NHK技研公開2016は5月26日(木)-5月29日(日)
素人無線家の好奇心で何年かに一度程度NHKの技研公開を見に行っています。
昔、ハイビジョン(MUSE)のデモを見たときには、こんなものが一般家庭で使用されるのだろうかと思っていましたが、今では立派に普及して(普及させられて?)います。
デジタルのハイビジョンの画像に慣れていると、たまにホテルでデジアナ変換の映像を見たりすると、画質の悪さにびっくりします。(ホテル側の設備の問題かもしれませんが・・・)
一旦贅沢(?)を知ると元には戻れません。
さらに贅沢を言えば、アナログTV並みのチャンネル切り換えのレスポンスが欲しいです。
全録レコーダやガラポンTVは、複数チャンネルを同時に受信し、複数のデータストリームをパラにデコードしていると思われるので、ベースバンドのA/V信号をカチャカチャと切り換えれば、見かけ上は瞬時にチャンネル切り換えが可能なような気がしますが、コストの問題でしょうか?
最初から話が脱線しましたが、今年のNHK技研公開2016は5月26日(木)からです。
何か面白そうなものはないかと展示項目を見てみました。
NHK技研公開2016
https://www.nhk.or.jp/strl/open2016/
展示項目
https://www.nhk.or.jp/strl/open2016/tenji/index.html
個人的には一寸際物的な内容に興味があります。
【C5スマートプロダクション】
立体形状を伝える触覚提示技術
https://www.nhk.or.jp/strl/open2016/tenji/c5.html
以前行ったときは、ポップコーンを炒っているときのフライパンの振動の感覚体験をやっていました。
今回は、「『3本の指先に、それぞれ3点ずつの触覚刺激を提示する装置』を開発し、立体表面の形状を提示できるようになりました」とのことです。
現時点では、原理的な実験のようですが、そのうち実際に触っているのかバーチャルなのか区別がつかなくなるのでしょうか?
すでに、ハプティック・スーツというものが開発されているようです。
Haptic suit - Wikipedia, the free encyclopedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Haptic_suit
2016.01.09 更新
最新テクノロジー
ついにVRは次世代へ突入?全身でバーチャルリアリティーを体感できる「Teslasuit」
http://sakidori.co/article/62853
Teslasuit: VR suit with haptic feedback
映画「マトリックス」の世界も遠くない?
某大学の資料には、怪しげなデバイス(?)もありました。
この研究室の研究内容が面白すぎる・・・
【D2立体テレビ】
将来の立体表示用デバイス技術
https://www.nhk.or.jp/strl/open2016/tenji/d2.html
立体テレビにも一寸興味がありますが、商業的には中々苦しいようです。
眼鏡の不便さとコンテンツの不足が解消しないと普及は難しいかもしれません。
最近ニュースで見たミックス・リアリティのシステムが面白そうです。
Newsweek
時価総額45億ドルのMagic Leapが拓くミックス・リアリティの世界 スマホは不要になるのか?
2016年04月25日(月)15時06分
http://www.newsweekjapan.jp/yukawa/2016/04/45magic-leap.php
Magic Leap Augmented Reality Whale Hologram Demo
デモの映像は素晴らしいのですが、詳細な技術内容がよく分かりません。
incredible 7D hologram - Funny Vine - Whale 7D image
映像を見る限りでは、HMDや眼鏡は着用していないように見えます。
こんなコメントもありました。
Whale in Seven Dimensions
Feb 17, 2016
http://www.snopes.com/7d-hologram-whale-video/
"As the children in the video are not wearing any sort of special headgear, we can assume that they did not actually witness a hologram whale splashing through their gym floor. Even if they were actually seeing it, the whale appears in the usual three dimensions, not seven."
他の資料を見るとMagic Leapは"Mixed Reality Lightfield"技術に関連するようです。
Magic Leap teases its mysterious Mixed Reality Lightfield tech
2016/02/02
www.wareable.com/ar/magic-leap-mixed-reality-lightfield-2252
Lightfieldと聞くと、撮影後にピント調整可能なライトフィールドカメラを連想しますが、技術的に関係があるのでしょうか?
ライトフィールドカメラLytro の動作原理とアルゴリズム
A Light Field Camera “Lytro”, the Principle and Algorithms
http://www.cc.kyoto-su.ac.jp/~kano/pdf/paper/2013%20MOC%20Lytro.pdf
以下の資料によれば、Magic Leapは網膜投射型のような気がしますがよく判りません。
Magic Leap - MIT Technology Review
https://www.technologyreview.com/s/534971/magic-leap/
NHK技研公開の話からは相当に脇道に逸れましたが、完全に無関係という訳でもないので、ご容赦のほど・・・
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