますが、地上からの質問信号であれば安定に受信できるかもしれないと思って1030MHzを受信してみましたが、残念ながら当方の場所では受信できませんでした。

 残る手段は、1090MHzの微弱信号発生装置を使うこと位しか思いつきませんが、自分で作るのは大変そうです。
 1GHz近傍の発振器は一般には売られていないだろうと思ってみたら、それらしいものがありました。

  VCOオシレーター 1030-1090MHz
  Crystek Corporation CVCO55CL-1030-1090
  http://jp.mouser.com/ProductDetail/Crystek-Corporation/CVCO55CL-1030-1090/?qs=xguzDneKu5CBf71ARYBpPA==

  データシート
  http://www.crystek.com/microwave/admin/webapps/welcome/files/vco/CVCO55CL-1030-1090.pdf

 外部回路が判りませんが、制御電圧として 0.5~4.5 Vを供給すれば1030~1090MHzで発振するようです。下限限と上限の周波数がADS-Bの質問信号と応答信号の周波数に対応しています。

 価格は、1個で\3,856.5 、500個で\2,159.7と書いてあります。
 遊びで一寸買ってみるという価格ではないですし、外付け回路がよく判りません。
 ということで、このCVCO55CL-1030-1090は却下です。

 他に何か使えそうなものはないかと探していたら、一寸怪しげなワイアレスカメラを見つけました。
 出力周波数が900MHz~1200MHzとなっています。
 何か細工すればテスト用の信号発生器として使えるような気がします。
 しかしながら、出力を見ると数十ミリワットオーダーです。
 技適マークがついているとも思えないので、このまま使うと、或いは「無線局の開設」の状態にすると、「お縄頂戴」のレベルです。
 周辺に障害が発生してもおかしくないレベルですが、少し調べてみたら関係すると思われる資料がありました。
 なお、当方がネット上で見た製品と下記資料に記載の製品との対応は不明です。

   総務省
  トップ > 組織案内 > 地方支分部局 > 関東総合通信局 > 電波環境 >
  http://www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/re/jyubou/
  以下、総務省ホームページの上記URLから抜粋引用
   (著作権・免責事項について http://www.tele.soumu.go.jp/j/musen/readme/index.htm)
--------------------------------------------
平成25年6月
国土交通省東京航空局東京空港事務所より、羽田空港付近で使用しているDME(航空用無線航行設備)が外来波の影響を受け障害を受けている旨の申告を受け移動監視を実施した結果、羽田空港付近の工事現場で使用しているクレーンに設置されたワイヤレスカメラが障害原因であると特定。工事担当者にカメラの撤去を要請し障害原因を排除した。
--------------------------------------------

  総務省総合通信基盤局 電波部監視管理室
  2013.6.28
  無線設備試買テストの実施について
  http://www.aaal.jp/assets/files/2013-01denpahou4.pdf

 これらの資料によれば、ワイヤレスカメラからの電波により距離測定装置(DME)に障害が発生したようです。
 ワイヤレスカメラの周波数が明記されていないので、基本波が問題なのか高調波が問題なのかはよく判りませんが、「航空用無線(1GHz帯)に対するワイヤレスカメラからの混信」ということなので、ワイヤレスカメラの周波数は1GHz付近の可能性が高いです。

 ワイヤレスカメラでどの周波数を使用しているのを知らなかったのですが、調べてみたら色々問題になっているようです。

  総務省
  平成25年10月15日
  発射する電波が「著しく微弱」の範囲を超える無線設備の公表
  http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban17_02000011.html

 テストの結果を見てみました。

  無線設備試買テストの結果について
  http://www.tele.soumu.go.jp/j/adm/monitoring/illegal/result/index.htm

  電波法に基づく免許等が必要な無線設備
  平成25年度掲載分
  http://www.tele.soumu.go.jp/resource/j/monitoring/illegal/result/siryo001.pdf
  平成26年度掲載分(平成27年3月6日更新)
  http://www.tele.soumu.go.jp/resource/j/monitoring/illegal/result/siryo002.pdf
 
 日本語のタイトルはマイルド(?)な表現になっていますが、URLでは明確に"illegal"となっています。

 周波数は不明ですが以下のような事例もあったようです。

  外国製の技術基準不適合設備(ベビーモニター)が公共業務用無線局(水道用)に電波妨害
  http://www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/if/press/p24/p2404/p240403k2.html

