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2018年8月31日 (金)

2036年の宇宙天気予報(?)

 ネットニュースで以下の記事を見かけました。

  朝日新聞デジタル
  宇宙天気予報、本格運用へ 国がAIを活用して9月にも
  2018年8月30日11時14分
  https://www.asahi.com/articles/ASL8Z2QYJL8ZULBJ003.html

 どんな感じになるのかと思っていたら、YouTubeのNICTchannelに2036年の宇宙天気予報のデモ動画がありました。

  宇宙天気予報
  NICTchannel 
  Published on Oct 1, 2017

 全体は長いですが、宇宙天気予報のデモは、1:00頃までです。
  9:45-10:15にAIの話が出てきます。

 趣味で無線をやっていると電波伝播が気になりますが、NICTのサイトには、関係しそうな情報もあります。

  予報 | 宇宙天気予報センター
  http://swc.nict.go.jp/forecast/

  HOME>予報> 電離圏領域
  http://swc.nict.go.jp/forecast/ionosphere.html

  HOME>現況・トレンド> スポラディックE層
  イオノゾンデによる日本上空のfoEs
  http://swc.nict.go.jp/trend/es.html

 昔は、JJY(短波)でモールスの「U」が聞こえると、受信機の前に張り付いていました。
 今は昔のような元気はありませんが、Esが発生しそうなときは、たまに50MHz(6m)を受信することがあります。
  昔は、オートワッチャ等という洒落たもの(高価なもの)は持っていなかったので、JR-60のダイヤルを50MHzから54MHzの間をエンドレスで往復させながら受信するという結構面倒な作業が必要でした。
 現在は、SDRPlayとSDRunoの組み合わせで、10MHz帯域を同時に受信できるので、どの周波数で出ているのかがすぐに分かります。
 また、ウォーターフォールの流れる時間を遅くすると、約1時間分の受信状態が表示できるので、過去のオンエア状態も簡単に把握できます。

 当方は殆ど電波は出しませんが、受信はしているので、電波伝播の状態が簡単に分かると便利です。
 以前、ブログパーツを貼っていたのですが、かなり前から調子が悪い(データが更新されない)ので取り外しました。
 久しぶりにブログパーツの提供元の以下のサイトを覗いてみたら、内容が更新されているようなので、別のブログパーツに置き換えてみました。
 
  Solar Data Banners & Widgets
  www.hamqsl.com/solar.html

Solar-Terrestrial Data

 

 地理的な問題があるので、日本での状況を推定するのは難しいような気がしますが、どちらかといえばアクセサリ的に置いているので、あまり問題はないでしょう。

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2018年8月26日 (日)

VLFで見えた鉛筆形状のウォーターフォール

  自作ループアンテナ+SDRPlay+SDRunoの組み合わせで、VLF帯を眺めていたら、20~40kHz付近で一寸奇妙なウォーターフォールのパターンが表示されました。

【SDRuno Waterfall】(画像を左クリックで拡大表示)
Pencilshaped_waterfall_1

Pencilshaped_waterfall_2

 最初は単一周波数の信号なのですが、時間の経過とともに二つの周波数に分かれ、下側と上側の両方に同時にスウィープしていきます。
  そして、ある程度時間が経過すると、周波数の変化が停止して、2本の平行線として表示されます。
 周波数が変化している期間は数秒間で、最終的な周波数の隔たりは数kHz程度のようです。
 なんとなく鉛筆の形状に似ているような気がします。
  なお、信号の強さが異なる複数の鉛筆パターンが表示されることがありますが、実際に複数組の信号が送信されているのか、あるいは、イメージや混変調の影響なのかはよく判りません。

 LFやVLFでは正体不明の信号や雑音がよく表示されますが、PCノイズだったり、エアコンや蛍光灯のインバータノイズだったり、Qi等の無線給電装置からの漏洩信号だったりすることが多いです。

 上記の鉛筆形状のウォーターフォールは、頻繁に出現する訳ではありませんが、1週間(総受信時間は1時間程度)で2~3回見かけたので、それ程珍しい信号ではないかもしれません。

 似たような信号の受信レポートがないかと思って探してみたら、YouTubeに一寸雰囲気が似ているパターンがありました。

  What Is This Weird Signal On 16.2 KHz VLF?? 
  KSN's Tech Topics   
  Published on Feb 2, 2018 
  https://www.youtube.com/watch?v=4flJaOYB1DU

