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2015年8月26日 (水)

ADS-B on USB SDR RTLがアップデートされていました

 当方が最初に使用したAndroid用のADSBアプリは以下の"ADSB on USB SDR RTL (Beta)"でしたが、あまり調子がよくありませんでした。

  ADSB on USB SDR RTL (Beta)
  Kamsack Group
  発売日: 2013/11/12
  http://www.amazon.co.jp/ADSB-USB-SDR-RTL-Beta/dp/B00GLA207Y

 その後、BetaではないADS-B on USB SDR RT - RF Connectが出てきたので、試してみましたが、これも調子がよくありませんでした

 インストールした時点の商品説明は以下のようになっていました。

  ADS-B on USB SDR RTL
  アップデート 2014年10月5日
  サイズ 430k
  現在のバージョン 1.16
  Android 要件 3.1 以上
  提供元 RF Connect
  

 現在は、ADSBアプリとしては、Fleaz F5に以下のADSB Receiverを入れて使っています

  ADSB Receiver
  HIZ LLC
  アップデート 2015年7月10日
  サイズ 1.3M
  インストール 10,000~50,000
  現在のバージョン2.2.3
  Android 要件4.0.3 以上
  https://play.google.com/store/apps/details?id=bs.Avare.ADSB&hl=ja

 ADS-B on USB SDR RTLの方は何か変化があったかどうか、久し振りにページを見てみたら、最近アプリがアップデートされているようです。

  ADS-B on USB SDR RTL
  RF Connect
  アップデート 2015年8月17日
  サイズ 10M
  インストール 1,000~5,000
  現在のバージョン 2.27-free
  Android 要件 4.0.3 以上
  https://play.google.com/store/apps/details?id=com.wilsonae.android.usbserial&hl=ja

 早速Fleaz F5にインストールしてみました。
  チューナは、いつものDVB-T+DAB+FMです。

 なお、アイコンが以前の表記から変更になっており、FIS-B Freeとなっています。 

【以前のアイコン】                【現在のアイコン】
Adsb_on_usb_sdr_rtlold_iconAdsb_on_usb_sdr_rtlnew_icon

【ADS-B on USB SDR RTL (v2.27)】
Adsb_on_usb_sdr_rtl_v227_1

Adsb_on_usb_sdr_rtl_v227_2

Adsb_on_usb_sdr_rtl_v227_3

Adsb_on_usb_sdr_rtl_v227_4

Adsb_on_usb_sdr_rtl_v227_5

Adsb_on_usb_sdr_rtl_v227_6


  ユーザインターフェースがかなり変更されているようです。
 肝心の機体のプロットですが、表示機体数が増えており、また機体によっては数秒ごとに位置が更新されているので、以前よりかなり改善されたような気がします。

 FIS-Bという用語を初めて聞いたので、何かと思って調べてみると(Flight Information Service -Broadcast;放送型飛行情報サービス)のことのようです。

  航空機の安全運航を支援する情報を地上から送信する技術(TIS-B、FIS-B)について
  独立行政法人電子航法研究所
  http://www.ne.jp/asahi/aerospace/workspace/presentaion/200805_TIS-B_FIS-B.pdf

  地上からの送信なので、日本で実施されるようになっても受信が難しいかもしれません。
 また、「気象情報や、安全運航に役立つ情報を地上から送信」のようなので、ADS-Bに比べて面白さはどうでしょうか?

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2015年8月19日 (水)

今朝乗ったのは「強」冷房車両?

