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2020年3月27日 (金)

DeepLに"It's raining cats and dogs."を翻訳させてみると・・・

 昔(20年位前)、安い(といっても\10K程度しましたが)翻訳ソフト(英→日)をいくつか使ったことがありますが、あまり実用的ではありませんでした。
 それでも、同じ英単語は同じ日本語に訳してくれるので、用語の不統一は防止できました。
 長文を翻訳していると、前にどのように訳したのか忘れてしまうことがあるのこれは便利でした。
 用語の統一をあまり意識しないで翻訳すると、transistorがトランジスタ/トランジスターとなったり、calibrationが較正/校正になったりします。
 また、長文で類似の文章で始まる複数の段落が連続する場合は、目視で文章を追っていると途中の段落を読み飛ばしてしまうという致命的な翻訳ミスをする恐れがありますが、機械翻訳の場合はこのようなミスはありません。

 最近のオンライン機械翻訳は非常に進歩していて、翻訳エンジンの中に人間の翻訳者が隠れているのではないかと思うほど、自然な日本語が出力されます。
 また、かなり難しい文章も正確に訳してくれることが多いです。
 ところが、不思議なことに、初級英語の教科書に出てくるような非常に簡単な表現が、まともに翻訳できないことが結構あります。


 下記の記事によれば、"DeepL"という翻訳サービスは日本語への翻訳精度が非常に高いようです。

  DeepL翻訳が日本語と中国語を習得
  2020年3月19日
  https://www.deepl.com/blog/20200319.html

  Gigazine
  2020年03月23日 12時13分レビュー
  めちゃくちゃ精度が高いと話題の機械翻訳「DeepL翻訳」に日本語の翻訳機能が登場したので実際に使ってみた
  https://gigazine.net/news/20200323-deepl-translator-japanese/

  DeepL
  https://www.deepl.com/ja/translator


 今までの機械翻訳の経験から、機械が苦手そうな例題(引っ掛け問題?)をいくつか試してみました。

【例題1】It's raining cats and dogs.
      → 「犬猫の雨が降っています。」

Deepl-screenshot

 予想していたような翻訳になりました。意味不明です。

  英辞郎 on the WEB
      cats and dogsとは
      https://eow.alc.co.jp/search?q=cats+and+dogs&ref=sa


  Why do we say: It's Raining Cats and Dogs?
  Nov 25, 2013
  https://www.youtube.com/watch?v=DaJo05eQ5MU

 

他の翻訳エンジンの訳を一括翻訳で確認してみました。

  キュート007横断翻訳
  https://trans.cute007.com/CuteTrans.html

Google:「大雨です。」
Daidu:「雨が降っている.」
eXcite:「それは猫と犬を雨のように降らせている。」
Bing Beta:N/A
@nifty:「それは猫と犬を雨のように降らせている。」
Fresh:「どしゃ降りです。」

 更に他の翻訳エンジンで試してみました。

Bing:「雨が降っている猫や犬。」
みらい:「どしゃ降りです。」


 Freshとみらいが「どしゃ降り」で、Googleが「大雨」です。
 個人的な好みかもしれませんが、「大雨」では一寸パンチが弱いような気がします。

 

【例題2】 the trial's long-awaited smoking gun failed to surface
      → 「懐かしの決定的証拠が出なかった」
  (ソース)
  LEXICO
  Home > US English > smoking gun
  https://www.lexico.com/en/definition/smoking_gun

 trialはどこに? 「懐かしの」?
 実際の文章で「懐かしの」と「決定的証拠」が隣接して出てくる可能性は殆どゼロであるような気がします。


 これも他の翻訳を参照してみました。

Google:「裁判の待望の喫煙銃は浮上できませんでした」
Daidu:「待望の禁煙銃が表面化しなかった」
eXcite:「トライアルの待望の喫煙銃は、浮上することに失敗した」
Bing Beta:N/A
@nifty:「トライアルの待望の喫煙銃は、浮上することに失敗した」
Fresh:「試みの待ちに待った決定的証拠は浮上しませんでした」
Bing:「裁判の待望の喫煙銃が浮上しなかった」
みらい:「裁判で長く待たれた決定的証拠は浮上しなかった」


