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2016年6月11日 (土)

キーホルダー小型カメラ(SA-1168)の映像をmomo8wでリアルタイムモニタ

 所謂、808カメラと呼ばれるSA-1168は、画質はあまりよくありませんが、安くて小型なのであまり心配せずに色々遊べます。
 画角はかなり狭いので、移動しながら撮影すると画像がかなり揺れます。
 レンズを広角にすれば見かけ上の手振れを減らすことができるので、安いスマホ用の外付けレンズを改造して、ワイドレンズ(0.67x)と魚眼レンズ(180°)が使えるようにしてあります。

 レンズには数値が書いてありますが、通常とは使用条件が異なるので、実際の画角(撮影範囲)は異なることが予想されます。
 画角が狭いと画像の揺れが目立つし、広すぎると目的とする被写体が小さくなってしまいます。
 実際の画角を確認するためには、SA-1168で撮影して画像データを一旦内蔵メモリに書き込み、次にSA-1168をUSBケーブルでPCに接続して内蔵メモリの画像データをPCで読み出して画像を見て、目的とする被写体がフレーム内に収まっているかどうかを確認するという作業が必要になります。
 レンズを交換するたびにこの作業をするのは結構面倒です。
 特に、帽子にカメラを取り付ける場合には、体や頭の向きで撮影方向が大きく変わってしまうので、かなり手間がかかります。

 撮影した画像をメモリから読み出して表示するのではなく、イメージセンサの出力をリアルタイムで表示することができれば、作業がかなり簡単になるはずです。
 以前そのようなツールを探したときに、以下の記事で紹介されている「CameraViewer」というWebカメラのテスト用のソフトを見つけたので、これをPC(ThinkPad X230 Windows 7)に入れて使ったことがあります。

  Imaginable Reality
  2013-05-14
  PCに接続されているWebカメラの映像を表示するだけのソフトを作りました (ソースコード付き)CommentsAdd Star
  http://d.hatena.ne.jp/kougaku-navi/20130514/p1

  BACKYARD - 工学ナビ
  http://kougaku-navi.net/backyard/index.html
  CameraViewer

 リアルタイムで撮影範囲の確認ができるようになったので、かなり便利になったのですが、X230はノートPCとはいっても結構大きいので、移動しながら使うのは一寸難しいです。
 色々な姿勢をとりながら、実際の撮影状況を想像して、使用レンズと撮影方向を決めるのですが、机の上に置いたPCを見ながらの作業なので、適正な設定条件を決めることが難しいです。
 手先の部分がフレームに収まるように条件を設定したつもりだったのですが、実際に撮影してみると、手を伸ばしたときはいいのですが、手元で作業をする場合はフレームから外れてしまいました。

 簡単に携帯できる小型のタブレットで、撮影範囲をリアルタイムにモニタできれば、適正な撮影条件を設定し易いかもしれません。
 小型のタブレット(Android)はいくつか持っているので、これで使えるCameraViewerのようなAndroidアプリがあれば便利だと思って探してみたところ、いくつかそれらしいアプリがあったのですが、SA-1168をつないでみると規格外というようなエラーメッセージが出て弾かれてしまいました。

 先日購入した8インチの中華PadのPloyer momo8wは、Android 5.1とWindows 10のDual OSなので、WindowsモードにしてCameraViewerを動かすことができれば、momo8wでSA-1168の映像をリアルタイムでモニタできるはずです、

 ということで早速やってみました。
  まず、OSをWindowsに設定する必要があります。
 Androidモードで使用している場合は、Androidの画面からWindowsに変更することも可能ですが、一寸面倒なので、当方は以下の手順でOSを切り替えています。

 (1)momo8wの電源を切る。
 (2)VOL UPボタンを押しながら電源ボタンを押す。
 (3)OS選択画面が表示されるので、Windowsを選択する。
Momo8w_windows_android_switch_volup


 これ以降は普通のPCと同様にCameraViewerをダウンロードしてインストールすることになります。
 インストールまでは無事に進んだのですが、走らせようとすると、「サイドバイサイド構成が正しくないため、アプリケーションを開始できませんでした」といエラーが表示されます。

 上記のImaginable Realityの記事を見るとランタイムがないことによるエラーのようです。
 対応策として、以下のソフトをインストールすることが書かれていたので、指示に従って作業すると無事に動くようになりました。

  Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)
  http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=5582

 これで一件落着と思ったのですが、SA-1168からの映像が表示されません。
 CameraViewerでは、4個のCamera ID(0,1,2,3)が選択できるのですが、三つのIDにはmomo8wの内蔵カメラの映像が表示されますが、残りの一つのIDは灰色のままです。

 SA-1168が故障したのかと思って、X230(Windows 7)に繋いでみると映像が表示されます。
 Windows 7のX230で動いてWindows 10のmomo8wで動かないということは、Windows 10特有の問題であるという可能性があります。

  調べてみると互換性の問題の可能性がありそうです。

      Windows 10では未対応? アプリが動かないときに試す設定
      http://pcfan.121ware.com/useful/787/

  互換モードで実行してみると、SA-1168をPCに接続し、SA-1168の電源ボタンを押し、CameraViewerを起動し、Camera IDを切り換えながら"Run Camera"を押すと、無事にSA-1168の映像をリアルタイムでモニタできるようになりました。
  なお、カメラに割り当てられるID番号は動的に割り当てられるようで、固定ではありませんでした。

【CameraViewer】
Cameraviewer_1

Cameraviewer_2


 やっとリアルタイムで映像が表示できるようになったので、momo8wの横幅と撮影フレームの横幅が一致するように撮影し、SA-1168のレンズを交換したときの画角(水平)を確認してみました。

【ノーマルレンズ】
Sa1168_normal_lens_1

Sa1168_normal_lens_2


【ワイドレンズ】
Sa1168_widel_lens_1

Sa1168_widel_lens_2


【魚眼レンズ】
Sa1168_fish_eyel_lens_1

Sa1168_fish_eyel_lens_2



 水平画角は以下のようになりました。
   ノーマルレンズ:約35度
   ワイドレンズ :約60度
   魚眼レンズ  :約80度

 ワイドレンズの効果はかなりありますが、魚眼レンズはあまり画角が広がらない割には画質が結構劣化します。
 普通の使い方ではないので、画質の劣化はやむを得ないのかも知れませんが一寸実用には耐えません。

 なお、CameraViewerは、デフォルトでは表示画面が小さいですが、スペースキーを押すとフルスクリーン表示になります。

【フルスクリーン表示】
Cameraviewer_fullscreen_1

Cameraviewer_fullscreen_2

 上記のワイドレンズより画角が広くて、画質があまり劣化しないような手段がないかどうか、機会があったらもう少し調べてみたいと思います。
 

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