 今朝乗った電車の冷房は寒かったです。
 いつもは適度に涼しくて快適なのですが、今朝は冷たい風が吹いてきます。
 当方は寒さに弱い方なのでかなり気になります。
 幸い長袖だったのでどうにか耐えられましたが、もし半袖だったら途中下車を検討したかもしれません。
 あまりにも冷房が強いので気温はどの程度なのか、腕時計PROTREK 3069*JA (PRW-1300ARJ)で測ってみました。
 手首から外した直後は29.1℃となっていましたが、走行中にどんどん温度が低下していきます。
 約20分後に車両を出た時には下記の写真にあるように、22.9℃になっていました。

【下車直後の温度】
Ca3k0318    ガラケー(CA007)で急いで撮ったのでボケ/ブレはご容赦願います。
 下車直前には、22.8℃まで下がっていました。

 それまでの車内の温度変化の傾向から判断すると更に温度が下がりそうな感じでした。
 連日の猛暑なので、車掌さんが気を利かせて設定温度を下げたのかと想像したのですが、車両冷房の記事をみるとそうではないようです。

 会社や空調システムによって異なるのかもしれませんが、記事には以下のように書いてありました。
 ・通常の車両は26度、弱冷房車両に関しては28度に設定
 ・車両の連結部分の壁に付いている壁センサと、天井の空調の吸込口の中にあるリターンセンサで温度を検出して空調を管理
 ・車掌はノータッチ(但し、スイッチの入切は可能)

 これらの状況から考えると、通常状態では車両内の温度が23℃以下になることはないと思われるので、センサや自動制御回路の故障でしょうか? 

 なお、3069*JAの測定温度が信用できるのかという問題がありますが、以前他の温度計と比較したときには、1℃以内の差だったので、それほど大きな誤差はないと思います。

【余談】
 先日、乗った車両(乗った車両のみ)は空調が故障しており、途中駅で駅員さんが対応していましたが、結局回復せずに終点まで冷房なしでした。暑く感じる人は隣の車両に移るようなアナウンスがありました。

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2015年8月17日 (月)

USBドングルチューナ直挿しADSB用グランドプレーンアンテナを作ってみました

 先日ブログに書いた「FLEAZ F5によるポータブルAndroid SDRセット」においては、全長23cmの4段テレスコピックアンテナ(MCXコネクタ)を使っていますが、1090MHzのADSB受信用としては一寸感度不足のような感じがします。
 移動用のアンテナなので余り大きくできませんが、1090MHzに同調したアンテナであれば少しは利得が稼げるのではないかと思って、グランドプレーンアンテナ(ブラウンアンテナ)を作ってみました。

 放射エレメントおよびラジアルの長さは、単純にλ/4にしました。
 エレメントは2φの銅線、ラジアルは0.1mm厚の銅板を使用しました。
  実際の長さを確認するために、銅の波長短縮率(Velocity Factor)を調べてみました。
 下記の資料の数値から計算すると、裸の銅の波長短縮率は約96%のようです。

  About Velocity Factor
  2010/09/03 mendoradio
  https://mendoradio.wordpress.com/2010/09/03/about-velocity-factor/

 1090MHzの波長は275.2mmなので、λ/4は68.8mmとなり、これに波長短縮率を掛けると66.0mmとなります。
 なお、作業を簡単化するために、同一線上にあるラジアルは2本まとめて132mmとしました。

 アンテナをチューナに取り付ける構造が一寸面倒ですが、MCX(P)-SMA(J)変換コネクタと取り付けねじ付きSMA(P)を使用しました。

 例によって手抜きで写真のみです。

【MCX(P)-SMA(J)変換コネクタと取り付けねじ付きSMA(P)】
Mcxpsmajsmap

【アンテナパーツ】
Adsb1090mhz_ground_plane_antenna__2


【チューナ直挿しADSB用GPアンテナ】
Adsb1090mhz_ground_plane_antenna_2

Adsb1090mhz_ground_plane_antenna_3

Adsb1090mhz_ground_plane_antenna_4


【ADSB用GPアンテナ使用状態】
Adsb1090mhz_ground_plane_antenna_5

Adsb1090mhz_ground_plane_antenna_6


  リビングのテーブルの上で受信しているので、余り受信条件はよくありませんが、どうにか受信できているようです。
 普通のホイップアンテナとどの程度差があるのかよく判りませんが、そのうち確認してみたいと思います。