162khz_youtube


  周波数とパターンが少し違いますが、似ているといえば似ているような気が・・・

 動画の説明では、結局正体はよく判らないということのようです。

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2018年8月22日 (水)

JR東日本総合車両センター 一般公開(夏休みフェア2018)は8月25日(土)

JR東日本ニュース 
2018年8月8日
東京総合車両センター 一般公開
~楽しさいっぱい夢いっぱい!みんなで遊ぼう 夏休みフェア2018~
http://www.jreast.co.jp/press/2018/tokyo/20180808_t01.pdf

Jr_2018



 何回か行ったことがあります。

  2011年8月27日 (土)
  JR東日本東京総合車両センター一般公開(2011)に行ってきました
  http://kenshi.air-nifty.com/ks_memorandom/2011/08/2011-39e1.html

 ペンギン神社などというのもありました。
 普段見ることがない風景なので中々面白いです。

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2018年8月19日 (日)

JJY(60kHz)用バーアンテナを両周波数用/屋外用に改造

  自作のループアンテナとSDRPlay RSP2の組み合わせで、時々JJY(40kHz/60kHz)を受信しています。
 現在の受信環境では、信号レベルがかなり低く、且つ、ノイズレベルが結構高いので、受信できるのは、時間率で、40kHzが60%、60kHzが30%といった感じです。
 タイムコードを受信しただけでは、1秒の間隔が判ること以外には、直接何かの役に立つ訳ではありませんが、モールスの「・--- ・--- ー・--」を聞いて、昔の短波時代のJJYを懐かしがっています。

 現在、長波/短波用に使用しているアンテナは、100円ハンガーを利用した300φ10Tのループアンテナですが、非同調の割にはそこそこ聞こえます。
 とは言っても手抜きの見本のようなアンテナなので、良好な特性は望めません。

  2018年4月23日 (月)
  100円ハンガーで300φ10Tのループアンテナ
  http://kenshi.air-nifty.com/ks_memorandom/2018/04/10030010t-4c02.html

 同調型のバーアンテナを使用している市販の電波時計は、かなり受信条件が悪いと思われる環境でも、自動時刻修正機能が結構正常に動作しています。
 同調型アンテナと狭帯域フィルタの相乗効果であると思われますが、とりあえず、同調型のアンテナを使用すればJJYの受信状態が改善されるのではないかと思って試してみることにしました。

 ゼロから作るは面倒なので、以前、以下の記事を見て実験したときに購入した60kHz用のバーアンテナを流用することにしました。

    簡単に作れるソフトウェアラジオでJJYを見てみよう
    (2012年 5月 15日)
    https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/musashino_proto/532682.html

 受信地は、距離的には福島局(40kHz)の方が近いのですが、場合によっては福岡/佐賀局(60kHz)の方が強いときもあります。

    サービスエリア
  http://jjy.nict.go.jp/mission/servicearea2.jpg

  また、40kHz付近はノイズが多いため、信号が埋もれてしまうこともあります。
 このため、60kHz用のバーアンテナをそのまま使うことも検討しましたが、時間率で考えると40kHzの方が有利なので、40kHz用に改造することにしました。
 また、アンテナを屋外に設置した方が受信条件が改善されるであろうということで、防水ケースに入れて窓の外に設置することにしました。
 
 以下の資料の説明によれば、60kHz用のバーアンテナに接続されているコンデンサは0.012μF(123J)で、これを0.027μF(273J)のコンデンサに交換すれば40kHz用になるようです。「J」なので、誤差は5%以内です。

  電波時計60KHz改造キットキット 」
  http://www.tristate.ne.jp/den60.htm
  (現在、秋月電子では扱っていないようです。)

  40KHzと60KHzの確認方法
  http://akizukidenshi.com/download/antcheck.jpg

  コンデンサーの読み方
  http://www.jarl.org/Japanese/7_Technical/lib1/konden.htm

 上述したように、条件によって良好に受信できる周波数が異なるので、40kHzと60kHzを切り換えることができると便利です。
 しかしながら、バーアンテナは屋外に設置する予定なので、アンテナの近傍で切り換えるのは細工が必要なようです。
 そこで、手抜きですが、SDRPlay RSP2の高インピーダンス平衡入力端子に、並列に0.015μF(=0.027-0.012)のコンデンサをオンオフ可能な状態で接続することにしました。
 アンテナとSDRPlayとの間は、長さ2.5mの並行ビニール線のフィーダで接続するので、フィーダ部分の静電容量やインダクタンスの影響が考えられますが、とりあえず作ってみることにしました。