 みらい翻訳が正解です。
 他の翻訳で、「喫煙銃」とか「禁煙銃」とか、存在しない日本語が出てくるのが不思議です。
 「喫煙銃」は直訳ということで理解できないこともありませんが、「禁煙銃」は不可思議です。


 普通は直訳しないことが多い慣用句をいくつかDeepLに翻訳させてみました。

【例題3】 a piece of cake
    →  「一切れのケーキ」
https://eikaiwa.weblio.jp/column/phrases/natural_english/a-piece-of-cake


【例題4】 white elephant
    → 「白い象」
https://ejje.weblio.jp/content/white+elephant

 直訳だと意味が判りません。
 


 最後に、一寸トリッキーな例文です。
  DeepLとGoogleを比較してみました。

【例題5】 I arrived at the bank after crossing the street.
DeepL:「川を渡って土手に到着しました。」
Google:「通りを渡って銀行に着いた。」

【例題6】 I arrived at the bank after crossing the river.
DeepL:「川を渡って土手に着きました。」
Google:「川を渡って岸に着いた。」

 bankをどう訳すかが胆ですが、そ」れ以前に、例題5のDeepL翻訳では、streetが川と訳されているのが不思議です。
 「到着しました」と「着きました」の使い分けもよくわかりません。
 Google翻訳では、「street→銀行」、「river→岸」という連想をして、現実的な状況に近い訳を選択しているようです。

 

 上記の例題5、6は当方が考えた訳ではなくて、以下の記事の中に書いてあったものです。

  両義的な文の機械翻訳で正しい訳語をガイドするGoogleのTransformerシステム
  2017年9月01日 by Devin Coldewey
  https://jp.techcrunch.com/2017/09/01/20170831googles-transformer-solves-a-tricky-problem-in-machine-translation/

 この記事によれば、単語間の関連性のスコアに基づいて訳語が選択されるようですが、スコアはどのようにしているのでしょうか?
 複数キーワードによる情報検索の場合には、単語間の距離(何文字離れているか)が短いと関連性が強いと推定してスコアをつけることがありますが、このような単純なアルゴリズムが使われることもあるのでしょうか?
 あるいは、世界中の映像、音声、文章のデータをコンピュータにぶち込んで、あとはHeuristically programmed ALgorithmic 的な仕掛けでスコアをつけるとか・・・

 技術系の文章は機械翻訳でかなりレベルの高い翻訳ができるようですが、小説や映画の翻訳はもう少し進歩が必要であるような感じがします。
 素人考えでは、教科書の例文、辞書、評価が高い映画のスクリプトや小説の用例を機械に覚えさせれば、ある程度改善されるような気がしますが、そんなに簡単な話ではないのかもしれません。

 "It's raining cats and dogs."を「どしゃ降りです。」で辞書に単語登録すれば、例題1の問題は解決?





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2020年3月26日 (木)

今朝のSBAS(MSAS S137)のSatellite Level History(GIF)

 今までは、MSAS S137のSatellite Level Historyの色は、ほとんどブルーで、たまにシアンという状態だったのですが、最近グリーンが表示されるようになりました。

 Green: Satellite used in navigation (with Ephemeris)
 Olive: Satellite used in navigation (with Ephemeris and PPP)
 Dark Green: Satellite used in navigation (with aiding data: AssistNow Autonomous, AssistNow Online/Offline)
 Cyan: Satellite signal available, available for use in navigation
 Blue: Satellite signal available, not available for use in navigation
 Red: Satellite signal not available
(https://www.u-blox.com/sites/default/files/u-center_Userguide_%28UBX-13005250%29.pdf から抜粋引用)

 信号がどのように変化しているのか調べて見ました。
 受信条件は以下の通りです。

  受信期間:2020.03.26 00:00-06:00 JST(10分間隔で6時間分キャプチャ)
  受信場所;2F北側ベランダ(天空率20%程度)
  GNSS受信機:GR-8013U (u-blox M8)
  受信ソフト:u-center 8.29
  PC:ThinkPad X250 (Windows 10)