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2015年8月16日 (日)

Android用ADSBアプリFlightFeederを使ってみました

  ADSB on USB SDR RTL, ADSB Receiver(Avare ADSB)以外にAndroid端末で使用できるADSBアプリはないかと思って探していたら、FlightAware FlightFeederというのがありました。

  FlightAware FlightFeeder
  FlightAware LLC
  https://play.google.com/store/apps/details?id=com.flightaware.android.flightfeeder

  Updated June 1, 2015
  Size 1.5M
  Installs 10,000 - 50,000
  Current Version 1.0.19
  Requires Android 4.0 and up

  説明には以下のように書いてあります。

 "FlightFeeder is a network ADS-B receiver. It receives ADS-B data directly from airplane transponders via a small antenna connected to your Android device."

 network ADS-B receiverというのがよく判りませんが、受信したADSBデータをどこかのサーバに送信するアプリでしょうか?
 安全性は不明ですが、無料のようなのでとりあえずインストールしてみました。

  ざっと見た感じでは普通に動作しているような感じですが、以下のような説明があるので、ネットワーク接続が必要なようです。
  "Your device also needs Internet connectivity, via either WiFi, Ethernet, or a cellular data plan."

FlightFeeder@HND
Flight_feeder_1

Flight_feeder_2

Flight_feeder_3

Flight_feeder_4_2

Flight_feeder_5_2

Flight_feeder_6_2
アンテナ:自作3段ワイヤ・コリニア
チューナ:DVB-T+DAB+FM(RTL2832U+R820T)
Android端末:Nexus 7

【タイムラスプで見たFlightFeeder】

【2015.08.16 写真追加】

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2015年8月15日 (土)

FLEAZ F5によるポータブルAndroid SDRセット

 先日購入した5インチスマホCovia FLEAZ F5 CP-F50aKでSDR TouchやRF Analyzer等のSDRアプリが動作することは確認できましたが、スマホ本体とチューナとアンテナが別々では、移動しながら使用する場合は不便です。

 Android端末として7インチのHyundai T7を使用していたときには、少し大きめの汎用7インチタブレットケースにHyundai T7とチューナUSBドングル(DVB-T+DAB+FM)を両面テープで貼り付けて、アンテナはチューナに直挿ししました。

 FLEAZ F5の場合も同じような構造にしようと思ったのですが、FLEAZ F5を普通の通話用スマホとして使う場合を考えると、チューナが付属したままだと使いにくいし、胸のポケットにも入りません。

 ということで、FLEAZ F5の場合は、保護ケースの裏面にチューナを面ファスナ(ベルクロ)で貼り付けて、チューナを着脱可能にしました。アンテナをチューナに直挿しする点は同じです。

【FLEAZ F5】
Portable_android_adsb_sdr_setfleaz_

Portable_android_adsb_sdr_setflea_2

Portable_android_adsb_sdr_setflea_3

Portable_android_adsb_sdr_setflea_4

Portable_android_adsb_sdr_setflea_5


【FLEAZ F5 SDRセット(上)とHyundai T7 SDRセット(下)】
Fleaz_f5_sdr_and_hyundai_t7_sdr


 Hyundai T7のときよりもかなり小型化されたので移動用に便利になりました。
 バッテリもSDRを常時動作させた状態で2時間程度もつので、一寸した暇つぶしの役には立ちそうです。
 望ましくは、Hyundai T7のように専用の充電端子が設けられていると、滞在先で連続使用が可能なのですが、いまのところ、FLEAZ F5でデータ通信と充電を同時に行うことができるかどうかは判りません。

 しばらく使って見た印象ですが、チューナにアンテナを直挿しした場合には、ノイズやスプリアスをかなり拾っているみたいです。
 デジタルチューナの場合には、アンテナ直下型チューナが良いとは限らないというようなことをどこかで聞いたような気がしますが、これと関係があるのかもしれません。

