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2019年9月28日 (土)

GalileoPVTテスト(秋葉原→浜松町)

 下記の記事で紹介されていた"GalileoPVT"というアプリが面白そうです。

  Training and Outreach with Galileo App Competition for Smartphones
      http://www.unoosa.org/documents/pdf/icg/2018/icg13/21.pdf

 GNSSのRAWデータが利用できるスマホを対象としたアプリのようです。

  GalileoPVT - Google Play のアプリ
  https://play.google.com/store/apps/details?id=esa.estec.galileo.galileopvt&hl=ja
      "Tested with the Samsung Galaxy S8+, Huawei P10 and Xiaomi Mi8. "

  更新日:2019年9月14日
  サイズ:22M
  インストール:10,000+
  現在のバージョン:0.56
  Android 要件:7.0 以上
  提供元:ESA

 以下の資料に、割と詳しい説明がありました。

  Introducing the Galileo PVT App: from Assisted GNSS to NeQuick model in Android
  Paolo Crosta, Tim Watterton
  30/05/2018
  https://www.gsa.europa.eu/sites/default/files/expo/paolo_crosta_esa.pdf

 NeQuickという用語を初めて知ったのですが、下記の資料によれば、「NeQuick モデルは、欧州の GALILEO がリアルタイムの電離層補正モデルとして使うことになっている手法である。」とのことです。

  一周波の疑似距離単独測位を用いた電離層モデルに関する研究
   https://oacis.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=1028&item_no=1&attribute_id=20&file_no=1

 理屈はよく理解していませんが、"NeQuick model"の話が出てくるということは、電離層誤差が補正できるのかもしれません。
先日中古を購入したHuawei P10は、このアプリに対応しているようなので、とりあえずインストールしてみました。

 

【(01)GalileoPVT_STATS_SIGNALS】
01galileopvt_stats_signals


【(02)GalileoPVT_Satellite table info】
02galileopvt_satellite-table-info


【(03)GalileoPVT_STATS_DATA】
03galileopvt_stats_data


【(04)GalileoPVT_MAP】
04galileopvt_map


【(05)GalileoPVT_Menu】
05galileopvt_menu


【(06)GalileoPVT_Define custum PVT】
06galileopvt_define-custum-pvt_20190928235201


【(07)GalileoPVT_General setting】
07galileopvt_general-setting


【(08)GalileoPVT_How to use】
08galileopvt_how-to-use


【(09)GalileoPVT_About】
09galileopvt_about


【(10)GalileoPVT_AR】
10galileopvt_ar


【(11)GalileoPVT_Log_RAW】
11galileopvt_log_raw


【(12)GalileoPVT_Log_NMEA】
12galileopvt_log_nmea


【(13)RTKLIB_RTKPLOT】(NMEAデータ)
TR技2019.10付録のDVD-ROM利用)

13rtkplot

 

  京浜東北線で測挙位テストをしてみましたが、アプリの動作によく分からない部分があります。

【GalileoPVTテスト(秋葉原→浜松町)】

 GPS系がfixすると赤ドットが表示されるので、赤ドットがGPSによる測位位置を表示していると思われます。が、青ドットはGalileo系がfixしていなくても表示されるので、意味がよく分かりません。
 青ドットはネットワーク経由の測位情報かと思ったのですが、fix無しの状態で、電話回線、Wi-Fi、Bluetoothをオフにしても位置が表示されていました。不思議です。
 青ドットはWi-Fiによる測位位置のようです。

 都心のビル街を走行する電車内の測位なので、受信条件は非常に悪いです。
 GPSの測位結果が非常に乱れていますが、平均化処理をせずに瞬時値をそのまま表示しているような感じです。
 最後に表示された赤ドットを基準にして地図がセンタリングされるので、地図がゆらゆら揺れて船酔いしそうな感じがします。