 ワイヤレスカメラ関係をざっと見た感じは、平成25年度掲載分は1.0-1.2GHz付近が多いですが、平成26年度掲載分では2.4GHz帯が主流になっているようです。
  免許を要しない著しく微弱な電波の無線局の電界強度の上限が35.0μV/mであるのに対して、電界強度の測定値(最大値)が7498942.1μV/mというものもあります。
 単純計算では約21万倍(7498942.1/35.0=214255.48)というとんでもない値です。
 この計算で合っているのかどうか心配になるような数字です。
 周波数は1360.025MHzとなっています。
 この周波数帯はFPV(First Person Viewing)でも利用されているようですが、これと関係があるのでしょうか?

  getfpv.com
  1258, 1280, 1320, 1360MHz Mini 200mW Transmitter (Ex-US)
  http://www.getfpv.com/1258-1280-1320-1360mhz-mini-200mw-transmitter-ex-us.html

  日本の場合、アマチュア無線の1200MHz帯の範囲は1260~1300MHzなので、工事設計書の作成が一寸面倒そうですが、免許を受ければ合法的に使用できるのかもしれません。

 話が横道にそれましたが、上記「電波法に基づく免許等が必要な無線設備」のリストを見ていると周波数が1089.000MHzというものがあります。ADS-Bの周波数に非常に近いです。
 電界強度は規定の約5000倍です。
  このまま使ったら「お縄頂戴」ですが、改造して出力を低減させればテスト用信号源として利用できるのではないかと思って、探してみたら類似の製品がオンラインショップに沢山あります。
 一寸食指が動きましたが、購入して動作確認のために通電した時点で「無線局の開設」の条件を満たしてしまうのかどうか気になります。

  弁護士ドットコム
  電波法違反 アマチュア無線受
  http://www.bengo4.com/hanzai/1091/b_298270/

 アンテナを接続しないで、あるいは、ダミーロードを接続して動作させることも考えられますが、「免許を要しない著しく微弱な電波の無線局」の電界強度より弱くなるという保証がありません。
 購入したものをそのまま運用する意思はありませんが、出力を低減させた後の電界強度が合法であるかどうかを確認する手段がありません。
 素人無銭家は電界強度計などという洒落たものは持っていないし・・・
 今までの経験では、「免許を要しない著しく微弱な電波の無線局」の電界強度というのは本当に「著しく微弱」で、せいぜい数m飛べば上出来という印象があります。

 別の手段はないかと探してみたら、RTL-SDRチューナの局発(局部発振回路)を送信機として流用するという情報がありました。

  OH2FTG Labs
  RTL-SDR Transmitter experiments
  https://sites.google.com/site/oh2ftg/home/rtl-sdr-transmitter-experiments

   rtl-sdr.com
  July 9, 2014
  RTL-SDR Transmitting at 1270 MHz
  http://www.rtl-sdr.com/rtl-sdr-transmitting-1270-mhz/

  July 10, 2014
  Update to the RTL-SDR Transmitting at 1270 MHz
  http://www.rtl-sdr.com/update-rtl-sdr-transmitting-1270-mhz/

 詳細は未確認ですが、1270MHzで送信が可能であれば、1090MHz付近での送信も可能であるように思われます。
 局発信号であれば、アンプやアンテナを接続しなければ、「著しく微弱な電波の無線局」に含まれると考えてよさそうです。

 いまのところ、この局発送信機が問題が少ないようなので、これをもう少し勉強してみるつもりです。

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2015年3月15日 (日)

Table Tap とは?

 先日、テーブルタップの故障をネタにしてブログを書くときに少し調べてみたのですが、「テーブルタップ」が和製英語であるということをこの歳になって初めて知りました。

  テーブルタップ - Wikipedia
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%97

 英語では"Power strip"と呼ぶようです。
  "77 Sunset Strip"や"Strip Antenna"のstripですね。

  Power strip - Wikipedia, the free encyclopedia
  http://en.wikipedia.org/wiki/Power_strip

 Power strip以外にRelocatable Power Tap (RTP) と呼ばれることもあるようです。

  Relocatable Power Taps “RPT's”
  http://www.oshaprofessor.com/RPTmonograph%2008.pdf

