上下逆挿しにしたらMDR-EX31BNのノイズキャンセル効果が改善されました(個人差あるかも?)
昔、米国映画「アパートの鍵貸します (The Apartment 1960) 」を見たときに、こんな大部屋みたいな職場では働きたくないと思っていましたが、時代の趨勢で 現在の仕事場はオープンオフィスになっています。
色々な観点からメリットがあるということで採用されているようですが、個人的にはあまり快適ではありません。
自分だけかと思っていたら、以下の記事によれば、オープンオフィスには課題もあるようです。
TechCrunch
オープンオフィスのスペースレイアウトは最悪ね…ハーバード大学の研究もそう言ってる
2018年7月14日
https://jp.techcrunch.com/2018/07/14/2018-07-13-yes-open-office-plans-are-the-worst/
PHILOSOPHICAL TRANSACTIONS OF THE ROYAL SOCIETY B
The impact of the ‘open’ workspace on human collaboration
Published 2 July 2018.
http://rstb.royalsocietypublishing.org/content/373/1753/20170239
Chicago Tribune
The open office plan is a disaster
February 20, 2018, 11:59 AM
http://www.chicagotribune.com/business/success/inc/tca-the-open-office-plan-is-backfiring-20180220-story.html
当方の場合には、自分に関係ない会話が耳に入ると結構気になります。
オープンオフィスでは、業務内容(部門)が全く異なる人が隣接することがあります。
昔だったら会議室で行うような打ち合わせを近くで長々とされると気が散って疲れます。
イヤホンで音楽を聴きながら仕事をしている人もいますが、音源の選択が面倒そうです。
当方の場合は、とりあえず外部の音が抑圧できればよいので、ノイズキャンセラの使用を検討しました。
製品レビューを見てみると、ノイズキャンセル機能を有するヘッドホン型の製品の評価が高いようですが、仕事場で装着するのは一寸抵抗があるし、お値段も結構します。
騒音防止専用や睡眠専用というイヤプラグもあるですが、たまに音楽を聴く機会もあるので、普通のノイズキャンセリングイヤホンを検討することにしました。
最近は色々なモデルが出て来たようですが、今回は仕事用ということで、それ程高価でなくて信頼できそうなものを選びました。
色々と迷いましたが、長期間売られている国内メーカ品で、評価も悪くないということで、ワイヤレスノイズキャンセリングステレオイヤーレシ-バーMDR-EX31BNを購入しました。
MDR-EX31BN:クイックスタートガイド
https://www.sony.jp/ServiceArea/impdf/pdf/44680800M-JP.pdf
MDR-EX31BN:リファレンスガイド
https://www.sony.jp/ServiceArea/impdf/pdf/44680810M-JP.pdf
MDR-EX31BN:取扱説明書
https://www.sony.jp/ServiceArea/impdf/manual/AEUJ1005MDR-EX31BN.html
(ヘルプガイドのご案内)
ヘルプガイド
https://helpguide.sony.net/mdr/ex31bn/v1/j/contents/contentslist.html
Startup Guide
https://www.sony-asia.com/electronics/support/res/manuals/4468/44680803M.pdf
Help Guide
https://docs.sony.com/release/MDREX31BN_guide_EN.pdf
初めてノイズキャンセリングイヤホンを買ったので、通常のイヤホンと異なる部分を見てみました。
【環境音集音用マイク】
【ノイズキャンセリング用5極プラグ】
普通のイヤホンを挿しても音は出ますが、環境音の情報が無いのでノイズキャンセリングは行われません。
最初は、デフォルトのMサイズのイヤピースを使用し、クイックスタートガイドの「付属のヘッドホンを装着する」の項に記載されている態様で装着し、AI NCを動作させたのですが、ノイズが減少している感じがしません。
【通常使用】
イヤピースをLサイズにしてみましたが、状況は変わりません。
失敗したかと一寸心配になりましたが、ノイズキャンセリングイヤホンの場合は、ベースとなるイヤホン自体の遮音性が重要であるということだったので、イヤホンと外耳道との密着性がよくなるように、イヤホンの上下を逆にして耳に挿してみました。
【逆挿し使用】
耳に対する圧迫感が少し強くなり、また、音楽を再生している場合は高域成分のレベルが下がりますが、ノイズキャンセル効果は格段に改善されました。
NCスイッチを入れて数秒すると、騒音がスーッと小さくなります。
仕事場で使ってみました。
向かい合った机の隣り合う二人が普通に会話している状態では、FMステレオの「L-R」復調出力を聞いているようなぼそぼそという小さな音になりました。(FX-102KではL-Rが耳で聞けました)
なお、ノイズキャンセル動作は、Bluetooth接続が前提となっているようで、レシーバ単体では5分程度で自動的に解除されてしまうので、音楽を聴かない場合でもBluetoothを接続しておく必要があります。
イヤホンを逆挿しにするとノイズキャンセル効果が改善されるのはいいのですが、イヤホンコードが耳から生えているように見えるので、一寸気になります。
とりあえず、応急措置として、上側に伸びるイヤホンコードをゴムブッシュで下側に折り返しましたが、イヤホンコードには無理な負荷がかかるので、もう少し考えて見る必要がありそうです。
【イヤホンコード折り返し】
なお、自分の場合は逆挿しで改善されましたが、耳の孔の形状は人によって違うので、効果無しや逆効果の場合があるかもしれません。
とりあえず、これで静かな環境で仕事が出来そうです。
青色申告で必要経費にするのを忘れないようにしなければ・・・
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