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2015年4月18日 (土)

CF-W4用CF-VZSU40代替バッテリを買いましたが・・・

  現用のノートPCは、1年ほど前に7800円で買った中古のCF-W4HW4AXS(Windows 7)です。
  購入した時点では、バッテリは短時間なら使用可能でしたが、現在は完全にアウトになっています。
 AC電源を使用して自分の部屋で使用する分には問題ないのですが、有線LAN(イーサネット)を利用する必要が生じたとき(Wi-Fi不調、大容量データダウンロード等)は一寸不便です。
 有線LANのソケットはリビングにしかないので、使うたびに自室からリビングに移動する必要があります。
 しかもCF-W4のバッテリが完全にアウトになっているので、電源コードを抜いた瞬間にPCの電源が切れます。
 このため、移動するたびにPCを一旦シャットダウンして再度立ち上げる必要があり超面倒です。

 今までは有線LANを使用する機会があまりなかったので、バッテリが死んでしてもどうにか我慢できる範囲でした。
 ところが最近L-05Aを入手して3.5GモバイルPCの環境が整ったので、外で利用できるようにしたいということで、バッテリを交換することにしました。

 CF-W4で使用できるバッテリを調べてみると、純正品は非常に高いです。互換品(代替品)なら安いのが何種類かあるようです。

【amazon】

   

 価格優先ということで一番安いのを注文しました。
 容量(7.8Ah)の表示は純正バッテリと同じです。
 安いといっても結構なお値段(¥6,050+〒¥580)で、中古で買ったCF-W4の価格とあまり差がありませんが・・・

【CF-W4用CF-VZSU40互換代替バッテリ(NPS002.806)】
Cfw4cfvzsu40nps002806_1

Cfw4cfvzsu40nps002806_2

Cfw4cfvzsu40nps002806_3

Cfw4cfvzsu40nps002806_4

 PCに装着してみると、初期状態では以下のようになっていました。

【残り:43分(23%)】
Cfw4cfvzsu40nps002806_4323


  そのままPCを使ってみると、以下のように残容量が変化しました。
 なお、電源プランは「高パフォーマンス」で、画面は常時表示です。

   22:15  残り:43分(23%)   推定停止時刻 22:58
    22:17  残り:44分(22%)   推定停止時刻 23:01
    22:42  残り:22分(10%)   推定停止時刻 23:04
    22:56  残り:12分( 7%)   推定停止時刻 23:08
    23:00  停止(サスペンド)

 残り時間の表示はほぼ合っているようです。
  このデータを見る限りでは、残容量の数値(%)の約2倍の数値が残り時間(分)となっているので、100%まで充電すれば単純計算では、動作時間は3時間20分程度になります。

 実際にバッテリを100%まで充電してPC使用開始直後に残量を確認すると、以下のようになっていました。

【残り:4時間31分(99%)】
Cfw4cfvzsu40nps002806_43199s


 オリジナルのCF-W4HW4AXSの駆動時間と充電時間は以下のようになっています。

  駆動時間 約8時間(エコノミーモード(ECO)無効時)
  充電時間 約5時間(電源オフ時)、約6.5時間(電源オン時)

 上記数値は、下記カタログから抜粋引用したものです。
  なお、駆動時間は「JEITAバッテリー動作時間測定法(Ver.1.0)による駆動時間」とのこと。

  2006/1 ビジネスパソコン カタログ Let'snote W4シリーズ
  http://panasonic.biz/pc/doc/catalist/pdf/jw4c06a.pdf

  JEITAバッテリ動作時間測定法(Menu)
  http://home.jeita.or.jp/cgi-bin/page/detail.cgi?n=84&ca=14

 
 表示された「残り:4時間31分(99%)」という数値は、純正バッテリに比べてかなり短い感じがしますが、動作条件が違うので単純には比較できないかもしれません。

 代替充電池に添付されていた注意書きに「新品充電池のキャパシティーを最大限に引き出すため、充・放電を5回程繰り返し行ってください。」と書いてあります。
  説明書の指示に従って、5回充電・放電を繰り返してみましたが、充放電特性が一寸変です。

 CF-W4HW4AXSの仕様では、JEITAバッテリ動作時間測定法(Ver. 1.0)による測定で、約8時間ということなので、これを参考にして動作時間を測定してみました。
 JEITAの測定法(Ver.1.0)では、輝度20cd以上で動画再生時(測定法a)の動作時間と最低輝度でデスクトップ表示時(測定法b)の動作時間の平均をとっているようですが、ここでは手を抜いて、デスクトップ表示時の充電特性のみを調べてみました。
 人力でメモをとるのは面倒なので、ログ取得用のソフト「BatteryInfoView v1.21」を使用しました。
 なお、測定条件は以下の通りです。