【(01)受信結果】
01msas-s137
(SBAS S130, MSAS S137, MSAS S129, QZSS Q1,QZSS Q2,QZSS Q3)


Sbasmsas-s137gif
(左クリックで、GIF画像拡大表示)
 
 衛星が動いていないと絵柄が寂しいので、QZSも一緒に表示しました。
 MSAS S137は、大部分の期間でグリーンになっているようです。
 DGNSSの機能は別にして、少なくとも、通常測位には寄与していると考えてよいのでしょうか?

 u-centerに何か情報が表示されていないかと思って覗いてみましたが、素人の悲しさで、データの意味がよく理解できません。


【(02)UBX-NAV-SBAS】
02ubxnavsbas
 UUBX-NAV-SBASでは、SBAS ModeがTestmodeとなっていますが試験中?

【(03)UBX-NAV-SAT】
03ubxnavsat_20200326204901
 UBX-NAV-SATでは、NavとHealthyはYesですが、DGNSSはNoとなっています。

【(04)UBX-NAV-STATUS】
04ubxnavstatus
UBX-NAV-STATUSでは、DGNSS FixはYesですが、Diff Corrections AvailableはNoになっています。

 

 結局、現在の状態では、3D Fixには寄与するけれども、DGNSS補正は機能していないということでしょうか?

蛇足:
【(05)GP-102 Slalom DGPS Log】
05gp102-slalom-dgps-log

 GP-102をDGPSモードに設定し、街路灯のポールをパイロンに見立てて、スラローム的に歩きながらログを記録したものです。
 DGPSが本当に機能しているかどうかは良くわかりませんが、いつもこの程度の精度が確保できるのであれば、結構嬉しいです。
 もし、リアルタイムで測位データを出力できるならば(GP-102は不可)、某CMを真似て目隠し走行ができるかも・・・

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2020年3月25日 (水)

今日のSBAS(GAGAN S128, MSAS S137)

  テレワークに飽きて外を散歩していたら、京セラBASIO3(KYV43)に入れたGPSTestにインドのGAGAN S128と日本のMSAS S137が表示されていました。

【Screenshot_20200325-163201】
Screenshot_20200325163201

 C/Nの値しか表示されていませんが、同程度のレベルです。
 この時点では、MSAS S137(みちびき3号機)のC/Nは、S193(1号機),S194(2号機),S195(4号機)よりも高い値を示していました。
 BASIO3は、QZSSに対応していないので、S193,S194,S195の送信データは表示されていません。

下記のサイトによれば、PRN137は"In Operation"となっています。

  衛星運用状況
  Update: 2020/03/17
  https://sys.qzss.go.jp/dod/constellation.html

QZS
GE03 (SVN=003, Block type=IIG)
Services Positioning Signals PRN Operation
PPTV      L1Sb                    137  O

 また、最新のNAQUを見ても、今日現在のSL1Sbに関する情報はないように思われます
    https://sys.qzss.go.jp/dod/naqu.html


   ということは、現在の状態が正常な運用状態ということになるのでしょうか?

 u-centerやスマホのGNSSアプリの表示を見ているかぎりでは、DGPSが機能しているようには感じられないのですが、これば受信側のハードやソフトの問題?

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2020年3月21日 (土)

ライブカメラで見るワイキキビーチ

(※2020.04.08 追記:現在サービス休止中のようです)

 

 しばらくはハワイに行けそうもないので、ワイキキビーチの雰囲気だけでも・・・

 

 

 

Live Webcam View from Moana Surfrider, A Westin Resort & Spa, Waikiki Beach
https://www.marriotthawaii.com/webcams/moana-surfrider-a-westin-resort-spa/
(ご参考:ヒストリック・バニヤン・オーシャンからの景色等

 

Live Webcam View from Sheraton Waikiki
https://www.marriotthawaii.com/webcams/sheraton-waikiki/

 

Live Webcam View from Sheraton Princess Kaiulani
https://www.marriotthawaii.com/webcams/sheraton-princess-kaiulani/

