« 2015年10月 | トップページ | 2015年12月 »

2015年11月29日 (日)

DVB-T+DAB+FMチューナと中華Pad Klu LT4304で1090MHz微弱信号発生

  FLEAZ F5の自作ネックストラップアンテナ(エアバンド用)でADS-B信号も受信できるかもしれないと甘く考えていましたが、さすがに波長が違いすぎるので一寸難しい感じです。
 遠距離受信を狙う訳ではなくて、巡航中の機内で自機(搭乗機)のADS-B信号を受信するつもりなので、かなり感度が悪くても受信できそうな気がします。
 そうは言っても簡単にはアンテナ感度の実験できません。
 空から降ってくる信号は弱いし、いつ降ってくるかわかりません。
 1090MHzのSSGがあればアンテナ感度の実験ができそうですが、そんな洒落たものは当然手元にはありません。
 
 以前、DVB-T+DAB+FMチューナ(RTL-SDRチューナ)で微弱信号を送信できるという記事を見かけて、以下の組み合わせで一寸実験したことがあります。

 漏洩局発信号送信用受信機
  アンテナ:付属ホイップ
   チューナ:DVB-T+DAB+FM(R820T+RTL2832U)-無改造
  Androidタブレット:Nexus 7
   SDRアプリ:SDR Touch(v2.3)
  選局モード:オートスキャン(268.930MHz/268.932MHz)擬似FSK

 漏洩局発信号受信用受信機
  チューナ:DVB-T+DAB+FM(R820T+RTL2832U)
  Androidタブレット:Hyundai T7
   SDRアプリ:RF Analyzer(v1.12)
   復調モード:USB(Upper Side Band)

 前回の実験では送信用のAndroidタブレットとしてNexus 7を使ったのですが、充電はUSB経由なのでOTGでチューナが動作している間は充電ができず、連続使用が困難です。
  充電しながらOTG可能というUSBケーブルを買ってみたこともありますが、うまくいきませんでした。

 充電専用端子があってSDRが動作する手持ちのAndroidタブレットを探してみたら、4.3インチのCurtis Klu LT4304 (V4.0.4)がありました。
 購入したLT4304はタッチパネルの動作が一寸変で、勝手にタップされる「空タップ」が結構頻繁に発生するため、お蔵入りになっていました。
 信号発生用であれば、操作することはあまりないので、「空タップ」はあまり問題にならならないであろうということで、 LT4304を1090MHz微弱信号発生器として使うことにしました。

 信号発生器といってもハードウエアを改造したり、専用のアプリを使用したり訳ではなく、Android用のSDRアプリである"SDR Touch"を使用し、受信周波数と受信モードを設定するだけです。

  チューナDVB-T+DAB+FM(R820T+RTL2832U)の場合には、RF周波数(受信周波数)をfRF、IF周波数をfIF(=3.57MHz)、VCO周波数をfVCO、VCO出力の分周比をN(=4)、ヘテロダインは上側とすると、分周前のVCO信号を利用して1090MHzの信号を発生させる場合には、受信周波数は以下のようになります。
 なお、分周比Nは使用周波数によって変わる可能性があります。

  fRF=fVCO/N-fIF =1090MHz/4-3.57MHz=268.93MHz

  具体的には以下のような条件で動作させました。

 漏洩局発信号送信用受信機
  アンテナ:自作λ/4グランドプレーン(GP)アンテナ・・・(送信用ではなく放熱用)
   チューナ:DVB-T+DAB+FM(R820T+RTL2832U)-無改造
  Androidタブレット:Curtis Klu LT4304 (V4.0.4)
   SDRアプリ:SDR Touch(v2.65)
  選局モード:オートスキャン(268.930MHz/268.940MHz)擬似FSK
   復調モード:(任意)
  電源:LT4304は常時充電状態。:DVB-T+DAB+FMチューナは外部電源供給型USBハブ経由でLT4304に接続。