   英語版のアプリのREVIEWSには、現在のバージョン0.56は調子が悪いような書き込みがあったので、そのうち改善されるかもしれません。

  GalileoPVT - Apps on Google Play
  https://play.google.com/store/apps/details?id=esa.estec.galileo.galileopvt&hl=en_US

 
  なお、電離層誤差の補正の効果を確認するためには、周囲が開けた場所で静かに測位する必要があるのかもしれません。

 

 

【番外(その1)】
21galileopvt_game1

22galileopvt_game2
  英語版のアプリのREVIEWSにゲームの話が出てきます。


 

【番外(その2)】(左クリックでアニメ開始)
Galileopvt_spacepod_gif_20190928232401
 どこかで見たことがあるようなスペースポッドが・・・

 

 

【関連内部リンク】
2008年8月16日 (土)
Place Engineによる山手線一周の測位軌跡を動画で撮影してみました
http://kenshi.air-nifty.com/ks_memorandom/2008/08/place_engine_a848.html

2009年12月16日 (水)
山手線を一周してm-241cを使ってみました
http://kenshi.air-nifty.com/ks_memorandom/2009/12/m-241c-1515.html

 

 

 

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2019年9月23日 (月)

Alexaが歌う "Daisy Bell"(スローダウン版)

  時々思い出したようにHAL9000ネタです。

  以前、Amazon Echoの Alexaが話速可変になったということで、映画「2001年宇宙の旅」の真似をして、"Daisy Bell"をAlexaに低速で歌わせようと考えたのですが、適当なアプリを見つけることが出来ませんでした。
 映像と同期して音声を低速化することができ、かつ、コンテンツの途中で速度を切り替えることができるというのは、注文が細かすぎるかもしれません。

 少し前に中古で購入したHuawei P10は、カメラの機能が色々あって「スロー」のモードもあります。
 4倍速(120fps)での撮影が可能なようです。
 実際に使ってみると、映像と音声の変化が同期しています。
 また、スローで表示す区間を撮影後に指定できます。
 機能的には希望条件を満足しているようなので、HAL9000(3号機)の自我補強ユニットを抜き出しているときの情景を真似してみました。

【 (SIGNET-451-E6625-175)から抜粋引用】
Hal9000-no3-signet451e6625175

 

【Alexaが歌う "Daisy Bell"(スローダウン版)】

 Computer(Alexa)がゆっくり歌っている訳ではなくて、Amazon Echo Show 5の画面をHuawei P10のカメラのスローモードで撮影し、さらにHuawei P10の画面を別のデジカメで動画撮影したものです。
 後処理で後半を遅くしているので反則気味ですが、それらしい雰囲気が一寸は出ているかも・・・

 

【参考外部リンク】
Hal 9000 sings Daisy

 

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2019年9月19日 (木)

Rinex ONで見た各国の測位衛星(GIFアニメ 6H)

  以前、rinex ONで各国の測位衛星の受信状態をキャプチャしたことがあるのですが、時々刻々変化する受信状態の或る瞬間を切り出した静止画では、信号変化の雰囲気が判りにくいです。
 今回は、6時間分の受信状態をGIFアニメ化してみました。
 受信条件は以下の通りです。

 場所:2F北側窓の隙間
 スマホ:Huawei P10
  アプリ:Rinex ON
 期間:2019.09.10 09:00-15:00 JST (6H)

【Rinex ONで見た各国の測位衛星】(左クリックでアニメーション開始)
Rinex-onh


  受信環境が悪いので、全体的に信号レベルが低いですが、左からGPS, GLONASS, QZSS(ブランク), BeiDou, Galileoです。

   GPSとBeiDouを比べると、受信衛星の数は大体同じ程度のことが多いですが、信号の強さと安定度はGPSの方が勝っている感じです。
 Huawei P10とRinex ONの組み合わせの場合は、処理可能な衛星数の最大数が32個のようです。
 

 どのような基準で32個の衛星を選んでいるでしょうか?
 表示画面を見ていると、Galileoが冷遇されているように見えますが、気のせい?