 

Live Webcam View from Waikiki Beach Marriott Resort & Spa
https://www.marriotthawaii.com/webcams/waikiki-beach-marriott-resort-spa/

 

 

 

 

 

 

 

 

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2020年3月20日 (金)

D.K.イノウエ空港(HNL)における毎時到着者数の変化

 古希過ぎでもフルタイムで働いているので、たまには命の洗濯ということでハワイに遊びに行くことを考えていました。
 しかしながら、最近状況が危なくなってきているようです。

  tv-asahi
  「ハワイに30日間来ないで」州知事が異例の要請
  [2020/03/18 16:11]
  https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000179370.html

  COVID-19 (Novel Coronavirus) - Hawaii Tourism Authority
  Governor’s Office – Gov. Ige announces state actions to slow the spread of COVID-19
  Posted on Mar 17, 2020 in Latest News, Press Releases
  https://governor.hawaii.gov/newsroom/latest-news/proper-use-of-covid-19-tests-imperative-there-is-a-current-shortage-of-hand-sanitizers-and-toilet-paper-in-hawaii-in-part-because-of-the-publics-over-reaction-to-covid-19-the-hawai/
(以下、上記URLから抜粋引用)
---------------------------------
 Gov. Ige strongly encouraged our visitors to postpone their vacations for at least the next 30-days and reschedule for a later date.
 Effective this Friday (March 20), screening of all passengers disembarking cruise ships will be screened. Our airports are working on implementation plans for screening arriving visitors
---------------------------------


 下記の資料を見ると、ハワイへの訪問者数は2月末から減少しています。

  Hawaii.gov
  Visitor Statistics
  https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=12&cad=rja&uact=8&ved=2ahUKEwjy1IHNvqjoAhWJKqYKHZbXANwQFjALegQIAxAB&url=https%3A%2F%2Fdbedt.hawaii.gov%2Fvisitor%2Fdaily-passenger-counts%2F&usg=AOvVaw2HFEtPmh__aAfmjHtxkwv2

 COVID-19の影響でハワイへの観光客が減少していると想像されます。
 日本以外の外国のグラフは、1月からダラダラと右下がりになっているのに対して、日本のグラフは、2月末になってから急激に低下しているのが一寸興味深いです。

 もう少し詳細なデータはないかと探してみたら、下記の資料にダニエル・K・イノウエ空港(旧ホノルル空港)における1時間当たりの乗客数が検索可能になっていました。

  CBP Airport Wait Times
  https://awt.cbp.gov/
(以下、上記URLから抜粋引用)
---------------------------------
The data provided in this report will show the number of passengers processed on flights arriving in each hour based on how long it took for those passengers to clear Passport Control.
---------------------------------

以下のファイルは、今年の1月1日~3月18日のダニエル・K・イノウエ空港におけるPassport Controlの処置に要した時間のデータです。

ダウンロード - cbp20airport20wait20times_hnl_2020010120200318.xls

Non U.S. Citizenの欄を見入ると、平均で15~30分のようですが、最長では120分以上の場合もあるようなので、運次第ということになるかもしれません。
 時間帯によって大幅に差異があります。
 A380の到着時刻と重なると、遅くなる可能性がありそうです。

 本題の乗客数ですが、表の右端の"Total"が、1時間当たりの処理乗客数を示しているようなので、これをグラフ化してみました。

【処理乗客数/1時間_HNL_20200101-20200318】
Passengershour_hnl_2020010120200318-grap


 1日のサンプル数が異なるので、グラフの長さが1日の処理乗客数とは比例していませんが、最も混んでいる時間帯の長さで乗客数の変化の傾向は読みとれると思います。
 2.5ヶ月分のデータをざっと見ると、2月末からピーク値がだんだん下がって来ています。
しかしながら、最後の日のデータの値が一寸増えています。

 下記の勧告によれば、「米国への即時帰国を準備してください。」とのことなので、そのうちに急に増加するかもしれません。

  在日米国大使館・領事館
  国務省が勧告をレベル4(海外渡航中止)に引き上げ
  https://jp.usembassy.gov/ja/global-level-4-health-advisory-do-not-travel-ja/


