今朝のSBAS(MSAS S137)のSatellite Level History(GIF)
今までは、MSAS S137のSatellite Level Historyの色は、ほとんどブルーで、たまにシアンという状態だったのですが、最近グリーンが表示されるようになりました。
Green: Satellite used in navigation (with Ephemeris)
Olive: Satellite used in navigation (with Ephemeris and PPP)
Dark Green: Satellite used in navigation (with aiding data: AssistNow Autonomous, AssistNow Online/Offline)
Cyan: Satellite signal available, available for use in navigation
Blue: Satellite signal available, not available for use in navigation
Red: Satellite signal not available
(https://www.u-blox.com/sites/default/files/u-center_Userguide_%28UBX-13005250%29.pdf から抜粋引用)
信号がどのように変化しているのか調べて見ました。
受信条件は以下の通りです。
受信期間:2020.03.26 00:00-06:00 JST(10分間隔で6時間分キャプチャ)
受信場所;2F北側ベランダ(天空率20%程度)
GNSS受信機:GR-8013U (u-blox M8)
受信ソフト:u-center 8.29
PC:ThinkPad X250 (Windows 10)
【(01)受信結果】
(SBAS S130, MSAS S137, MSAS S129, QZSS Q1,QZSS Q2,QZSS Q3)
(左クリックで、GIF画像拡大表示)
衛星が動いていないと絵柄が寂しいので、QZSも一緒に表示しました。
MSAS S137は、大部分の期間でグリーンになっているようです。
DGNSSの機能は別にして、少なくとも、通常測位には寄与していると考えてよいのでしょうか?
u-centerに何か情報が表示されていないかと思って覗いてみましたが、素人の悲しさで、データの意味がよく理解できません。
【(02)UBX-NAV-SBAS】
UUBX-NAV-SBASでは、SBAS ModeがTestmodeとなっていますが試験中?
【(03)UBX-NAV-SAT】
UBX-NAV-SATでは、NavとHealthyはYesですが、DGNSSはNoとなっています。
【(04)UBX-NAV-STATUS】
UBX-NAV-STATUSでは、DGNSS FixはYesですが、Diff Corrections AvailableはNoになっています。
結局、現在の状態では、3D Fixには寄与するけれども、DGNSS補正は機能していないということでしょうか?
蛇足:
【(05)GP-102 Slalom DGPS Log】
GP-102をDGPSモードに設定し、街路灯のポールをパイロンに見立てて、スラローム的に歩きながらログを記録したものです。
DGPSが本当に機能しているかどうかは良くわかりませんが、いつもこの程度の精度が確保できるのであれば、結構嬉しいです。
もし、リアルタイムで測位データを出力できるならば(GP-102は不可)、某CMを真似て目隠し走行ができるかも・・・
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