 

【2019.09.20追記】
 タイミングによっては、Galileoが沢山表示されているときもあるので、衛星の位置と健康状態次第ということでしょうか?

Screenshot_20190920_172356_com.eu.nsl.rinexON
Screenshot_20190920_172356_comeunslrinex

Screenshot_20190920_172407_com.eu.nsl.rinexON
Screenshot_20190920_172407_comeunslrinex

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2019年9月16日 (月)

100均の可変色LED照明付きUSBケーブル

 最近、手元の端末のUSBコネクタがType-Cのものが増えてきたので、近所の100均(DAISO)に対応ケーブルを買いに行きました。
 色々な種類のものがありましたが、一寸毛色の変わったものとして、LED照明付きのものがありました。
 当方は、割と光もの系のアクセサリに興味があるので、どのようなものかと思って5個買ってきました。
 商品の名前は「光るケーブル タイプC、50cm」でした。

【光るケーブル(パッケージ)】
Photo_20190916074501


 パッケージの説明によれば、「レッド、グリーン、ブルー、イエロー、ライトブルー、パープル、ホワイトがグラデーションになって変化します。」と書いてあります。

 実際に使ってみました。

【PCとスマホを接続】
Pc

 目障りになる位に明るいです。

 ケーブルの両端のコネクタ部分にそれぞれ可変色LEDが埋め込まれているようです、
 100円の商品に可変色LEDが2個というのは贅沢な設計!?

 電圧供給直後は、両端のLEDは同期して色が変化しますが、そのうちに徐々に同期がずれてきます。
 約40秒で色が一巡するようです。

 色の変換の様子をタイムラプスで撮ってみました。
 撮影には、Huawei P10のカメラの「コマ抜き」機能を使用しました。

【LEDの色の変化(15倍速)】

 

 各ケーブルで色変化のタイミングが微妙に異なるので、虹の光が流れているように見えないこともありません。

USBケーブルが沢山あるとコネクタの位置が判りにくくなるので、そんな場合には役に立つかもしれません。

【ACアダプタとスマホを接続】
Ac  

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2019年9月11日 (水)

Amazon Echoの Alexaが可変話速に

  ネットニュースで以下の記事を見かけました。

  Alexa、ゆっくり話せるようになる。「アレクサ、普通の速度でしゃべって」
  2019年9月11日 11:55
  https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1206600.html

 部屋にあるAmazon Echo Show 5で試してみようと思いましたが、英語版に設定していたので、そのままテストしました。
 なお、英語版は8月初めに可変話速に対応していたようです。

  Listen to Amazon Alexa speed-reading
  Published Wed, Aug 7 2019
  https://www.cnbc.com/2019/08/07/how-to-make-amazon-alexa-talk-slower-or-faster.html

【Amazon Echo Show 5で変速再生】

 Alexaは結構早口で、英語を聞き取れないことが多いので、少し分かり易くなるかもしれません。


映 画「2001年宇宙の旅」の真似をして、"Daisy Bell"をAlexaに低速で歌わせようと考えたのですが、一寸難しそうです。

Daisy-bell-by-alexa

 

 

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2019年9月 8日 (日)

北斗(BeiDou. Compass, BDS)は日本でも優勢か?

 以下の記事の中に主要都市における測位衛星数のグラフがあります。

  NIKKEI ASIAN REVIEW
  China's version of GPS now has more satellites than US original
  August 19, 2019 18:03 JST
  https://asia.nikkei.com/Business/China-tech/China-s-version-of-GPS-now-has-more-satellites-than-US-original

 このグラフによれば、日本では、BeiDou 22対GPS 15 程度になっています。
 日本でもBeiDouがかなり優勢な印象を受けます。
 ソースは、Trimble GNSS Planning Onlineのようです。