 現在の状況を見ていると、しばらくは家でおとなしくしているしかないかもしれません。

【余談】
 エクセルの表を見ているときには気が付かなかったのですが、グラフを見ると明らかな特異点がいくつかあります。
 特に、2月2日 00:00-01:00の値は突出しています。

【処理乗客数/1時間_HNL20200202_0000-0100】
Cbp-airport-wait-times_hnl_20200202_0000
(画像左クリックで拡大表示)

 

1時間当たりの処理数が7463人というのは、一寸信じられないような値です。
 電圧や周波数の測定値であれば、ノイズによる誤動作の可能性がありますが、この場合はデータの誤りとは考えにくいです。
 1時間当たり29フライト分で、審査ブースが46ヶ所ということは、非常に多数の乗客が真夜中に到着したことになるのでしょうか?
 人数も時間帯も普通でないような気がしますが、これはなんだったのでしょうかね。

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2020年3月15日 (日)

昔買ったGarmin eTrex LegendでDGPS受信テスト

 当方が最初に購入したGPS端末はPCQ-HGR3Sですが、その後に地図が表示可能な端末が欲しくなって、18年前にGarmin eTrex Legend(日本語版・モノクロ)を買いました。

【(01)左から、 GP-102+、m-241、m-241c、PCQ-HGR3S、GPS-CS3K、eTrex Legend】
01-gp102_m241_m241c_pcqhgr3s_gpscs3k_etr


 専業メーカーの製品のことだけはあって、多種の機能を持っており、使い勝手も悪くありませんでした。
 かなり長い間使っていましたが、感度があまり良くなくて、巡航中の機内で測位するためには常時窓に押し付けている必要があり、日付変更線通過赤道通過の際のログ記録は中々大変でした。
 その後に購入したm-241は、前の座席のシートポケットに差し込んでおけば、大体記録できたので、ログ記録用にeTrex Legendを使うことなくなりました。
 またその後スマホで地図が表示できるようになったので、出番がなくなりました。
 
 最近、DGPSに興味が出てきて色々調べていたら、Garminの端末はDGPSに対応しているような情報を見かけました。
 信号強度バーの中に「D」の表示されていれば、DGPSによる測位が行われているということのようです。
 今までは、DGPSにあまり興味がなかったので「D」の文字に注目したことはなかったのですが、あらためて見なおしてみると、昔eTrex Legendで測位したときの写真の信号強度バーの中に「D」の表示がありました。
 雰囲気的には対応してそうですが、本当に日本でもDGPSに対応しているのという気がしないでもありません。

 とりあえず、Garmin eTrex Legendのマニュアルを見てみました。

  GARMIN eTrex Legend
  https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=3&cad=rja&uact=8&ved=2ahUKEwjgjKe635voAhWbH3AKHfhVAWEQFjACegQIBRAB&url=https%3A%2F%2Fstatic.garmincdn.com%2Fpumac%2FeTrexLegend_OwnersManual.pdf&usg=AOvVaw1KuEp4TAGdRxU2420ZFf1z
(以下、上記URLから抜粋引用)


(02) P01_Garmin eTrex Legend - Satellite_The Main Page
02-p01_garmin-etrex-legend-satellite_the

(03) P47_Garmin eTrex Legend - Setup Options_System Page_WAAS
03-p47_garmin-etrex-legend-setup-options

(04) P52 Garmin eTrex Legend - Specification_Performance
04-p52-garmin-etrex-legend-specification

 

マニュアルによれば、DGPSの有効/無効の設定ができるようです。
 実際に試してみようということで、10数年ぶりにeTrex Legendを整理箱から引っ張り出してきました。
 電池を入れてみると画面に表示がでません。
 故障したのかと思って、あちこち触っていたら、コントラスト調整で薄く文字が見えてきましたが、どう調整してもはっきり見えません。
 どうも経年変化で液晶が劣化したような感じです。コントラスト(液晶バイアス?)を色々調整してみましたが、全体的にコントラストが低く、また、中心と周辺コントラストが異なります。