 なお、周波数が固定であると、スプリアスや外部信号と区別しにくいので、二つの周波数を一定周期で交互に切り替えました。
 
 漏洩局発信号受信用受信機
  アンテナ:自作ネックストラップアンテナ(約55cmのビニール被覆電線)
  チューナ:DVB-T+DAB+FM(R820T+RTL2832U)
  Androidスマホ:Covia FLEAZ F5 CP-F50aK
   SDRアプリ:SDR Touch(v2.65)
  選局モード:周波数固定(1090MHz付近)
   復調モード:CW(Continuous Wave)

【ネックストラップアンテナの受信実験の様子】

 1m程度まではどうにかスペクトルのピークが見えますが、2mを超えるとビート音のみが聞こえるようになり、3mを超えるとスピーカに耳を近づけてノイズの中に微かにビート音が聞こえる程度になります。5mを超えると認知できませんでした。
 もともと漏洩しては困る信号を無理やり受信しているので、こんなものかもしれません。
 チューナのごく近くでしか受信できないと予想していたので、3mでも受信できるのは一寸意外でした。
 この程度受信できるのであれば、機内で使えるかもしれません。

 DVB-T+DAB+FMに付属している簡易アンテナは、結構ADS-B信号を拾ってくれるので、このアンテナと比較してみました。
 簡易アンテナでは、1.5mでもスペクトルが確認できましたが、ネックストラップアンテナでは判別できませんでした。簡易アンテナは1090MHzに同調している訳ではありませんが、600MHz程度に共振しているようなので、120MHzに比べるとかなり条件が良いのかもしれません。

【チューナ付属簡易アンテナ(0m)】
0m

【チューナ付属簡易アンテナ(1.5m)】
15m

【ネックストラップアンテナ(0m)】
0m_2

【ネックストラップアンテナ(1.5m)】
15m_2



 なお、外部パワーUSBハブを使用したので、SDR動作中でも充電できました。

【充電しながらSDR】
Sdr_1

Sdr_2

Sdr_3



【参考外部リンク】
 OH2FTG Labs
 RTL-SDR Transmitter experiments
 https://sites.google.com/site/oh2ftg/home/rtl-sdr-transmitter-experiments

 Published on Jul 6, 2014
 RTL-SDR Transmitting on 1270MHz
 https://www.youtube.com/watch?v=fYGxHZKUrZM

 July 9, 2014
 RTL-SDR Transmitting at 1270 MHz
 http://www.rtl-sdr.com/rtl-sdr-transmitting-1270-mhz/

 July 10, 2014
 Update to the RTL-SDR Transmitting at 1270 MHz
 http://www.rtl-sdr.com/update-rtl-sdr-transmitting-1270-mhz/

【関連内部リンク】
 2015年3月21日 (土)
 ADS-B(1090MHz)用簡易テスト信号発生器を検討中
 http://kenshi.air-nifty.com/ks_memorandom/2015/03/ads-b1090mhz-63.html

 2015年3月22日 (日)
 DVB-T+DAB+FMチューナで1090MHzの微弱信号を発生させてみました
 http://kenshi.air-nifty.com/ks_memorandom/2015/03/dvb-tdabfm1090m.html

 2015年3月28日 (土)
 DVB-T+DAB+FMチューナで1090MHzの微弱信号を発生させてみました(VCO Ver.)
 http://kenshi.air-nifty.com/ks_memorandom/2015/03/dvb-tdabfm109-1.html

2015年4月 3日 (金)
DVB-T+DAB+FMチューナで1090MHzの微弱信号を発生させてみました(FSK Ver.)
http://kenshi.air-nifty.com/ks_memorandom/2015/04/dvb-tdabfm1090m.html

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年11月23日 (月)

Android SDRテスト@高尾山(100.5m/横浜市)