  Trimble GNSS Planning
  https://www.gnssplanning.com/#/settings
 
 このサイトで東京での衛星数をみると、どの時間帯でもBeiDouが優勢です。

【GPS vs DeiDou (Trimble GNSS Planning)】
Gps-vs-deidou-trimble-gnss-planning


 自分の実感とは一寸異なります。
 実際にスマホ(Huawei P10)で受信している感じでは、測位に有効な衛星の数が、GPSよりもBeiDouの方が多くなったことはあまりありません。

 実際の受信状態はどうなの? ということで、Trimble GNSS Planningと同時刻のデータで、U-blox 8とu-centerの組み合わせによる受信状態を調べてみました。

【GPS vs DeiDou (U-blox 8_u-center)】
Gps-vs-deidou-ucenter

           GPS  BeiDou
 旗の数         12   14
カラーコード(緑)     6    6


【Color-coding scheme for the docking windows and sky view】
Colorcoding-scheme-for-the-docking-windo
(以下の資料から抜粋引用)
u-center User Guide
https://www.u-blox.com/sites/default/files/u-center_UserGuide_%28UBX-13005250%29.pdf


BeiDouの方が旗の数(可視衛星数?)は多いですが、測位に使用できる衛星の数は同じです。


 U-centerで衛星のQi(signal quality indicator)を見てみました。(2019/09/08 07:05JST)
  Qiは信号の品質を示すパラメータで、7が最大値です。

    u-blox Production Test Information For u-blox 6 / 7 / 8 / M8 GNSS modules
    Application Note
    https://www.u-blox.com/sites/default/files/ublox-ProductionTestInformation_AppNote_%28UBX-16028014%29.pdf

(以下、上記URLから抜粋引用)
---------------------------------
Verify that the signal quality indicator reported in the UBX-NAV-SVINFO or UBX-NAV-SAT message (shown
in u-center in the figure below as the “Qi” column), remains at a value of 7 for between 30 seconds and
one minute. This confirms that the phase noise of the module’s clock oscillator is acceptable and the receiver
can decode data in the received signals.
---------------------------------

【U-center UBX-NAV-SAT】(左クリックで拡大表示)
Ucenter-ubxnavsat


         GPS      BeiDou
衛星(SV)数         13        16
NAV(Yes)            8         9
Qi(level_7)         8         0
Healthy(Yes)     12        12


 BeiDouでは、Qi(level_7)=0 となっていますが、これは地理的要因が関係しているのでしょうか?
 BeiDouが受信できるはずなのに受信できないということが結構あるので、大体実感と一致しています。
 場合によっては、可視衛星数が多くても測位に利用できる衛星の数が多いとは限らないということかもしれません。

 日本国内でBeiDouシステムを単独で利用することはあまり考えられないので、測位に利用できる衛星の数が増えたと考えればいいかも・・・

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2019年9月 7日 (土)

北斗(BeiDou, Compass, BDS)の双方向通信

 中国の測位衛星である北斗(BeiDou. Compass, BDS)の専用端末は、双方向通信ができるようですが、情報が少ないので、どうも具体的なイメージが湧きません。

 以前、簡単に調べたことがあるのですが、よく判りませんでした。

  2011年12月28日 (水)
  中国版GPSはショートメッセージ機能付きだそうです
  http://kenshi.air-nifty.com/ks_memorandom/2011/12/post-0d65.html


 現在ではシステムがバージョンアップされてBeiDou-3となっており、双方向通信に関しては、BeiDou-2に比べて機能が拡張されているようです。

  spacetecASIA
  China launches more BeiDou-3 satellites with search and rescue capabilities
  September 21, 2018
  http://www.spacetechasia.com/china-launches-more-beidou-3-satellites-with-search-and-rescue-capabilities/

(以下、上記URLから抜粋引用)
-------------------------------------------------
The overall BeiDou-3M system, with an improved Short Message Service (SMS) compared to the earlier BeiDou-2 system, is designed for SMS, location report, and emergency search and rescue. In addition, these satellites will also collect data on space weather.
-------------------------------------------------