(05)Garmin eTrex Legend - SBAS設定
05garmin-etrex-legend-sbas

メニューの表示は、米国用のWAASになっていますが、とりあえず「有効」に設定しました。

 2F南側ベランダで30分程度測位してみました。
 測位結果は以下の通りでした。

(06)Garmin eTrex Legendによる測位結果
06garmin-etrex-legend

位置精度は36mとなっています、

(07)Garmin eTrex Legendの信号強度バー(DGPS)
Garmin-etrex-legenddgps


  信号強度バーには、「D」の文字が表示されています。
 また、NMEA ID 42, 50が表示されているので、以下の資料から判断すると、日本のSBASであるMSAS(みちびき3号機)のPRN 129, 137の信号が受信されていると考えてよいと思われます。

  NMEA Revealed
  version 2.23, Mar 2019
  https://gpsd.gitlab.io/gpsd/NMEA.html


 ということであれば、DGPSを使用して測位が行われたと考えられますが、それにしては、位置精度は36mというのは、精度があまりよくありません。
 GPS(Navstar)にしか対応していない古い端末を無理やり動作させたのが原因かもしれません。

 以下の資料の説明を見ると、規定内の精度ということになるのでしょうか?

  FAQ(よくある質問)
  SBAS配信サービスについて
  https://qzss.go.jp/overview/faq/index.html#faq7_14
(以下、上記URLから抜粋引用)
---------------------------------------
Q. サブメータ級測位補強サービスとSBASを比較した場合、得られる位置情報はどの程度異なるのでしょうか?
A.「現在MSASが提供する信号のスペックは、国際民間航空機構(ICAO)が定める標準において非精密進入用サービスレベル(95%水平精度220m、水平警報限界556m、垂直方向は規定無し)に対応しております。」(抜粋)
---------------------------------------


 もともと航空機用のシステムなので、これを使用して簡単に測位精度を高めようと考えるのは一寸考えが甘かったかもしれません。

 2周波RTK用のデバイスがもう少し安くなるのを待つしかないかも・・・

 

【参考外部リンク】
2007年10月12日 (金)
“MSAS”運用開始!しかし・・・
http://mountain-equipment.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/post_6fdb.html

 

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2020年3月12日 (木)

BASIO3でインドのSBAS(GAGAN PRN128)の信号を受信

  趣味でGNSSの信号を受信していますが、スマホで受信する場合には、Huawei P10(VTR-L29, Kirin 960)を使っています。

 このスマホは、5方式(GPS, GLONASS, QZSS, GALILEO, BEIDOU)対応となっているので、各国の測位用衛星(一般公開分)の稼働状態(可視範囲内)が判ります。

  Raw GNSS Measurements
  https://developer.android.com/guide/topics/sensors/gnss

Model           Android  AGC  Nav            ADR       L5    Global
                   version           messages   (carrier          systems
                                                           phase)
Huawei P10  7.0          no     yes            yes        no     GPS
                                                                                GLO    
                                                                                GAL
                                                                                BDS
                                                                                QZS

 また、受信状態表示用のアプリとしては、以下のGPSTestを使っています。

  GPSTest
  barbeauDevツール
  https://play.google.com/store/apps/details?id=com.android.gpstest

  GPSTest
  https://github.com/barbeau/gpstest
(以下、上記URLから抜粋引用)
----------------------------------------
It supports dual-frequency¹ GNSS for:
・GPS (USA Navstar)
・GLONASS (Russia)
・QZSS (Japan)
・BeiDou/COMPASS (China)
・Galileo (European Union)
・IRNSS (India)
・Various satellite-based augmentation systems (SBAS):
  Wide Area Augmentation System (WAAS) (USA)
  European Geostationary Navigation Overlay Service (EGNOS) (European Union)
  GPS-aided GEO augmented navigation (GAGAN) (India)
  Multi-functional Satellite Augmentation System (MSAS) (Japan)
  System for Differential Corrections and Monitoring (SDCM) (Russia)
  Satellite Navigation Augmentation System (SNAS) (China)
  Soluciόn de Aumentaciόn para Caribe, Centro y Sudamérica (SACCSA) (ICAO)
----------------------------------------