 以下、改造の手順です。

【JJY用バーアンテナ(電波時計60KHz改造キットのもの)】
1_bar_ant_60khz

【防水ケース:】
2_waterproof_case

 100円ショップで売っていた自転車ライト用の防水ケースが丁度都合の良いサイズでした。

【使用部品】
3_parts

 黒い環状体は、マウスパッドを切り抜いて作ったバーアンテナ固定用のゴムスペーサです。

【防水ケースの中にバーアンテナを収納】
4_assemble

 バーアンテナの両端にスペーサを嵌めて、アンテナを弾性的に保持しました。
 また、ゴム製の蓋に孔を開けてフィーダを引き出しました。

 このままでは、同調周波数が60kHzに固定なので、周波数切り換え部を作りました。
 SDRPlay RSP2の平衡入力端子に、並列に0.015μFをスイッチを介して接続するという回路構成です。
  コンデンサは、幾つか買って容量の近いものを使用しました。
 ELC-100で測定したら、ぴったり15.00nF(0.015μF)のものがありました。

【15.00nF】
51500nf


 コンデンサのオンオフ用のスイッチは片切りでも多分問題ないと思いますが、SDRPlayの高入力インピーダンスの入力端子が平衡入力なので、気休めかもしれませんが、双極双投の6Pのスナップスイッチを使用して両切りで切り替えるようにしました。

【40kHz/60kHz切り換え部】
640khz_60khz_switch

  防水ケース入りのバーアンテナを屋外に設置しました。
 防水ケースには、自転車のハンドルに固定するためのクランプが付属していたので、これを利用してパイプに取り付けました。パイプの基部は、ジャンクのモバイルアンテナから取り外したマグネット基台により、エアコン室外機の上面に取り付けてあります。

【アンテナ設置】
7installation


 実際に使ってみました。
  受信機:SDRPlay RSP2
  表示ソフト:SDRuno
    PC:ThinkPad X230 Windows7

【SDRPlayと周波数切り換え部】(非同調ループアンテナで受信中)
8_ant_switch_wide_60_40

【SDRuno Waterfall】
(画像を左クリックで拡大表示)
9sdrplay_ant_wide_60khz_40khz

 全体の表示期間は約1時間です。
 17:00以降(画面上部) →  40kHzに同調
 17:00~17:10(画面中央部) →  60kHzに同調
 17:00以前(画面下部) →  300φ10Tのループアンテナ(非同調)

 以下は、60kHzと40kHzを交互に切り替えた場合のGIF動画です。
(画像を左クリックで拡大表示)
Sdruno_waterfall

 ウォーターフォールの画面で見ると、切り換えに応じてノイズのピークの位置が移動しているので、周波数は正常に切り換えられているようです。

 40kHzのJJYを、非同調ループアンテナと40kHz同調バーアンテナで切り替えて一寸聞いた感じでは、若干よくなったような気がしましたが、顕著な効果は感じられませんでした。
 実際に受信性能が改善されているかどうかは、しばらく使ってみないと判らないかもしれません。

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2018年8月13日 (月)

20kHz以上が表示可能なスペアナ・アプリ”UltraSound Detector”

  今日も朝から蝉がうるさいです。
 いかにも高調波を沢山含んでいるような耳障りな音です(感じ方には個人差があります)。
 夏休みで暇なので、どんな周波数成分を含んでいるのか調べてみました。

 予備知識がゼロで始めるのは効率が悪いので、ネットでざっと調べてみました。

 Wikipediaには、「発音筋は秒間2万回振動して発音を実現するとされる。」 としか書いてありません。20kHz?  出典は不明です。

  セミ - Wikipedia
  https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%9F

  以下の資料の測定結果のグラフを見ると、3~10kHzのレベルが高いけれども、16kHzでそれ以上のレベルになっています。

  セミの鳴声(事務所内)の騒音レベル測定
  https://www.e-koubou.co.jp/sousin_archiives_109.html

 グラフの変化から想像する、もっと高い周波数まで伸びているような感じがしますが、測定範囲が20Hz~20kHzなので、これより高い周波数のデータはありません。

 以下の資料は、TCD-D10 ProIIF-780を使用した観測結果が書かれていました。

  Entomological Science (2013)
  Two new species of Cicadatra (Hemiptera: Cicadoidea) from Greece
  http://www.cicadasong.eu/files/article-31.pdf