  現在、下記の組み合わせで移動(旅行)用のSDR (Software Denined Radio)を構成しています。

   アンテナ:自作ネックストラップアンテナ
   USBチューナ:DVB-T+DAB+FM (R820T+RTL2832U)
     Android端末(スマホ):Covia FLEAZ F5 CP-F50aK
   SDRアプリ:SDR Touch, Avare ADSB Pro等

 強電界であれば、エアバンドやFM放送はどうにか受信できるのですが、ASD-Bが正常に受信できたことがありません。
 ネックストラップアンテナは、100円ショップで買ったネックストラップの中に約55cmのビニール被覆電線を仕込んだものなので、波長的には完全にミスマッチになっています。
 なお、55cmという数値は120MHzのλ/4に波長短縮率を掛けた値のつもりです。
 強い信号であれば波長を無視して受信できるのかと思ったのですが、自宅の窓際に置いた程度では全く受信できません。
 少し高度があって周囲が開けている場所であれば、受信できるかもしれないと思って、簡単に行けそうな場所を国土地理院の25000分の1の地図で探してみました。
  以下の条件で探しました。
 ・標高が100m以上。
 ・周囲が比較的開けている。
 ・自宅からあまり遠くない。
 ・電車の駅から歩いて20分程度。
 ・人があまり来ない。

 等高線の密度の高そうな場所を探していたら、ぎりぎりで条件を満足しそうな山(?)がありました。
 名前は「高尾山」です。超有名な山と同じ名前ですが、こちらは横浜市の標高100.5mの山です。
 場所は、東急田園都市線すずかけ台駅の近くのようです。地図によれば、近くに東工大のすずかけ台キャンパスがあります。
 駅からそれほど遠くなさそうだということで、運動を兼ねて行ってみることにしました。
 当方は超方向音痴なので、スマホに入れたMy Tracksを頼りにして行きました。
 ゆっくり歩いたので20分程度かかりましたが、普通に歩けばたぶん15分程度だと思います。
 数分程度車道に隣接した歩道を歩きますが、大部分は散歩道(あぜ道?)のような感じです。

【My Tracks】
Mytracks_map

Mytracks_graph
(結構高度の誤差があります)

Mytracks_statinfo


【途中の風景】
Photo

Photo_2

Photo_3


【一等三角点(高尾山/横浜)】
Photo_4


 横浜市内唯一の一等三角点だそうです。

 山頂には神社がありましたが、隣接する東工大の建物に圧倒されている感じです。

【飯縄神社】
Photo_5

Photo_6

Photo_7

 説明によれば、横浜市北部では最も高い山だそうです。
 それでは横浜市全体ではどこかと思って後で調べてみたら大丸山(156.8m)でした。

 こっちの高尾山は高さはあまりありませんが、西の方はかなり開けています。

 早速Avare ADSB ProでASD-Bの受信を開始したのですが、残念ながら機影の表示には至りませんでした。
 フレーム単位で部分的には受信されているようなのですが、正常にデコードできるような品質では受信できませんでした。
 折角ここまで来たので、SDR TouchでFMヨコハマ(84.7MHz/ 5kW)を受信してみました。

【ネックストラップアンテナ+R820T+FLEAZ F5】
Android_sdr


 さすがにかなり強く受信できました。
  送信所は大山山頂付近(海抜高 約1200m)ということなので、受信できて当たりまえですが・・・

 帰りは同じ道を通ればよいと思って記憶を辿って進んでいたらやっぱり道を間違えました。
 一つ前の道を右折してしまい、U字路のようなところに入り込んでしまいました。
 方向音痴は直らない・・・

【電車待ち時に駅のホームから撮ったススキと通過電車】

 結論としては、現在のネックストラップアンテナではASD-Bの受信は無理と思われるので、次の旅行までに別の手段(マルチバンド化等)を考える必要があるようです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年11月21日 (土)

「立って考える」のが吉?