 

 先日、日本のSBAS(MSAS)を受信しようとしたときに、Huawei P10(VTR-L29)では表示されないけれども、Kyocera BASIO3 (KVY43)では表示されていたので、MSAS以外の信号が表示されないかと思って時々眺めていたら、見慣れない国旗が表示されていました。

【GPSTest Screenshot_20200311-131436】
Gpstest-screenshot_20200311131436


   ID(PRN)が128、Carrier/Noiseが30.0dBとなっています。
 フラグ、仰角、方位角のデータは表示されていません。 
   PRN128を調べてみたら、インドのGAGANのようです。

    GAGAN: India’s SBAS system is now operational
  https://geoawesomeness.com/gagan-indias-sbas-system-now-operational/
(以下、上記URLから抜粋引用)
----------------------------------------
On a personal level, if you have a SBAS capable GNSS receiver, you can easily use the SBAS services from GAGAN by setting your SBAS channel in the receiver to track PRN 127 and 128 provided the receiver is near the coverage area. (more information: SBAS fundamentals)
----------------------------------------

 誤動作かと思って調べてみたら、以下の資料によれば、受信位置が東京の場合は、MSASとGAGANの受信強度は同じ程度のようなので、実際に受信できていると考えてよいようです。

  日本FIRにおけるインドGAGANの性能評価
  https://www.enri.go.jp/report/hapichi/pdf2015/H27_16.pdf

 SBASの場合には、衛星の数が多ければ良いという訳ではなくて、自分の位置に応じた衛星を捕まえる必要があるようです。

 それ以前に、本当にSBASに対応しているスマホが、市場にどの程度あるのか知りたい感じがします。
 SBAS衛星の選択ボタンが画面に表示されるアプリはありますが、実際に機能しているかどうかがよくわかりません。

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2020年3月10日 (火)

BASIO3でSBAS(MSAS S129,S137)の試験信号を受信?

 高精度測位には一寸興味があるので、1周波RTKに手を出してみましたが、受信環境や基準局の関係でうまくfixしませんでした。
 2周波RTKであれば、かなり受信環境が悪くても測位できるようですが、遊びで使うには一寸価格がネックです。
 そこで、精度は落ちますが、RTKよりも手軽にできそうなSBASの利用を考えています。
 下記の資料には、「1mないし2mという精度が出ています。」と書いてあります。

  みちびき(準天頂衛星システム)
  ホーム>利用者向け情報>インタビュー>
  電子航法研究所 坂井丈泰:高い測位精度を実現する信号として普及を支援していきたい
  2015年07月27日
  https://qzss.go.jp/usage/interview/intv16_sakai.html

 また、下記の資料には以下のように書いてあります。
・「みちびき3号機SBAS信号(L1Sb)のPRN番号は、現在のMTSATが使用している#129あるいは#137のいずれかを引き継ぐ予定」
・「みちびき3号機SBAS(L1Sb)信号によるSBASサービスは、2020年4月からサービスを開始する予定」
・「みちびき3号機から送信されるSBAS(L1Sb)信号は、現在MTSATにより送信しているMSASの信号と同等のものであることから、MSAS対応受信機はそのままお使いいただける認識です。」

  みちびきについて
  FAQ(よくある質問)
  https://qzss.go.jp/overview/faq/index.html
  SBAS配信サービスについて

 2020年4月からサービスを開始ということであれば、時期的にすでに試験信号が送信されている筈です。

 ということで、以下の条件で受信してみました。

    受信期間:2020/03/10 16:15 頃
  受信場所;2F北側ベランダ(天空率20%程度)
  GNSS受信機:GR-8013U (u-blox M8)
  受信ソフト:u-center 8.29/20.01
  PC:ThinkPad X250 (Windows 10)

