システマ音波アシストブラシの振動の様子
先週の話になります。
虫歯を長年放置していたツケが回ってきました。
時々痛くなることはあったのですが、今までは半日程度で痛みが引いていました。
しかし今回はだんだん痛みが強くなり、正露丸を詰めたり(一個がまるまる入る)、保冷剤で冷やしたりしましたが、ほとんど効果がありません。
翌日朝一で近所の休日診療の歯科で見てもらうと、神経を抜く必要があるとのことです。
選択の余地はないので処置をお願いしました。
数年ぶりにドリルの感触を味わいましたが、体感的には昔からあまり進歩していない感じです。
これだけ技術が発達しているのだから、高速回転ドリルのような原始的(?)な機械的切削ではなくて、患者に優しい他の手段はないのでしょうかね?
ドリルが神経に接触するのではないかという恐怖感が何ともいえないです。
映画「マラソンマン」の1シーンを思い出して出してしまいます。
Virgin Movies
10 scenes you can't bear to watch .The dental torture ? Marathon Man (1976)
http://www.virginmedia.com/movies/features/scenes-you-cant-watch.php?page=4
麻酔をしているのでそれほど痛くはないのですが、ドリルの場所によってはギクッとする痛みがあります。
結局、麻酔を追加注射して無事に神経を抜いてもらうことができました。
とりあえず酷い痛みはなくなりましたが、まだ痛みは残っています。
歯医者さんの話では、歯の手入れが悪くて歯肉が少し炎症を起こしているとのことです。
ペーストをたっぷりつけてごしごし磨くのはNGのようです。
ペーストは少なく(水だけでもよいとのこと)優しくかつしっかり磨くように指示がありました。
使用する歯ブラシの種類については、特に指定は無かったのですが、色々調べてみると超音波歯ブラシが良さそうです。しかし、値段がとっても高いです。
なるべく費用を掛けずにそこそこの効果がありそうなものを探していたら、以下の製品がありました。
システマ音波アシストブラシ
http://systema.lion.co.jp/product/brush_assist.htm
価格(初期投資)もそれほど高くないし、評価も悪くないようなので、これを買いました。
まだ少ししか使用していませんが、口の中でブーンという振動を感じるので、なんとなくブラシが仕事をしてくれているような気がします。
仕様では「振動数 約9,000回/分(無負荷時)」となっているので、周波数では150Hz近傍となりますが、実測では130Hz付近でした。色々実験していたので、電池容量が減っていたのかもしれません。
【空中波周波数スペクトラム(FrequenSee)】
アシストなので「普通の歯ブラシと同じように動かしながらみがいてください。」とのことです。
初めてこの種のブラシを買ったので、ブログのネタ用に振動の様子をEX-ZR500で撮影してみました。
【水面の模様】
【スローモーション(480fps)】
余談:
ネットニュースで以下の記事を見かけました。
40代の男性が「歯痛」で死亡、痛み出してから1週間で―中国
2015年5月13日(水)15時7分配信 Record China
http://news.nifty.com/cs/world/chinadetail/rcdc-20150513045/1.htm
「降下性壊死性縦隔炎」って何? ということで当方も検索しました。
「降下性壊死性縦隔炎」検索ワード1位ですがなぜですか ...
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11145530276
「縦隔」とは左肺と右肺の間の領域のことのようです。初めて知りました。
好奇心で「降下性壊死性縦隔炎」を調べてみました。
下記の資料には、「致死的で緊急を要する病態」と書いてあります。
降下性壊死性縦隔炎:早期発見と適正な治療のために
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsicm/15/1/15_1_41/_pdf
上記資料には、「原因疾患から壊死性縦隔炎までの期間は最短で12時間以内,最長で2週間以内に発症しており,その多くは48時間以内(10例中6例)に発症した」と書いてあるので、進行が非常に早いようです。
誰でも罹るという訳ではないと思いますが、あなおそろしや・・・。
たかが虫歯と侮れないですね。
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