FLEAZ F5によるポータブルAndroid SDRセット
先日購入した5インチスマホCovia FLEAZ F5 CP-F50aKでSDR TouchやRF Analyzer等のSDRアプリが動作することは確認できましたが、スマホ本体とチューナとアンテナが別々では、移動しながら使用する場合は不便です。
Android端末として7インチのHyundai T7を使用していたときには、少し大きめの汎用7インチタブレットケースにHyundai T7とチューナUSBドングル(DVB-T+DAB+FM)を両面テープで貼り付けて、アンテナはチューナに直挿ししました。
FLEAZ F5の場合も同じような構造にしようと思ったのですが、FLEAZ F5を普通の通話用スマホとして使う場合を考えると、チューナが付属したままだと使いにくいし、胸のポケットにも入りません。
ということで、FLEAZ F5の場合は、保護ケースの裏面にチューナを面ファスナ(ベルクロ)で貼り付けて、チューナを着脱可能にしました。アンテナをチューナに直挿しする点は同じです。
【FLEAZ F5】
【FLEAZ F5 SDRセット(上)とHyundai T7 SDRセット(下)】
Hyundai T7のときよりもかなり小型化されたので移動用に便利になりました。
バッテリもSDRを常時動作させた状態で2時間程度もつので、一寸した暇つぶしの役には立ちそうです。
望ましくは、Hyundai T7のように専用の充電端子が設けられていると、滞在先で連続使用が可能なのですが、いまのところ、FLEAZ F5でデータ通信と充電を同時に行うことができるかどうかは判りません。
しばらく使って見た印象ですが、チューナにアンテナを直挿しした場合には、ノイズやスプリアスをかなり拾っているみたいです。
デジタルチューナの場合には、アンテナ直下型チューナが良いとは限らないというようなことをどこかで聞いたような気がしますが、これと関係があるのかもしれません。
課題としては、とりあえず以下の二つがあるので、そのうち勉強してみます。
・SDR動作と充電動作を両立させる。
・不要信号の飛び込みを軽減する。
| 固定リンク
« FLEAZ F5に入れたADSB Receiverでリアジェット(Learjet)のようなアイコンが表示されました | トップページ | Android用ADSBアプリFlightFeederを使ってみました »
「SDR」カテゴリの記事
- SDR TouchがHackRF対応になっていました(2019.05.18)
- SDRUNO V1.3で周波数スキャンが可能になりました(2019.03.17)
- ハワイでJJYのモールスを受信(2018.12.22)
- ハワイアン航空はラジオはNGですがGPSはOK(2018.12.01)
- 300φ88tのループアンテナとSDRPlay RSP2でBPC(68.5kHz)を受信(2018.11.16)
「HYUNDAI T7」カテゴリの記事
- DVB-Tチューナで1575.42MHzの微弱信号(局発レベル)を生成(2017.09.24)
- Android SDR用簡易選局装置を作ってみました(2017.04.02)
- Hyundai T7が再起動ループに陥ったのでファームウエアを書き換えました(2016.09.22)
- Horyu4のdigi-singerらしき信号を受信しました(2016.07.18)
- スマホ(FLEAZ F5)のGPSで見た国際日付変更線通過(2016.04.15)
「Covia FLEAZ F5」カテゴリの記事
- FLEAZ F5のバッテリが膨張してきたのでFLEAZ Queに買い換えました(2017.10.07)
- Fleaz F5に入れた「GPS TEST」の衛星フィルタでQZSのみを表示(2017.10.05)
- スマホ(Fleaz F5)の画面をPC(Windows 10)にプロジェクション(2017.08.15)
- SDR用DVB-T(改)チューナ機内テスト(2016.07.25)
- ADS-B用自作GPアンテナとDVB-Tチューナ付属のアンテナを比較(2016.07.20)
コメント