 結論としては、5~17kHzということだったようです。
 なお、この資料では"F-780 (frequency response 22-50 kHz)"となっていますが、仕様では50Hz~18kHzとなっているので、別のもの? 特注品?
 もしオリジナルのままであれば、18kHz以上は拾えないような気がします。

 他の資料も見てみましたが、20kHz以上の例は見かけませんでした。

 当方は疑り深い性格なので、「本当なの?」ということで、もう少し調べてみました。

 以下の資料には、広帯域マイク(Ultramic 250:0~125 kHz)による測定例が記載されていました、

  High frequency components of the songs of two Cicadas (Hemiptera Cicadidae) from Sardinia (Italy) investigated by a low-cost USB microphone
  April 2015
  www.biodiversityjournal.com/pdf/6(1)_41-52.pdf

 結論だけ斜めに見た範囲では、測定した蝉が特殊なものであったのかどうかはわかりませんが、高調波は100kHz程度までかなりのレベルで存在するということのようです。

 それでは近所で鳴いている蝉はどうなの?ということでチェックしてみることにしました。
 当然まともな測定器などは無いので、スマホのアプリを探してみました。
 音声帯域(可聴周波数帯域)のスペアナアプリは色々ありますが、20kHz以上の周波数に対応するアプリはなかなかありません。

 色々探してみると、使えるかもしれないような下記のアプリがありました。

  UltraSound Detector - Google Play のアプリ
  https://play.google.com/store/apps/details?id=com.microcadsystems.serge.ultrasounddetector&hl=ja

 “synthetic telepathy"とか"ultrasonic weapons"とかいう怪しい言葉がでてきますが、説明によれば、25kHz程度まで表示できるようです。

 とりあえずインストールしてみました。(安全性は不明です)

【UltraSound Detector】
1ultrasound_detector_1

2ultrasound_detector_2

3ultrasound_detector_3

4ultrasound_detector_4



  アプリを走らせて、蝉の音をマイクで拾って表示させてみました。
 
 デフォルトの44100Hzのサンプリングレートでは周波数表示範囲が17.4~21.6kHzですが、48000Hzにすると17.1~23.4kHzに広がります。

【蝉の鳴き声のスペクトラム(表示範囲:17.1~23.4kHz)】
5ultrasound_detector_5


 蝉の種類はよく判りませんが、23kHz程度まで表示されています。。
 グラフをみる限りでは、入力音声信号系の周波数特性が超音波の領域まで伸びているように思えますが、A/D変換を伴うデジタル処理の場合には、サンプリング周期や折り返しの関係で、正常に表示されない場合があるので、にわかには信用できません。

 念のために、低周波発振器で20kHz付近の信号を発生させて、40kHz用超音波スピーカを無理やり直接駆動し、スピーカからの超音波をスマホのマイクに供給してチェックしてみました。
  なお、デジタル周波数カウンタの表示値は、レベルが不適切だったり、ノイズが混入したりしていると不正確な値を表示することがあるので、念のため2台で測定しました。

 実験環境は以下の通りです。
  低周波信号発生器:LEADER LAG-120A
    超音波スピーカ:UT1612 (40kHz用)
  周波数カウンタ:VICTOR VC2000, METEX-P10
  使用スマホ:SH-01F
  スペアナアプリ:UltraSound Detector
  スピーカとマイクとの距離:約3cm

【20kHz付近のUltraSound Detectorの表示変化】

 約17kHzと約24kHzの間で発振周波数を往復させてみましたが、特に折り返しなどの挙動不審なとことろはありませんでした。
 但し、24kHzを超えると正常に動作していない感じでした。
  サンプリング周波数が48000Hzである場合は、上限周波数は24kHzなので、理屈は合っています。

 スマホのマイク入力系の周波数特性は、可聴帯域ぎりぎりかと思っていたのですが、結構余裕があるのは意外でした。(将来の応用を見込んでいる?)

