ADS-B (DUMP1090)がV1.44になっていました
先日、ADS-B (DUMP1090) V1.43 (14TH MAR 2019)がリリースされたと思っていたら、もうV1.44になっていました。
ADS-B (DUMP1090) V1.44 (9TH APR 2019)
(All RSPs) - REQUIRES API/HW v3.03 install
http://sdrplay.com/software/SDRplay_ADS-B_Installer_1.44.exe
何が変わったのかよくわかりませんが、取り合えずインストールしてみました。
"Start dump 1090 in Std Perf interactive mode"に対応するコマンドスクリプト"start2I.cmd"の中身を調べてみました。
なお、"start2I.cmd"は、以下のフォルダの中にあります。
C:\Program Files (x86)\SDRplay\dump1090
以下、"start2I.cmd"の変遷です。
【v1.3】
title sdrplay_dump1090 V1.3 (2MHz mode Interactive)
.\sdrplay_dump1090.exe --dev-sdrplay --interactive --net --normal
【v1.43】
@echo off
title CTRL-C to EXIT - v1.43 Std Perf Interactive dump1090
.\DisableClose.exe
.\sdrplay_dump1090.exe --dev-sdrplay --interactive --net
pause
【v1.44】
@echo off
title CTRL-C to EXIT - v1.44 Std Perf Interactive dump1090
.\DisableClose.exe
.\sdrplay_dump1090.exe --dev-sdrplay --interactive --net
pause
コマンドスクリプト自体は、v1.43と同じようです。
v1.44をインストールしたら、以前追加した"--modeac"のコマンドが消えたので、編集で再度追加しました。
【コマンド追加版】
@echo off
title CTRL-C to EXIT - v1.44 Std Perf Interactive dump1090
.\DisableClose.exe
.\sdrplay_dump1090.exe --dev-sdrplay --interactive --net --modeac
pause
(1)v1.44 Std Perf Interactive dump1090(コマンド追加版)による表示
以前は、長時間動作させていると、表示枠が狭くなっていたり、動作が止まっていたりしていましたが、この現象は少なくなったような気がします。
なお、当方の環境(ThinkPad X250 Windows 10 64bit Pro)では、High Perf interactive modeで、RSSIが-50dBに固定される現象は同じでした。
ついでに、adsbSCOPE 2.7で航空機の位置を表示してみました。
(2)adsbSCOPE 2.7(全体)
午前0時から約8時間分(画像右下にTime:07:46:55の表示)の記録データです。
(3)adsbSCOPE 2.7(地図)
半径150km程度は受信できているようです。
(4)adsbSCOPE 2.7(東京湾上空)
離陸時は3000ft以上にならないと表示されませんが、着陸時は2000ft程度まで表示されます。
(5)adsbSCOPE 2.7(Big Table)
"other"の中にあるBig TableをICAOでソートするとAE****の飛行データ(部分的)がすぐにわかります。
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