トランシーバ用PHSのバッテリ充電チェック
昔、実験用に何台かPHSを購入したことがあります。
使用端末のPHSサービスが終了してからは、トランシーバモードに設定して、アンテナの方向調整などに使っています。
たまにしか使わないので、いつの間に使えなくなっていることがあります。
使えないものを持っていても邪魔なので、断捨離(終活?)という訳ではありませんが、時々チェックして処分しています。
しばらくチェックをしていなかったので、久しぶりにバッテリの充電状態を確認してみました。
【充電開始時】
【12時間充電後】
充電の結果は以下の通りでした。
NTT Personal/DoCoMo
Sharp 312S(#1) △
Sharp 313S(#2) ○
Sharp 331S(#3) ×
Sharp 611S(#5) ○
Sharp 641S(#7) ○
DDI Pocket
Panasonic KX-PH33S(#1) ○
Kyocera PS-901(#2) ○
Toshiba DL-S100(#3) ○
Sanyo PHS-J70(#4) ×
○:トランシーバとして利用可能。
△:トランシーバとして利用可能であるが短時間で電源断。
×:充電不可。
なお、#はグループ内の内線番号です。番号が飛んでいるのは、既に処分した端末があるためです。
PHSの充電チェックのついでに、通話以外の機能(ワンセグ等)を目的として保管している端末、骨董的な端末(TACS/CDMA両用)、海外専用端末も合わせて調べてみました。
AU
Sanyo A5505SA (電話関連以外の機能はOK)
Sanyo W33SA (電話関連以外の機能はOK)
九州Cellular
Panasonic CD-10P (アナログ/デジタル両用は少し珍しいのではないかと思って、捨てきれずにいます。電源を入れて電話番番号を入力すると発呼動作らしき挙動をするのですが、当然通話は不可です。バッテリが相当に劣化していて数分で電源断となります。)
ATT
Samsung SGH-A157 (充電はOK。日本では確認できませんが、多分USで利用可。)
結局、悩まずに処分できるのは、PHSが2台ということで、あまり整理にはなりませんでした。
折角、PHSを充電したので、この機会にPHS(トランシーバモード)の電波を、SDRPlayとSDRunoの組み合わせで表示してみました。
発呼側が312S(内線1)、着呼側が313S(内線2)です。
前半は、応答不可能な端末の内線番号「3」を入力したときに、周波数を変更しながら相手局を探す様子です。周波数は、1896MHz付近です。
後半は、応答可能な端末の内線番号「2」を入力したときの接続動作の様子です。
ポータブル短波ラジオ程度の費用で、2GHz付近の信号が簡単に受信できるとは、便利な世の中になったものです。
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