 最近は忘年会の時期がだんだん前倒しになってきていて、11月の忘年会も時々あります。
 先日、日本酒のおいしいお店で忘年会もどき(単なる呑み会?)があったのですが、一寸面白そうな話題がありました。
Sakelist

 参加者の経験談ですが、就寝前や夜中に目覚めたときに横になったままで考え事をすると、悲観的や消極的な考えになりやすいので、何かについて考える必要がある場合には、立って考えるようにしているとのことです。
 眠たいときや起き抜けには頭がよく働かないので、なんとなく感覚的にはそのような感じはしますが、十分に覚醒している場合でもそのような傾向があるようです。
 姿勢と思考の間には何か関係があるのかと思って、例によって素人の好奇心で少し調べて見ました。
 
 「横になる」と「立つ」の比較ではなく、「座る」と「立つ」の比較ですが、関係しそうな資料がありました。
 立っているときの方が脳が活性化されるという話のようです。

  Science Daily
  We think better on our feet, literally
  http://www.sciencedaily.com/releases/2015/04/150424121118.htm

   Oxford Journals
  Brain activation during maintenance of standing postures in humans 
   http://brain.oxfordjournals.org/content/122/2/329.full

 以下の記事は一寸観点が違いますが、座りすぎは健康によくない(かもしれない?)ということのようです。

  Boston Globe
  Sitting at work is bad, but is standing actually better?
  https://www.bostonglobe.com/lifestyle/health-wellness/2014/11/03/yes-sitting-work-bad-but-standing-actually-better/7ceei6fb0B7QjgAH3FlOrK/story.html

 以下のブログは座り姿勢の話ですが、真っ直ぐ座れば幸せになる(?)的なことが書いてあるようです。(信頼性不明)
  The Science of Posture: Sitting up straight will make you happier, more confident and less risk-averse - The Buffer Blog
  https://blog.bufferapp.com/improve-posture-good-posture-science-happiness

 以下の文献は内容は一寸外れますが、目の物理的な高さ(文字通りの観点?)が違うと思考パターンが異なってくるという話のようです。
  The Effect of Height on the Level of Construal
  http://www-2.rotman.utoronto.ca/facbios/file/JMR%20final.pdf

  結局、立って考えるほうが良いという明確な根拠は確認できませんでしたが、そういうこともあるかもしれません。

  なお、姿勢と思考についての日本語の資料もあるはずなのですが、根拠が明確でないものや、営業とリンクしたものしか見つけることができなかったので省略しました。
  時間をかけて調べれば見つかるのかもしれませんが・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年11月17日 (火)

スマホ(FLEAZ F5)SDR用チューナをFC0013からR820Tに戻しました

 スマホ(Covia FLEAZ F5 CP-F50aK)でSDRを使い始めたころは、USBドングルチューナとしてDVB-T+DAB+FM(R820T+RTL2832U)を使っていたのですが、移動用として利用するのには、消費電流が多いし、サイズも大きいということで、小型で省エネのFC0013採用のワンセグチューナLT-DT306(FC0013)に交換しています。

 強電界環境であれば、ネックストラップアンテナでもエアバンドやアマチュア無線(144MHz,430MHz)を受信できるのですが、今までADS-B(1090MHz)の信号が受信できたことはありません。

 ネット情報によれば、FC0013の周波数帯域は22-1100MHzということなので、ぎりぎりセーフのはずです。
 しかしながら、ADS-B受信について一寸調べた範囲では、dump1090で見えたという情報もありますが、全体的に「一寸無理では」という感じです。
 受信データの量が、R820Tでは30パケット/秒であるのに対して、FC0013では3パケット/秒ということであれば、あまり実用的ではないかもしれません。
 チューナの個体差があるかもしれないので、自宅のコリニアアンテナでそれぞれ1分間受信してみました。
 ADS-B受信/表示アプリはAvare ADSB Proを使用しました。