 テーブルタップを英語ではなんと言うかは判りましたが、テーブルタップを直訳したTable Tapにはどのような意味があるのか一寸気になります。

 GoogleでTable Tapを検索してみたらありました。

    Table Tap LLC
    http://www.thetabletap.com/

  Table Tap
    http://tabletap.myshopify.com/products/table-tap

  Tag Archives: Table Taps
  https://projectparties.wordpress.com/tag/table-taps/

  Self-serve beer? New trend of taps at your table
    Posted: Oct 30, 2013 1:16 PM
  http://www.fox10phoenix.com/story/23824977/2013/10/30/self-serve-beer-new-trend-of-taps-at-your-table

Self-Serve Pubs - The TableTap TableTender Lets You Pour Your Own Beer as You Please

 日本語のターブルタップとは全く異なるものです。
  流量計付きの卓上ビールサーバのようなもののようです。
 ある意味ではセルフサービスのガソリンスタンドに似ているかもしれません。

 待たずに好きなだけ飲むことができるという便利な(悪魔の誘惑的な?)製品です。
 こんなのが呑み放題ではない飲み会のテーブルに備えられていたら大変なことになりそうです。
 日本でこのようなシステムが導入されているかどうかは知りませんが、そのうちSUICAをかざすと”シャリーン”と音が鳴ってジョッキにビールが注がれるようになるのかもしれません。

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2015年3月13日 (金)

テーブルタップから火花が・・・

 外出から戻って炬燵に入ろうとすると、炬燵用に使っているテーブルタップの色がいつものものと違います。
 今まではオレンジ系の色だったのですが、白色になっています。
 家人に事情を聞いてみると、テーブルタップから火花と煙が出て焦げる臭いがしたので交換したとのことです。
 テーブルタップによる事故は時々聞きますが、自分の家で発生したのは初めてです。

 故障の原因がはっきりしないと気持ちが悪いので、ごみ箱に捨ててあったテーブルタップを回収して現物を見てみました。

Power_strip_1


 ざっと見た感じでは大きな損傷はないようですが、コードの引き出し部分に薄く煤が付着しています。

Power_strip_2


 コードの根元をよく見ると平型ビニルコードの一方の側に亀裂が入っています。

Power_strip_3


 内部の状態がよく判らないので、コードを折り曲げて亀裂部分を広げてみると芯線が断線しているようです。芯線(素線)の先端が溶けて球状になっています。

Power_strip_4


 テーブルタップの内部は汚れてはいますが、特に損傷はありませんでした。

Power_strip_5

 故障発生の瞬間を見ている訳ではありませんが、故障の原因は以下のように想像されます。

 (1)経年変化でコードの柔軟性が低下。
 (2)コードの折り曲げでコードに亀裂が発生。
 (3)コードの亀裂部分で芯線が急角度で折り曲げられ金属疲労。
 (4)疲労破壊で芯線(素線)が部分的に断線。
 (5)断線本数が増加。
 (6)通電断面積が許容電流以上になって溶断(スパーク)。

 昔であれば断線部分を切り取って修理するのですが、コード自体がかなり劣化しているので、安全策をとって潔く廃棄しました。
 テーブルタップには甲種電気用品マーク【▽〒】41-3875と書いてあったので相当古いものだったようです。

  テーブルタップの事故のデータを見ると結構件数があるようなので気をつけなくては・・・

【参考外部リンク】
「テーブルタップの過熱事故」
平成23年4月
東京都生活文化局消費生活部
https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/anzen/test/documents/60l4k401.pdf

製品の安全な使い方
http://www.meti.go.jp/product_safety/event/090707/090707012.pdf

電源プラグ・コード及び配線器具による事故の防止について(注意喚起)
平成27年1月29日
独立行政法人製品評価技術基盤機構
http://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/press/2014fy/prs150129.html

電源プラグ・コード及び配線器具による事故の防止(注意喚起)
平成2 7 年1 月2 9 日
N I T E ( ナイト)独立行政法人製品評価技術基盤機構
http://www.nite.go.jp/data/000058844.pdf

テーブルタップ「テーブルタップからの発火事故」(動画)
http://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/poster/kaden/01070101.html

テーブルタップの組み立て
http://www.hisatomi-kk.com/DownLoad/HTmanual/

テーブルタップ事故例とその原因について
http://www.hisatomi-kk.com/DownLoad/HTmanual/Accident.pdf

電気製品認証協議会(SCEA)
電気製品安全の歴史
http://www.s-ninsho.com/s_history.html

財団法人 電気安全環境研究所 電気製品安全センター
販売事業者の皆さん、 電気用品の表示が 変わりました
http://www.jet.or.jp/common/data/publication/hanbai_080328.pdf