 一寸話は飛びますが、UltraSound Detectorには、超音波を検出したときにアラームを出したり、場所を特定したりする機能があるようなので、自分のスマホに勝手にアクセスされたくない人には、この種のアプリが必要になるかも・・・

  2018年06月28日 23時00分 ソフトウェア
  FacebookがTV広告で「人には聞こえない音」を流しスマホに秘密裏に周囲の音を録音させる可能性
  https://gigazine.net/news/20180628-facebook-phones-record-audio/

    United States Patent Application 20180167677
    BROADCAST CONTENT VIEW ANALYSIS BASED ON AMBIENT AUDIO RECORDING
    http://www.freepatentsonline.com/20180167677.pdf
    "the frequency of the audio feature is closer to 20 kHz"

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2018年8月 9日 (木)

キーホルダー/キーレス/808型カメラを充電したらLiPoバッテリが膨張

  手元には幾つかキーレスリモコン型のカメラがありますが、一年以上放置していました。
 先日、ドンキホーテを覗いていたら、似たようなカメラが999円(税抜き)で売っていました。
 この種のカメラは、808型カメラと呼ばれるようです。

  808 Car Keys Micro Camera Review
  http://www.chucklohr.com/808/

 手元には二つのバージョンがあります。
 もしかしたら別のバージョンかもと思って、安さに惹かれて買ってきました。
 
 家に帰ってからチェックしてみると、箱や本体の外観は2014年に買った「キーホルダー小型カメラ SA-1168」(808#23?)と全く同じでした。
  レシートには、「STHキーホルダー小型カメラ」と書いてありました。
 基板は未だ確認していませんが、別バージョンの可能性は少なそうです。

 とりあえず以前買った「キーレス型カメラ(型番不明)」(808#9?)と比べてみようということで、「キーレス型カメラ」を充電状態にして20分程度放置していたら、ケースのレンズ側に大きな隙間が出来ています。

【ケースの隙間】
1808camera


 大きな外力は加えていないので不思議です。
 ケースの隙間から中を覗いてみると、LiPoバッテリが膨らんでいるような感じです。
  ケースを開けてみると、バッテリがパンパンに膨れています。

【膨張したLiPoバッテリ】
2808camera

3808camera

 充電を続けると破裂するおそれもあるような感じです。
 このまま放置するのも一寸心配なので、バッテリを取り外しました。

【バッテリの取り外し】
4808camera

5808camera


 バッテリには、170mAh 3.7Vと印刷されているので、同じ仕様のバッテリに交換すればよさそうです。
 故障した「キーホルダー小型カメラ SA-1168」を部品取り用に保管してあったので、このバッテリと交換すればよいと思ってケースを開けてみると、バッテリのサイズが大幅に異なります。

【「キーレス型カメラ」のバッテリ(上)と「キーホルダー小型カメラ SA-1168」のバッテリ(下)】
6808camera

 交換は無理なようです。

 バッテリに「402030」と印刷されていたので、これを参考にして探してみると、互換バッテリがあるようです。

  402030 Replacement Battery For The 720p #16 808 Keychain Camera
  $ 3.99
  https://www.buymobius.com/products/standard-capacity-replacement-battery-pack-for-the-16-808-camera?variant=474158625

 一寸入手が面倒なようです。

 この「キーレス型カメラ」は、Webカメラとして使用した場合に、PCでの画像の表示範囲が「キーホルダー小型カメラ SA-1168」よりもかなり広かったので便利だったです。
 バッテリなしでもWebカメラとして利用できそうな気がしたので、試してみました。
 PCは、ThinkPad X230 Windows 7を使用しました。

 Webカメラ設定手順
 (1)当方の場合は、事前に表示ソフト「CameraViewer」をインストールする必要がありましたが、環境によっては不要かもしれません。
  BACKYARD - 工学ナビ
  http://kougaku-navi.net/backyard/index.html
  CameraViewer
 (2)PCとカメラをUSBケーブルで接続する。(カメラのランプは連続点灯)
  (3)「修復しますか?」の画面を閉じる。
 (4)「自動再生」の画面を閉じる。
 (5)カメラの電源ボタン(上から2番目)を短く押す。
 (6)「CameraViewer」を実行する。
 (7)「CameraViewer」ウィンドウの中のCamera IDを「0」にする。
 (8)「Run camera」をクリックする。
 (9)PCの画面にカメラの映像が表示されない場合、または、PC内蔵カメラの映像が表示される場合には、「Capture画像」を閉じる。
 (10)Camera IDの数を「1」増やして(8)に戻る。