 課題としては、とりあえず以下の二つがあるので、そのうち勉強してみます。
  ・SDR動作と充電動作を両立させる。
  ・不要信号の飛び込みを軽減する。

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2015年8月11日 (火)

FLEAZ F5に入れたADSB Receiverでリアジェット(Learjet)のようなアイコンが表示されました

 Android端末で動作するADSBアプリとしては。Hyundai T7(rooted)に入れたADSB on USB SDR RTLと、Nexus 7に入れたADSB Receiver(Avare ADSB)を使っています。
 
  ADS-B on USB SDR RTL  RF Connect
  https://play.google.com/store/apps/details?id=com.wilsonae.android.usbserial&hl=ja

  ADSB Receiver   HIZ LLC
  https://play.google.com/store/apps/details?id=bs.Avare.ADSB&hl=ja

 原因が端末にあるのか、アプリにあるのか判りませんがADSB on USB SDR RTLは、表示機数が少ない、更新が遅い、機体の向きがおかしい場合がある等の不都合があります。
  ADSB Receiverの方は、特に問題はありません。

 SDR端末として主にHyundai T7を使っているので、ADSB Receiverを使いたいのですが、残念ながらHyundai T7はアプリに対応していないということで弾かれてしまいます。

 先日購入したCivia FLEAZ F5 CP-F50aにADSB Receiverを入れたら無事に動作したので、現在試用中です。

 先日受信画面を見ていたら、今まで見たことがないシンボルが表示されています。
 胴体後部に双発エンジンが装備されており、リアジェット(Learjet)のようなデザインです。

【ADSB Receiver - Small】
Adsb_receiver_small_icon_01

Adsb_receiver_small_icon_02


 Webサイトで確認してみたら、カテゴリが"Small"のアイコンのようです。

  ADSB Receiver (Android App)
  http://hiz.ch/index.php/home/adsb-receiver

 今までは"Large"と"Heavy"のアイコンしか見たことが無かったので、一寸珍しかったです。

 珍しかったと言えば、ヘリコプタのアイコンも見かけましたが、数分で見えなくなりました。このアイコンは"Rotorcraft"となっていました。

【ADSB Receive - Rotorcraft Icon】
Adsb_receive_rotorcraft_icon


  FLEAZ F5は5インチなので、7インチのHyundai T7よりも携帯しやすくなりますが、電池の持ちが一寸心配です。

 また、巡航中の機内で使用するためには、端末本体とUSBチューナドングルとアンテナを一体的に固定しておかないと取扱いが面倒なので、一工夫が必要なようです。

【余談】
  昔、リアジェットという言葉を初めて聞いたときは、機体の後部にジェットエンジンが取り付けられているので、Rearjetだと勝手に思い込んでいました。
 創業者のBill Lear氏の名前に由来していることを後で知りました。
 なお、Bill Lear氏は、大昔にカラオケでお世話になった8トラックカートリッジの発明者だったのですね。
 才能のある人は何でもできる?

【参考外部リンク】
 Learjet - Bombardier
 http://businessaircraft.bombardier.com/en/aircraft/learjet.html

 リアジェット - Wikipedia
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%88

 Bill Lear - Wikipedia, the free encyclopedia
 https://en.wikipedia.org/wiki/Bill_Lear

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2015年8月 8日 (土)

FLEAZ F5にAndroiTS GPS Testを入れてみました

  GPS(GNSS)ネタが続きます。
 今まではGPSの受信確認用に主にGPS TESTを使っていましたが、最近AndroiTS GPS Testというのを知りました。

  AndroiTS GPS Test Free
  https://play.google.com/store/apps/details?id=com.androits.gps.test.free&hl=ja

    アップデート:2014年9月28日
  サイズ:2.8M
  インストール:500,000~1,000,000
  現在のバージョン:1.46
  Android 要件:3.0 以上

