電波時計の信号(JJY)は窓から離れると急激に減衰
現在、腕時計としてはCASIO PROTREK 3069*JA (PRW-1300ARJ)を使用しています。
PRW-1300ARJでは、時刻修正は夜中(00:00, 01:00, 02:00, 03:00, 04:00, 05:00)に行われるので、自宅に居るときには腕時計は窓際に置いてあります。
今までは、ほぼ毎日正常にJJY信号による時刻修正が行われましたが、最近は殆ど時刻修正が行われていません。
窓は、北向きの金網入りの窓ガラスです。
また、南側には鉄筋の建物が隣接しています。
時計会社のサイトに電波が金属などで妨害された届きにくい場所の例がいくつか挙げられていましたが、四つの条件を満足しています。
セイコーウオッチ株式会社→修理・サポート→操作・機能 電波時計→電波を受信しやすい環境
https://www.seiko-watch.co.jp/support/function/wave03.php
以下、上記URLから抜粋引用。
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電波が金属などで妨害された届きにくい場所
・ビルの中、地下(窓から数10cm離れただけで受信できない場合もあります)
・近くに大きな鉄筋ビルがあるところ
・網入りガラス(ワイヤーガラス)や金属ブラインドがあるところ
・ベランダに鉄の柵があるところ、のき下が出っ張っているところ
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当方の受信環境はかなり悪いです。
正常にJJY信号による時刻修正が行われなくなった理由としては、経年変化による腕時計の感度低下が考えられますが、別の電波時計(OREGON SCIENTIFIC RM219)でも同じような傾向にあるので、雑音の増加などで受信環境が悪化してきたのかもしれません。
スマホの時刻修正アプリを使う手もありますが、結構面倒です。
自宅でJJYの信号が十分な強度で受信できて、かつ、腕時計を夜間放置しておいても邪魔にならない場所を探してみたら、北西の角部屋の西向きの窓際であれば、ほぼ確実に時刻修正が行われることが判りました。
窓からどの程度の距離までJJYの信号が正常に受信できるか、JJY用トーンキーヤーでリアルタイムで確認してみました。
【JJY信号劣化の様子】
窓際では、殆ど雑音の影響を受けずに正常に受信できていますが、少し離れると急激に雑音が増えています。
50cm程度離れると雑音まみれになります。
誤り訂正は行われていると思いますが、あまり雑音が多いと訂正しきれないかもしれません。
一寸面倒ですが、電波腕腕時計は、1週間に一度程度は西向きの窓際に置いて、時刻修正をするしかないのかもしれません。
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