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2015年3月12日 (木)

CF-W4(Windows 7)のWi-Fi不調のため無線LAN子機を外付けしました

 現在メインで使用しているPCは、去年の3月に中古で買ったCF-W4HW4AXSです。
 本来はXPマシンですが、Windows 7がインストールされた状態で売られていました。
 オリジナルのメモリは512MBですがWindows 7では実用にならないので、現在は1.5GBに増設しています。
 もともとビジネスパソコンなのでグラフィック関係は厳しいですが、インターネット閲覧程度であれば普通に使えます。

 ところが1か月程前からWi-Fiの調子が急に悪くなりました。
 症状としては、①正常動作、②アクセスポイントまでは繋がるがネットワークに接続できない、③アクセスポイントにも接続できない、という状態がランダムに切り替わります。

【CF-W4内蔵W-Fi接続不調】
Cfw4wfi

 機嫌がいい時は数時間連続して普通に使えますが、調子が悪いと殆ど使えません。
  現在Wi-Fiアクセスポイントとしては、WN-G300DRを複数のPCで共用していますが、他のPCでは問題は発生していません。
 CF-W4に原因があるようです。
 
 以下のWindows XP用のFAQを参考にして、ドライバの更新等、色々やってみましたが、どうもうまくいきません。
 
  パナソニックパソコンサポート
  よくある質問(FAQ)
  [Windows XP] 無線LANの接続が頻繁に切断されてしまいます。
  http://faq.askpc.panasonic.co.jp/faq/docs/000542

 仕方がないので、手元にあった古い無線LAN子機(BUFFALO WLI-U2-KG54, WLI-USB-KB11, PLANEX GW-US54Mini)を外付けして利用しようとしたのですが、ドライバが正常にインストールできません。
 いずれも「正しくインストールできませんでした」的なエラーメッセージが出ます。

  仕方がないので、イーサネットのソケットがあるリビングに移動して有線接続で利用していました。
 回線速度が速いのはいいのですが、インターネットを使うたびに自室からリビングに移動するのは面倒です。
 しかもCF-W4のバッテリが完全にアウトになっているので、電源コードを抜いた瞬間にPCの電源が切れます。
 このため、移動するたびにPCを一旦シャットダウンして再度立ち上げる必要があり超面倒です。

 最後の手段で、最近の無線LAN子機ならうまく行くかもしれない(根拠はありません)ということで、安い子機(WLI-UC-GNM)を買ってきました。

【BUFFALO WLI-UC-GNM】
Buffalo_wliucgnm


 CF-W4の内蔵Wi-Fiをオフにして、取説通りにインストールしたら無事に動作するようになりました。

【WIRELESS LAN SW OFF】
Wireless_lan_sw_off

【WLI-UC-GNM他】
Buffalo_wliucgnm_etc


 一週間ほど使っていますが現在のところ一度も切断されません。
 二つしかないUSBポートの一つが占有されるのは一寸つらいですが、やむをえません。

 もっと良い解決策があるような気もしますが、内蔵Wi-Fiが復活するまでは、しばらくこのまま使う予定です。

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2015年3月10日 (火)

JAXAのマイクロ波電力伝送実験(約300W@55m)

 民生品では無線給電が流行りのようですが、こちらはかなり大掛かりな仕掛けです。
  システムの名称は、「マイクロ波方式宇宙太陽光発電システム(M-SSPS)」だそうです。

  朝日新聞デジタル
  無線送電実験にJAXAが成功 宇宙太陽光発電に一歩
  2015年3月8日18時23分
  http://www.asahi.com/articles/ASH376JM4H37PLBJ002.html

  実際の伝送電力がよく判りませんが、映像では「受電装置104.25W」等の数値が表示されています。

 別のニュースを見てみました。

  FNN
  JAXA、電気を無線で送る技術の確立目指した実証実験に成功
  03/08 18:29
  http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00287787.html

 こちらのニュースの説明では、300W以上の電気を取り出すことが出来たようです。
  送信電力は1.8kWなので、単純計算では伝送効率は約17%ということになるのでしょうか?