 安全性はよく判りませんが、とりあえずFLEAZ F5に入れてみました。

【AndroiTS GPS Test】
Androits_gps_test_1

Androits_gps_test_2


 基本的な機能はGPS TESTに類似しているのですが、グラフィックが一寸凝っている部分があります。
  衛星の国籍(?)がシンボル化された国旗で表示されています。
 上の写真の例では、米(GPS)、露(GLONASS)、日(QZSS)の国旗が見えています。
 GNSS(Global Navigation Satellite System))であるGPSと、RNSS(Regional Navigation Satellite System)であるQZSSでは目的が異なっているので、衛星の数が異なっているのは当然のことなのですが、オリンピックの国旗風に並べて表示されると、何となく日の丸がんばれという雰囲気になります。
 
 GPS Testでは地図とのリンクはありませんが、AndroiTS GPS Tesでは地図の表示が可能になっています。
  exportのフォーマットにgpxがあるので、トラックデータも保存できそうな雰囲気はあるのですが、使用方法がよく判りません。
 ウェブサイトへのリンクがあったので覗いてみましたが、"coming soon..."となっていました。

 しばらくはこのアプリで遊べそうです。

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2015年8月 6日 (木)

Covia FLEAZ F5でGPS,GLONASS,QZSSの衛星が見えました

 先日購入したCovia FLEAZ F5のGPS受信確認用アプリとして"GPS TEST"を使っていますが、今まで見たことがない数字"65","77"が表示されています。

【GPS TEST】
Covia_fleaz_f5_gps_01

Covia_fleaz_f5_gps_02


 この数字は、PRN (Pseudorandom Noise)番号(衛星番号?)を表しているようなのですが、"65","77"はなんでしょうか?

 GPS TESTのfacebookには以下のように書いてありました。

  GPS TEST facebook
  https://www.facebook.com/GpsTes

以下上記URLから抜粋引用
-----------------------------------------------------
  1 - 32 GPS (US)
  33 - 64 SBAS (Used to enhance other constellations)
  65-96 GLONASS (Russian)...
  193-197 QZSS (Japanese)
  201-235 BEIDOU (Chinese)

  "GPS Test only shows symbols for GPS (Dot) and GLONASS (Triangle) satellites at the moment, but it will show different symbols for the other constellations in the future."
-----------------------------------------------------

     GPS(Global Positioning System)
    SBAS(Satellite-Based Augmentation Systems)
     GLONASS(Global Navigation Satellite System)
     QZSS(Quasi-Zenith Satellite System)
     BEIDOU(北斗:COMPASS)

  "65","77"は▲で表示されているので、数値とシンボルから判断してGLONASSのようです。
 "193"の「みちびき」も表示されています。

 したがって、Covia FLEAZ F5では3種類の衛星システム(GPS, GLONASS, QZSS)に対応しているようです。

 下記のサイトを見てみると、BroadcomのBCM47511やBCM475の仕様に近いようですが、実際のチップは未確認です。(保証が切れたら蓋を開けて確認してみたいです)

  GPS+GLONASS+QZSS(みちびき)/Beidou(北斗)対応 タブレットPC
  http://smart.diipedia.net/tablet-gps-3in1.html

 最近のGPSのチップはどのようになっているかと思って調べてみたら、以下の資料にBCM47511の話が出てきました。

  BCM2076 - Broadcom
  2011 年2 月18 日
  ブロードコム、GLONASS 衛星をサポートする最先端 GPS ソリューション「BCM2076」と「BCM47511」を発表
  http://ja.broadcom.com/docs/press/localized_press/ja/PR110218JPN.pdf

 BCM2076は Bluetooth/FM/GPS コンボチップ・ソリューション、BCM47511はスタンドアローン型 GPS ソリューションとのことです。
 GLONASS対応が主な特徴のようですが、SBASやQZSSの話も出てきます。

  複数のGNSSを組み合わせれば測位精度が改善されるであろうことは想像できますが、BCM47511やBCM475の精度は実際にはどの程度でしょうか?
 下記の資料に関係ありそうなことが書いてありました。