【(01)SBAS(MSAS) u-center 8.29】
01sbasmsas-ucenter-829

 
 SBASらしき信号としては、S130とS137が表示されています。
 S137がMSASと思われます。


 Satellite-Positionの衛星の色はシアン(ナビ可能)ですが、Satellite-Level-Historyの信号の色はブルー(ナビ不可)となっています。
 カラーコードが一致しません。
(https://www.u-blox.com/sites/default/files/u-center_Userguide_%28UBX-13005250%29.pdf 参照)

 古いバージョン(u-center 8.29)を使ったのが原因かと思って、最新のバージョン(u-center 20.01)に変更したら両方ともシアンになりました。
  8.29ではMSAS S137となっているのに、20.01ではWAAS S137となっているのが一寸気になりますが・・・


【(02)SBAS(MSAS) u-center 10.01】
02sbasmsas-ucenter-2001

 

 この表示によれば、MSAS S137の信号が受信されており、El/Azの値も正常に取得できているようです。
 ただし、u-centerのUBX-NAV-SATのNavはNになっています。

【(03)UBX-NAV-SAT】
03ubxnavsat

 

u-centerでの表示は一応確認できたので、次にスマホ(BASIO3 KYV43)で受信状態を確認してみました。

【(04)Screenshot_20200310-161509】
04screenshot_20200310161509


   MSASとしては、PRN129とPRN137の信号は受信できているようですが、信号の中身は表示されていません。
 送信されている信号の問題なのか、スマホが信号に対応していないのかよく分かりません。
 QZSSのPRN194,PRN195が信号強度しか表示されていないことを考えると、スマホが怪しいかも?
 なお、Huawei P10ではSBASの信号は表示されませんが、QZSSの衛星は正常に表示されます。

 4月になったら状況が変わるかもしれないので、また試してみたいと思います。

 手元にあるスマホやGPSロガーが、本当にSBAS(DGPS)に対応しているのかが一寸心配です。

 以下の写真は、昔(Navstarしか存在していなかった頃)記録したDGPSによる測位例ですが、「位置精度:5メートル」となっており、周囲が開けた場所で測位した割には、それほど精度は高くないです。


【(05)Garmin eTrex Legend (DGPS)】
05garmin-etrex-legend-dgps

 現在は、衛星数が大幅に増えているので、もっと高い精度が得られることを期待しています。

 

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2020年3月 8日 (日)

ワンセグ、ロケフリもどき、NHKプラスの遅延比較

   NHK+の試験配信が3月1日から開始されています。
 どのような仕様になっているのかと思ったら、以下の記事に簡単な説明がありました。

  NHKのネット同時&見逃し配信「NHKプラス」機能詳細が明らかに。チャプタ再生も
  2020年2月21日 07:00
  https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1236442.html

 記事によれば、「同時視聴は放送から約30秒の遅延があり」とのことなので、実際に確かめてみました。


【ワンセグ、ロケフリもどき、NHKプラスの遅延比較】

 左から、ワンセグ、ロケフリもどき、NHKプラスです。
 ロケフリもどきの中身は、Net TV BoX(http://www.dokodemoterebi.com/)です。
 なお、製品の販売は終了しています。
 
 ワンセグの表示時刻を基準にすると、ロケフリもどきは12秒遅れ、NHKプラスは36秒遅れでした。
 信号の遅延はそれほど気になりませんが、全番組が配信される訳ではないようですし、海外での視聴はできないようなので、しばらくはロケフリもどきが活躍しそうです。

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2020年3月 1日 (日)

NHKプラスを見てみました

 新しいものには直ぐに飛びつくほうなので、早速スマホ(Huawei P10)で試してみました。

Screenshot_20200301_222557_jpnhkplus

ワンセグと違って画面が綺麗です。

 

Screenshot_20200301_225443_jpnhkplus
  フルサイズで表示する場合には、かなり実用性がありそうです。

 

Screenshot_20200301_224846_jpnhkplus
 ただし、配信にはかなり制限があるようです。

 


NHKプラス
NHK (JAPAN BROADCASTING CORP.)
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.nhk.plus
更新日:2020年2月29日
サイズ:6.5M
インストール:10,000+
現在のバージョン:1.0.1
Android 要件:5.0 以上

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