【R820T】
Avare_adsb_pro_r820t_438_fps



【FC0013】
Avare_adsb_pro_fc013_0_fps


 R820Tの場合には4.38fpsであるのに対してFC0013では0 fpsです。
 やっぱり、FC0013では無理なようです。
 ということで、DVB-T+DAB+FM(R820T+RTL2832U)に逆戻りです。

 FC0013を採用したLT-DT306に比べて消費電流が多くてサイズが大きいので、スマホSDR用には適していませんが、目的とする信号が受信できなければ意味がありません。

【FLEAZ F5+DVB-T+DAB+FM(R820T)】(下側のチューナはLT-DT306)
R820t_vs_fc0013


 なお、スマホSDRではなく中華パッドSDRでしたが、以前、巡航中の機内(受信機の使用が許されている航空会社)でR820Tチューナを使用してADS-Bを受信したことがあるので、多分FLEAZ F5との組み合わせでも大丈夫でしょう。
 
【参考外部リンク】
  More RTL2832U Tuners: Full-Size FC0013, Mid-Size R820T
  http://goughlui.com/2013/12/12/more-rtl2832u-tuners-full-size-fc0013-mid-size-r820t/

 Is ADS-B possible with the FC0013? (self.RTLSDR)      https://www.reddit.com/r/RTLSDR/comments/1mtgln/is_adsb_possible_with_the_fc0013/

【関連内部リンク】
 2015年1月17日 (土)
 ADS-B on USB SDR RTL TEST@JL037(HND-SIN)
 http://kenshi.air-nifty.com/ks_memorandom/2015/01/ads-b-on-usb-sd.html

 2015年10月 3日 (土)
 スマホSDR用チューナをDVB-TからISDB-T(ワンセグ)に変更しました
 http://kenshi.air-nifty.com/ks_memorandom/2015/10/sdrdvb-tisdb-t-.html

  2015年10月10日 (土)
  スマホSDR用にネックストラップ型アンテナを作ってみました
  http://kenshi.air-nifty.com/ks_memorandom/2015/10/sdr-7dfb.html

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年11月13日 (金)

ThinkPad X230から取り外したMicron SSD C400を初期化したつもりでしたが・・・

 知人から譲ってもらったThinkPad X230は、SSD(Micron RealSSD C400 2.5 128GB)の一寸挙動が怪しかったので、ADATA SSD SP550 120GBを新たに購入して交換して使っています。
 SSD C400は挙動は怪しい(CRCエラー発生等)のですが完全に故障している訳ではないので、もしかしたら再利用できるのではないかということで、色々やってみました。
 
 X230にSSD C400を外付けしていない状態では、ストレージは以下のように見えています。

【X230内蔵SSD SP550】
X230ssd_sp550

 X230に変換ケーブル(UD-500SA)を介してSSD C400を外付けすると、X230からは以下のように認識されています。

【X230内蔵SSD SP550+外付けSSD C400】
X230ssd_sp550ssd_c400

  C400に対応すると思われるドライブ(ボリューム)が三つ見えます。
 使用領域と空き領域が表示されているので、一見正常であるように見えますが、アクセスすることはできません。
 元のデータが残っているような雰囲気があるので一寸未練はありますが、リカバリディスクを購入した現時点で元のデータは不要になったということで潔く初期化することにしました。

 クイックフォーマットなしで初期化すると、不良セクタは回避されるようなので、クイックフォーマットのチェックを外して後ろの三つのドライブを初期化(通常フォーマット?)しました。

  HDDの初期化作業
  http://www.pasonisan.com/customnavi/z1012hdd/04firstformat.html
  「クイックフォーマットなしだと、ディスク全領域をベリファイします。ベリファイされると、不良セクタを避けるため、安全な書き込みが可能となります。」

【通常フォーマット後のドライブ】
C400

 理由はよく判りませんが、フォーマット後もデータが少し残っているような感じです。
 パーティションが3個だと一寸使い難いので、ディスク管理で1個にまとめました。
 最後に再度通常フォーマットを掛けて作業は終わりです。