 画像が表示されるまで、(8)~(10)のステップを繰り返す。
 当方の場合は、ID=1で画像が表示されましたが、環境によって変化するかもしれません。  

【Webカメラとして動作中の「キーレス型カメラ」】
7808camera


 バッテリなしでも動作しました。
 カメラをベランダに設置して、ローテータ付きアンテナの方向の確認ができるかもしれません。

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2018年8月 5日 (日)

315MHz付近をSDRPlay RSP2で受信してみました

 「電子キー(Keyless Entry)」ネタの続きです。
  というよりも、自分用のメモのようなものです。

 今までに得た情報から判断すると、電子キーに影響があったのは315MHz付近の比較的狭い周波数範囲のようです。

    我が国の電波の使用状況
    平成29年6月  総務省
    http://www.tele.soumu.go.jp/resource/search/myuse/use/ika.pdf

【315MHz付近の周波数割り当て】(上記URLから抜粋引用)

1313625mhz

 電波法施行規則に記載されている周波数範囲を確認してみました。

  電波法施行規則
  最終更新: 平成二十九年九月二十五日公布(平成二十九年総務省令第六十五号)改正
  http://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=325M50080000014&openerCode=1

------------抜粋--------------
(免許を要しない無線局)
第六条 
 4 法第四条第一項第三号の総務省令で定める無線局は、次に掲げるものとする。
  二 次に掲げる条件に適合するものであつて、総務大臣が別に告示する電波の型式及び空中線電力に適合するもの(以下「特定小電力無線局」という。)
  (1) テレメーター((2)に規定する医療用テレメーターを除く。)用、テレコントロール(電波を利用して遠隔地点における装置の機能を始動し、変更し、又は終止させることを目的とする信号の伝送をいう。)用及びデータ伝送(主に符号によつて処理される、又は処理された情報の伝送交換をいい、(3)に規定する体内植込型医療用データ伝送及び体内植込型医療用遠隔計測並びに(4)に規定する国際輸送用データ伝送を除く。)用で使用するものであつて、次に掲げる周波数の電波を使用するもの
   (一) 三一二MHzを超え三一五・二五MHz以下の周波数
   (二) 四一〇MHzを超え四三〇MHz以下の周波数
   (三) 四四〇MHzを超え四七〇MHz以下の周波数
   (四) 九一五MHzを超え九三〇MHz以下の周波数
   (五) 一、二一五MHzを超え一、二六〇MHz以下の周波数
------------------------- 

【電波法施行規則 第6条第4項第2号】
2


 「電子キー」や「キーレスエントリー」という用語は出てきませんが、第6条第4項第2号に記載の「テレコントロール(電波を利用して遠隔地点における装置の機能を始動し、変更し、又は終止させることを目的とする信号の伝送をいう。)用」というのが電子キーを意味しているようです。

 315MH帯の周波数は、「三一二MHzを超え三一五・二五MHz以下の周波数」となっています。
 一寸見にくいので、以下「312MHz~315.25MHz」とします。ただし、下端周波数は含みません。
 帯域は3.25MHz(=315.25-312)、中心周波数は313.625MHz(=312+3.25/2)となります。

 システムの詳細が良くわかりませんが、以下の資料に概略が説明されていました。

  サーキットデザイン
  特定小電力無線局315MHz帯テレメータ用、テレコントロール用及びデータ伝送用無線設備
  標準規格 ARIB STD-T93 1.0 版の概要
  http://www.circuitdesign.jp/jp/technical/technical_pdf/STD-93.pdf

 主用途として以下のものが挙げられています。
  ・タイヤ空気圧モニターシステム
  ・キーレスエントリーシステム

 空中線電力の規定がなんか微妙です。(歴史的な事情?)
  ・312MHz 超え315.05MHz 以下:等価等方輻射電力 250μW 以下
  ・315.05 超え315.25MHz 以下:等価等方輻射電力 25μW以下

 下記の別の資料に、現行の主なテレメーター・テレコントロールシステムの比較表があるのですが、315MHz(0.25mW)で通信距離が数100mというのは実績なのでしょうか?

