LEDの+/-とスピーカ出力の+/-を一致させる意味?
先ほどテレビを見ていたら、アンプのスピーカ出力でLEDを点灯させる実験のようなものをやっていました。
実験自体は特に珍しいものではありませんが、一寸気になった部分がありました。
スピーカ端子の+/-とLEDの+/-が一致するように接続するという説明があったのですが、どんな意味があるのでしょうか?
スピーカ出力の+/-は交流信号の位相の問題であり、LEDの+/-は直流信号の極性の問題なので、普通に考えたら関係ないような気がします。
しかもスピーカ出力の+/-は、複数のスピーカが存在する場合に問題となる事項と思われます。
スピーカの+端子は、正電圧が印加されたとき(電流が流れ込んだとき)にボイスコイル(コーン)が飛び出る方向に移動することを意味します。
極性が逆でもLEDを肉眼で見る限り、多分差は判らないでしょう。
ハイスピードカメラ程度に目の周波数特性が良い人は、太鼓の一拍目でLEDが点灯するのが一瞬(最初の半サイクル)遅れるのが判るかもしれません。
なお、磁気ヘッドのようなDCバイアス方式のスピーカが存在する場合には極性を考慮する必要があるかもしれません。
【参考外部リンク】
TOA
HOME > 音の研究室 > サウンドシステム設計 > 2.BGM系サウンドシステム
http://www.toa.co.jp/otokukan/otolabo/theme1/ss2.htm
7.スピーカーの仕組みと極性合わせ
| 固定リンク
「オーディオ・ビデオ」カテゴリの記事
- ライン抜けが発生したので49型のAndroid TVに買い替えました(2020.12.28)
- ヘッドセット(HS-HP23TBK)のマイクのf特を超ラフにチェック(2020.06.24)
- ELEGIANT LP-200が故障したのでELECPRO F900Sを買いました(2019.12.30)
- 上下逆挿しにしたらMDR-EX31BNのノイズキャンセル効果が改善されました(個人差あるかも?)(2018.10.20)
- 洋楽BGM用にamazon echo dotを買って英語化しましたが・・・(2018.04.07)
コメント