【パーティション結合後のドライブ】
C400_2

 見かけ上はC400は真っ新になったように見えます。
 試しにデータを書き込んでみると、正常に読み書きできます。
 もし初期化でSSDの不良セクタが回避されたのであれば、結果的には新しくSSDを購入する必要はなかったのかもしれません。
 C400を取り外して、これで一見落着と思っていたら、大きな間違いをしていました。

 しばらく使ってみた後でストレージの構成を確認していたら、Windows7_OS(C:)しか認識されておらず、最初にあったはずのRenovo_Recovery(Q:)が認識されていません。

【SP550(C_89.8GB)】
Sp550c_898gb
 C400を再度外付けして確認してみると、初期化したはずのC400側にRenovo_Recoveryが残っています。

【SP550(C_111GB)+C400(D_13.6GB, E_105GB)】
Sp550c_111gbc400d_136gb_e_105gb

 なお、Cドライブの容量が少し増えているのは、未割り当て領域を結合したためです。

 以下の5個のドライブが見えている状態で、C400を初期化するためには単純に後ろの三つを初期化すればよいと思って作業したのが間違いで、誤ってSP550のQドライブの中身(Renovo_Recovery)を削除してしまったようです。

   Windows7_OS(C:)
  Renovo_Recovery(D:)
  SYSTEM_DRV(E:)
  Windows7_OS(F:)
  Renovo_Recovery(Q:)

 本来は、D.E.Fを削除すべきでした。

  C400にRenovo_Recoveryを残しておいても仕方がないので、ボリュームを削除しました。

【SP550(C_111GB)+C400(E_119GB)】
Sp550c_111gbc400e_119gb

【X230 ディスクの管理(SP550, C400)】
X230_sp550_c400

  C400を取り外した後の現在のX230のハードディスクドライブは以下のようになっています。

【SP550(C_111GB)】
Sp550c_111gb

 現時点では、X230は特に問題なく動作しているし、今回はリカバリディスクがあるので、Renovo_Recoveryのデータが無くてもそれほど問題はありませんが、一寸気待ちが悪いです。
  結果的にはCドライブの領域を増やすことができたので、利用形態によっては環境はよくなったと考えることができるのかもしれません。

 初期化したC400は、そのまま再利用するのは一寸心配なので、何かの実験用に使う予定です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年11月11日 (水)

交流電源のレールガン?

 Gigazineにレールガンの記事があったのですが、よく意味が分からない部分がありました。

    Gigazine
  2015年11月11日 12時30分00秒
  自作レールガンに2万7000ジュールのエネルギーを投入し標的を一瞬で破壊する強者が登場
  http://gigazine.net/news/20151111-diy-giant-mobile-railgun/

 記事の中に「電流フローはC形(交流定電圧制御+交流電流制限)を採用しているそうです。」という部分があります。

 レールガンは、ローレンツ力を利用した導電性の飛翔体(projectile)の発射装置です。
 以前、超原理的な実験をしたことがありますが、本物は相当大掛かりな電源が必要なようです。

 ローレンツ力を利用するということは、少なくとも飛翔体に電流が流れている間は、電流が流れる方向が同じである必要があるように思われます。
 もし飛翔体がレールの間を通過している間に電流の向きが逆転すると逆向きの力が発生してしまいます。
 今まで直流電源以外のレールガンの資料は見たことがありません。
 高電圧を発生させるために、LC共振パルスを利用する資料はありましたが、利用するのは単極性部分でした。
 この動画に出てくる電源はコンデンサだけなので、交流は無関係であるように思われます。
 レールガンの記事で原理的な説明の部分で「交流」という文字が出てくるのは一寸変です。
 交流を整流して直流を得るという話はあり得るかもしれませんが・・・

 元記事を確認してみました。
 以下の部分が関係あるみたいです。

  DIY 250 lb Giant Mobile Railgun, 27,000 joules. - Album on Imgur
  http://imgur.com/a/GrAiE
    "The current flows in a C-shape through the device."