  テレメーター・テレコントロールの高度利用に関する調査検討報告書
  平成28年1月
  テレメーター・テレコントロールの高度利用に関する調査検討会
  http://www.soumu.go.jp/main_content/000399925.pdf

【現行の主なテレメーター・テレコントロールシステム】
3

 概略が段々判ってきましたが、周波数割り当ての詳細はどうなっているのでしょうか?
 315MHz帯の帯域は、312MHz~315.25MHzということになっています。

 以下の資料に記載されている315MH帯の周波数(312.15MHz, 313.85MHz, 314.01MHz, 314.86MHz)はこの範囲に入っています。
  周波数の分布を見ると、所定の周波数セパレーションで複数のチャンネルが割り当てられているような感じです。周波数が近いところでは、測定周波数差が140kHz, 160kHzとなっているので、150kHzセパレーション?

 別の資料を見ると、CH01(313.075MHz)~CH20(314.975MHz)となっているので、100kHzセパレーションかと思っていたら、CH19がイレギュラーです。

  interplan
  IM315ソフトウェア取扱説明書
  https://www.interplan.co.jp/support/solution/IM315/manual/IM315_SW_manual.pdf

 あまり細かいところ突いても仕方がないので、どんな信号が飛んでいるのか実際に受信してみることにしました。
 アンテナは、144/430MHz用ホイップ、受信機はSDRPlay RSP2、表示アプリはSDRunoです。
  なお、最も近い駐車場は数十m離れています。

 画面を眺めながら信号が受信されるのを待っているのはしんどいので、SDRunoのウォーターフォールの表示期間を約30分にして、時々チェックしてみました。

【SDRuno Waterfall(30min)】
4a315mhz_waterfall_30min

  312MHz~315.25MHzの帯域内では、313MHz付近に一定周期で断続する信号見えます。
4btelemetric

 通常は、5秒周期で短いパルスが受信されますが、ときどき、この信号と相補的なタイミングで僅かに周波数が異なる弱い信号が受信されます。
 なんとなく双方向通信を行っているような感じですが、電子キーの挙動とは異なります。
 なお、帯域外の316~319MHzで結構色々な信号が見えますが、正体は判りません。

 電子キーの場合には、送信時間が非常に短いので、ウォーターフォールの流れる速度が遅いと見えない可能性があります。
 そこで表示区間を20秒程度にしてみました。

【SDRuno Waterfall(20sec)】
5315mhz_waterfall_20sec

6315mhz_waterfall_20sec

7315mhz_waterfall_20sec_2

  ノイズと信号の区別がつきにくいですが、 電子キーらしき信号が見えました。
 時間軸方向に伸びた信号と周波数方向に広がった信号が見えますが、後者が変調を受けた電子キーの信号でしょうか?
 自分が電子キーを持っていれば、実験してみるのですが、残念ながらありません。

 他人が使っているのを現認しながらチェックすれば、間違いないのかもしれませんが、極めて怪しげな挙動になってしまいます。

  スマートキーの弱点突く車盗難 微弱電波中継し解錠 :日本経済新聞
  2017/5/13 12:33
  https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG13H2M_T10C17A5CC0000/

  Tesla warns owners to protect against car thieves using key fobs
  Published:2018-08-01T19:45:46Z
  http://www.k5thehometeam.com/story/38789313/tesla-warns-owners-to-protect-against-car-thieves-using-key-fobs
  (relayattack対策の一例としてFaraday cageの話が出てきます)

 以下のような(怪しげな)製品も役に立つのでしょうか?
 
  315MHz Remote Control Jammer
  https://www.jammer-store.com/315mhz-car-remote-control-jammer.html
  "Works only with 433MHz frequency band"と書いてありますが・・・

 話が脱線してしまいましたが、「好奇心は災いの元 」と言われているので、今回はとりあえずここまでです。

 315MHz付近の信号をSDRで連続受信してIQ記録しておけば、突発的な受信の状態をあとでトレースできるかもしれません。

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2018年8月 1日 (水)

「2018 東急電車まつりin長津田」の応募は8月13日まで

  「2018 東急電車まつりin長津田」
  開催日時:2018年9月23日(日・祝) 10時~15 時
  http://www.tokyu.co.jp/railway/nagatuta2018/index.html

*2018_in



  一度行った事がありますが、そのときは後ろに別の予定が入っていたため、部品販売の列に並んでいる途中で時間切れになってしまいました。
 歳をとると、段々出かけるのが億劫になりますが、元気が残っていれば行くかもしれません。

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