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2016年10月22日 (土)

トーンキーヤーを外付けした電波時計を無理やり40kHz-CW受信機として使ってみました

  先日、市販の電波時計(Oregon Scientific RM219)にトーンキーヤー(tone-keyer)を外付けして、JJYのモールスを可聴発振音に変換して耳で確認できるようにしました。
 
 JJYのモールスが可聴音化できるのであれば、JJY以外の信号も可聴音化できるであろうということで試してみました。
 RM219は40kHz専用の電波時計なので、原理的には40kHzの搬送波をキーイングすればモールス信号として聞こえるはずです。
 40kHzの発振器を作るのでは面倒なので、手元にあった低周波発振器(LEADER LAG-120A)を流用しました。
  LAG-120Aの発振周波数範囲は9Hz~1MHzなので、METEX P-10で周波数を測りながら40.00kHzに合わせました。
  キーイングは大昔の無線電信を真似てRFキーイング(ANTキーイング?)を採用しました。

  The Sparks Telegraph Key Review
  Spark Key Project
  http://www.zianet.com/sparks/sparkmakers2.html
  http://www.zianet.com/sparks/cgr1kw-schematic.jpg

  信号経路は、LAG-120ARF(OUT)→Key→Coil(Dummy Load?)→LAG-120A(GND)としました。

 実験結果は以下の通りです。

【電波時計(トーンキーヤー付き)でCWを受信】

 初期状態では、LAG-120Aからの漏洩信号で、連続的に発振音が聞こえますが、一瞬だけキーを押すとRM219のAGCが効いて感度が低下するので、発振音が消えます。
 その後は、キーイング(VVV)に従った発振音が発生します。
  キーイングが終了すると、AGCが効かなくなって感度が上がるので、再度連続的に発振音が聞こえるようになります。

 殆ど意味がない実験ですが、モールスの練習用には使えるかもしれません。

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