Huawei P10の膨張バッテリを半額有償交換しました
最近、Huawei P10のGNSS受信特性が急に悪くなりました。
スマホとしては、通話用のKyocera BASIO 3とGNSS/データ用のHuawei P10を使っていますが、充電時には2台を並べてGNSS受信状態にして窓際に置いています。
普通は、それぞれのスマホで表示される衛星の数は、全体的に見るHuawei P10の方が多いのですが、最近Huawei P10に表示される衛星の数が急に1/3程度に減ってしまいました。
原因がよく判らなかったのですが、ケースをよく見ると、裏蓋が少し浮いており、表示部との間に小さな隙間ができています。
たまにズボンの後ポケットにスマホを入れることがあるので、座ったときに無理な力が加わって変形したのかと思いました。
しかし、次の日にHuawei P10のケ-スを見ると、隙間が大きく拡大しており、本体の厚みが1.5倍位になっています。
裏蓋を指で触ってみると、中央部分が外側に凸の状態になっています。
また、蛍光灯の写り込みで確認してみると、液晶面も外側に凸に変形しています。
状況から判断して、バッテリの膨張と考えてよいようです。また、膨張は進行中のような感じです。
Huawei P10は機内で使用する予定があるのですが、このままでは恐ろしくて機内に持ち込めません。預けるのはもっと危険だと思われます。
ネットで調べてみると。バッテリの膨張は結構発生しているようです。
以下の書き込み(最終書き込み:2019/09/23)によれば、以前は無償修理だったけれども、現在は状況が異なるようです。
『バッテリー膨張にて無償修理』 のクチコミ掲示板
https://bbs.kakaku.com/bbs/J0000022350/SortID=21957865/
この種の情報は、ソースを確認するのが間違いありません。
Huaweiのサイトに以下のようなお知らせがありました。
バッテリー交換キャンペーン
https://consumer.huawei.com/jp/support/battery-service/
2019年10月1日(発送または来店)~2019年12月31日(発送または来店)
サービスセンター
https://consumer.huawei.com/jp/support/service-center/
現在のところ、電気的に不都合な部分はGNSSだけですが、ネット情報を見ると、液晶パネル割れや、タッチパネルの配線切断ということもあるようなので、至急交換することにしました。
発送で交換依頼が可能なようですが、梱包の手間や配送の時間を考えると、直接持ち込むのが手っ取り早いので。銀座のサービスセンターに行ってきました。
有料なのが一寸残念ですが安全第一です。(多分自分で交換するよりも安くて安心?)
平日の午後2時にサービスセンターにつきましたが、修理の受付待ちは3人でした。
10分程度で順番がきたので、状況を説明しましたが手続きはスムーズでした。
Huaweiのサイトの説明では、バッテリの放電のために、「通常より+30分~1.5時間多くかかります」との事だったので、少しでも待ち時間を短くするために完全放電状態で持っていったのですが、これは適正な処置ではなかったようです。
修理の際に、端末の個体情報を読み出して、修理対象の端末かどうかを確認するようですが、完全放電だとデータが読めないので、その場でしばらく充電する必要がありました。データが読める程度に放電させておけばよかったかも・・・
なお、バッテリを交換しても、他の部品に影響が及んで故障している場合は、別途料金が発生する場合がある旨の説明がありました。
修理が完了して引き取り可能になるのは午後4時ということで、外で時間を潰しました。
場所は有楽町の近くなので、時間を潰すところは色々あります。
3時半頃サービスセンターに戻って、今度は引き取り用の受付票をとると2人待ちでした。
前のお客もバッテリ交換でした。結構多発?
結構、店を出たのが丁度午後4時だったので、2時間かかりました。
GNSSの受信特性も元通りになりました。
これで安心して、Huawei P10を機内に持ち込むことができます。
Huawei P10は、GPS, GLONASS, QZSS, GALILEO, BEIDOU対応で、Rawデータとして、コード擬似距離と搬送波位相が出力できるので、色々遊べます。
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