« 来週の土曜(8/17)は米海軍厚木航空施設 盆踊り2019 | トップページ | 遅まきながらAmazon Echoで"Open the pod bay doors"を試してみました »

2019年8月11日 (日)

PPP WizLite (Dynamic Mode)テスト@小田急小田原線

   高精度測位ができるかもしれないということで、Huawei P10とPPP WizLiteの組み合わせで色々試しています。
 Static Modeの場合には、時間をかければ1~3mの範囲まで収束することは判りましたが、Dynamic Modeでの効果がよく判りません。
 市街地を歩いているときに、Static ModeをDynamic Modeに切り替えて使用したことがあるのですが、測位精度が改善されるような感じはありませんでした。

 先日、小田急小田原線で相模川を通過する機会があったので、橋の上であれば車内であってもある程度受信環境は良いであろうと考えて、測位テストをしてみることにしました。
 ついでに、相模川通過後も、しばらく測位を続けました。

 測位条件
  測位場所:小田急小田原線 本厚木→(相模川)→厚木→海老名→座間→相武台前 
       各停新宿行き最後部車両(シートに座ってスマホを手に持った状態)
  使用スマホ:Huawei P10
  測位アプリ:PPP WizLite
  動画キャプチャアプリ:Huawei P10の「スクリーン録画」(内部マイクにより音声を同時に記録しましたが、映像と音声のタイミングがずれている場合がありました)


【測位結果】

 最初の方でもたもたしているのは、測位モードが本当にDynamicになっているのかどうかを確認するのに手間取ったためです。
 
 本厚木駅の構内に停車中の電車の車内で測位を開始しました。
 開始直後の未補正状態(Corrections status, Ephemeris status, SBASが全部赤ランプ)では、数値は約9m(11 sats)でした。
"RUN"ボタンを押して補正を開始させると、全部のランプがすぐに緑になりました。この時点では数値は表示されていません。
 補正開始から約10秒後に約18m(8 sats)の表示が出ました。
 その後、約11m(13 sats)まで数値が減少しましたが、その後は増加して、発車時には約15m(13 sats)になっていました。
 発車直後に、数値が約10m(14 sats)まで数値が減少していますが、これはプラットフォームの屋根の影響がなくなったからかと思ったのですが、相模川に近づくにつれて、徐々に大きくなって約16m(14 sats)まで増加し、その後、相模川に近づくと再度減少しています。
 この区間は周囲に高いビルが多かったので、遮蔽とマルチパスの影響があったのかもしれません。
 相模川を通過するときに数値が大幅に減少するかと期待したのですが、約14m(11 sats)程度にしかなりませんでした。
 相模川を通過してすぐに厚木駅に停車するのですが、画面ではまだ移動中なのに開扉のチャイムが聞こえます。
 測位結果の表示は慣性(?)を持っていることがあるので、そのためなのか、あるいはリップシンクの問題なのかよく判りません。

 厚木駅から海老名駅の間は、9~11m(11~14 sats)という感じでした。
 
 海老名駅に隣接して海老名検車区があるので、ロマンスカーをキャプチャしようと思って地図をスクロールして拡大したのですが、自動的に測位位置にセンタリングされてしまって、目的位置を表示させることができませんでした。
 Static Modeでは自由に地図をスクロールできるのですが、Dynamic Modeの場合には自動的にセンタリングが行われるようです。

 海老名駅を出発すると、徐々に誤差円(?)の中心が線路から離れてきて、最大で西側に民家7~8軒分程度ずれていました。
 ざっと見て、30~40m離れているように見えましたが、数値は20m前後でした。
 誤差円の外周も線路から大きく外れています。
 Googleの地図の座標が正確でない可能性がありますが、下記の記事によれば、正確度は数m程度であるようなので、地図の誤差を考慮しても外れ過ぎのような気がします。

 How accurate are longitude and latitude in Google Maps?
 September 15, 2016 by Tammy Tengs
 http://buyingandsellingland.com/how-accurate-are-longitude-and-latitude-in-google-maps/
 
 PPP WizLiteの表示ランプは三つとも緑なので、補正は正常に行われているということだと思いますが、実際の測位結果を見ると、普通のGNSS(GPS)よりも調子が悪いです。

 不思議なことに、座間駅に到着すると、誤差円は東側に移動を開始し、県道407号を横切って、線路上に位置しました。
 この時の数値は約10m(13 sats)になっていました。
 捕捉衛星数が増えたので測位精度が改善されたのかと思ったのですが、東側に移動を開始する前は14 satsだったので、衛星数との関係は薄そうです。
 たまたまこのタイミングで補正演算が正常に行われるようになった???

 座間駅から相武台前の間は、測位位置(誤差円の中心)はほぼ線路上にあり、数値は約10m(13 sats)で安定していました。

 今回の測位結果を見る限りでは、高精度測位とは言えないような感じがしますが、測位精度には多くの条件が関係するので、今回は高精度測位に適した受信条件ではなかったのかもしれません。
 走行中の電車内では無理?

 

|

« 来週の土曜(8/17)は米海軍厚木航空施設 盆踊り2019 | トップページ | 遅まきながらAmazon Echoで"Open the pod bay doors"を試してみました »

GPS」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 来週の土曜(8/17)は米海軍厚木航空施設 盆踊り2019 | トップページ | 遅まきながらAmazon Echoで"Open the pod bay doors"を試してみました »