 この記事だけでは、どの程度改善されたのかよく判りません。
 関連情報を探していたら、以下の資料がありました。

  我国成功发射北斗三号系统首颗地球静止轨道卫星
  2018-11-02 01:31:53 来源: 新华网
  http://www.xinhuanet.com/tech/2018-11/02/c_1123649981.htm

(以下、上記URLから抜粋引用)
-------------------------------------------------
杨长风表示,短报文服务在全面兼容北斗二号短报文服务基础上,容量提升10倍,用户机发射功率降低10倍,能力大幅提升。“此外,这颗卫星还将提供星基增强服务,按照国际民航标准提供更高精度、更高完好性的导航服务。”
-------------------------------------------------
[Google翻訳]
Yang Changfengは、ショートメッセージサービスはBeidou IIショートメッセージサービスの完全な互換性に基づいており、容量が10倍に増加し、ユーザーマシンの送信電力が10倍に減少し、機能が大幅に向上したと述べました。 「さらに、衛星は衛星ベースのエンハンスメントサービスも提供し、国際民間航空規格に準拠した高精度、高精度のナビゲーションサービスを提供します。」
-------------------------------------------------

 10倍と言われても、具体的な数値が判らないと判断ができません。
 更に探してみたら、以下のような資料がありました。

  每日頭條
  報告稱:2020年中國衛星導航產業規模將超過4000億元
  (Google翻訳:報告書によると、中国の衛星航行産業は2020年に4,000億元を超える)
  2019-05-22 由 福建閩南網 發表于資訊
  https://kknews.cc/news/jkajknp.html

(以下、上記URLから抜粋引用翻訳)
-------------------------------------------------
[Google翻訳]
 中国の報道機関、北京、5月22日、中国の衛星航法システム管理局長のCheng Chengqiは、22日、北京で北斗衛星航法システム(2019)の建設と開発に関する報告書を発表した。報告書は、2020年までに中国の衛星航法産業の規模が4,000億元(RMB、以下同じ)を超え、北斗衛星航法システムが3,000億元以上の市場シェアを占めることを示しています。
 報告書によれば、2019年4月現在、中国には620万台以上の運行車両、中国には30,000台の郵便車両と急行列車、36の都市に約80,000台のバス、3,200台以上の内陸ナビゲーション施設、2,900台以上の海上ナビゲーション施設がありました。北斗システムが適用されています。中国は、車両を運転するための世界最大の動的監視システムを構築し、管理効率と道路輸送の安全性を効果的に向上させました。
 災害の軽減と救援の観点から、中国は省庁、省、都市(郡)向けに3レベルのプラットフォームを構築し、レベル6のビジネスアプリケーションを達成し、45,000以上の北斗ターミナルを促進しています。被災地は、北斗ショートメッセージ機能を使用して、災害の場所、突然の災害情報、災害地域の救助情報をタイムリーに報告します。すべてのレベルの民事部門は、北投ターミナルを使用して、災害救援物資の問い合わせ、管理、監視を実施し、国家災害救援物資の管理と輸送のレベルを大幅に改善しました。
 レポートによると、Beidou衛星ナビゲーションシステムは世界中のユーザーにナビゲーションと測位のタイムサービスを提供し続け、空間信号の精度は0.5メートルよりも良くなり、全体的なパフォーマンスはさらに向上します。
 Beidou衛星ナビゲーションシステムは、中国および周辺地域向けに地域のショートメッセージ通信サービスを提供し、容量は10倍になります。1つのメッセージの長さは1000文字に達し、ユーザーマシンの送信電力は3Wに減少します。さらに、Beidou衛星ナビゲーションシステムは、14のMEO衛星を介して、40の漢字の単一の通信機能を使用して、グローバルなユーザーにグローバルなショートメッセージ通信トライアルサービスを提供します。
 レポートは、2019年4月に中国が北斗第3システムの最初のIGSO衛星を打ち上げ、5月に北斗第2システムの最後のバックアップ衛星GEO-8を打ち上げたと述べています。現在、北斗システムには、18の北斗-2衛星と20の北斗-3衛星を含む合計38の軌道衛星があり、これらが一緒になって世界中のユーザーにサービスを提供しています。
 今年、中国は6-8台の北斗3衛星を打ち上げ、来年2-4台の北斗3衛星を打ち上げる予定で、2020年末までに北斗3システムは完全に完成します。 (郭チャオカイ)
-------------------------------------------------