  元記事と写真(動画)から判断すると、「電流は装置(注:レール)を経由してC字状体(注:導電性飛翔体)に流れる。」という意味であるように思われます。
 Gigazineの記事の中で「アルミニウム製の弾丸」と書かれているC字状(U字状?)の物体が" a C-shape"です。

 装置の動作は判りましたが、「C形(交流定電圧制御+交流電流制限)」はどこから出てきたのでしょうか?
 突然出てくるので不思議です。
 好奇心で色々調べてみたら、それらしい情報が出てきました。

  富士交流電力調整器〔APR〕
  https://www.mekasys.jp/data/series/FILE/FUJ_0060_K01.pdf

Photo

  制御方式(抜粋)
   
  制御方式            コード
  フィードバック機能無し   T
  交流CLR             A
  交流ACR+交流CLR    B
  交流AVR+交流CLR    C

  AVR= 定電圧制御
  CLR= 電流制限

 "C-shape"→「C形」→「コードC」→「交流AVR+交流CLR」→「交流定電圧制御+交流電流制限」と解釈されたと仮定すると辻褄が合います。(当方の勝手な妄想です)

  しかし、"C-shape"を「C形」と訳すと、以下の原文が訳せなくなる(意味不明になる)ような気が・・・

  This C-shape produces outward force in all directions, like water flowing through a bent rubber hose.

 翻訳された日本語を読んでいて引っ掛かる個所は、誤訳の可能性が高いと言われますが、このケースもそうかもしれません。
 レールガンの記事で交流が出てくるのはやっぱりおかしいです。

 なお、二酸化炭素は炭酸ガスの方が判りやすいと思います。写真にCO2圧縮ガスボンベが写っています。

(重箱の隅をつつきたがるという悪い癖がまた出てきてしまいました・・・)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年11月 7日 (土)

ドローンの操縦にはアマチュア無線の免許が必要?

 NHKのテレビニュースを見ていたらドローンの競技会のトピックスがありました。
 操縦にはアマチュア無線の免許が必要であるようなことを言っていたので、一寸気になりました。

  ドローンの操作競う 国内初の本格レース
  11月7日 17時25分
  http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151107/k10010297751000.html
  [ドローンを操縦する「パイロット」にはアマチュア無線の免許が必要]

    YOMIURI ONLINE
  ドローンの操縦技術競う大会、千葉で開催
  2015年11月07日 17時46分
  http://www.yomiuri.co.jp/national/20151107-OYT1T50053.html
  (無線免許の話はでてきません)

 ニュースの内容からだけでは、なぜ免許が必要なのかよくわかりません。

 取材対象の競技会(Drone Impact Challenge)の資料を見たらFPV(First-person view)のために必要なようです。

  Drone Impact Challenge
  http://dichallenge.org/  

  ドローンインパクトチャレンジ レギュレーション
  http://dichallenge.org/docs/DICRegulation.pdf
 「第四級アマチュア無線技士の操作範囲の資格を有すること」
   以下、上記URLから抜粋引用
Fpv


  アマチュア無線を楽しむための資格
  https://www.jarl.org/Japanese/6_Hajimeyo/shikaku.htm
  第4級アマチュア無線技士
  アマチュア無線局の無線設備で次に掲げるものの操作(モールス符号による通信を除く)
  1 空中線電力10W以下の無線設備で21メガヘルツから30メガヘルツまでまたは8メガヘルツ以下の周波数の電波を使用するもの
  2 空中線電力20W以下の無線設備で30メガヘルツを超える周波数の電波を使用するもの

 実際に5.8GHz帯で開局する必要があるので、工事設計書などが必要になるようです。

  そのうち、技適付FPVなどというものも出てくるのでしょうか?