  Inside GNSS
  MARCH/APRIL 2011
  http://www.insidegnss.com/auto/marapr11-VanDiggelenREV.pdf

 テストにはBCM2076とBCM47511が使用されたようです。
 上記Inside GNSのFig.12, Fig.13は、マルチGNSS(GPS+SBAS+GLONASS)の場合の測位結果のようですが、かなりの精度が確保できているようです。
 写真でみる限りでは周りに高層ビルがないので、減衰やマルチパスの影響が少ないかもしれません。
 Fig.4, Fig.5に東京の話(GPS+SBAS+QZSSの場合のシミュレーション)が出てきます。
  この説明によると、HDOP(horizontal dilution of precision)が4を超す期間は、GPS単体では40%だけれども、SBASとQZSSを併用すると19%に改善されることになっています。

  Dilution of precision (GPS) - Wikipedia, the free encyclopedia
  https://en.wikipedia.org/wiki/Dilution_of_precision_(GPS)

 DOPの値の意味はまだよく理解できていませんが、上記資料によれば以下のようになっていました。 (境界値はどちらに属する?)

  DOP Value Rating Description
  < 1    Ideal
  1-2    Excellent
  2-5    Good
  5-10    Moderate
  10-20   Fair
  >20    Poor

 雰囲気的には、マルチGNSSにより測位性能が改善されそうですが、精度が劇的に改善されるという訳ではなくて、実用的な測位精度が確保できる期間が長くなるということのようです。衛星ロストタイムも短くなる?

  QZSSを併用した場合の実際の測定例はないかと思って探していたら、内閣府宇宙戦略室のサイトに関係しそうな資料がありました。

  内閣府宇宙戦略室
  準天頂衛星システム
  2015年06月11日
  都市部でのQZ1測位モード比較:1. 試験概要
   http://qzss.go.jp/technical/technology/qz1_150611_1.html
  都市部でのQZ1測位モード比較:2. 実証結果
   http://qzss.go.jp/technical/technology/qz1_150611_2.html
  都市部でのQZ1測位モード比較:3. QZSとGLONASSの効果
   http://qzss.go.jp/technical/technology/qz1_150611_3.html
  都市部でのQZ1測位モード比較:4. まとめ
   http://qzss.go.jp/technical/technology/qz1_150611_4.html

 GLONASSの併用で衛星数が増え、QZSSの併用で高層ビルの影響が減るので、精度が改善されるようです。

 Covia FLEAZ F5の測定では、GPS, GLONASS, QZSSのデータが受信され、且つ、使用されていると思われるのですが、今のところ測位精度が非常に改善されたという印象はありません。
  気のせいかも知れませんが衛星捕捉時間は短くなったような感じがします。

 過去の経験では、GPS単体でも条件がよければ4~5mの精度が出ていたので、衛星の位置や周囲の環境の影響が大きいのかもしれません。

 以前ニュースで見かけたセンチメートル級の測位デモンストレーション(お絵かきデモ)のような精度を享受できるようになるのはまだ先のことになるのでしょうか?

  東京・お台場が地理空間情報に染まった「G空間EXPO2013」の3日間
  (2013/11/21 06:00
  http://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/chizu/20131121_624538.html

【参考外部リンク】
 The Beginner’s Guide to Different Satellite Navigation Systems
  December 20, 2013 
 http://linxtechnologies.com/blog/beginners-guide-satellite-navigation-systems/

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2015年8月 4日 (火)

Covia FLEAZ F5にストラップを取り付けました

 FLEAZ F5 CP-F50aKに限ったことではありませんが、スマホにストラップが付いていないと一寸心配です。
 特に歳をとると握力が無くなるのか、皮膚の感覚が鈍感になるのか判りませんが、手の中から滑り落ちそうになります。
 以前使っていたFT132Aはストラップホールが付いていたので、そこにストラップを取り付けました。
 IODESUにはストラップホールはありませんでしたが、ドスパラで買った怪しげなゴム製のモバイルホルダを改造して滑り止めにしていました。

