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2015年6月27日 (土)

[HNL10] ER-C57WRでWWVHとHNL ATISを受信 etc.

 少し前にエアバンド付の短波ラジオ(ELPA ER-C57WR)を買ったのですが、自宅の受信環境はかなり悪いので、あまり出番はありません。
 今回ハワイ(ホノルル)に遊びに行くことなったので、ご当地特有の信号を受信してみることにしました。

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その1:WWVH(10MHz)

 WWVH(カウアイ島から送信)は日本でも受信可能ですが、ホノルルのホテルでどの程度の強さで聞こえるか試してみました。

  NIST Radio Stations WWVH
  http://tf.nist.gov/stations/wwvh.htm
  WWVH Broadcast Format
  http://tf.nist.gov/stations/wwvh-wheel.htm

 出力は10kW(10MHz)で距離は約200kmです。
 200kmという距離が一寸微妙で、近すぎてスキップゾーンに含まれてしまうかもしれません。

 実際に受信してみました。
 受信場所は、Trump International Hotel Waikiki Beach Walkの16階の西向きラナイです。
 時間は17:45 HST 頃です。腕時計の時刻12:45はJSTです。

【WWVH(10MHz)】

 距離が近いせいか。結構な強さで受信できています。
  今までの経験では、ホテルのベランダは結構ノイズが多く、手摺から外にラジオを突き出して(一寸怖いです)やっと受信できることが多かったですが、ここではそこまでする必要はありませんでした。
 さすがに、室内では受信できませんでしたが・・・
 本来は局IDを記録したいところですが、移動スケジュールの関係でできませんでした。

 WWVHの信号にはタイムコードが含まれているので、電波時計に利用できそうな気がしますが、室内での受信は難しそうです。
 以下のリストには色々な種類の電波時計(Atomic clock)が記載されています。
 HF [HF Timing Receivers (WWV and WWVH)]の欄があるということは、技術的には可能だということだと思いますが、該当製品がありません。

  Manufacturers of Time and Frequency Receivers
  http://www.nist.gov/pml/div688/grp40/receiverlist.cfm

  実用化は難しいということでしょうか?

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その2:HNL ATIS(127.9 MHz)
 ER-C57WRの売りのひとつエアバンドなので、ホノルルに来た機会を利用してATISを受信してみました。
 以下のサイトで周波数を確認しました。

  HONOLULU INTL - NFDC - Federal Aviation Administration
  https://nfdc.faa.gov/nfdcApps/airportLookup/airportDisplay.jsp?airportId=HNL
  ATIS:  127.9 MHz  (D-ATIS) 24 Hours 

 受信時刻と受信条件は、 WWVH受信のときと殆ど同じです。

【HNL ATIS (127.9 MHz)】

  ゲート情報まで放送されています。変更が多いということでしょうか?

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おまけ(その1):USB ADSB RTL Test at Trump Waikiki
  大韓航空は機内での受信機の使用が禁止されていたので、GPSもADS-B用SDRも使えませんでした。
 折角ADS-B用SDRを持ってきたのでホテルで使ってみました。

受信館環境
場所:Trump International Hotel Waikiki Beach Walkの16階の西向き窓際
アンテナ:430MHz用ホイップアンテナ(ベースローディング)
チューナ:DVB-T+DAB+FM(R820T)
Androidタブレット:Hyundai T7(Rooted)
ADS-B受信/表示アプリ:ADS-B on USB SDR RTL
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.wilsonae.android.usbserial&hl=ja

【USB ADSB RTL Test at Trump Waikiki】

 ここでもやっぱり1~2機しか表示されませんでした。

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おまけ(その2):JJYの受信に挑戦しましたが・・・

 以下の資料によればハワイでもJJY(40kHz)が受信できたことがあるようなので、電波腕時計(CASIO PROTREK 3069*JA (PRW-1300ARJ))で試してみました。

  3069*JA 操作説明書
  http://ftp.casio.co.jp/pub/manual/ww/qw3069.pdf

  天文月報 2004年12月
  JJY受信電波時計がハワイで動作!?
  http://optik2.mtk.nao.ac.jp/~iye/papers/article/200412%20JJY%20172.pdf

 腕時計は夜間(現地時間の0時から6時)にホテルの16階の西向きのラナイのテーブルの上に放置しました。
 なお、受信設定は日本のままにしてあります。また、受信状態レベル表示は、最後にJJYで時刻が較正されてから24時間以上経過したことを示していました。

【PRW-1300ARJ 最終較正時刻(JJY)】
Prw1300arjjjy

 翌朝少しだけ期待して確認してみましたが、残念ながら受信できていませんでした。
 上記天文月報の記事によれば、計算上は電界強度が不足しているようなので、電波伝搬の異常でもない限り受信は難しい(不可能?)ようです。

 後で気が付いたのですが、PRW-1300ARJのJJY自動受信の時刻(JST)は、00:00, 01:00, 02:00, 03:00, 04:00, 05:00となっています。
 現地時間の0時から6時は、日本時間では19時から1時になるので、受信時間帯が大幅にずれていました。
 次に受信するときには(機会があるかどうか判りませんが・・)受信時間を考慮しなくては・・・

【関連内部リンク】 
2012年10月16日 (火)
[HNL6]ホノルルで米国本土の標準電波WWVB(60kHz)の受信に挑戦しましたが・・・・
http://kenshi.air-nifty.com/ks_memorandom/2012/10/hnl6wwvb60khz-f.html

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