ヘッドセット(HS-HP23TBK)のマイクのf特を超ラフにチェック
先日、Web会議用にヘッドセット(HS-HP23TBK)を購入したのですが、当方のPC(ThinkPad X250)との相性がよくないためか、期待したような明瞭度(了解度)の改善は得られませんでした。
一寸使用した印象では、低域が妙に強調され、また、高音が伸びていないような感じでした。
動画の音楽演奏を、普通のステレオイヤホンとヘッドセットのヘッドホンで比べて聞いた感じでは、それほど極端な差は無かったので、マイクに原因があるのかもしれません。
手軽にマイクの周波数特性(f特)をチェックできないかと考えていたら、ホワイトノイズ発生器とスペアナの組み合わせが使えそうです。
以下の二つのアプリを利用して試してみました。
Noise Generator
TMSOFTM
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.tmsoft.whitenoise.generator.noise&hl=en_US
UltraSound Detector
Sergio Gudkov
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.microcadsystems.serge.ultrasounddetector&hl=en_US
仕掛けは非常に簡単で、ホワイトノイズを、スマホの内蔵マイクと、スマホに外付けしたヘッドセットのマイクに順番に供給してスペアナで見るだけです。
使用スマホは、以下の通りです。
ホワイトノイズ発生用スマホ:Huawei P10
スペアナ用スマホ:BASIO 3
【(03)UltraSound Detector_BASIO 3の内蔵マイク使用】
【(04)BASIO 3に外付けしたヘッドセットのマイク使用(マイクカバー有)】
【(05)UltraSound Detector_BASIO 3に外付けしたヘッドセットのマイク使用(マイクカバー有)】
【(06)BASIO 3に外付けしたヘッドセットのマイク使用(マイクカバー無)】
【(07)UltraSound Detector_BASIO 3に外付けしたヘッドセットのマイク使用(マイクカバー無)】
この結果をざっと見た感じでは、ヘッドセットのマイクの高域が大きく減衰しています。
普通はこんなに極端に減衰することはないような気がしますが、帯域制限のフィルタでも入っている?
なお、マイクカバーは高域への影響はあまりないようでした。
スマホとの相性もあるので、正確な判断はできませんが、全体として高域が弱いという感じでした。
【余談】
スマホで長めの会話をする用事があったのですが、手で持ち続けているのは疲れるので、BASIO 3のこのヘッドセットを繋いて使ってみました。
相手の声が左右の耳元で聞こえるし、自分の周囲の騒音もある程度抑圧されるので、かなり了解度が改善されました。
また、両手が自由に使えるので、メモをとるときに便利でした。
副次的な効果としては、スマホが頭から離れるので、電磁波の影響が減少するかもしれません。
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