【参考外部リンク】
First-person view (radio control)
https://en.wikipedia.org/wiki/First-person_view_(radio_control)

アマチュア無線でRC FPVを楽しむ  
http://sky.geocities.jp/oumeastro/amaradio.html

 情報通信審議会 情報通信技術分科会(第107回)議事録
 平成27年3月12日
 http://www.soumu.go.jp/main_content/000356080.pdf
 p.10-p.16
 (「鉄人28号タイプのロボット」や「鉄腕アトム的ロボット」という言葉が出てくるのが一寸面白いです。)

 情報通信審議会 情報通信技術分科会(第107回)配付資料
 ロボットにおける電波利用の高度化に関する技術的条件 概要
 http://www.soumu.go.jp/main_content/000347056.pdf

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年11月 6日 (金)

LPレコードのような蜘蛛の巣

 散歩の途中で見かけました。

Spider_web_that_looks_like_a_lp_r_2


 曲間の無音溝(?)までありました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年11月 3日 (火)

ThinkPad X230のリカバリディスク(04T4466)を購入しました

  リカバリに悪戦苦闘していたThinkPad X230ですが、結局Lenovoからリカバリディスクを購入することにしました。
 下記のサイトの申し込みフォームにしたがって、マシンタイプ-モデル(製品番号)、シリアル番号(製造番号)などを記入して注文しました。

  リカバリーメディアお申し込み
  https://service.lenovojp.com/rm/rcd.nsf/frcd_top?openform

  リカバリーメディアお申し込み後のお届け日数について
  https://service.lenovojp.com/rm/rcd.nsf/fRCD_FAQ#q14

 リカバリのFAQには「お申し込み後(銀行振込の場合はご入金確認後)、約5営業日程度で発送いたします」と書いてありましたが、注文した翌々日に配送されてきました。

 中身は、Applications and Drivers Recovery Discが2枚とOperating System Recovery Discが1枚と説明書でした。

【[04T4466] X230 RECOVERY MEDIA - WINDOWS 7】
04t4466_box

Recovery_disc


 これでやっと X230のリカバリができると思ったら、最初からつまづきました。
 マニュアルに従って、電源オン時にF1を連打したのですが、ブートメニューが表示されることなくWindowsの画面に進んでしまいます。
 念のために他のキーも試してみましたが、やはり変化なしです。
 Windows 10を入れたときは、普通にブートメニューが表示されていたので、何が問題なのかよくわかりませんでした。
 ネットで調べてみると関係ありそうな情報がありました。

  リカバリーやBIOSの画面が表示されない<Windows 10>
  http://dynabook.com/assistpc/faq/pcdata2/016726.htm

 この記事には「キーボードの[SHIFT]キーを押しながら[シャットダウン]をクリックします。」と書いてあります。
 普通(?)のシャットダウンは本当のシャットダウンではないようです。

 説明通りに操作すると無事ブートメニューが表示されたので、DVDからブートされるように指示すると正常に読み込みが開始されました。
 後は表示される説明に従って操作することにより、約1時間でWindows 10 Professional 64bitのインストールが完了しました。
 目出度し目出度しです。

【SYSTEM】
X230_system


 Windows 7自体はCF-W4で使っていたので特に違和感はありませんが、SSDなのでかなり速い感じがします。
  SSDは正常に動作しているようです。

【CrystalDiskInfo (X230 Windows 7 Pro 64bit)】
Crystaldiskinfo_x230_windows_7_pro_


 なお、Windows Experience Indexのスコアは5.1でした。

【X230 Windows Experience Index】
X230_windows_experience_index_score


 X230にはいろいろな機能があるようなので、しばらくは遊べそうです。

【参考外部リンク】
 X230/X230i FRU BOM, MT 2306
  Parts List
 https://download.lenovo.com/parts/ThinkPad/x230_x230i_fru_bom_20130128.pdf
 MEDIA - WINDOWS 7  (04T4466)

04t4466

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2015年10月 | トップページ | 2015年12月 »