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2020年4月22日 (水)

”Gabriel's Oboe”の意味

 下記の記事で紹介されていた動画を見てみました。

  朝日新聞デジタル
  感染集中の街、響いたバイオリン 病院屋上から届けた音
  2020年4月19日 16時15分
  https://www.asahi.com/articles/ASN4M4VD4N4LUHBI00W.html


  Audizione a Cremona" | Gabriel's Oboe - Ennio Morricone | by Lena Yokoyama | PRO CREMONA
  Apr 17, 2020
  https://www.youtube.com/watch?time_continue=3&v=af1c_zEemvQ&feature=emb_logo

 当方は音楽に疎いし感性も鈍いほうですが、この演奏を聴いてなぜか涙腺が緩みそうになりました。
 バイオリンの音がこんなに綺麗なものだとは知りませんでした。
 バイオリンの奏者については全く知らなかったのですが、色々な意味での危険を冒しての演奏だと思われるので、勇気に敬服です。
Cremona-hospital

 

 どこかで聞いたことがあるようなメロディーのような気がします。
 動画のクレジットを見ると"Gabriel's Oboe"となっています。
 "Gabriel's Oboe"という曲名だけだと、どういう意味(情況)なのか良くわかりません。

 調べてみたら、映画「ミッション」の中で使われた曲のようです。


  ミッション (映画) - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3_(%E6%98%A0%E7%94%BB)

  The Mission (1986) - IMDb
  https://www.imdb.com/title/tt0091530/


 下記のシーンを見ると、”Gabriel's Oboe”の意味が判ってきます。

  The Mission (1986) - 'Gabriel's Oboe' scene
  May 22, 2017
  https://www.youtube.com/watch?v=pTsitO4TXF8

(以下、上記URLから抜粋引用)
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 One of Ennio Morricone's most beautiful and famous creations - the simple melody that Father Gabriel plays on his oboe - is first heard in a tense scene that manages several highs and lows in a matter of minutes. If the filmmakers were going to convince us that music could be used to bridge a vast language and cultural gap, it needed to be a sublime melody - and Morricone delivered.
【DeepL翻訳】エンニオ・モリコーネの最も美しく有名な作品の一つである、ガブリエル神父がオーボエで奏でるシンプルなメロディーは、緊張感のあるシーンで初めて聞かれる。音楽が広大な言語と文化のギャップを埋めるために使われることを納得させるためには、崇高なメロディが必要であり、モリコネはそれを実現した。
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 この曲の背景まで考慮してこの曲を選んだのかもしれません。
 まさに「音楽は世界をつなぐ」です。

【2020.04.24追記】
 安全対策は十分行われていたようです。
 https://twitter.com/lenayokoyama/status/1251982815576629254

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