D.K.イノウエ空港(HNL)における毎時到着者数の変化
古希過ぎでもフルタイムで働いているので、たまには命の洗濯ということでハワイに遊びに行くことを考えていました。
しかしながら、最近状況が危なくなってきているようです。
tv-asahi
「ハワイに30日間来ないで」州知事が異例の要請
[2020/03/18 16:11]
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000179370.html
COVID-19 (Novel Coronavirus) - Hawaii Tourism Authority
Governor’s Office – Gov. Ige announces state actions to slow the spread of COVID-19
Posted on Mar 17, 2020 in Latest News, Press Releases
https://governor.hawaii.gov/newsroom/latest-news/proper-use-of-covid-19-tests-imperative-there-is-a-current-shortage-of-hand-sanitizers-and-toilet-paper-in-hawaii-in-part-because-of-the-publics-over-reaction-to-covid-19-the-hawai/
(以下、上記URLから抜粋引用)
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Gov. Ige strongly encouraged our visitors to postpone their vacations for at least the next 30-days and reschedule for a later date.
Effective this Friday (March 20), screening of all passengers disembarking cruise ships will be screened. Our airports are working on implementation plans for screening arriving visitors
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下記の資料を見ると、ハワイへの訪問者数は2月末から減少しています。
Hawaii.gov
Visitor Statistics
https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=12&cad=rja&uact=8&ved=2ahUKEwjy1IHNvqjoAhWJKqYKHZbXANwQFjALegQIAxAB&url=https%3A%2F%2Fdbedt.hawaii.gov%2Fvisitor%2Fdaily-passenger-counts%2F&usg=AOvVaw2HFEtPmh__aAfmjHtxkwv2
COVID-19の影響でハワイへの観光客が減少していると想像されます。
日本以外の外国のグラフは、1月からダラダラと右下がりになっているのに対して、日本のグラフは、2月末になってから急激に低下しているのが一寸興味深いです。
もう少し詳細なデータはないかと探してみたら、下記の資料にダニエル・K・イノウエ空港(旧ホノルル空港)における1時間当たりの乗客数が検索可能になっていました。
CBP Airport Wait Times
https://awt.cbp.gov/
(以下、上記URLから抜粋引用)
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The data provided in this report will show the number of passengers processed on flights arriving in each hour based on how long it took for those passengers to clear Passport Control.
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以下のファイルは、今年の1月1日~3月18日のダニエル・K・イノウエ空港におけるPassport Controlの処置に要した時間のデータです。
ダウンロード - cbp20airport20wait20times_hnl_2020010120200318.xls
Non U.S. Citizenの欄を見入ると、平均で15~30分のようですが、最長では120分以上の場合もあるようなので、運次第ということになるかもしれません。
時間帯によって大幅に差異があります。
A380の到着時刻と重なると、遅くなる可能性がありそうです。
本題の乗客数ですが、表の右端の"Total"が、1時間当たりの処理乗客数を示しているようなので、これをグラフ化してみました。
【処理乗客数/1時間_HNL_20200101-20200318】
1日のサンプル数が異なるので、グラフの長さが1日の処理乗客数とは比例していませんが、最も混んでいる時間帯の長さで乗客数の変化の傾向は読みとれると思います。
2.5ヶ月分のデータをざっと見ると、2月末からピーク値がだんだん下がって来ています。
しかしながら、最後の日のデータの値が一寸増えています。
下記の勧告によれば、「米国への即時帰国を準備してください。」とのことなので、そのうちに急に増加するかもしれません。
在日米国大使館・領事館
国務省が勧告をレベル4(海外渡航中止)に引き上げ
https://jp.usembassy.gov/ja/global-level-4-health-advisory-do-not-travel-ja/
現在の状況を見ていると、しばらくは家でおとなしくしているしかないかもしれません。
【余談】
エクセルの表を見ているときには気が付かなかったのですが、グラフを見ると明らかな特異点がいくつかあります。
特に、2月2日 00:00-01:00の値は突出しています。
【処理乗客数/1時間_HNL20200202_0000-0100】
(画像左クリックで拡大表示)
1時間当たりの処理数が7463人というのは、一寸信じられないような値です。
電圧や周波数の測定値であれば、ノイズによる誤動作の可能性がありますが、この場合はデータの誤りとは考えにくいです。
1時間当たり29フライト分で、審査ブースが46ヶ所ということは、非常に多数の乗客が真夜中に到着したことになるのでしょうか?
人数も時間帯も普通でないような気がしますが、これはなんだったのでしょうかね。
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