 SMSに関しては、最大文字数が1000文字に増加し、ユーザ端末の送信出力が3Wに低減されるということのようです。
 なお、SMSサービスはリジョナル版とグローバル版に分かれており、上記の10倍の話はリジョナル版に限られるようです。

 SMSの周波数はどのようになっているのかと思っていたら、以下の資料のp.23の「グローバルBeiDou (BeiDou-3)」に説明がありました。

  GNSS - 衛星測位利用推進センター
  http://www.eiseisokui.or.jp/media/pdf/news/180620-01.pdf

(以下、上記URLから抜粋引用)
-------------------------------------------------
  Service type       Signal frequency    Satellite

  リジョナルショート    L(inbound),S(outbound)  3GEO
  メッセージ通信サービス
  グローバルショート    L(uplink),B2b(downlink)  14MEO
  メッセージ通信サービス
-------------------------------------------------

 なんとなく全体のシステムの概要が判ってきましたが、壮大なプロジェクトのようです。
 

 

 下記の資料にある主要国における測位衛星数のグラフを見るとBeiDouの方がGPS(Navstar)よりもかなり優勢です。

  NIKKEI ASIAN REVIEW
  China tech
  China's version of GPS now has more satellites than US original
  August 19, 2019 18:03 JST
  https://asia.nikkei.com/Business/China-tech/China-s-version-of-GPS-now-has-more-satellites-than-US-original

 日本のデータでは、22対15程度になっていますが、実際に受信してみるといい勝負という感じがします。
Gps-vs-deidou


【参考外部リンク】
 Development of the BeiDou Navigation Satellite System
 http://www.beidou.gov.cn/xt/gfxz/201812/P020190117356387956569.pdf

 Beidou 3 (Compass Navigation Satellite System)
 http://spaceflight101.com/spacecraft/beidou-3/

 维基百科,自由的百科全书
 北斗卫星导航系统
  https://zh.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%96%97%E5%8D%AB%E6%98%9F%E5%AF%BC%E8%88%AA%E7%B3%BB%E7%BB%9F

 敲黑板、划重点!走向世界的北斗三号系统服务
 来源:北斗网 | 2019-05-21
 http://m.beidou.gov.cn/zy/kpyd/201905/t20190522_18117.html

 北斗衛星能發簡訊嗎?
 2017-11-16 由 科技二咖 發表于資訊
 https://kknews.cc/news/v88ezzq.html

 北斗衛星導航系統終端介紹
 2016-03-01 由 北斗圈 發表于資訊
 https://kknews.cc/news/38z3kx8.html

 CN202916443U
 Beidou satellite SMS emergency system
 https://patents.google.com/patent/CN202916443U/en
 https://patentimages.storage.googleapis.com/12/92/69/ab94bf7532e9ab/CN202916443U.pdf
 (実際のシステムに対応しているとは限りません)

 北斗盒子
 http://www.beidouhezi.com/pc/secondbox.html

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2019年9月 4日 (水)

BeiDouベースのSpoofing特許かと思いましたが・・・

 素人無銭家の好奇心で、中国の測位衛星である北斗(BeiDou. BDS, Compass, CNSS)の資料を探していたら、一寸気になる名称の以下の中国公開特許を見かけました。

  CN101221233A
  Fake satellite positioning system and its measuring method based on Beidou satellite
  https://patents.google.com/patent/CN101221233A/en