  画面輝度:50%(10/20)
  音量:最低
    無線LAN:オン
  電源プラン:バランス

  なお、Ver. 1.0の測定法bでは画面輝度は最低となっていましたが、最低輝度では画面が見えなかったので、実用的な50%にしました。

 測定結果(抜粋)は以下の通りです。

互換代替バッテリ放電特性(データ)】
Cfw4cfvzsu40nps002806

互換代替バッテリ放電特性(グラフ)】
Cfw4cfvzsu40nps002806_5


 結果としては、2時間半程度しか持ちませんでした。
 Windows XP用の非力なマシンをWindows 7で無理に使用しているのが関係しているのかどうか判りませんが、かなり短いような気がします。
 この種の製品は当たり外れがあることが多いので、動作時間が短いこと自体は特に不思議ではありませんが、放電の挙動が変です。
 放電時には残容量と電圧が徐々に低下していくのですが、途中で残容量が急激に低下しています。

 下記のデータは、上のデータとは別の時期に人力で取得したものですが、やはり挙動が変です。

        10:01 残り:5時間52分(94%)
          10:11 残り:5時間20分(91%)
          10:37 残り:4時間34分(82%)
          10:56 残り:4時間37分(76%)
          11:18 残り:3時間35分(69%)
          11:46 残り:2時間22分(59%)
          12:00 残り:2時間53分(55%)
          12:01 残り:2時間01分(10%) 不足警告
          12:02 残り:21分(9%)
          12:05 残り:27分(8%)
          12:08 残り:27分(7%)
          12:10 残り:27分(7%)
          12:14 動作停止

 1分間(12:00→12:01)で容量が約1/5に減少しています。不思議なことに残り時間は結構あります。
 しかし、さらに1分経過(12:02)すると「残り:21分(9%)」という表示になります。

 Liイオンバッテリの放電特性はどのようなものかと思って調べ始めてみたのですが、横軸が放電時間で、縦軸が容量(または電圧)のグラフがなかなか見つかりません。

 以下の資料の温度特性(Temperature Characteristics)を示すグラフで、どうにか読み取れました。
 放電の終期で電圧低下率は大きくなりますが、極端に急激という訳ではありません。

  Battery Performance Characteristics
  http://www.mpoweruk.com/performance.htm

 また、以下の記事には、デジカメ用のLiイオンバッテリをダミーロードで強制的に放電させたときの電圧変化のグラフがありましたが、これも極端に急激という訳ではありません。

  Olympus BLM-1 LiIon battery test
  http://myolympus.org/8080/blm1/

 なお、購入したバッテリは充電時も挙動不審で、途中で急激に満充電になります。

Event Time Power State       %         Capacity  Rate Voltage
                                     Capacity  Value
2015/4/16 7:59 Charging     58.00%    33,480    1420  8,400
2015/4/16 8:00 Charging     58.00%    33,480    1090  8,396
2015/4/16 8:01 AC Power 100.00%     57,720        0  8,376
2015/4/16 8:02 AC Power 100.00%     57,720        0  8,372

 ここまでで分かった情報から判断すると、充放電時の挙動不審は、Liイオンバッテリ自体の特性に起因するものではなく、今回購入した代替充電池特有の原因があるように思われます。
 バッテリ情報を見てみましたが、Battery Wear Levelは 100%になっています。劣化はしていないようです。

【バッテリ情報】
Cfw4cfvzsu40nps002806_battery_infor


 以下、BatteryInfoViewのサイトから抜粋引用
--------------------------------------------------
Battery Wear Level: The wear level of the battery, in %
The wear level of a new battery should be around 100%, and it gradually decreases. This value is calculated according to the 'Designed Capacity' and 'Full Charged Capacity' values.
--------------------------------------------------

 なお、充放電サイクルの数が表示されるか否かはバッテリ仕様依存のようです。

 素人考えでは、セル自体の問題ではなく制御系の問題であるような気がしますが、よくわかりません。

 外れを引いたと思って諦めるしかないか・・・・

【2015.05.09追記】
 バッテリを交換してもらいましたが、同様な充放電特性でした。
 

【参考外部リンク】 
BatteryInfoView v1.21
http://www.nirsoft.net/utils/battery_information_view.html

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