 FLEAZ F5にはストラップホールはありませんが、一緒に買った保護ケースのレンズ孔を利用して、無理やりストラップを取り付けてみました。

Covia_fleaz_f5_strap_1
Covia_fleaz_f5_strap_2

 ケースはかなり強固にスマホ本体に嵌っているので、少し手で引っ張った程度では外れることはないようです。
 一寸格好は悪いですが、「転ばぬ先の杖」ということで・・・

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2015年8月 2日 (日)

SDR用にCovia FLEAZ F5を買いました

 海外旅行の際には、SDR(Software Defined Radio)アプリ(SDR Touch, RF Analyzer等)を入れたAndroidタブレット(DVB-Tチューナを接続)を持って行くことが多いです。
 24MHz~約1GHzの範囲でAM,WFM,NFM,USB,LSBが受信できるので、かなり多岐にわたって通信/放送を楽しめます。
 (巡航中の機内での使用が許されていれば)ADS-Bアプリを使用して、個人レベルで搭乗機の位置を表示することもできます。
 現在は、SDR用のAndroidタブレットとしてHyundai T7を使用していますが、7インチなので一寸大きいです。
 また、Androidタブレットとは別に現地連絡用のスマホも持っていくので、色々と荷物が増えます。

 ということで、SDRアプリが動き、かつ、通話/データ通信も可能な5インチ程度のスマホがあれば、旅行時の荷物が減るであろうということで、候補の端末を探してみました。

 SDR Touchのサイトによれば、このアプリを動かすためには、端末に以下の仕様が必要なようです。

 ・Android 3.1 以上
 ・USB OTG(ホスト機能)サポート

 なお、上記二つの条件を満足していても、ルート化が要求される場合があります。

 SDR Touchのサイトを見ると、対応のスマホがいくつか挙げられています。

    SDR Touch
    http://sdrtouch.com/
    Examples of compatible Android tablets and phones

  日本で電話が使えて、容易に入手できて、安くて、という条件を満たす端末は見当たりません。

 SDRアプリを動かすためには、最低限ホスト機能(OTG)が必要なので、とりあえずホスト機能対応のスマホを探してみました。
 丁度都合が良い下記のサイトがありました。

  USBホスト機能対応のandroidスマートフォン
  2015/6/23
  http://yuyu.miau2.net/usb-host-smartphone/

 対応機種のリストがあったので、この中から探すことにしました。
 現在使用しているSIMはIIJの標準サイズ音声付SIMなので、対象機種はかなり制限されます。
 カットしてマイクロにするという手もありますが、IIJでは禁止となっています。

  料金・仕様
  https://www.iijmio.jp/hdd/miofone/spec.jsp

 手数料2000円でサイズ変更も可能のようですが、SIMを共用するパソコン用の3Gドングルやモバイルルータは標準サイズなので、現状の標準サイズSIM対応のものに限定しました。

 結局条件に合うのはCovia FLEAZ F5位しかありません。

 ネットで評判を調べてみると、販売直後はトラブルが多かったようでですが、現在ではかなり落ち着いてきたようです。
 amazonの最近のカスタマーレビューを見ると、ばらつきはありますが「まあまあ」、「価格相応」という感じで、極端に悪いという訳ではないようです。

  ネット情報では、Covia FLEAZ F5はUSBホスト対応機種ということになっていますが、メーカーサイトの仕様を見ると「USBクライアント microUSB 端子×1」となっています。

  Covia
  SIMフリースマートフォン「FLEAZF5 CP-F50aK」 -
  http://www.covia.net/product-cpf50ak.html