  下記の記事には「受電した電力はデモンストレーションに参加するアマチュア無線家の無線機に供給して、実際に国内外のアマチュア無線家と交信する予定だ。」と書いてありました。

  ITmedia
  2015年02月26日 07時00分 更新
  「宇宙太陽光発電」の実用化に向けて、電力伝送の地上試験が始まる
  http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1502/26/news021.html

 どこの局が運用するのかと思って調べてみたら、JA3のクラブ局でした。

  マイクロ波無線電力伝送地上試験/実用化実証(デモンストレーション)
  http://www.ard.jaxa.jp/publication/event/2014/150301.html

 下記サイトの記事によれば、7MHzでの運用だったようです。

  hamlife.jp
  http://www.hamlife.jp/tag/ja3ybb/

 ネット上にQSOのレポートが挙がっていたので、無事に運用できたみたいです。

蛇足:「レクテナ以外の場所に電力を集中することは原理的に出来ない」そうなので、空から5.8GHzのハイパワー電磁波が降ってくるかもしれないと心配するのは「杞憂」???

【参考外部リンク】
 マイクロ波無線エネルギー伝送技術の研究:研究開発本部
 http://www.ard.jaxa.jp/research/hmission/hmi-mssps.html

 太陽光発電無線送受電技術研究開発の概要
 http://www.jspacesystems.or.jp/library_event/wp-content/uploads/sites/13/2014/07/08_SSPS%E7%A0%94%E7%A9%B6%E9%96%8B%E7%99%BA%E3%81%AE%E6%A6%82%E8%A6%81.pdf

 マイクロ波地上エネルギー伝送実験の概要と進捗 
 http://www.ieice.org/~wpt/paper/WPT2012-06.pdf

 太陽光発電無線送受電技術研究開発
 http://www.meti.go.jp/meti_lib/report/2012fy/E002137.pdf

 SSPS の環境・安全性評価
 http://www.ieice.org/~wpt/paper/SPS2006-08.pdf

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2015年3月 8日 (日)

SDR Touch (v2.3)で自動再スキャンになりました

 
 Hyundai T7を触っていたらSDR Touchがバージョンアップ中であるという表示がでました。
 何が変わったのかと思ってアプリの説明を見てみると幾つかの点が改善されたようですが、スキャン機能も改善されています。

  SDR Touch - Live radio via USB
  Martin Marinov 
  - 2015年3月7日
  https://play.google.com/store/apps/details?id=marto.androsdr2&hl=ja

  新機能
  - RDS radio text support
  - Improved RDS reception
  - Scanning continues when signal disappears
  - Improved FM Stereo quality
  - Performance tweaks
  - DSP tweaks

 SDR Touch v2.1でプリセット周波数スキャンが可能になったのですが、一旦停止するとそのままという仕様だったので、あまり実用的ではありませんでした。

 v2.3では、信号が無くなってから約4秒経過すると、スキャンが自動的に再開されます。
 これでやっと実用的になった感じがします。

【プリセットスキャン自動再開】

 エアバンドの主要な周波数を入れてスキャンモードにしておけば、BGM(BGN?)的な利用が可能です。
 まともな使い方としては、アマチュア無線のレピータの周波数を入れておけば、利用状況がすぐにわかります。

  なお、しばらく連続動作させると、"Internal bug in fft spectrum painting! Cannot lock pixels!!"というエラーメッセージが出て動作が停止します。

【Internal bug】
Sdr_touch_v23_internal_bug_in_fft_s


  Facebookにはこのような現象は報告されていないようなので、機種固有の現象かもしれません。

【参考外部リンク】
SDR Touch - Facebook
https://www.facebook.com/SdrTouch

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2015年3月 6日 (金)

「ふなっしー」の英文表記は"Funassyi"のようです

  一日遅れのニュースですが・・・

  英語圏の人に「ふなっしー」 って何? と聞かれたら以下の説明が役に立つかもしれません。

  Press Conference: "Funassyi," Unofficial Mascot of Funabashi city
  http://www.fccj.or.jp/events-calendar/press-events/icalrepeat.detail/2015/03/05/2650/-/press-conference-funassyi-unofficial-mascot-of-funabashi-city.html

  Can it follow in the shining footsteps of Hello Kitty and Pokemon before it? Only time will tell, nashi. と結んでありますが・・・ 

 

    時事通信社
    2015/03/05
    ふなっしー、外国人記者の質問に困る
    http://www.jiji.com/jc/c?g=ent2_ent2&k=g150121

 

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