「新感染 ファイナル・エクスプレス」を見てきました
今までゾンビ系の映画は見たことがないのですが、以前「日本最大級のガジェット&テクノロジーサイト」を標榜するGIZMODEでこの映画が紹介されていたので、一寸気になっていました。
GIZMODE
バイオレンスで立ち向かう。韓国産ゾンビ映画「釜山行き」の新予告編
2016.08.01
https://www.gizmodo.jp/2016/08/train-to-busan.html
ゾンビ(バイオ系)の映画では、「ウィルス流出→感染→ゾンビ化→非感染者を襲う→非感染者が逃げる」というパターンになることが予想されますが、この映画でも基本的にはこの流れに沿って話が進みます。
突っ込みどころはありますが、話が良くできていて、非常に面白かったです。
いわゆるジェットコースタームービーですが、最後にホロリと来ます(個人差があるかもしれません)。
他のゾンビ映画は知らないので比較はできませんが、ゾンビ映画で涙腺が緩むのは珍しいかもしれません。
感想文は苦手なので詳細は他の人にお任せいたしますが、感染の可能性がある生存者を射殺すべきか否かの判断を下すシーンは、北と南の関係を考えずにはいられませんでした。
また、ソウルから南のプサンに移動するのは、朝鮮戦争の際に、プサン付近以外は占領されてしまったことがあったことを連想しました。(地図はKorean War - Wikipediaから抜粋引用)
映画の中でも、釜山が唯一の安全都市というような台詞があったような気がしますが、当時の状況のメタファーなのかもしれません。
この映画の原題は、「부산행」(プサン行き)ですが、行先がプサンである必然性があったような気がします。
英語版のリメイクの予定があるようですが、この映画は韓国固有の背景を含んでいるように思われるので、場所を変えた場合にはどうなるのでしょうか?
【参考外部リンク】
『新感染 ファイナル・エクスプレス』ヨン・サンホ監督インタビュー 「クラシカルなゾンビ映画であり、誰でも楽しめる普遍的な物語」
http://horror2.jp/20036
부산행 메이킹 하이라이트
釜山行きメイキングハイライト(Google翻訳)
'부산행' 군인 좀비는 어떻게 분장했을까?
「釜山行き」軍人ゾンビはどのように扮したのか?(Google翻訳)
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