 USBクライアントということは、外からスマホ内のメモリ等を見ることができるということだと思いますが、ホスト機能については記載がありません。

 元々の目的がSDRアプリを動かすことなので、ホスト機能がないと始まりません。
 心配になってさらに調べてみると、メーカーのツィッタにそれらしい説明がありました。

  twilog
  http://twilog.org/covia_net
  2014年11月13日(木)
  covia networks@covia_net
  @xo_answer
    CP-F03a, FLEAZ F5, FLEAZ F4sはOTG対応しており、USBホストとなり、マウスやUSBメモリなどがお使いいただけます。給電は自動で行われますので、メニューでの設定は不要です。
  posted at 18:04:24

 これを見る限りでは、ホスト機能がありそうです。
 Android 4.4でホスト機能有りなので、SDR Touchを動かすための基本的な条件は満たしていますが、これで動作するという保証はありません。
 今までも、インストールの際にルート化が要求されて挫折したことがあります。
 
 人柱になってくれる人を待つという手もありますが、この機種は割とマイナーのようだし、これにSDRアプリを入れるような人は多分いないであろうということで、試しに買ったみることにしました。
 万一SDRアプリが動かなくても、5インチのスマホとして(多分)使えるでしょう。
 ついでに、保護フィルムと透明ケースも買うことにしました。

【Covia FLEAZ F5】
Covia_fleaz_f5_1

Covia_fleaz_f5_2

【保護フィルムと透明ケース】
Covia_fleaz_f5_3


 とりあえず基本的な点を確認しました。

【技適】
Covia_fleaz_f5_
  [T] AD140104003
  [R] 003-140162

 次に、Wi-FiとSIMを設定しました。
 特に問題なく接続できました。

【Dual SIM】
Covia_fleaz_f5_dual_sim1

Covia_fleaz_f5_dual_sim2

 IIJの音声付SIM(標準サイズ)はスロット1に挿すだけで、自動的にIIJに設定されました。
  SIMスロットが二つあるので、スロット2にREADY SIMを挿してみました。電話番号は認識されました。


【ファームウエア】
Covia_fleaz_f5_firmware_20141009

 確認したところ最新バージョン(20141009)のようです。

【ベンチマーク】
Covia_fleaz_f5_benchmark_2606

  スコアは2606となっていました。

 肝心のSDR Touchですが、ルート化を要求されることもなく、無事にインストールできました。
 チューナドングルを接続してSDR Touchを立ち上げてみると、無事に動作しました。

【SDR Touch】
Iodesuhyundai_t7_covia_fleaz_f5

左はスマホ用IODESU(上)とSDR用Hyundai T7(下)で、右はスマホ/SDR兼用のCovia FLEAZ F5です。
 これで荷物が少し少なくなります。

  ついでに、ADSB Receiverをインストールしてみたら、これも無事に動きました。

【ADSB Receiver】
Covia_fleaz_f5_adsb_01

Covia_fleaz_f5_adsb_02

Covia_fleaz_f5_adsb_03


 ADSB ReceiverはHyundai T7では動かなかったので、これはラッキーでした。
 ADSB Receiverの実験のためだけに買ったNexus 7が無駄に・・・

 2Fベランダのエアコン室外機の上に置いた針金細工のコリニア・アンテナでも結構受信できます。

【自作コリニア・アンテナ】
Adsb_collinear_antenna


 これで、旅行の際には、この1台のCovia FLEAZ F5で、巡航中の機内でGPSのログ取りや、ADS-Bアプリによる搭乗機の位置表示ができ、滞在先では、音声電話やインターネットやロケフリの利用が可能になるはずです。

 次の海外旅行のときに試してみたいと思います。

【余談】
 チューナドングルとスマホを接続するためにはOTGケーブルが必要ですが、最近は100円ショップで入手できるので便利です。
 今回は「マイクロUSB変換ケーブル タブレット・スマホ用」というのを買いました。
 パッケージの裏に対応機種のQRコードがあったので、読み取ってみたら結構沢山ありますが、3大キャリアの端末なので、価格的には結構高いです。

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