  Fake という単語からSpoofingを連想してしまいました。

Cn101221233a


 以下の記事には、BeiDouによるジャミングの可能性について付言されています。

  NIKKEI ASIAN REVIEW
  China tech
  China's version of GPS now has more satellites than US original
  August 19, 2019 18:03 JST
  https://asia.nikkei.com/Business/China-tech/China-s-version-of-GPS-now-has-more-satellites-than-US-original
(以下、上記URLから抜粋引用)
--------------------------------------------------
When using BeiDou for car navigation, the receiver could theoretically transmit the car's location to a satellite in orbit, said Dean Cheng, a senior research fellow at the Heritage Foundation in Washington. He also believes Chinese satellites can jam signals in specific areas. The U.S. government is worried that such capabilities could be used in cyberattacks.
--------------------------------------------------

 日本語の記事(ソースは有料なのでコピーを参照)では、"He also believes Chinese satellites can jam signals in specific areas."の部分が「特定地域で信号を狂わせることも可能という。」となっていると思われますが、スプーフィングではなくてジャミングなら、狂わせる(意図的に座標を偽装する)というよりも、座標取得を不可能(困難)にするということかもしれません。

  GPSはじめ他国の測位衛星が使用不可能になるケース
  (論点1-2)に関する考え方
  平成2 2 年1 2 月2 7 日
  内閣官房宇宙開発戦略本部事務局
  https://www.kantei.go.jp/jp/singi/utyuu/QZSkaihatsu/dai1/siryou4.pdf

 

 公開特許の話に戻りますが、要約をざっと見てみました。

-----------------------------------------
Fake satellite positioning system and its measuring method based on Beidou satellite
Abstract
The invention discloses a pseudo satellite location system based on the compass satellite navigation and a measurement method thereof; the pseudo satellite location system comprises two orbiting compass satellites, a pseudo satellite main station, a plurality of pseudo satellite slave stations and a user receiver. The pseudo satellite location system revises the time difference of the pseudosateilite slave stations through the high-precision time synchronization of the pseudo satellite main station and the compass satellites, and the user receiver can not only implement active location in the China compass system, but also can receive pseudo satellite signal for constructing a multi-satellite location. The method can implement the revision of the compass satellite signal, the improvement of the geometric figure distribution of the compass satellites, as well as the dynamical and three-dimensional location with high precision which is carried out by combining the pseudo satellites with the China compass navigation satellite, and simultaneously the method is also an important method for evaluating the location performance of the China compass system.
-----------------------------------------
[Google翻訳]
偽衛星測位システムと北斗衛星に基づくその測定方法
抽象
本発明は、コンパス衛星航法に基づく擬似衛星位置特定システムおよびその測定方法を開示する。擬似衛星位置特定システムは、2つの軌道周回コンパス衛星、擬似衛星主局、複数の擬似衛星スレーブ局、およびユーザー受信機を含む。擬似衛星位置システムは、擬似衛星主局とコンパス衛星の高精度時間同期を通じて擬似衛星子局の時差を修正し、ユーザー受信機は中国のコンパスシステムでアクティブな位置を実装できるだけでなく、マルチ衛星の位置を構築するための擬似衛星信号を受信できます。この方法は、コンパス衛星信号の修正、コンパス衛星の幾何学的図形分布の改善、ならびに擬似衛星を中国コンパスと組み合わせることにより実行される高精度の動的および3次元位置を実装できます。航法衛星、および同時にこの方法は、中国のコンパスシステムの位置性能を評価するための重要な方法でもあります。
-----------------------------------------

 "Fake satellite"という単語に反応してしまいましたが、別の場所では"pseudo satellite"という表現になっています。
 内容はほとんど理解していませんが、時刻情報を操作して仮想衛星を構築するということでしょうか?
 擬似的に衛星の数を増やして測位精度を上げる?
 時間軸を操作するのであれば、なんでもできるかも・・・

 公報がダウンロードできるようなので、図面を眺めて想像してみます。

  公報PDF
  https://patentimages.storage.googleapis.com/9f/e4/7d/86b71068df53d1/CN101221233A.pdf

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