« SDR Touch (v2.3)で自動再スキャンになりました | トップページ | CF-W4(Windows 7)のWi-Fi不調のため無線LAN子機を外付けしました »

2015年3月10日 (火)

JAXAのマイクロ波電力伝送実験(約300W@55m)

 民生品では無線給電が流行りのようですが、こちらはかなり大掛かりな仕掛けです。
  システムの名称は、「マイクロ波方式宇宙太陽光発電システム(M-SSPS)」だそうです。

  朝日新聞デジタル
  無線送電実験にJAXAが成功 宇宙太陽光発電に一歩
  2015年3月8日18時23分
  http://www.asahi.com/articles/ASH376JM4H37PLBJ002.html

  実際の伝送電力がよく判りませんが、映像では「受電装置104.25W」等の数値が表示されています。

 別のニュースを見てみました。

  FNN
  JAXA、電気を無線で送る技術の確立目指した実証実験に成功
  03/08 18:29
  http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00287787.html

 こちらのニュースの説明では、300W以上の電気を取り出すことが出来たようです。
  送信電力は1.8kWなので、単純計算では伝送効率は約17%ということになるのでしょうか?

  下記の記事には「受電した電力はデモンストレーションに参加するアマチュア無線家の無線機に供給して、実際に国内外のアマチュア無線家と交信する予定だ。」と書いてありました。

  ITmedia
  2015年02月26日 07時00分 更新
  「宇宙太陽光発電」の実用化に向けて、電力伝送の地上試験が始まる
  http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1502/26/news021.html

 どこの局が運用するのかと思って調べてみたら、JA3のクラブ局でした。

  マイクロ波無線電力伝送地上試験/実用化実証(デモンストレーション)
  http://www.ard.jaxa.jp/publication/event/2014/150301.html

 下記サイトの記事によれば、7MHzでの運用だったようです。

  hamlife.jp
  http://www.hamlife.jp/tag/ja3ybb/

 ネット上にQSOのレポートが挙がっていたので、無事に運用できたみたいです。

蛇足:「レクテナ以外の場所に電力を集中することは原理的に出来ない」そうなので、空から5.8GHzのハイパワー電磁波が降ってくるかもしれないと心配するのは「杞憂」???

【参考外部リンク】
 マイクロ波無線エネルギー伝送技術の研究:研究開発本部
 http://www.ard.jaxa.jp/research/hmission/hmi-mssps.html

 太陽光発電無線送受電技術研究開発の概要
 http://www.jspacesystems.or.jp/library_event/wp-content/uploads/sites/13/2014/07/08_SSPS%E7%A0%94%E7%A9%B6%E9%96%8B%E7%99%BA%E3%81%AE%E6%A6%82%E8%A6%81.pdf

 マイクロ波地上エネルギー伝送実験の概要と進捗 
 http://www.ieice.org/~wpt/paper/WPT2012-06.pdf

 太陽光発電無線送受電技術研究開発
 http://www.meti.go.jp/meti_lib/report/2012fy/E002137.pdf

 SSPS の環境・安全性評価
 http://www.ieice.org/~wpt/paper/SPS2006-08.pdf

|

« SDR Touch (v2.3)で自動再スキャンになりました | トップページ | CF-W4(Windows 7)のWi-Fi不調のため無線LAN子機を外付けしました »

ニュース」カテゴリの記事

無線」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/117933/61261676

この記事へのトラックバック一覧です: JAXAのマイクロ波電力伝送実験(約300W@55m):

« SDR Touch (v2.3)で自動再スキャンになりました | トップページ | CF-W4(Windows 7)のWi-Fi不調のため無線LAN子機を外付けしました »