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2019年2月 3日 (日)

WWVBをSDR.HU経由でリモート受信

 短波のWWV, WWVHは受信したことがありますが、長波のWWVB(60kHz)は受信したことがありません。
 WWVBがあるフォート・コリンズ(Fort Collins)から東京までは9000km以上あるし、JJYの九州局と周波数が同じなので、日本で受信できる可能性は極めて低いように思われます。
 
01_japanfort_collins
 
  ハワイであれば距離が近くなるし、JJYの影響も少なくなるので、受信できるかもしれないと思って何度が試してみましたが、WWVBは受信できたことはありません。
 
  2012年10月16日 (火)
  [HNL6]ホノルルで米国本土の標準電波WWVB(60kHz)の受信に挑戦しましたが・・・・
  http://kenshi.air-nifty.com/ks_memorandom/2012/10/hnl6wwvb60khz-f.html
 
  2017年2月18日 (土)
  JJY/WWVB受信失敗@ハワイ
  http://kenshi.air-nifty.com/ks_memorandom/2017/02/jjywwvb-7a42.html
 
  2018年12月22日 (土)
  ハワイでJJYのモールスを受信
  http://kenshi.air-nifty.com/ks_memorandom/2018/12/jjy-29ae.html
 
 ハワイであれば、運が良ければWWVBが受信できてもいいような気がしますが、もし60kHzでJJY以外の信号が受信できたとしても、それがWWVBであるという確証がありません。
  以下の資料によれば、位相変調信号自体がIDになっているようですが、素人が耳で聞いて判別できるようなものではありません。
 
  NIST
  Enhanced WWVB Broadcast Format
  November 6, 2013
  https://www.nist.gov/document/nist-enhanced-wwvb-broadcast-format-101-2013-11-06pdf
  "station identification becomes possible based on the many unique signatures in its new PM code, which distinguish it from other broadcasts. "
 
 もし耳で聞いて他の標準信号と区別ができるのであれば、それが一番簡単です。
 今までWWVBの録音は聞いたことがあるのですが、現在送信されている信号がどのようなものかをリアルタイムで聞いたことがありません。
 幸いなことに、現在では世界の各地に点在している他人の受信機(インターネット経由で公開されている)を遠隔操作して希望の周波数と復調モードで受信することが可能な場合があります。
 WWVBは長波なので、利用できる受信機は制限されますが、以下のサイトで紹介されている受信機の多くは長波が受信できるようです。
 
    SDR.HU
    https://sdr.hu/
"On sdr.hu, you can find SDR receivers that amateur radio operators shared, so you can listen to radio signals without even having to buy any SDR hardware! In fact, amateur radio is a great thing and also lets you experiment with transmitting on the air, by using various frequency bands and modulations."
 
 今回はWWVBの信号を受信したいので、地図でフォート・コリンズに近い受信機を探しました。
02_wwvb1
 

03_wwvb2
 

04_wwvb3
 

   Receivers on a map
   https://sdr.hu/map
 
05_sdrhu_fort_collins
 

   近くに4台受信機がありましたが、"Observatory"に惹かれて以下の受信機を使わせてもらいました。
 
  0-30 MHz SDR, Little Thompson Observatory - www.starkids.org |
  Berthoud, Colorado USA
  HFKiwiSDR v1.262
    http://w0air.ddns.net:8073/
 
  場所の特殊性が理由だと思われますが、WWVかWWVBが受信されていることが多いです。
 実際に60kHzをリモート受信してみました。
 さすがに強力に受信されています。
 タイムコードなので、基本的に1秒周期の信号なのですが、JJYのようにリズミカルではなくて、途中で躓きそうな感じです。
 大昔に学校の音楽の授業で聞いた" シンコペーテッド・クロック"を連想しました。
 
  Leroy Anderson - The Syncopated Clock - YouTube
  https://www.youtube.com/watch?v=CrpdQngwk2g
 
 聞いた印象がJJYとWWVBではかなり異なります。
 
 WWVBでは、ビットによって信号の立ち上がりのタイミング(可聴音の開始時点)が前後に移動するので、耳で聞いたときに違和感があるのかもしれません。 
 
  標準電波に関するQ&A - JJY - NICT
  Q タイムコード
  http://jjy.nict.go.jp/QandA/FAQ/jjy_qa.html#q12
  以下、上記URLから抜粋引用
------------------------------------------
  ・正しい秒の位置はJJYが電波(パルス)の立ち上がりでWWVBが電波(パルス)の立下りで表す
  ・各情報ビットの意味のあるなしは、JJYが電波の出ている時間(パルス幅)で表すのに対し、WWVBは電波の出ていない時間で表す等があります。
------------------------------------------
 
 聞いた感じはかなり異なるので、もし信号が受信できれば判別できそうです。
 ただし、WWVBも経費節減で廃止される可能性があるようなので、永久に受信できないかも・・・

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